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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第十九章 島国
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1147 敵も同じく

「よっしゃ、全員前に出て待機だ、俺達が使っているこの建物にだけは被害が及ばないようになっ、町やそこに住む人々? そんなもんどうでも良いだろうよ、別にちょっとぐらい死んだって構わん、もちろんこちらが勝者になることが前提だがなっ」


「まぁ、勝てば多少のことは敵に押し付けたり、なかったことに出来るでしょうけど……それでもあまり目立たないようにしないと、めっちゃ破壊しているのがこっちだってバレたら、その勝つまでの間が大変になるわよ」


「って、精霊様が言っているけど、どうしたら良い?」


「そうだな……例えばだ、建物を薙ぎ倒して敵を潰すとかはNGとするが、敵をブッ飛ばした結果として建物が崩壊して、そのせいで後続の敵もアレしてしまった、というのはOKとか、そんな感じにしよう」


「……わからないけど、とにかく敵をダイレクト攻撃すれば大丈夫なのね?」


「そういうことだ、ほらもう迫って来てんぞっ」


『ウォォォッ! 突っ込めぇぇぇっ!』



 空と地上と、それぞれ大軍団で押し寄せるババァ神のものと思しき軍団であるが、今のところババァ神本体や、それが乗っているような乗り物の姿は見えない。


 だがこの規模であれば確実に、対象である本体がここへ来ているはずであって、見えないのはその大軍団の規模が限りなく『大』であるからだ。


 町の建物、もちろん俺達の世界のように低層のものばかりではなく、それこそビルのような高い建物も多く存在している神界において、遠くまでの視界を確保することは出来ない。


 また敵にしても、いきなりその建物群を無視して突っ込んで来ることは不可能であるため、主に地上軍において、道の狭さのせいで全体的に長くなってしまっている様子。


 そんな敵部隊の中央、或いはそれよりも後ろに位置しているのであろう『本隊』の中で、さらに匿われるようにしているババァ神を見つけることは、現時点ではまだ困難であるということだ……



「わうぅぅぅっ! 地上より空の方が多いですっ、ちょっと行って来ますっ!」


「はいはい、気を付けてな……うむ、障害物がない空の方が移動が素早いし、そもそも空を飛べる天使の方が単体で圧倒的に強いからな……地上は前衛の一部と中衛に任せて、出来る者は空の敵を優先してくれっ」


「主殿、むしろ地上の敵はマーサ殿とマリエル殿だけで十分だ、私達は空を……」


「ちょっと首が疲れるから俺は地上のサポートをしたいと思う、ダメか?」


「ダメだ、あんな雑魚共などほら、1ヒットで見える分が全部消滅しているからな、上は結構乱戦だし」



 上空では先程飛び上がったカレンが、討った敵をその落下前に足場にしつつ、高度をキープして戦いを続けている。


 他にも飛んでいるのはいつものリリィと精霊様とで、燃えながら落ちているのはリリィに殺られた分、それ以外でズタボロになって落ちて行くんは精霊様に殺られた分だ。


 また、地上からもセラとユリナの攻撃が飛び、その攻撃がヒットし易いよう、サリナが敵の認識を阻害するなどして1ヵ所に集まるよう誘導しているらしい。


 その後ろで明らかにサボっているルビアと、無関係面でルビアの横に座り、休憩してしまっているエリナには罰が必要そうだが、それでも参加しているメンバーだけでそこそこやっている感じ。


 一方、地上に目を向けてみると、立って無駄話をしている俺とジェシカはともかく、前に出ているマーサと、その討ち漏らしを、槍の一撃でまとめ狩りしているマリエル、そしてあまりやることがない様子のミラが見える。


 かなり突っ込み気味で、もはや敵の中に混じって見えなくなりそうなマーサであるが、そのモーションがあるごとに、周囲の敵が全て消し飛んで良く見えるようになるから……まぁ、すぐに流れる敵の中に見失ってしまうのだが。


 とにかくそんな感じで、戦いにおいては敵を圧倒している感じのこちら側であって、現状神々が出張ってまで本気を出すような状況には見えない。


 だが何となく、地上の一番前で暴れまくっているマーサが遠くなってきたような気がしなくもないし、むしろ安全な場所でサボっているルビアが近くなってきたような気がしなくもないような……



「なぁジェシカ、もしかしてさ、ちょっと押されてないか?」


「……まさかこの状況でと言いたいところだが……確実に押されつつあるな、敵のプレッシャーが異常すぎるんだ」


「数も半端じゃないからな、どこからこんなに供給されてんだ? これじゃあもうアレだぞ、例えば王都の人間を全員使ったとしてもこんな状況にはならないみたいな……何かあるなこれは」


「あぁ、上空の天使も尋常でない数だし……見てみろまだ全く終わりが見えないじゃないか、密度も凄いし、これだと100万、いや500万とかそういう規模で敵が残っていることになるぞ、もちろん視界の範囲内だけでな」


「もしかしてこれ、無限供給パターンなんじゃないのか? だとしたらこのまま戦うのは損だぞ、何か考えないと」


「あ、はいはいちょっと良いかしらぁ~っ? さすがに私もぉ~っ、これは神々の力で『何かやっている』と思うのよぉ~っ、だから上の仲間、一旦退かせてちょうだぁ~い」


「わかった、カレン! リリィと精霊様にも戻るように言えっ! 仁平の攻撃に巻き込まれないように名っ!」


「わぅですっ! リリィちゃんちょっと乗せてっ、精霊様~っ」


「……これですぐに射線が通ると思うが……3人が攻撃をやめただけで凄い圧だな、サリナが頑張って誘導しているが、これじゃ俺達の真上を覆い尽くされるのも時間の問題だぞ」


「大丈夫よぉ~っ、はいはい、もういけるわねぇ……せぇ~のぉっ!」



 カレンが声を掛け、リリィと精霊様が避難したのを確認した後、ほんの少し前に出た仁平が気合を入れる。


 口から何かを吐いて、それで上空の敵を一掃するつもりらしいと、そう予想したのは俺だけではないと思うが、どうやらそうではないらしい。


 仁平は吐くのではなく吸い込む動作で、その最も近くを飛んでいた天使の一集団を丸ごと、掃除機かと思うほどの勢いで飲み込んでしまったのである。


 まるで水中における魚の捕食なのであるが、バフォッという効果音と共に、抵抗する暇もなく飲み込まれてしまった天使が数十体。


 それらは咀嚼されなかったためまだ生存しているようで、パンッパンになった仁平の腹の中で暴れて、それで表面がメコメコと……それを腹筋で制圧するようだ。


 いや、単に筋肉で押し潰すのではない、何やら別の力を加えて、飲み込んだ数十体の天使を圧縮加工していくのではないかと、そんな動きをし始めた仁平であった……



「ぐぬぬっ、ぐぬぬぬぬぬぅ……ハァァァッ! 完成したわよぉ~っ、これを喰らいなさいっ、オェェェェッ!」


「……今度は何か吐き出したぞ、黒い玉のような何かが……圧縮した天使のエネルギーかっ?」


「伏せた方が良いわね、確実に大爆発よアレ、前の方の皆も警戒してっ」



 今度は吐き出す動作を見せた仁平であったが、先程飲み込んでしまった天使の質量とは程遠い、砲丸サイズの玉のようなものをその口から、謎の粘液を撒き散らしながら排出したのであった。


 それはそこまで速くないスピードで、斜めに空中の敵の中へ食い込んでいくのだが、回避が容易であるのと、あまりにもキモいため誰も触れたり、叩き落してしまったりということを試みる奴は居ない。


 天使共はそれが何なのか、どういう意図で発射され、どうしてこちらへ向かって飛んで来るのか、また最終的にどのような効果を発揮するのかなど、何も理解出来ていないのであろう。


 だが俺達はそれについて、詳しく知っているわけではないものの正体ぐらいは知っているし、危険性についても十分に理解している。


 もちろんそれが飛んで行った先、かなり遠くの天使共には目撃出来ない、そしてその圧縮の瞬間も創造することが出来ないシロモノであるから、それを予想しろというのはさすがに酷ではある。


 そんな天使達にとっての『謎の球体』はかなり遠くまで、見ようによっては敵陣奥深くまで飛行した後、そのまま天使度もが浮いている高度を超えて上へ抜けて行った。


 こうなったらもう時間の問題だ、ある程度の高さにおいて、それは圧縮された天使のエネルギーを全て解放するかたちで……今爆発するようだ。


 かなり遠くでカッと、大きな白い光が生じたのが見えるのだが、それは神の降臨だとか何だとか、そこまで神聖なものではない。


 しかし押し寄せていた地上部隊も航空天使部隊も、それを感じ取った瞬間に一旦行動を停止し、後ろを振り返るだけのインパクトもあったのが事実。


 この間、俺達は地面に伏せたり、何か、というかその辺の敵の陰に隠れたりなどして、明らかに巨大となるであろう衝撃派をやり過ごすための体制を整えた。


 白い光が収まったところで、今度は巨大で真っ赤な火の玉が空中に現れて……徐々に肥大化しつつ、その表面がこちらに迫って来る。


 凄まじい温度なのであろう、ここからでも上空の天使が、地上の神界人間部隊が、またその直下はもう町からは外れているものの、町エリア内の近い部分が焼き尽くされていくのが確認できてしまうような強大なもの。


 これはダメだとひと言述べて、俺達の拠点となっている施設にバリアを張る精霊様と、自分のことしか考えていないため、遠隔操作で自宅にのみバリアを張ろうとしている馬鹿な女神が実に印象的であった。


 で、そうこうしているうちに俺達の居る場所もそこそこの衝撃派に巻き込まれ、吹っ飛んで来た神界人間等が精霊様の防壁にぶつかってグチャッとなっている。


 この潰れているのが押し寄せてきた敵であるのか、それとも逃げ遅れて巻き込まれた、全く無関係な者であるのかはわからない。


 だが少なくともこの事態が生じた原因は、無駄に大軍勢を差し向けてきたババァ神が主であると言って良いし、こちらに非がないのは当然のこと。


 よって全ての責任はこの先、遥か彼方の安全な場所に居るのであろうババァ神が……と、上空の天使が消えて見通しが良くなったと思ったのに、まるで雨雲のように、まだまだ向こうから大集団が押し寄せて来るらしい……



「やっぱりヘンねぇ~っ、ちょっと、この鏡に映してみたら……あらぁ~っ、そういうことなのねぇ~っ」


「そういうことってどういう……何も映っていないじゃないかっ!? マジでどういうことだ?」


「アレ、全部ウソなのよぉ~、ババァが魔法なのかそれ以外の術式なのかで創り出した何かで、実際には存在していないフェイクなのぉ~っ」


「……言われてみれば死体の数が少ないわね、まぁ、全く何も居なかったとかそういうわけではなくて、元々の数を100倍とか1,000倍に見えるように調整していたとか?」


「しかもそのフェイク映像に実体を持たせていたとなると凄いな、ウチの鏡なんかよりももっと凄いのがあるんじゃないのか向こうには?」


「その可能性は……どうやらババァそのものに聞いてみた方が早いみたいよねぇ~っ」



 仁平が指差した先には空飛ぶ巨大な馬車……という次元のモノではない、空飛ぶ帝王の車とでも言おうか、とにかくそういった感じのものがこちらへ向かってきている姿があった。


 もちろんその前と後ろは、フェイクであると断定された天使の群れによって覆い尽くされ、それに守られるかたちでの移動である。


 間違いなくババァ神がそこに居ることは確かであって、また、先程の攻撃の余波ぐらいは受けたはずであるのに、何ともないということはかなりの強度を持つということも言えそうだ。


 フェイクであるとはわかっていても、襲い掛かってくる以上引き続き戦わざるを得ないため、敵が消滅した分だけ、ほんの少しばかりの休憩を挟んだ後に、今度はババァ神を擁するその軍団の第二波と接触する俺達。


 再び同じような戦いが始まり、振り出しに戻って敵を迎え撃つのはサボっているルビアとエリナ以外の全員。

 またこれかとも思うし、どうにかしてこのウソを消し去ることが出来ないものかとも思ってしまう状況だ。


 だが今度はババァの居場所に手が届きそうなのであって、終わりの見えない戦いではないためモチベーションも高い。


 次第に接近して来るババァ神の乗り物は、やがて町の境界線よりこちら側に巨大な影を落とし、良く見れば周囲の味方にもぶつけて撃墜しながら、悠々と俺達のすぐ近くまで到来したのであった……そこからババァ神の甲高い声が響き渡る……



『ムッキィィィッ! よくもっ、よくもと言うのは何度目ザマスかっ! よくもこの私の資金源をひとつ奪ってくれたザマスねっ! 返すザマス! そしてあの滅びの兵器を全て撤去して、財産が失われることのないようにするザマス!』


「うるせぇ奴だな相変わらず、精霊様、何か投げ付けてやってくれ」


「いえ、それよりもほら、こっちを試してみるんじゃなかったのかしら? せっかく進化して、プリント出来るようになった鏡を使っておかないと」


「っと、そうだったそうだった、すまないが仁平、あのババァを拡大? して鏡に映し込んでみてくれ」


「もうやっているわよぉ~ん、映った姿は結局すっぴんのバケモノだけど……今回はまたちょっと違うわね」


「どこがどう違って……『保存しますか?』だって、YESだな……『とってもおめでとうっ! これがあなたの初めてのお気に入り画像ですっ!』だってよ気持ち悪りぃ」


「ねぇ、さらに快適に利用するために『PROversion』に移行するかどうか聞かれているわよ」


「それはNOだ、このまま先へ進むと間違いなく課金される」



 鏡に映り込んだババァの姿、ついこの間現像して拡散したやったのと同じものを、今度は鏡本体の中に保存することが出来たらしい。


 まるで『違う国で開発されたフリーのツール』を使用したかのような、少し理解し難い言葉で祝福されたのであるが……まぁ、そこは気にしないでおくこととしよう。


 で、今回の進化によって、このコピーを実体化してそこら中にばら撒くことが出来るということだ。

 しかしこれはもしかして、敵がやっているのと同じことをする、そういうことなのではないかとも思ってしまう。


 ひとまず『お気に入り』に保存したババァの気持ち悪いすっぴん画像を呼び出し、裏のコピーボタンを押下してみると……



「何だか凄い光ってんな……しかも出て来たぞ人間みたいな……すっぴんババァそのものじゃないかっ!」


「それはそうよぉ~、コピーなんだし、当然に映っているのがそのまま出て来て……あら、このコピー、オリジナルと敵対するらしいわねぇ~っ、行っちゃったわ」


「俺達の代わりにババァ神と戦ってくれるってのか……」


『ムキィィィッ! 何ザマスかこの気持ち悪いのはっ⁉ 何でこの移動玉座に……くっ、こんな顔のバケモノを寄越したザマスかっ、キィィィッ!』


「……いや、それお前の真実の姿なんだけど……聞こえていないか」



 鏡の中から現れたすっぴんババァ神、それは何も言わずに、本当に黙ったまま動き出し、空の上でキンキンと騒いでいたババァを確認すると、そのまま飛び上がって行ってしまった。


 すっぴんババァ神は化粧済みオリジナルババァ神の『移動玉座』に乗り込み、いきなり戦闘を開始して……しかも互角に近い状態である。


 いや、厚化粧の防御力がない分すっぴんババァの方が不利か、しかもすっぴんババァはあくまでも一時的なコピーであるため、やがて揮発してしまうことであろう。


 しばらく攻防を繰り返しているのを眺めていたのだが、やはりすっぴんは徐々に押されて……およそ3分ほどで完全に敗北し、粉々になってキラキラと消滅してしまった。


 だがオリジナルのババァの方もかなり疲れている、当たり前だ、コピー品とはいえババァ神はババァ神なのだから、周りの天使はそれに手出しすることが出来ない。


 つまり、コピーされたババァ神が立ち向かって来る限り、他の神を伴っていない現状においては、オリジナルのババァ神が単独で応戦しなくてはならないということなのである。


 これはいくら短時間とはいえ、実質自分と同じ、いや単に化粧をしていないだけの自分とタイマンで勝負しなくてはならないという、極めて難度の高い戦いを強いられるということ。


 そんな戦いを続ければ、いくらババァ神がそこそこの強者であったとしても、確実に疲弊させてその行動を止めることが出来るのではないかと……俺が考えているところで、仁平はさらなるコピーを具現化させてババァに立ち向かわせているではないか……



『また来たザマス! 近寄るなザマス! どうしてそんなに気持ち悪い顔面で生きていけるのザマスかぁぁぁっ!』


「自分で自分の分身を侮辱しているのは面白いわね……と、どうしたのリリィちゃん? 疲れて戻って来ちゃった?」


「いえ、ちょっとこっちの方が面白そうだったんで……この新しいボタンとかポチッと」


「あっ、こらリリィ今はまだコピーが出ている状態でっ、あっ、もうひとつ出せるのか……」


「本当ねぇ、良く見たら最大『3』体まで召喚可能です、って書いてあるわよぉっ、『3』のところの数字だけ変わりそうだし、これは進化していったらもっと沢山出せるのかもぉ~っ」


「そうなると……いや、こういう風になるんだろうな、てかさ、敵のコレって完全にコレじゃねぇか実際?」


「そんな気がしてならないわね……でもひとまずは戦っておかないと、真相を突き止めるのは後にしましょ」



 こちらはこちらで新しい技を編み出し、2体になったすっぴんババァが、オリジナルババァをかなり追い込んでいるのもわかるし、それはそれで非常に良いことだ。


 だがどうしても、俺達がここで新しく出来るようになった、俺達の鏡の最新の機能が、ババァ神側では既に有していたものであって、しかもその性能が桁違いに良いのではないかと、そんな気がしてしまうのはどうしてなのであろうか……

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