表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第十九章 島国
1240/1360

1139 小さき神

「え~っと、はい、ゲートを出しましたので、これで移動すれば目的地まで数秒です……もちろん転移先ではかなり目立つことになっていると思うので、もうこちらの接近がバレているものだと考えた方が良いですけど」


「それならそれでいきなり正面突破しかないよな、城なのか屋敷なのかは知らんが、直接目の前まで転移して突っ込ませるんだよ、馬車ごとな」


「それは激しい抵抗に遭いそうで何とも……いえ、結局戦うのであればどれでも同じかも知れませんが……では、もう少し出現場所を調整して……良いでしょう、本当に目の前です」


「よっしゃ、じゃあサッサと突撃して……何かオーラが凄くて……かなりやべぇことになってんなこの先は……」


「悪そうな人達がメチャクチャ沢山居ますっ! あの鉄球みたいなの振り回している人とかちょっと面白いですっ!」


「ここだけ世紀末みたいになってんぞ……てか神界だよなここ?」



 女神の力で転移した先はまだ朝だというのに薄暗い、夕暮れのような場所であったのだが、別に日が陰っているとかそういう感じの暗さではなく、こう……まるで大気汚染が酷いかのような、そんな雰囲気の空気感だ。


 そしてそんな悪い空気の中で、何やら靄のような雲のようなどす黒い何かに覆われたひとつの建物。

 完全に悪役の拠点なのだが、それはもう『悪い神』ではなく『魔の何か』が好んで使いそうなビジュアルのものだ。


 だがそれでも『神界の神の拠点』であるため、当然そこを守っているのは天使で……堕天使よりも遥かに酷い格好の連中である。


 モヒカンだのスキンヘッドだの、明らかに悪役の髪型と、それから元々は純白であったはずの衣装も黄ばみ切って、さらに肩の所が無駄に尖っているではないか。


 それでいてこちらを見ながら大勢でニヤニヤし、武器を振り回したり、嬉しそうにペロペロと舐めたりなどしているのでもうどうしようもない……



「……ダメだなこりゃ、とても神界に存在している神の、その神聖なる使徒だなんて思えないぞこいつ等は」


『げぇ~っへっへ、カモが馬車ん中で震えながら何か言ってんぞ』

『おいどうする? 我が神に報告するか? それともこの場で殺っちまうか?』

『なぁに、この程度の侵入者如き何てことねぇよ、報告も要らねぇぜ』


「おいちょっと待てお前等、舐めてんじゃねぇぞカス共が、こっちにはな、なんと神キャラが2体も存在してんだぞ、わかる? 神居るの神、こっちの味方にっ」


『ケッ、だからどうしやがったってんだよ? 神って言っても大人の女神と変な髭の奴だろう? 興味ねぇなそんなもんにはっ』

『俺達はなぁ、ロリコンなんだよガチもんのよぉっ! 大人の神とか大人の雑魚なんぞにゃ一切反応しねぇんだよっ!』

『その点我が神は最高だよなっ、見た目は完全にロリだし、しかもそれでいて合法だしよぉ!』


「……勇者よ、気持ち悪いですねこの者達は」


「ねぇ、早く殺した方が良いんじゃないの? カレンちゃんとかサリナちゃんの方、めっちゃ見ているわよこの天使達」


「ちょっ、2人を隠せ、リリィも下がれ、この薄汚い連中の極端に汚れた視線に晒すな俺の仲間を、それと……仁平が出るから戦闘の方は良さそうだな」


「えぇ、そちらは傍観することが出来そうです」


「てか女神、お前も出ないといけないんじゃないのか? ほら、先陣切って突っ込むってさ」


「……覚えていましたか、仕方ありませんね」



 どうやらロリコン天使ばかりを『守衛』として搔き集めた結果、このような無法地帯の様相を呈してしまっているらしい敵の拠点前。


 いくら何でもこのような犯罪臭い連中を1ヵ所に集めるのはNGであろう、集団で何をしでかすかわかったものではないし、まともにルールやマナーを守ろうなどとはしないであろう。


 そんな最悪な連中をまず討伐するために、ノリノリで馬車を降りて行った仁平と嫌々な感じでそれに付き従う女神。


 敵はその神々の登場に対しても余裕の表情を崩さず、未だに武器を振り回して威嚇するなどしているのだが、その行動の意図がまるで掴めない。


 もちろんのこと、こんな雑魚共が神々の力の前に、しかもその神々の中でもかなり上位の力を持つ仁平の前に、何か戦闘面で出来ることがあるのかというとそのようなことはない。


 きっと現時点でも接近する仁平のオーラに押されて後退りしたいであろうし、そのままの場所に突っ立っていれば、おそらく力負けして頭が破裂するなどしてしまう。


 そのような程度に雑魚であるこのロリコン天使共が、自分の立場というか何というかを弁えていないはずもなく……つまりここで立ち向かう気になっているのは何かがおかしいということだ……



『ヒャッハーッ! 早速俺様の出番だぜぇぇぇっ! コイツはアレだろう、ホモだらけの仁平神だろう? 俺様の獲物だぁぁぁぁっ……ぶちゅっ……』


「……ペッ、ホントに美味しくない天使ねぇ、普段何食べてたらこんなに不味くなるのかしらぁ~っ?」


『ケッケッケ、アイツ、油断して一撃で殺されやがったぜ』

『情けねぇ、だが奴はこのロリコン幼女神様親衛隊500天使の中でも最弱』

『あぁ、だからってあんなのに殺られるのは恥でしかねぇがな』


「……やっぱりぃ~っ、ちょっと様子おかしいかなぇ~って、そう思わなぁ~い?」


「様子もおかしいし、そんなのを頭から喰らったあんたもそこそこおかしいぞ」


「ホモだらけの仁平神よ、一斉に掛かってくるようなのでそちらを頼みます、勇者よ、捌き切れないわけではありませんが、かなり数が多いので手伝って下さいっ」


「仕方ないな、じゃあちょっと出て……と思ったんだが、何か敵の加勢みたいな奴等が出て来たぞ、こっちは天使ですらねぇ」


「神界人間のようですね、どうして天使が前座で神界人間が後に控えているんでしょうか……あ、人間の方が強そうですね……」


「あ、何かめっちゃ改造されてんのか、もうほとんど死んでいるようなものだと思うが……この公害チックな空模様といい、もしかしたら敵方にマッドサイエンティストか闇の魔導士みたいなのが居るかもだぞ」



 ひとまず前座のロリコン天使共と、それから追加で投入され、屋敷の建物の方から突っ込んで来た大量の神界人間をまとめて処分し、そのまま進軍するルートを確保しておく。


 死体などはヤバい病気等に感染している可能性があるし、特にロリコン天使共の方は、その死体から発せられた何かを吸い込んでしまった場合に、ロリコンが伝染するなどの害を来すかのうせいがあるので、すぐに消滅させておかなくてはならない。


 で、そんな状況というか、天使も神界人間も入り乱れて死屍累々の状況下において、運が良かったのか悪かったのか、攻撃の影響をほとんど受けなかった位置で瀕死になっている神界人間を発見した。


 放っておいたら死んでしまいそうだが、改造の成果もあってかまだ会話することが出来そうだ。

 というかこの状態でまだこちらに向かって這い摺り、どうにか攻撃をしようとしているのが恐ろしい。


 一体どういう洗脳が働いてこのようになっているのかということを、答えてくれるようであれば答えて欲しいものである……



『……グギギギッ、こ、こんな雑魚共にやられるなど……部隊丸ごと超絶油断してしまったか』


「あのね、雑魚はあんた達なの、てか何? その魔導キャノンこっちに向けないでくれるっ!」


『ギャァァァァァッ! 最後の武器がっ、痛でぇぇぇっ!』


「凄いですね、改造されて装備している武器にも痛覚が通っているようです、となるとこの背中の天使風可変ウイングを捥ぐと……」


『ギョェェェェッ!』



 なかなかに改造の度合いが高く、腕がキャノンになっているだけではなく、まるでメタル天使だとかそういうモノであるかのようなウイングまで搭載されていたその神界人間。


 どうしてその装備された武装にダメージを与えるだけで痛みを感じているのか、なぜそのような仕様にしたのかは謎だが、これはこれで拷問として使えそうである。


 まずはそこを破壊しても直接的な死因にはならないであろうと判断出来る、頭に付いているアンテナのようなものや脚の推進装置などを捻り潰していこう……



「オラッ、何なんだよお前等は? 幼女神って奴に直接改造されてこうなったのか? お前等もあの天使共みたいにロリコン犯罪者なのか? あんっ?」


『ギャァァァァァッ……お、俺達はロリコン犯罪者もそうでない者も含まれた、いわゆる堕ちた神界人間の集まりだっ、いでぇぇぇっ!』


「ほう、それでそれで?」


『俺達を改造したのは幼女神様でも、その派閥のトップであるオーバーバー神でもない、仲間の、何だか知らない神界の神じゃない奴だっ、魔界がどうのこうのと言って……』


「魔界が? なるほど、もしかしたらそっちの協力者なのかも知れないな、しかも凄い技術を持った……で、他に知っていることは?」


『も、もう全部話した、だから治療して解放してくれ……』


「そうか、じゃあ未来の神であるこの俺が、お前の魂をその肉体から解放してやるからよ、あり難く苦しんで死ねっ」


『ひっ、ひぎょぉぉぉぉっ! パーツが……剥がれて……バキゲキョ……っぽ……』


「ケッ、もう死にやがったかこの軟弱野郎、こんなに改造してあるからもっと生命力とか強くて粘る奴を期待したんだがな……とまぁ、先へ進もうか」


「もう敵は居ないみたいだし、このまま一気に攻め落としてしまって良いでしょう、ついでに金庫とかも開けて貰いましょう」


「だな、せっかく来たんだから敵を倒すとかだけじゃなくて、金銭的にもちょっとだけお得になりたいよな……ということで行くぞぉぉぉっ!」


『うぇ~いっ』



 行くぞとは言ったものの何があるのかわからないため、約束通り『民衆を導く自由の女神』的な状態にした俺達の女神を先頭に立たせ、実質弾避けとして扱う。


 俺達勇者パーティーは、その後ろにさらに仁平を挟んだ万全の態勢で進み、可能な限り攻撃を受けないようにという配慮をしておく。


 さもないと、神界でしか見ることが出来ないようなとんでもない攻撃に晒されたり、俺達の世界にはないタイプの、それが何なのかさえ理解しかねるような兵器で狙われたりと大変であろう。


 現時点で既に、建物の方からやって来る大量の飛来物が確認されており、それがどのような攻撃なのかということを理解しているのがおそらく仁平だけであるというような状態だ。


 女神より前に出た仁平が、俺達の前に立ち塞がるようなかたちでそれを一身に受け止めて……凄い勢いで爆発、というよりも雷撃のようなものが走っているようだが、大丈夫なのであろうか……



「ぬわぁぁぁっ! こっ、これはなかなかに強力なマッサージねぇっ、通常の神々だったら一瞬で尖塔不能になる次元のものよぉ~っ」


「……ホントに凄いわね、こんな雷魔法系のアイテム、私達の世界じゃ絶対に見つからないわよ」


「何だか知らんがただ投げられているんじゃなくて誘導タイプみたいだしな、これ、今は仁平が全部受けているから良いけど、もし俺達の世界の普通の町で、地面に堕ちたり空中で炸裂したりしたら……」


「100人は死ぬんじゃないでしょうか? もっとも、上級魔族とかなら普通の人でもギリ耐えるかどうかぐらいだと思いますけど」


「うむ、人族だらけの王都だともうやべぇことになるな、商店街半壊クラスだぞこの飛び道具ひとつで」



 そんなものが開いている建物の窓から、まるで無限にストックがあるかのようにフワフワと出て来ては、スピードを上げて仁平の方に突撃、最後は不発などなく確実に炸裂している。


 だがしばらくするとその無限かと思われたストックも底を突いたようで、それが飛び出していた窓からは白旗が……白旗のようなものの先が鋭い刃物になった何かが大量に飛んで来たではないか。


 これは降参の意思表示ではなく、その白旗部分が敵の血で染まって真っ赤になるとかそういう類の何かなのであろう。


 こんな謎の攻撃に付き合ってはいられないし、多少無理矢理にでもここを突破して、飛び道具など使えない建物内へと侵入してやることとしよう……



「もう面倒だから突撃だっ、俺に続けっ!」


「ちなみに勇者様、そこから先は地雷原です」


「なっ……あっ、ギョェェェェッ!」


「何をしているのですか勇者よ……と、そこに落ちたらまた……あらっ」


「ぐへっ……あっ、ギョェェェェッ!」


「……これ、このまま落ちては地雷に引っ掛かってはを繰り返させたら安全ルートを構築してくれそうね」


「ついでに爆発の煙が影響して敵の攻撃が定まらなくなってきたようだ、珍しく主殿が第一線で活躍しているな」


「ぐへっ、あっまたっ、ギョェェェェッ!」


「すっごく情けない方法で、だけどね……」



 なぜか建物に向かってどんどん吹っ飛ばされて行った俺は、最終的に玄関前の石造りの場所に落下し、遂に爆発で吹き飛ばされることを逃れた。


 で、仲間達は俺が決死の覚悟で切り拓いた、いや切り拓かされたルートを平然と通過して、何のダメージも負わずに建物の前へと辿り着く。


 だがまぁ、全員無事にここまで来られたのだからそれで良いとしておくべきであろう、誰のせいで俺だけが吹っ飛ばされたのかについても、それは間違いなく敵が仕掛けてきた攻撃が元となっているのだ。


 ここで何やかんやと文句を言うよりも、この建物を制圧した後に、目の前に正座させた幼女神とやらに向かって文句を垂れる方が100倍は建設的である。


 そのためにまず、幼女神とやらを叩きのめして降参させなくてはならないのであるが……その対象はどうやらもうすぐ近くに居るらしい……



「鍵も掛かっていないし、このまま中へ入ることが出来そうですよ……それから神のオーラも感じ取ることが……ひとつだけのようですね、間違いなく幼女神でしょう」


「おうっ、じゃあオラァァァッ! 良くもやってくれたなこのクソガキがぁぁぁっ! どこ行ったボケェェェッ!」


『はいはいうるさいうるさいっ! 何よ? ちょっと悪戯してあげただけじゃないのっ、そっちこそ私が貰った魔界土産のオモチャ、全部壊しちゃったじゃないのよっ!』


「オモチャって、アレ一応神界人間だろ元々は? それを改造してわけのわからない兵器として使うなど……まぁ、別に悪いとは言わんが俺達に差し向けたのは悪いっ、てか姿見せろっ!」


『フンッ、ちょっと暗いから見えないだけよっ、ここに居るから上がって来られるもんなら上がって来なさいっ! やっつけてあげるんだからっ!』


「どこだ……あっ、上に居やがったか、シルエットしか見えんぞコラッ!」



 居る口であるここから見てひとつ上の階、階段を上った先の廊下のような場所から聞こえてくる敵らしき幼女の声。


 だが建物の中自体が薄暗いうえに、僅かに差し込んでいる明かりも完全な逆光であるため、ここからその姿を詳細に、目視で確認することは出来ない。


 わかったのは本当に小さい、カレンと同サイズの幼女の神が、こちらに向かってシルエット表示のまま挑発的なモーションを決め、そして逃げ去って行ったということぐらいである。


 奴が逃げた先は……建物の中心にある丸い塔のような吹き抜け部分を、螺旋階段に沿って登って行ったようだな。


 きっとこの先で、俺達が追って行くのに合わせて何か仕掛けをしているのであろうが、それに付き合っていられるほど暇なわけではない。


 すぐに追いついてとっ捕まえて、シバき倒して謝罪させて、それからババァ神側の情報をあらんかぎり全て吐き出させることとしょよう……



「じゃぁ、行くわよぉ~っ、このまま飛んで行けば……あらぁ~っ、飛ぶのは無効みたいよぉ~っ、空を飛んでも同じ場所に戻されるような、ここから高さ5mぐらいのところで無限ループするような結界があるわぁ~っ」


「あら、それは面倒なことね……となると地道に徒歩で上がって行くしかないということかしら……」



 外から見た際にはそこまで高い建物ではなかったというのに、中へ入って見てみると、もう最上階が見えないほどの吹き抜けとなっている。


 間違いなく謎の亜空間とかそういったものを使っているのだが、それは神がやったことなので、特にそういうことをするなと咎めることも出来ない。


 で、飛ぶことを諦めて歩き出した俺達は、まず先程シルエットが見えていた2階の窓付近へ到達し、sこで床に紙切れが1枚落ちているのを認めた。


 何だか知らないがあの幼女神が逃げた際に落として行ったもののようだ……何かの指令書のような内容なのであろう、一度あのババァ神と遭遇した際に見たような紋章が刻まれている。


 だがもちろん俺にはその字が読めないため、女神に渡して内容の解読を頼んでみた……



「え~っと、そうですね……あら~っ、ここで私達を足止めするようにと、そのためにここへおびき出すようにと書かれていますね……ここへ来てしまったこと自体があの幼女神の作戦に乗らされていたようです」


「とんでもねぇことしやがんな、それであんなに準備良くロリコン天使連中だの神界人間のやべぇの何かを用意しておくことが出来たわけか……」


「どうする勇者様? それを知ってしまったからにはもうここを離れて、むしろ敵の作戦を失敗させるってことも出来るけど?」


「それはそれで癪だな、あの幼女神はガチで今回降伏させないとヤバい、というか後々悩まされることになりそうだ」


「そうねぇ~っ、やっぱりここで押さえておいた方が無難よぉ~っ、これ以上力を着ける前に、この拠点の建物ごとこっちの手に収めておきましょぉ~っ」


「うむ、じゃあ決まりだな、このまま奴を追って上へ向かうっ」



 上を見るとまだ目視で確認することが可能な位置を、ノロノロと駆けあがっている最中であるらしい幼女神。


 何事もなければあっという間に追い付いてしまうのであるが、もちろん何事もないなどということは考えられないから、徹底的に警戒しつつ先へ進まなくてはならない……

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ