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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第十九章 島国
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1133 最初の強化

「……ふ~む、どうやらこの書籍によると、この真実を映し出す鏡は基本形態で、ここからかなりの数の進化先があるようなんですね、わかりますか勇者よ?」


「いや知らんけどさ、どうやったらこの三角縁神獣鏡みたいなのがスクリーンだのVRデバイスだのにトランスフォームするのかもわからんけどさ、とにかく素材集めからしなくちゃならないんだろまた?」


「面倒臭いわねぇ、神界なんだから通販とかで進化セット一式とか売ってないのかしら? 取りに行かなきゃダメなのかしら?」


「うむ、魔界に置きっ放しできっと拗ねているであろうエリナ殿の残雪DXもまだグレードアップの途中だというのに、また新たなアイテムを『育てる』ことになるとは……いずれキャパオーバーになりそうだな能力の」


「そういうことだ、女神、お前コレに関してはさすがにどうにかしろ、神の権限をフルに使ってでもな」


「いいえ勇者よ、こういうのはそもそも勇者である、勇者パーティーであるあなた方がやるべきミッションでして……わかります?」


「わかりたくねぇなマジで……」



 女神のせいで発生した新たな面倒事、リリィが階段の踊り場に飾ってあるのをゲットした真実を映す鏡を、もっと情報発信力が高いものに進化させるというミッションだ。


 他にもやるべきこと、特にこの神界ではなく、魔界にて停止したままになっている作業が山ほどあるというのに、どうしてこう新しいことが次から次へと沸いてくるのか。


 俺達が今居るのは女神の自宅、あのハゲが侵入して何やらしたせいで使えなかったのだが、業者によってリフォームされて、完全に消毒されたということで戻って来たこの場所。


 外では真実の鏡に映し出されたババァ神のすっぴん姿が、まるでモンタージュ写真のように出回っている。


 もちろんババァ神による圧力で、それを拾った者は近くの天使に届けるようにとのお達しが出ているのだが……まぁ、当然のことながらそうするような奴などごく少数。


 多くの神界人間にあっては、これまで散々横柄な態度を取り、神界でもかなり下級の存在である自分達から限界まで搾取してきたババァの最悪な姿、それを拡散したいという気持ちの方が強いのだ。


 バレたら『堕ちた』状態にされるどころでは済まないような気がしなくもないが、千載一遇のチャンスに反応している神界人間共は、そのリスクに関してすっかり忘れ去ってしまっているのかも知れない。


 そんなこんなで外はやかましいのであるが、それにかまっている暇でもなく、また不法侵入のハゲ天使と、それから処刑用聖バイター共はもうこちらの手を離れ、女神配下の天使によって監視されているため、『俺達の方はその鏡のグレードアップ』に専念していくべきところだ……



「……それで、具体的に何を集めろっていうんだよ? 神界の中だけでどうにかなるようなものばかりなのか?」


「わかりませんが、おそらくそこまで簡単なことではないかと」


「そうよぉ~っ、こんな強力なアイテムをさらに強化するなんて、きっといくつかの世界を渡り歩くぐらいのことはしないとダメよぉ~っ」


「クソッ、かなり面倒臭せぇじゃねぇか、しかも別の異世界にお邪魔しなくちゃならんとかやべぇな確実に」


「それでも勇者様、まずはこの神界と、それから私達の世界で探せるものを探した方が良いんじゃないかしら? 近場から済ませて何となくいけそうな感じを出しましょ」


「まぁそうだな、おい女神、その本のどこかに何か手頃な強化素材とか載っていないか?」


「そうですねぇ……う~ん、あ、最初の最初、一段階目の強化は本当に簡単なようです、その辺に売っている超細かい神の研磨剤と『合成』すれば良いそうで」


「うむそうか、それならそこらのホムセンで片が付くじゃないか、早速買い出しに行こう」



 調べた結果、第二、第三の進化でもその神の研磨剤なるアイテムを素材として使用するとのことであったから、可能な限り量をキープしておこうということにもなった。


 そのまま女神御用達のホムセンに行って……何やら見覚えのあるコンセントのようなもの、つまり電化製品が置いてあるようだが……どうやら神界において、その程度の技術はもう時代に後れたカビ臭い技術であるようだ。


 ということでその懐かしい技術は無視して、完全に『魔導化』されたアイテムや、その他俺達の知らない謎の力で稼動する製品を眺めつつ、目的の品を探すなどもした。


 さすがは良く来ているだけあって、女神はその広いホムセンの棚の場所をかなり覚えていて、あっという間にそこへ辿り着くのだが、良く考えたら賞品のパッケージ自体、俺達には読めないような字で記載されているではないか。


 他もそうなのであるが、神界では数多の異世界の文化が交雑し、それぞれ意味不明な言語や、最悪古代の絵文字のようなもので記載されているものばかり。


 神々からしたらそれはどうでも良いこと、その程度の文字等がわからないなどということはないのであろうが、俺達にとってはかなり難度が高い。


 もしかするとこれに順応している神界人間共は、実は凄まじい賢さを持って……いや、どうやらアレだな、大昔のように識字率が極端に低くてもどういかなっていると、そんな感じのようだな……



「えっと、これですね必要なのは、缶に入ったのをいくつか購入しておきましょう」


「うむ、その辺りはもう任せた、ぜんっぜん読めねぇし何が何だかわからんぞ」


「私もこういうアイテムを購入するのは初めてなのですが……まぁ、間違えであったら別のことに使うなどすれば良いので、ひとまずこれで良いでしょう」


「おいおい、間違った合成をして元のアイテムが変なのになって……みたいなのは絶対に避けないとならんぞ、先に実験をすべきだ」


「……ではこうしましょう、あのハゲの天使、アレをこのアイテムで少し研磨してみて、輝くかどうかでこれが本当に必要としているアイテムなのかを見極めましょう」


「めっちゃ適当だなその確認の方法は……だがまぁ、他に上手いやり方もないしそれで良いか」



 ということで第一段階の素材をゲットすることに成功した俺と女神、暇そうにしていたので連れて来ていたカレンとリリィを発見するのには苦労したが、それでも目的だけは達することが出来た。


 相変わらず『ババァ神すっぴん事件』で盛り上がる町を再び通過し、途中で当該事件に関しての神としてのコメントを求められるなどしていた女神を引っ張り、その自宅へと帰還する。


 で、買って来たものを仁平に見て貰って、本当にそれが必要とされているものなのかをザックリ確かめさせた後に、まずは実験台としてのハゲを用意する。


 女神配下の天使が数名、ズタ袋を抱えて外へやって来ているのだが、そのまま中に入れるわけにはいかない。

 そんなことをすればまた部屋が汚れて、今度はリフォームどころでは済まなくなってしまうため、どこか別の場所を探すべきだ。


 少し考えた後に、せっかく借り上げていたホテルの地下室のことを思い出し、近場であるということでそこへ向かうこととなった俺達。


 今度は拷問の性質も有していることであるため、お供としては精霊様と、それから……まぁ、エリナでも連れて行くこととしよう……



「オラァァァッ! この野朗、前回はあのババァの乱入でやり切れない感じで終わったがよ、今日は特別なアイテムがあるから楽しみにしておけ、ピッカピカにしてやんよっ」


「ななななっ、何をするつもりなのだね君はっ、女神様ももうお止め下さいっ、私は本当にただオーバーバー神の指示に従って……」


「黙りなさいこのハゲ、勇者よ、早くその缶の中の白いトロトロのものをそれの頭部へ」


「おうよっ、こうやってトロッといって、あとは……精霊様、手拭いを貸してくれ」


「わ、私の光り輝くヘッドにそんなものを……本当に何をするつもりでっ、ぬっ、ぬわぁぁぁっ!」


「輝きが足りねぇんだよオラァァァッ! もっとツルッツルに……ってやべぇ、何か表皮が剥げて頭蓋骨が露出してしまったぞ、気持ち悪い……」


「どうやら凄い研磨力のようですね、さすが神の研磨剤といったところでしょうか……勇者さん、それ、ちょっとだけ私に下さい」


「良いけど、エリナお前何に使うんだこんなの? どうせ悪事かそれとも金儲けかだろうが」


「いえ、角を磨くのにちょうど良いかなって……ダメですかねその用法じゃ?」


「……逆に平和で拍子抜けしたぞ、ユリナとサリナの分も持って行ってやると良い」



 研磨されすぎたことによって頭皮が完全にアレしてしまい、中から出てきた頭蓋骨も輝きを放ち始めたハゲの天使。


 本当に汚いモノを見せられてしまったのだが、ひとまず俺の手にはその汁などが付着していないということを確認して、キモいということでハゲを蹴飛ばしておく。


 もう何もなくなってしまった頭を押さえて苦しみ悶えるハゲはもう一度ズタ袋に収納され、可愛らしい女性の天使らによってまたどこかへ運ばれて行った。


 ついでにここであの鏡の強化を試しておこう、ちなみにそれ自体が元々このホテルの階段の踊り場に飾られていたものであるから、いくら神の行為であるといっても、進化させることが処分行為にならないとも言い切れないため、ホテル側の許可も取っておくべきであろう。


 すぐにフロントへ行き、係の奴……前のはババァの襲撃で死んだのか、新しいフロント係の胸ぐらを掴み、脅して鏡の使用その他に関する一切の権利をこちらに譲渡したという、オーナーの書状を偽造させるておく。


 これで権利関係はバッチリであるから、ここからは全く気兼ねすることなくあの真実を映し出す鏡をどうこうすることが出来る。


 ハゲの天使が運び出されてからしばらく、女神の部屋で待機していた仲間達がホテルへやって来て、厳重に、過剰と言って良いほどになされた包装の中から鏡を取り出す。


 ついでに女神がこの鏡の強化について調べていた本も持参されていたため、そこに書かれている強化の方法を試してみることとした……



「ではまず必要なアイテムを、この神の研磨剤は実験済みのものですから、間違いなくそうであるとして、これをどうすれば……」


「まず鏡を魔法陣の真ん中に置くらしい、ん? 何でも良いわけじゃないな、これは……おい、生贄の血で描いた魔法陣の真ん中って書いてあんぞ、生贄がないとダメだ生贄が」


「あら、どこかで調達するしかないわねそれじゃあ、どうする? 聖バイターの連中でも使う?」


「あいつ等は別で処刑が決まってるからな、となると……よし、新しい聖バイターを募集しよう、適当な謳い文句で儲かるように見せかけて、死んでも構わないような雑魚をおびき寄せるんだ」


「それが早そうねぇ~っ、じゃ、早速この私がやってあげるわんっ……え~っと、『簡単に儲かるっ!』って言葉とぉ~、あとはぁ~、どうしようかしらぁ~?」


「そうだな、『ちょっと悪くてカッコイイ人達とお近付きになれます』って書いとくと良いと思うぜ、応募してくるのはきっとそういう願望があるけど実際はしょぼくれた連中ばっかりだろうからな」


「わかったわぁ~っ、じゃ、これを……さっきの階段の踊り場から撒けば、今日の風なら町中に広がりそうよぉ~っ」


「じゃあこれを真実の鏡の機能を使って量産させて……ダメだ、これ鏡で映すと真っ赤な字で『嘘八百』と書かれているようにしか見えないぞ」


「んまぁ、それが真実なわけだしぃ~っ、仕方ないわね、私のクリーチャーにお願いするしかないみたい……超絶レアなのを100体ぐらいで良いかしらん?」


「ホモだらけの仁平神よ、あなたやはり凄いですねクリーチャーとかの保有数が、とても地獄に堕とされた経済状態とは思えませんよ」


「こうなる前はもっと沢山居たのよぁ~っ、と思うとあのババァは許せないわねぇ……」



 ババァ神に対する強い怒りを胸に、生贄にしてしまっても構わない能無し神界人間を集めるため、怪しい聖バイトのビラが量産される。


 それをやっているのは多種多様な、それこそクソ雑魚なのではないかというような神界クリーチャーも含まれる集団なのだが、これは全て高価な、希少なバケモノばかりらしい。


 そもそも、安っぽい神界クリーチャーが、例えば俺達が適当に召喚してしまったような雑魚の棒人間クリーチャーなどがここに居れば、それを生贄にしてしまえば良いのである。


 だが仁平の場合には、これら希少な神界クリーチャーの『餌』とするために、そのような雑魚を消費してしまっているらしいので、結局はこうやって神界人間を集めざるを得ないのだ。


 で、完成したビラはその連中が配っても恐怖されてしまうだけなので、女神の灰化である12の天使を掻き集め、それらにやらせることとした。


 まるでお姉さんが該当でティッシュ配りをしているが如く、怪しい聖バイトのビラを配布している天使達……にはもちろん、鼻の下を伸ばした如何にもな奴等が群がっている。


 これはもしかするとクズの神界人間だけでなく、普通にエッチなだけで中身はそこそこまともな奴も応募してしまうかもしれないなと、そう感じるほどにビラの捌け方は好調だ。


 そしてあっという間に作成した分が全てなくなり、天使達が拠点にしているホテルの地下室へと戻って来る頃には、既に数匹の馬鹿そうな神界人間が、『面接会場』としていたロビーに集まっていたのであった……



「はいは~い、皆さん、もしかして聖バイト応募者の方々? だったらこっちへ来なさいよ、ほら、人手不足だから応募者全員採用スタイルなの、Fランなのよウチって」


『うぉぉぉぉっ! さっきの天使様方のお手伝いが出来るぞっ』

『安心で確実高収入の、しかも楽なバイトなんて最高だっ』

『きっとアットホームな職場で、この神界のようにホワイトな場所なんだろうな……』


「じゃあ、こっちへどうぞ~っ、はい『贄』3名様ご案内で~す!」


『……え? ちょっと待って何今の贄って?』


「あぁ、役職名だよお前等の、生贄のことな、ほら、今からまず『採血』するから、血で魔法陣を書かないとなんだよ」


『えっとその……天使様方は?』


「帰ったに決まってんだろそんなもん、お前等のようなゴミと違って忙しいんだよあの連中は、仕えている女神が馬鹿でしょうもない奴だからな」


『そんなっ、生贄とか採血とか聞いてないぞっ! 天使様を出せよっ!』

『そうだっ、簡単で高収入なバイトはどうしたんだっ?』


「んなもんあるわけねぇだろこのボケがぁぁぁっ! そういうのを信じて安易に応募してくるお前等みたいなのはな、生贄にして貰えるだけでも十分あり難いと、最後に社会貢献が出来て嬉しいことだと思って死ねやこのハゲ共!」


『そっ、そんな馬鹿なぁぁぁっ!』

『逃げろっ、騙されたんだ俺達!』

『殺されたくねぇよぉぉぉっ!』


「あらぁ~っ、逃げられるなんて思わないことよぉ~っ、あんた達みたいなのが聖バイターとして、闇の組織に使われて悪いことばっかりするんだからぁ~っ」


『ギャァァァッ! バケモノに喰われるぅぅぅっ!』


「お前等、それ一応だけど神……じゃなくて女神だぞ、バケモノって」


『ギャァァァッ! これでいて女神様ぁぁぁっ!』


「失礼な下等生物ねぇもぅっ、そういう存在には苦しみながら死んで貰って、良い生贄として私達の役に立てないとよっ、ということでそれっ!」


『ぶぎゃぁぁぁっ! な……内臓……返して……』



 怪しい聖バイトの求人に応募してきた最初の3匹のうち、一番やかましかった1匹の腸をザックリと、素手で掴んで引き摺り出した仁平。


 そのドロドロした血濡れの何かを、片方の手で持ったままムシャムシャと口に運び、反対の手では広がったままの本を参考にして、床に正確な魔法陣を描き始めている。


 せっかくの生贄を喰ってしまって良かったのであろうかという点に関しては疑問が残るが、それを指摘してしまうと次は俺がああなる番かも知れないので黙っておくこととしよう。


 手に付いただけの血で魔法陣を描き終わった仁平は、余りの滴るそれをベロンッと舐め取り、準備の完了を宣言したうえで……まだ生贄の肉に興味があるようだ。


 腹を掻っ捌かれているものの、上手くやられたため直ちには死亡しない感じの生贄も、仁平が掴み損ねて地面に散らばった自分の腸の僅かな部分を寄せ集め、必死で元に戻そうとしているのが滑稽である。


 で、これからどうするべきなのかというところであるが……続きは本の次のページに記載があるようだな……



「え~っと、まずは鏡と『強化素材』を魔法陣の中心に置くところからですね……こんな感じで良いのでしょうか?」


「まぁ、サンプルの絵に近い形にはなってんな、それで?」


「この状態からですね、魔法陣を描いた際に血を採った生贄を、魔法陣の周りで引き摺り回しながら惨殺しますと……このとき残忍なら残忍なほどに成功の確率が高まって、それは強化開始時にパーセンテージで表示されるとのことです」


「なるほど、じゃあもしそこで100%にならなかったとしたら? 或いは失敗で鏡自体が失われる可能性があるとか、そういう場合にはキャンセルも出来るのか?」


「可能みたいです、生贄の命は当然返ってきませんし、魔法陣も描き直しになるとは思いますが、それでも強化を取り下げた場合には、アイテムは完全に還付されるそうです」


「そうか、じゃあ生贄だけキッチリ数を揃えておけば良いってわけだな、無限にチャレンジして、確率が良い、ってか完璧なところで改めて実行出来るってことだ……で、そういうことならサッサと始めようぜ、この最初の生贄が失血死してしまう前にな……」



 目の前で苦しみ悶えている生贄を指差すと、率先して動いた仁平がその腕をガシッと、骨が砕けるのではないかというほどに強く掴んだ。


 そのまま引き摺り回して惨殺していくつもりらしいが、やはり最初の強化だけあって、もう鏡の上に表示されているのは『100%』という文字であった……

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