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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第二十一章 飲みすぎは良くありません
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120 世論操作

「ちわ~っ、お届けもので~す!」



 元々デフラの家だった山小屋、今は魔将補佐のアンドリューがそこをアジトにしている。

 俺達はまず敵と接触するため、使い古された宅配員作戦に出た。




「はいはい、ん? 何ですかあなた方は、私は何も頼んだ覚えなどありませんが」


「でもアンドリューさんですよね? 1920商会の」


「私は魔……そうです、しかし無駄に大きな木箱ですね、全くエコじゃないな! 中身は何が入っているのですか?」



「中身はコレです!」



 木箱の蓋を突き破り、マリエルが顔を出す。


 アンドリューはそれに少し驚いたものの、すぐに落ち着きを取り戻したようだ。

 今は訝しげな表情でこちらを見ている……



「実はですね、1920商会のアンドリューさんが王都酒井戸事件の犯人を捜していると聞きましてね、コイツがやりました」



「なんと、ではこの女性が井戸水を酒に変えるなどした凶悪犯だと、で、あなた方はどうしてそれを知っているので?」


「ああ、そこまでは設定を練り込んでなかったな、もう良いや、とにかくお前を殺すから」


「一体何を言って、あっ! 勝手に室内に入るなんて!」



 既にカレンとミラが山小屋の中から、そしてマーサとジェシカが外から、ちょうど玄関口にいるアンドリューを挟み込んでいる。

 これでもう逃げられはしない。



「ふむ、もしかしてあなた方は勇者パーティーなのでは? そして今目の前にいるのはどうぶつ魔将のマーサ様と……捕らわれたどころか勇者に協力しているとは実に情けない」


「なによぉっ! あんただって西門で檻に入れられてるウワバミを助けもしないじゃないの! ビビッているのかしら? 実に情けない」


「ビビッてなどいません、アレは禁酒の誓いが守れなかった時点でもう上司でも何でもありません、ガン無視ですよあんな奴」



 どうやら魔将ウワバミに酒断ちさせたのはアンドリューらしい。

 しかしその約束を守れなかったため、完全に切り捨てて助けに行くこともしないと。



 そしてこれでわかった、禁酒魔将軍のブレインはこのアンドリューであるということが。

 ウワバミなど担ぎ上げられていただけの神輿に過ぎないのだ。



「聞きなさい、そう、後ろに居る他の皆さんも! 私にはね、理想があるんですよ、この世界から酒などという毒を撲滅し、クリーンな世の中を作るという理想がね!」


「ああそう、黙れゴミ野朗、ところでここは元々女の子の家なんだが、どうして貴様のような薄汚い思想の奴が住んでいるんだ」



「口が悪いですね、きっと飲酒の影響ですよそれは、ちなみにここは協力者からの提供で使わせて頂いています」


「協力者?」


「ええ、協力者というか同士ですね、そういえば無能な妹を1920商会の訪問員に斡旋したとか言っていましたね、ちなみに人族です」



 なんと、この山小屋はデフラの兄が所有しているものだったのである。

 デフラの兄はこのアンドリューの協力者? 同士? とにかく敵側、つまり禁酒法推進派の人間らしい。



「あと異世界勇者よ、先程私を殺すといっていましたが、そんなことをしても無駄ですよ」


「何だ? アレだろう、どうせ我を倒しても第二第三の、とか言うんだろう?」


「まぁそんなところですが、既に魔族で500、人族でも300程の私が現れていますよ、フハハハッ」


 何それ超鬱陶しい!? ただでさえこんな奴なのに、それの賛同者が既に人魔合わせて800、その連中が一斉に世論操作を始めたらどうなるか? とんでもないことになるに違いない。



「ところでお前さ、世界の禁酒を達成したら次は何をするつもりなんだ?」


「ああ、それはですね、まずは環境美化活動、それから菜食主義普及活動ですね、これは肉を食べた者を全て殺していく作戦です、あとは弱小動物の権利拡大ですか、野良犬や野良猫、それからあなた方人族が不当に迫害している帝国人とやらも保護していきます、あとはえぇ~っと……」



 とんでもなくヤバイ奴だ、コイツも、その残党も確実に息の根を止めておかなくてはならない。



「カレン、ちょっとコイツを死なない程度に痛めつけてやるんだ」


「わかりましたっ! てぃっ!」


 そう答えるとすぐに切り掛かるカレン、しかしその攻撃はアンドリューの体をすり抜け、玄関のドアを大破させるに留まった。


「甘いですよ可愛らしい狼さん、今の私は理想が形を成したいわば幻影、攻撃など効きません、このことは魔王様にも内緒だったんですがね」


「マジか、お前ズルくない? どうやったら攻撃で出来るんだよ?」


「簡単ですよ、理想を打ち砕かれれば私はすぐに死にます、あなた方にそれが出来ればの話ですがね」



「そうなのか、じゃあ今日は一旦帰るわ、お邪魔しました」


「ああはい、ではまたお越し下さい」



 完敗である、そもそも攻撃を当てることすら不可能、そして同士とやらが大量に居て、それを全て始末しなければ禁酒運動は続いてしまう。


 いや、それどころかどんどん仲間を増やして勢力を拡大していくであろう。



「勇者様、とりあえず屋敷に戻って作戦会議をするわよ、デフラちゃんのお兄さんのことも聞きたいし」


「そうだな、じゃあセラ、俺達は今から王宮へ行ってこのことを報告しよう、皆は屋敷でデフラから話を聞いておいてくれ」



 俺とセラはここで皆と別れ、リリィに乗って王宮を目指す。

 とにかく王宮の力で禁酒活動にストップをかけなくては……



 ※※※



 王宮まで辿り着き、テラスに着陸して王の間に入る、中では総務大臣とその部下が何やら話し込んでいた……



「おい総務大臣、大変なことになってきたぞ!」


「なんじゃ騒々しいの、今は王都の食糧危機への対応で忙しいんじゃ、酒の泉が見つかったとかでなければ帰るが良い」


「そうじゃないが、禁酒法の成立を目指す組織が暗躍しているんだ、このままだと世界中にその流れが広がるぞ」


「まことか、では平民街でよくわからん演説を繰り返しているというのもその連中が……」


「それが禁酒魔将の補佐だったんだ」


「なんと!? では早急に対策会議を開こうではないか」



 王の間に主要な大臣、それから駄王が入る、というか王はずっとここに居ろよな、もう午後なのに寝癖が凄いぞ。


 とりあえず、山小屋に魔将補佐が住み着き、王都内で演説を繰り返していること、幻影とかそういう感じのものであり、攻撃が効かないこと、そして人族と魔族を合わせてその協力者が800程居ることを報告した。


 ついでに禁酒に関する演説を国の方で完全に禁止し、行った者だけでなくそれに賛同した者も厳罰に処す旨のお触れを出すよう要求する。




 ここまでは良い、ただの報告と要請だからな。



 問題はこの先、既に禁酒すべきという方向に傾いてしまった人々も居るなかで、どうやって王都民に酒の良さを再認識させるかだ。

 何とかして禁酒化に向かう世論を断ち切らねばならない。




「おぉ、ゆうしゃよ、それならこちらも酒祭りを開いて対抗じゃ、これより世界中の酒とつまみを掻き集めようぞ!」


「しかし王よ、今は食糧危機の最中、そのようなことをする余裕はありませんぞ」


「それなら食糧を得れば良いではないか、王国軍を使って狩りをすればどうじゃ、どうせ敵は武力では攻めてこんのじゃろ?」



「良いじゃないかそれ! さすが駄王、酒と祭に関しては天才だな!」



「勇者よおぬしもか……全く短絡的というか何というか、ちなみに失敗してもわしは責任を取らんからの」



 歳の取りすぎでやたらと慎重になってしまった総務大臣は放置し、早速王都酒祭に関して具体的に話し合う、特につまみに関してだ。


 食糧危機の今、もはや狩って食材にするのは魔物をおいて他に無い。

 多少味は落ちるものの、ちょっと味付けを濃くしてやれば何とか誤魔化せるであろう。



 そもそもオークや牙ウサギの肉が流通すれば食糧問題は当面何とかなりそうだ。



 王都に動物の肉を提供している猟師にとってはかなり強敵で、そう易々とは倒せないどころか、場合によっては逆に人間側が餌にされてしまう魔物。


 だが今回は兵を出し、それが猟師に付き従って大々的な狩りをすることとしたのだ。

 森の魔物ぐらい簡単に討伐し、大量の食糧をもたらすことになるであろう。



 このイベントは祭りだけではない、王都に食肉を供給する役割も担っているのである。




「じゃあ俺達も狩りに参加するから、始めるときはぜひ教えて欲しい、それから酒の方もジェシカ経由で帝国に打診してみるよ」


「おぉ、ゆうしゃよ、帝国にはまだ酒が沢山あるそうじゃからの、ありったけ注文しておくのじゃぞ!」


「わかった、帰ってすぐに伝えておく、それから海の方にも何か食材を提供出来ないか聞いてみるよ、ではまた明日来る!」



 ノリノリなのは俺と駄王の2人だけ、王の間に居た他の大臣共は呆れ顔であった。

 だが甘いな、こういうときは自粛とか節減とかせずにパーッとやっておくべきなんだよ、たぶんだけど。



 リリィに乗り込み、話に付いて来ることが出来ずにボーっとしていたセラとともに屋敷へ戻る。



 ※※※



「ただいまぁ~、あ、聞いてよミラ、また勇者様と王様がわけのわからないことを言い出したのよ」


「おかえりなさい、お姉ちゃん、そんなのはいつものことでしょ、もっと具体的に話して欲しいわ」


 何かディスられている気がするのだがまぁ良いか、とりあえずミラに軍を使った食料、というかつまみの調達と、王都酒祭の開催について伝える。


 呆れられてしまった……



「ところでミラ、そっちの方は何か進展があったか? デフラは兄のことを何か話したか?」


「ええ、多少は話しましたが、今はまだ詳細を聞いている最中です、地下室に居るので一緒に行きましょう」



 地下へと降りる、皆はシルビアさんの執務室に居て、そこでデフラの話を聞いているようだな。


 奥から話し声が聞こえているのだが、俺だけはまだ地下牢の手前で待たされている。

 牢に捕らえている訪問員だった囚人の1人がトイレを使っているそうなのだ。


 うむ、暇だし、せっかくだから処刑予定の魔族でも拷問しておこう。



「おい、魔将補佐のアンドリューについて知っていることを全て話せ」


『あぎゃぁぁっ! 知らねぇっす、マジで何も知らねぇっす! おぅごぉふっ!』


「そうか、すまんかったな、ではお前はどうだ?」


『ぎひぃぃっ! おろろろっ』


「汚ねぇ奴だな、ゲロなんか吐きやがって、キモいのは顔だけにしてくれよな」



 ここに居る2体は1920商会の訪問員と本部の橋渡し役だった中級魔族だ。

 しばらく痛めつけてみるものの、特にこれといった話は出ない。


 やはり下っ端なわけだし、魔将補佐アンドリューとその協力者の情報は持っていないようだな……



「勇者様、もう入って来ても良いわよ」


「わかった、すぐに行くよ」



 ボロボロになって横たわる魔族を放置し、シルビアさんの執務室へと向かった。

 中ではデフラと、それからカポネが吊るされており、2人への尋問が行われている最中である。



「それでデフラ、お前のの兄について俺にも教えてくれないか?」


「ええ、兄にはあの家を借りたとき依頼会っていませんが、1920商会に関与していたのは間違いありません、給与から家賃が天引きされていましたから、商会からそれを受け取っていたはずです」


「兄はどんな奴なんだ?」


「何というか、すぐに変な思想に感化されてそれに傾注してしまいます、私に紹介の仕事を斡旋しに来たときも禁酒について熱く語っていましたから」


「なるほど、今は禁酒思想にハマり、その運動に参加しているということなんだな」


「そうだと思います、でも本当に居場所はわからないし、そもそもそんなに仲良くありませんから、これ以上聞かれても何も答えられません」


「そうか、じゃあデフラは降ろしてやってくれ、あとはカポネに色々と聞こう」



 デフラを牢に戻し、ここからはカポネへの質問タイム……とも思ったがそろそろ夕飯の時間だ。

 食事をした後に風呂に浸かりながらゆっくり話を聞くこととした。



 ※※※



「……というわけでアンドリューの奴がそういう状態だなんて知りませんでしたよ、模擬戦とかでもわざとウワバミ様に負けたフリをしていたんでしょうね」


 アンドリューがその理想を達成するために具現化した幻影のような存在であることは魔王すらも知らないらしい。

 当然同僚であるカポネもそんなことは聞いていなかった。



 ずる賢いアンドリューはそのことを隠すためなのか、わざとカポネよりも少し強いぐらいの力を演じていたようだ。


 本当は攻撃など効かないのだから、物理攻撃しか出来ない魔将のウワバミと模擬戦をしても負けることはないはずなのにな。



「ところでカポネ、アンドリューはどんな攻撃をするんだ? あの状態じゃ向こうからも何も出来ないだろうに」


「そういえば普通に魔法で攻撃していましたし、ダメージも受けているように見えました、何か幻術の類でも使っていたのでしょうかね?」



「ご主人様、それが幻術だったら相当に高度なものですよ、私だって複数の現象を同時に見せるのは一苦労ですから」


「そうか、サリナでも難しいというのであればかなりのものなんだろうな、とにかく奴の実力は計り知れない、次戦うときは十分に注意しよう」




 風呂上りはジェシカに頼んで帝国の酒を融通して貰えるように手紙を書いたり、狩りについても勇者パーティーとして参加する旨を皆に伝えたりした。



「狩りはそんなに大人数で行ってもかえって邪魔になるだけだ、俺とカレン、それから森の地形に詳しいセラとミラだな、あとはルビアが救護所で待機だ」



「ご主人様、私も付いて行きたいです」


「じゃあリリィもルビアと一緒に救護所な、怪我人の救助と運搬をするんだ」


「はーい! じゃあ余ったお肉をちょっと分けて下さいね」


 どうせそれが目的だろうと思ったぜ、おそらく肉を取った後の骨を貰ってしゃぶるつもりだろうな。

 そういうところに残った肉の味はなかなかだし、捨てるよりはリリィが食べた方が良いであろう。



「じゃあ残りのメンバーはここで待機ということで、精霊様は連絡係をしてくれ」


「1往復あたり銅貨1枚で請け負うわよ」


「高い、3往復で銅貨2枚にしてくれ」


「わかったわ、交渉成立ね」


 なぜ精霊様はパーティーメンバーなのに従量課金制なんだろうな?



 狩りのメンバーも決まり、その他の段取りも付いたということで会議は終了とした。

 あとは王宮から開始の連絡を待つだけだ、他の準備は全て向こうでやってくれるであろう。



「そうだ勇者様、あの捕まえてある魔族、そのお祭りで処刑しちゃったらどうかしら? お酒を禁止にしようとしたのはこいつらですって言ってさ」


「それだな、魔族が人族を嵌めるために禁酒法を推進していたことをアピールするべきだな」



 ついでに、カポネにも広場で自分達が何をしようとしていたのかについての講演会をして貰うことに決まった。


 これで禁酒の推進にどのような裏があったのかを王都民にアピール出来そうだ。



「あ、捕らえてある魔族の件で思い出したんだが、訪問員達の処分はどうなっているんだ? ずっとこのまま地下牢に入れておくわけにもいかんだろう」


「では私が王宮の方に掛け合ってみます、今のままだと食費も掛かりますし、本人達もこれからどうなるのか不安でしょうから」



「ねぇマリエルちゃん、出来ればあの子達を畑の作業員として私が貰いたいわ、小麦畑まで作ったから1人で管理するのは大変なのよ」



 マーサは自分のニンジン畑だけでなく、馬車を牽く馬の管理、そして新設した小麦畑の管理を日常業務として行っている。


 いつもリリィが手伝ってはいるものの、そもそも子どものお遊び程度でほとんど役に立っていないのが現状だ。

 あの囚人達をそちらに回せればマーサも楽になるし、生産効率も格段にアップするであろう。



 それについてもマリエルが王宮に頼んでみることとなった。




 翌朝、早速狩りの開始を告げる伝令が屋敷にやって来る。

 集合は翌日の日の出前、北門の横に集まってチーム分けをし、それぞれ指定のスポットに赴く流れになるそうだ。


「弁当は持参だってよ、シケてやがるぜ、ちょっと食糧庫から保存食を出そう」



「ご主人様、干し肉を沢山持って行きましょう」


「カレン、沢山はダメだ、今はストックが少ないからな」


 既に弁当と称して大量の保存食を持ち出そうとしたリリィがミラに叱られている。

 カレンも油断ならない……ポケットがパンパンなのだが?



「カレン、ちょっとポッケの中を見せなさい」


「あうぅ……ごめんなさい、お肉をゲットしていました……」


「お尻ペンペンだな」


 素直に白状したので100回で良いにしてやった、言い訳をしたらしいリリィは500回叩かれたうえに正座させられている。



「皆弁当以外の準備も終わったな、特にセラ、替えのパンツは持ったか?」


「またまた、森に行くぐらいでおもらしなんかしないわよ」



「勇者様、お姉ちゃんの替えパンツは私が持ったので大丈夫です」


「うんありがとうミラ、でも1枚俺に貸してくれ、帽子を持っていないんだ」


「わかりました、ではこのお姉ちゃんのパンツを頭に被ると良いでしょう」



「あの、私を無視して話を進めないで欲しいのだけれど」




「ご主人様、私の替えパンツも持って行って下さい、治療に専念しすぎておもらしするかも知れないので」


「……ルビア、救護所でそれは衛生的に良くないぞ」


「はい、では帰ってからするのでキツく叱って下さい」


「それもダメだ、屋敷も清潔に保ちたい」


「そうすると私はどこでおもらししたら良いんですか?」


「トイレでお願いします」



 その後も馬鹿なことをやっているうちに夕方になってしまった。

 明日は朝が早い、もう風呂に入って早めに寝ることとしよう。



 王都にはびこる禁酒論を鎮め、王都民に再び酒の良さを認識させるための準備段階である今回の狩り。


 特に何事もなく終えることが出来ると良いのだが……

120話に到達することが出来ました。

これからも続けていきますので、呼んで下さっている方はぜひ応援の程、よろしくお願いします。

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