表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第十九章 島国
1201/1360

1200 年末の帰還

「……そう、敵はケツ穴の神、不浄の中の不浄、まさに魔界の神であるというのは言わなくてもわかるようなことだ、そこで……そのケツ穴に対抗する、不浄なケツ穴をさらに不浄なものにするためのクリーチャーを用いるのだ」


「それで……大蟯虫クリーチャーを使うってのか……マジで頭おかしいだろお前、腐ってんじゃねぇのかその脳味噌?」


「かわいそうに、頭に小さい大蟯虫クリーチャーがこれでもかってぐらいに詰まっているのね、生まれつき」


「そうではないわっ、そうではない、せっかくの相談なのだからちょっと可能性を秘めている何かを提示しようと思っただけでな、今回の提案は気にしないでくれ、さすがにそんなモノを使うというのはやりすぎかも知れないからな」


「さすがにね、でもちょっと待って、他にやりようがないのであればやってみるのもアリかもって、ちょっと思うんだけどどうかしら?」


「おいおい、セラまで頭の中に大蟯虫クリーチャーの巣が出来たのか? やべぇぞその発想は」


「でも、他にやることないんだし、ちょっと試してみるぐらい良いじゃないの」


「大惨事になりそうな予感がしなくもないんだが……まぁ、考えるのも面倒だし、ひとまずそれでいくこととしようか」


「……本当に良いのかそのように適当で? 知らぬぞどうなっても」



 自ら提案しておいて止めに入る魔界の神であったが、まさかあの大蟯虫クリーチャーを使った作戦を思い付くとは……まぁ、実際にあのキモさに接したわけではないゆえに、そういう発想になるのかも知れないが。


 で、どういうわけかそれに乗ってきたのはセラ、しかもその後ろではユリナやサリナも『やってみてはどうか』という感じを醸し出しているではないか。


 この後衛の連中もまた、前衛や中衛のように『奴等』に近付くことがあまりなく、比較的遠くから攻撃することが可能なメンバーであるから、そのようなことが言えるに違いない。


 実際にあのキモいキモいバケモノの、すぐ近くまで接近したり、そもそも物理的な攻撃でブチ殺したりということをしていない限り、アレの本当のキモさはわからないのかも知れないな。


 とはいえ、かなり乗り気になってしまっているセラやその他の賛成論者を抑え込むことも出来ず、他の仲間達に関しても、どうせ危なっかしい作業は俺に押し付けるつもりのようで、この作戦についてはどちらでも良い、という立場を取っている。


 これはもう『やめよう』などとは言えない雰囲気であるな……結局俺が全て、もちろんヤバいところだけ任されるのは確実なのだが、それにしても少し危険すぎるミッションではなかろうか……



「そんで、大蟯虫クリーチャーを使うっていってもどうすんだよ? 敵にどうやって寄生させるとか……そもそも俺達、敵がどんなビジュアルなのかもわからんのだぞ今のところは」


「まぁ、さすがに人間の形をしているんじゃないかしら? そうじゃないと性質的にヤバいわよ、名前だけでコンプラ案件なのにさ」


「う~む、人間型であると想定して……それでも顔とかにケツ穴がありそうな勢いだよな、口とケツ穴が逆とか、そんな感じで……」


「その程度で済めば良いけどね、まぁ、何にせよ会ってみないとわからないわ、そのキモさとか醜悪さとか色々と」


「だな、じゃあ王都では多少の準備とか何とかだけして、すぐに魔界へ戻って情報収集することとしようか、頼りにしていたこの馬鹿もとんでもねぇ役立たずだったわけだし」


「それを言われても仕方がないな……あ、だがケツ穴の神の肖像画であれば用意することが可能かも知れないぞ、どうだ?」


「ちょっとっ! そんなんだったら先に言いなさいよっ! 今すぐ用意しなさいっ!」


「……上位の神の肖像画が入った商品は完全受注生産だからな、発注して、完成までに1週間ぐらい掛かるであろうよ」


「リアルに年が明けるわね……」



 まずガッカリさせておいて逆に期待させ、さらにそこからガッカリさせるという魔界の神の黄金コンボ。

 気分的なものなので特に問題はないのであるが、血圧や血糖値がここまで乱高下していたらと思うと恐ろしい。


 で、どうしようかとこちらで話し合った結果、やはりケツ穴の神のビジュアルを予め把握しておくべきであろうということになったため、その完全受注生産のブロマイドか何かを頼んでおくこととした。


 もちろん費用などを俺達が持つことはない、今目の前に居る雑魚の魔界の神は、現状俺達の慈悲で生かされている、本当に弱々しい存在であるのだから、そういう奴がコスト面の負担をすることは決定事項。


 何やら文句を言っているところを脅迫し、これ以上何か言うのであれば暴力で解決せざるを得ないということを伝えて言うことを聞かせる。


 渋々、といった感じで費用負担をしつつ、ケツ穴の神のビジュアル確認作業を手伝う気になったらしい魔界の神であった……ついでにそのケツ穴野郎の居場所も聞いておくこととしよう……



「おい雑魚神、お前さ、だいたいで良いからそのケツ穴の神の居場所とか知らない? 知らないんだったら半殺しにするぞ」


「うむ、ここまでの上位ともなると、その神の出現場所はそこそこ公表されているからな、どれどれ、魔界イベントスケジュール(来年版)を確認してと……うむ、年明け早々に、とは言ってもまぁ祝賀ムード明けだが、死神が支配しているエリアの最大都市を訪問するらしいな、何のつもりかは知らないが」


「死神のエリアにっ? じゃあもしかして『神の屁』が俺達を監視していたのは……」


「訪問予定のエリアで暴れている奴を、一般的にチェックしていただけかも知れないってことね」


「かもな、だがここまで首を突っ込んだ、というかもう神の屁をとっ捕まえた時点で攻撃してしまっているんだ、今更退くことは出来ないよな、つまり殺るしかねぇってことだ」


「そういうことになりますわね……」



 どうせいずれは相対することとなっていたのであろう、魔界でも上位に位置しているケツ穴の神。

 それを今撃破することに関しては何の問題もないし、俺達の強さであれば敗北も、あまりにもアレな攻撃を受けない限りないことであろう。


 むしろこんな中途半端なところで手を引けば、向こう側が戦いの準備を進めてしまう分、どんどんとこちらが不利な状況になってしまうのだ。


 そうなるまえにやるべきことをやっておき、確実にケツ穴の神を殺るようにしなくてはならない……と、まぁこれは年が明けてからの話である……



「え~っと、じゃあ作戦は急遽、大幅に変更ということで良いな? しばらく王都に滞在して肖像画? が描き上がってくるのを待とうか」


『うぇ~いっ』


「それから、もちろんこの期間には準備もそうだが……まぁ、せっかく王都で年越しするわけだし、ちょっとゆっくりするってのもアリだな……マーサ、みかん買って来てくれあとお茶も」


「は~いっ、じゃあダッシュで行って来るわねっ!」


「飛ばしすぎてみかんジュースにすんなよ~っ」



 風のように走り去って行ったマーサと、早速こたつ用のテーブルを用意し始めた他の仲間達。

 火魔法を用いた簡易なこたつではあるが、部屋の隅でカチコチになっているリリィを解凍するぐらいの力は持ち合わせていることであろう。


 すぐに準備は終わり、マーサもまた風のように走って戻って来たことから、すぐに全員で巨大なこたつを囲んで……どうして魔界の神が残っているのだ。


 こんな奴は単に情報収集のために呼んだだけであって、一緒にこたつへ入ってみかんを貪り食うところまで許可した覚えはない。


 直ちに放り出すことと、それから早くそのケツ穴の神の肖像画入りの何かが完成するよう、業者にプレッシャーを掛けに行けと怒鳴り散らしておく。


 さすがにこたつ如きのトラブルで殺されたくはない魔界の神は、オーバーな動きでこたつから出た際の寒さを表現しつつ、ゲートを通って魔界へと戻る。


 どうやら金払いが悪すぎて魔界におけるライフラインを全て止められているらしいのであるが、そんなことは俺達の知ったことではないのだ……



「やれやれ、やっと帰りやがったか、これでこたつも少しは広くなるし、エリナもベタベタされないで済むし、良かった良かった」


「リアルに顔とかベタベタでしたからねあの神様、きっと乾燥対策で軟膏とか塗りたくって……想像するとより気持ち悪いですね……」


「余計なことを言うんじゃないよ、夢に出てきそうな光景だぜ全く」


「すみません……それで、これからどうするんですか私達? 年明け……といってもこのままずっとこたつに入って時間を潰しているわけにもいきませんし……」


「う~む、それについては少しばかり考える必要がありそうだな……」



 このままこたつと一体化して年を越すわけにもいかない、それは俺にも、他の仲間達にもわかっていることである。


 だが具体的に何をしたら良いのか、それについての意見はなかなか出てくることがない。

 そもそも意見が出ないのではなく、俺達が単にこたつから出たくないだけというだけで、その根本的な問題を解決しなくてはならないのだ……


 まぁ、現状でこたつよりも暖かい場所はこの異世界の中に存在しないことであろうから、この安全な場所でゆっくり今後の予定を立てるのも悪くはないであろう。


 そのようなことを考えていたら、1人、また1人と、こたつの机に突っ伏して居眠りをし始めたのであった……これはこのままフェードアウトする流れだな……



 ※※※



「あ~っ、もう酒がねぇや、アイリス、すまんが酒を倉庫から持って来てくれないか?」


「え~っと、その~、その1本が最後の1本でした~」


「……マジか、酒の神にも見放されたってのかよ俺達は、このままじゃ年を越せないぞ、どうしようか?」


「その前にこたつから出る方法を考えないとよ、ほら、もうそろそろ火の魔石を交換しないとなの」


「おうおうそいつは困った、だがそれはユリナ、火魔法で充填してくれ」


「……ダメですのご主人様、コレ、使い切りタイプなのでそのうち粉々に砕け散りますわよ」


「……予備は?」


「ありませんの」


「・・・・・・・・・・」



 まだ年を跨いでもいないというのに、早くも破綻してしまいそうなこたつ生活であった。

 酒もないし食事もない、そしてこたつの根本をなす火の魔石までも失われつつあるとは。


 ここで何か対策を立てなくては、年越しは暖かいこたつで幸せにではなく、極寒の屋敷の一角でブルブルと震えながら固まって……ということにさえなりかねない。


 ここは寒さに強いカレンやマーサに買出しを頼むか、或いは唯一こたつからの脱出を成し遂げ、庭の温泉とこたつとを行き来しているジェシカに、そのような力があるのだからと仕事を押し付けてしまうべきか。


 いずれにせよこのままでは埒が明かない、少なくとも商店街までは行かなくては、そしてそこでこたつの維持を考え……いや、こたつよりも魅力的な何かを探すのが優先なのかも知れない……



「……よしっ、誰か最初にこたつから出るファーストペンギン的なポジションを頼む」


「それならジェシカちゃんがもう……」


「後に続くタイミングを逸したからそれは無効だ、とにかく全員でこたつから出て、商店街へ買出しに行くぞ」


「勇者様、年の瀬で凄く人が多いはずですよ商店街は、ただでさえ今年はいろいろあって、家庭における備蓄を全て喪失した人がかなり居るはずですから」


「そんなもん蹴散らせば良いだろうよ……ってここ魔界じゃなくて王都だったな、いかんいかん、危うく人族を滅ぼしてしまうところだったぜ……で、それっ!」


「ひゃぁぁぁっ! 寒いです寒いですっ! 何するんですかご主人様はっ!」


「そしてほいっ! よしっ、皆サリナに続いてこたつから出るんだっ!」


『うぇ~いっ!』



 くだらない話の最中、ちょうど手近なところにあったお手頃サイズのベストな存在であるサリナを、ひょいっと掴んでこたつの外へと放り投げてやった。


 これで貴重な『最初の1人』がこたつから出るということを成し遂げてくれたため、他の仲間も、そしてもちろん俺もそれに続く。


 ルビアとアイリスだけはなかなか出て来なかったため、引っ張り出して尻をビシバシと叩いてやると、ようやくこたつに誘引されることを諦めたらしい。


 ひとまず商店街へ向かうぞと、ミラに財布を持たせて……まぁ、全員で行く必要などなさそうだな。

 ここはいつもの如く班分けをして、残るチームは屋敷で夕飯の準備をするということにしておこう……



「え~っと、じゃあ財布持ちのミラと、それからセラとカレンとマーサと……あとは精霊様と俺だな、この面子で買出しへ行こう」


「ではご主人様、私はこたつを守る役目が……あぁっ! もう火の魔石が……そんな……」


「残念だったなルビア、お前は夕飯の支度でも手伝っておけ、包丁は持つなよ危なっかしいから」


「は~い……」



 遂にこたつを暖かいものとしていた火の魔石(使い捨てタイプ)が、そのエネルギーを全て失い、粉々の灰になって崩れ去った。


 これは早く買出しを済ませて戻らないと、せっかく動き始めたリリィがまたカッチコチになってしまうではないか。


 一旦ジェシカにリリィを抱えておくようにと要請し、俺達は急いで屋敷を出て、年末の買い物で混み合っているのであろう商店街を目指したのであった……



 ※※※



「は~いっ、いらっしゃいいらっしゃい! 安いよ安いよーっ! 限定商品だよーっ! そこのお兄さんちょっといらっしゃーいっ!」


「おい見ろよ、何か知らんがサキュバスの連中がまともに商売してんぞ」


「何を売っているのかしらね、お~いっ!」


「あらっ? 勇者さん達じゃないの、お買い物かしら?」


「そうなんだが……何だその吊るされたサンドバッグみたいなのは……動いてるし」


「コレ? コレは『サンドバッグ用豚野郎』よ、店に来ていた払いの悪い客を『加工』して商品化したの、カバーを取って、顔が見える状態で死ぬまで殴る蹴るの暴行を加えるのがオススメの使い方ね」


「とんでもねぇもん売ってんじゃねぇぞこんな往来のど真ん中で……しかもこんなんで金貨3枚とかボッタクリかよ……」



 どこにでも居そうな普通のおっさんが入ったズタ袋、そんなモノを高額商品として、しかも生きたまま商店街の路上で販売しているのはヤバい。


 だがその販売者のヘッドが、王都を何度も恐怖に陥れた魔王軍の、その四天王のうち第二席を担っていた強キャラであり、現状でも違法極まりないボッタクリバーを大々的に営業している猛者なのだ。


 もちろん誰も文句は言えないし、言おうとも思わないのであろう、だが売れていないところを見るに、その程度のモノであれば路地裏などで、直接チンピラ狩りでもすれば済むというところなのであろう。


 それをするだけの強さがない奴は、別におっさんを殴り殺して悦に入るなどということはしないのであろうし、この商品はイマイチ売れないのであろうといったところだ……



「まぁ、売れ残ったら店の客に強制購入させるから良いんだけど、それよりもほら、このちょっとしたグッズだけでも買って行って欲しいの、魔界探索でも役立つ商品があるかもだし」


「ほうほおう、例えば?」


「例えばそうね……この魔界の武器であるGUN!」


「GUNだとっ!?」


「……を、模して作られたおもちゃね、水を発射することが可能よ」


「水鉄砲かよ……しかも鉄貨1枚って安すぎだろ」


「だって、ちょっとでも商品を売って、商店街の『福引剣』を配らないと、コレ、ひとつ配布するごとに結構お金貰えるみたいなのよ」


「福引券じゃなくて剣なのかよ……しかもちゃちいな、何なんだよこのゴミみたいなのは?」



 どうやらそこら中で同じものを配っているようだが、何かのイベントなのであろうということは良くわかった。


 もちろん貰えるものは貰っておく主義だし、水鉄砲も夏になればそこそこ楽しそうであるため、鉄貨1枚を支払って購入しておく。


 他にも買い物をすればするほどに貰える『福引剣』、一体どうやって使うのかは謎であるが、ひとまず最後に高級なカニを購入した際、10個もまとめて貰ったのでもう十分であろう。


 買い物もおおよそ済んだことであるし、そろそろ帰らないと本気で屋敷のこたつが冷え冷えになってしまうからな。


 ラストにまとめて福引とやらだけしておいて、適当にポケットティッシュでも貰って……いや、精霊様の豪運があればもしかすると特賞なども……



「……福引き、結構出来るみたいね、何が当たるのかしら?」


「お肉!」

「お野菜よっ!」


「わかんねぇけど、あぁ、暇だしアレだな、温泉旅行でも当たってくれないかな? てかこういう流れだとそうなるだろう普通? 商店街のくじ引き系イベントなんて主人公達が温泉とかプールとか、そういうのに招待されるためにあるようなもんなんだぜ」


「何をいっているのかしらこの異世界人は……とにかくまぁ、旅行でも当たれば万々歳ね、いつも旅行みたいなことしているって言われるとちょっとアレだけど……」


「旅行と遠征を一緒にすんじゃねぇよ頼むから、旅行ってのは楽しむために行くものであって、敵と戦ったり謎を解いたりとかそういうことじゃないんだよ、わかるか?」


「まぁ、わかるにはわかるけど……そういうのは当たりを引いてから考えましょ、精霊様が」


「ふふんっ、私なら大丈夫に決まっているじゃないの、任せておきなさいマジでっ、一つしか入っていないはずの特賞を複数引き当ててみせるわっ」


「時空歪んでんじゃねぇかそんなもん……」



 とにかく、そこら中に出されている案内に従って商店街を進み、副引きが出来るという場所まで移動した俺達。


 向かう先で人集りが出来ているのがおそらくそうであって、なかなかの盛り上がりを見せているらしいのだが……血飛沫が飛びまくっているのは気のせいであろうか、まぁ、接近してみればその全体像が見えてくることであろう……

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ