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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第十九章 島国
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1195 あっという間の消失

「それで、まずはどうやってその見られているのかいないのかってことを調べ上げるわけ? そう簡単にいくようなことじゃなさそうよコレはちょっと……」


「うん、まぁ、そこはちょっと考えないとなんだけど、とにかく全員でまとまって外へ行ってみて、そこで『見られる』ことがあるのかどうかを確認しておくべきじゃないかしら?」


「だな、まずはそれでいってみよう、さっきはちょっと目立つ行動をしていたから、それで俺達の元々の行動とは関係なくチェックされたとかかも知れないからな」


「あの、全員だとちょっとアレですし、ここは5人か6人ぐらいでどうでしょうか……」


「ルビアは寒いのがイヤなだけだろうに……まぁ、ほぼほぼ冬眠モードなリリィのこともあるし、そうしてしまっても良いかもな、その分目立つ行動を取ってやれば良いんだから」



 ということで庁舎の部屋から出て、再び町の中を散策してみることとなったのは俺を含めて6人。

 先程一緒に行動していた3人と、それに加えてマーサに精霊様というメンバーである。


 そのメンバーをもって、町中で本当にちょっとした『目立つ行動』をしてみて、そのときにあのような連中が出現し、再びこちらに視線を向けるのかどうかで監視の有無を判断しようというところだ。


 徒党を組んで外へと繰り出し、戦闘の精霊様はサングラスを装備しつつバールのようなものを手に持ち、後ろでマーサが釘バットを振り回しているというような状態で、オラオラしながら町中を歩く。


 と、この程度ではその監視していたらしい連中も寄って来ることがないようだな、もう少しだけ目立つ行動を……うむ、手近なところにちょうど良さげなターゲットが居るではないか。


 圧倒的弱者らしい、ガリガリで背の低い魔界人間の胸ぐらを掴み、金銭を要求しているのは、明らかにお前の方が金持ちであろうという感じの少し大き目、というか身長2m50cm程度の同じ種族。


 町中で堂々とカツアゲをしているということなのだが、もちろんそのしている側の奴の方が身分が高い状況にあるため、誰も止めないどころかそれが当たり前のような感じになってしまっている。


 カツアゲされている方は既に顔面を殴られ、これ以上やられれば確実に死亡するような状態であるが、それでもない袖は触れないというか、とにかくカツアゲしている側の要求に答えられないようで、そのままひたすらに暴行を受けている。


 で、そのような悪事を正義の勇者パーティーである俺達が見逃すはずもなく、全員でツカツカとそちらへ接近して行った……



「オラァァァッ! 持ってるもん全部寄越せって言ってんだボケがぁぁぁっ!」


「す……すみません……今日はもうお金がなくて……本当にすみません……」


「謝って済むんだったら神も堕天使も要らねぇってんだよ、金がないなら他のもん寄越せや……そうだな、テメェの生皮を剥いでバッグにしてやんよ、それで良いだろう? てかその方がテメェみたいなゴミでも誰かの役に立つことが出来て幸せだろう? あんっ?」


「ひぃぃぃっ、勘弁して下せぇっ、どうか勘弁して……」


「うっせぇわぁぁぁっ! テメェ俺様に口答えしてっとマジで……ん? 何だテメェ等は?」


「何だって、正義の味方よね? ちょっとあんた、その弱そうな雑魚を解放してあげなさい、それとお金、持っているだけ出しなさい」


「何を言ってんだこの変な女は……てかお前何? 魔界人間でさえないじゃねぇか、しかも可愛いし、そっちのウサギの……魔族かよっ? あと人族も3匹と……チンパンジー?」


「おいセラ、お前アイツにチンパンジーだと思われてんぞ」


「……今の流れだとどう考えても勇者様のことだと思うんだけど」


「何だって? おいお前オラッ、誰がチンパンジーだボケ、土下座して謝罪したうえで自分の頭地面で摩り下ろして死ねや」


「はぁっ? テメェちょっと調子に乗って……何だ人族? そんな紙切れで俺様を攻撃しようなんて……大守護堕天使様の書状じゃねぇかぁぁぁっ! ギャァァァッ!」


「うわぁ~っ、効果ありすぎだろこれ……」



 ゴミ堕天使野朗の書状を見せた途端に、先程の雑魚金持ちのように土下座し、そして指示通り地面で自分の頭を摩り下ろし始めるカツアゲ魔界人間。


 ミラはそのまま書状を掲げつつ、土下座している魔界人間の後頭部に足を乗せてその摩り下ろし作業をヘルプしてやっている。


 で、その間に俺達は周囲を見渡しているのだが、それはやはり先程と同様、目線のようなものを感じ取ったからで……カレンが見つけたようで合図を出してきた。


 広い大通りの反対側、少し離れた場所からこちらをジッと眺めている、いや睨んでいると表現した方が良いか、とにかく敵意をビンビンに感じる目線が、知らないおっさんからこちらに向けて放たれているのだ。


 そして俺達が一斉にそちらに目を向けた瞬間に、そのおっさんはまるで煙のように居なくなってしまった。

 あれだけ発していた殺気のようなものは忽然と、そのおっさんの姿とともに消え去っている。


 俺達にさえ、もちろんフルで警戒していた精霊様にさえもその行方を感じ取らせることがない、ある意味究極の逃げを見せたそのおっさんは何者なのか。


 後を追うべきかとも思ったのだが、手懸かりのようなものを残して行ったわけではないため、今は余計なことをしない方が良いというのはミラの判断。


 ひとまずは地面に頭を擦り付けて泣き叫んでいるカツアゲ魔界人間を『処理』するところから始めて、目線を送ったあの知らないおっさんへの対処はその後に考えることとしよう……



「ひぎぃぃぃっ! 誠にっ、誠に申し訳ございませんでしたぁぁぁっ! もうこのままだと死んでしまうので勘弁して頂けたらと存知ますぅぅぅっ!」


「そんなのダメに決まっているじゃないですか、というかちょっと、血濡れになる前にお財布だけ提供して下さい」


「ヘヘーッ! 全て差し上げますのでっ、どうか、どうかご容赦をぉぉぉっ!」


「うっせぇ奴だな、自分はそっちのほら、ガリガリの奴に横柄な態度を取っておいてそれはないだろう? なぁ、そっちの被害者君……はもうこの世を去ったのか、汚いから後で片付けさせよう、で、お前も同じように死ぬんだよ、今、今日この場でなっ!」


「そっ、そんなぁぁぁぁっ! だって、弱者をいじめたり弱者から搾取したり、あと弱者をまるでモノのように扱う権利は、俺達上級の魔界人間が死神様から賜った正当な権利で……」


「じゃあ、私達もその権利を行使して、あんたみたいな弱者を蹂躙することにするわ……てか頭が止まっているわよ、もっとゴリゴリ削っていきなさいっ! こんな風にっ!」


「ギャァァァッ! しっ、死ぬ……死んだぁぁぁっ!」


「汚ったねぇ脳漿が飛び散ってんぞ、後で掃除しておけよなっ」


「・・・・・・・・・・」



 カツアゲ魔界人間はそのまま頭を滅失させられて死亡し、死体は隣のエリアのような病気の蔓延の元になるということで、その辺を歩いていた変な奴に片付けさせる。


 で、そんなことをしている間はもう、あの監視している何者かと思しき知らないおっさんの姿や気配が現れることもなく、ただただ道行く魔界人間の注目を浴びていただけであった。


 次はもう少し奥まった場所で、その監視のおっさんがどこかへ立ち去ることが出来ないような場所を用いて騒ぎを起こしてみることとしよう。


 また、精霊様の見解によると、どうやら守護堕天使の書状をミラが掲げた際に視線を送ってきているのではないかとのことである。


 それも一理あることだし、次以降もいたずらにその辺の奴をブチ殺すのではなく、それを提示して平伏させた後に、処刑というかたちで殺害していくこととしよう。


 これ以上目立っていてもアレなので、すぐに場所を変えるという決断をして俺達は、大通りではなく少し路地を入った、袋小路のような場所を目指す。


 細い一本道が終点まで続き、しかも途中の建物には出入口も見当たらないという、構造上欠陥があるのではないかとも思えるようなその路地。


 ここであれば監視らしき奴は姿を眩ますことが出来ない、或いは出来たとしても相当程度に手間取るはずであって、その間にこちらがガン見してしまえば、もしかしたら正体を暴くことが可能かも知れない。


 などと期待を抱きつつ、ここにも存在しているわけのわからない野朗をボッコボコにすべく、何やら複数で調子に乗っているところを近付いて行く……



「ヒャッハーッ! 今日はかなりの儲けだぜっ!」

「てかよ、大通りに出たアイツ戻って来なくね?」

「知らんけど、大成果でも挙げて逃げたんじゃねぇのか? 山分けがイヤでよ」

「かも知れんな、もうアイツとは友達ヤメだ」

「元々アイツ、一番身分低かったからな、友達じゃなくてモノだぜマジで」

『ギャ~ッハッハッハ!』


「……どうやらさっき殺したカツアゲ魔界人間の仲間のようなんですが……どうします?」


「どうするもこうするもないだろうよ、お~い、そこのカス共~っ、ちょっと時間良いか~っ?」


「あんっ? おい見ろよっ、カモが向こうからやって来やがったぜ」

「ヒャッハーッ! カモがネギどころか女が5人……と、チンパンジー?」


「だからチンパンジーじゃねぇっって言ってんだろぉがっ!」


「ぶちゅぽぺっ!」


「あ、しまった、書状を使わずに1匹ブチ殺してしまったぞ」


「ひっ、ひぃぃぃっ! 俺達の中で最強の身分を有するモブ金持ち君が一撃で肉塊にぃぃぃっ!」


「あ~あ、勇者様のせいでビビッちゃったじゃないの、書状使わずに」


「すんません……まぁ、でもここから仕切り直しすれば良いだろうよ、おいお前等ぁぁぁっ!」



 ここでミラがカス堕天使野朗の書状を取り出し、地面に這い蹲ってウ○コだのションベンだのを撒き散らしていたモブ魔界人間共を平伏させた。


 時分体が撒き散らした汚物の上に土下座し、必死で許しを請うその連中は、もはやプライドなど微塵も感じさせない、単に命乞いするだけに造られたマシンのような存在へと降格したようだ。


 で、もちろんその『書状提示』の瞬間には全員で周囲を警戒するのだが……見つけた、後ろからジッと注がれている、殺気の塊のような視線である。


 そして今回はそちらを見てしまうようなことなどせず、あえて気付かないフリをして逃走を防止し、そのまま雑魚いじめを継続しておく。


 こうしている間はずっと見られ続けたまま、視線の主が消えてしまうことも、気配が感じ取れなくなってしまうこともない。


 向こうは俺達の『気付かないフリ作戦』を察知しているのか、それとも本当に気付いていないと感じているのか、どちらかといえば前者のような気がしなくもないが、とにかく今は作戦を継続しよう。


 あまりにも汚らしい汚物塗れのモブ魔界人間共に対して、その場で様々な方法をもって死亡することを強要し、それに必死で挑む、というかあわよくば死んだ感を出して助かろうと足掻く姿を見て、ゲラゲラと大声で笑っておくのだ。


 ……と、ここまではさすがにやりすぎ、わざとらしすぎるかも知れないな……先程まではスッと気付き、そちらを見たというのに、今回はこんな狭い場所にも拘らず、まるでその視線を意識することがないなど、通常では考えられないようなことだ。


 というわけで、この辺りをもって『今気付いたフリ作戦』に切り替えていくべきなのであろう。

 ふと何かを察知したような感じを出し、一度周囲を見渡して……建物の影からこちらを見ている奴が居た。


 もちろんそいつからはすぐに目線を切って、その一瞬の目視情報から顔を思い出してみるのだが、どうも先程の知らないおっさんとは違う、また別のしらないおっさんのようだ。


 それはその一瞬だけの目視に対して動くことは……いや、一瞬だけ気配を消しかけたかも知れないが、引き続き監視を継続するらしい。


 ここでモブ魔界人間共の全てが死亡、というか痺れを切らした精霊様によって惨殺され、あまりにも汚いということで財布を諦め、その場を立ち去る流れとなった……



「さてと、このまま庁舎、というか宿まで帰りましょ、ちょっと運動しすぎてお腹空いちゃったかもだわ」


「だな、もうやることもないし雑魚の魔界人間にも飽きたし、このまままっすぐに……行けマーサ!」


「合点! とりゃぁぁぁっ!」


「はぁっ? なんとっ! ぬわぁぁぁっ!」


「よっしゃ! 一気に取り押さえるんだっ! 可能な限り殺さないようになっ!」


『うぇ~いっ!』


「ちょちょちょっ! ちょっと待て君達! どうして私に襲い掛かるのだね? ちょっと、話を聞け……ぐげぇぇぇっ!」


「何なのかしらこの人……いえ、人じゃないと思っていたけど普通に人よねコレ?」


「……ホントだ、おかしいな? 普通にクリーチャーの類だと思っていたんだが……どういうことだ?」


「どういうことだはこっちの台詞だっ! 何なんだねマジで君達は? 私が何をしたというのだねっ?」


「えっと、ちょっと様子の方もおかしいというか……」



 確実にこちらをガン見していたのはこの知らないおっさんであったのだが、捕まえた際の反応を見る限りではそのようなことは断じてないという印象。


 そもそも、このおっさんからはこれまで放っていた凄まじい殺気を感じ取ることが出来なくなっているし、そのような、俺達にプレッシャーを与える程度の力を持っているようにも思えない。


 ならばこのおっさんに関しては完全にフェイクで、敵、というか監視していた奴はまた別に存在していると考えるのが妥当だ。


 もしかしたらではあるが、おっさんの意識を何者かが乗っ取っていて、その行く鯛を用いて監視活動を行っていた、そんな可能性もないとは言えない。


 その場合居は、このおっさんが監視について本気で何も知らなさそうなことと、それから俺達を監視していた何者かがスッと、こちらにもわからないような勢いで消失してしまったということについての辻褄が合う。


 見られた瞬間に監視をやめて、操っていたその辺の知らないおっさんの肉体を解放した、そしてそのおっさんは群集に紛れ、こちらからは特に認識出来ないというか、目立たないようになってしまったということだ。


 そして今回、無駄にその監視員が捕まってしまったことに対しても、『肉体を解放する』というやり方で逃げ出して事なきを得たと、そういう感じなのではないかと推測する。


 もちろん仲間達も同じ意見のようで、先程までのアツい視線を送ってきていたこのおっさんと、今の困惑するこのおっさんはあまりにも違いすぎるということだから、やはりそうであるとしか思えないとのこと。


 で、ひとまずやかましいおっさんを、あまり長く触っていると汚い何かが移ってしまいそうだとの理由で放してみるものの、もちろんその場から逃げ出すことがないように取り計らう……



「いててっ……本当にとんでもない連中だよ君達は、というか謝罪とかそういうのはないのかね? 何の犯罪に遭ったかしらないが、君達のような低級の存在が、私のようなそこそこの低級でしかない存在に襲撃を仕掛けたのだぞ、殺されてもおかしくない状況だ」


「うるせぇハゲ、で、お前さ、どうして自分がこんな場所に居るのかってことについて記憶とかないわけ? なぁ、こっち見てたことに関してとかさ?」


「何だか失礼な……チンパンジー? とにかく君達のことを見ていたとかそういうのはないし、今すぐにD下座で謝罪して許しを請わないと、おじさん、本気で君達に制裁を加えちゃうよ? それでも良いのかな?」


「……ダメね、全然記憶がない感じだし、ウソを付いている様子もないわ、もう殺して良いわよこんなの」


「おっ? やるっていうなら付き合おうじゃないか、おじさんね、この界隈では武闘派で通ってい……」


『……消えたぁぁぁっ!?』



 本当に一瞬の出来事であった、こちらの態度にムカついたのか、そして武勇伝でも語りたかったのか、とにかく俺達の誰もが聞いていないような話の最中で、おっさんがいきなり消えてなくなってしまったのだ。


 だが最後の瞬間を俺はチラッとだけ確認した、スーッと足元から消え去るその瞬間に、おっさんが明らかな困惑の表情を見せたということに。


 おそらく自分が消え始めたことを認識したのであろう、そしてその消えてしまうことへの恐怖よりも先に、何が起こったのかわからないという困惑が、感情として表に出てしまったのであろう。


 つまりおっさんは意図して消え去ったわけでなく、何らかの外部作用によって『消された』と考えるのが妥当である。


 では何者が、どうしておっさんを消し去ってしまうようなことをしたのであろうかというところなのだが……それはもう、俺達を監視していた何かが、証拠隠滅……にしては遅すぎるのだが、とにかくこれ以上の厄介事を招かないために行ったのであろうといったところ。


 そして、これまでにもあった監視している何かの消失は、今のように、もちろん俺達が認識出来ない程度の勢いで、監視員として操られていた奴ごと消し去ってしまったのであろう。


 もちろん最初にそれを解放して、オーラというか殺気というか、とにかくコレまで監視していたことがバレてしまった原因の力を取り除いてから、その本体までもを消失させるという二段構え……ここまでくるともう、何か強大な力の持ち主がこれに関わっていると考えざるを得ないな……



「……何だか知らないけどそこそこに大変なことね、次は……どうやって調査しようかしら?」


「そうねぇ、捕まえるのも無理だし、そっちを見ただけでも消されちゃうだろうし……どうにか『監視返し』をすることが出来ないかしら?」


「なるほど、監視されているのを逆に監視し返すみたいな定番のテクか……ちょっとやってみよう」



 この作戦がどの程度まで上手くいくのかは全くもって不明であるのだが、とにかく今出来ることはこの程度のことしかない。


 どうにかしてこの『監視している』何かの正体を暴き、その責任を追及するところまで持っていきたいのであるが……

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