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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第十九章 島国
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1176 ガンメタ

「ということで、俺達は一度元の世界に戻って、そこで神界クリーチャーだの何だの、適当に強力無比なガチレアキャラを獲得してくるから、留守番というか守備を頼むぞ、あと裏切ったらタダじゃおかねぇからな」


「え、えぇまぁ、そのようなことしようとしても出来ないのが現状ですし、何かしたとしてもそんなの三日天下どころか即日終了の感じじゃないですか……」


「わかっているのであればよろしい、じゃあ一旦砦の方に戻って、そこから転移して……ルビア、あの大蟯虫クリーチャーみたいな神の『肉』はちゃんと持ったか?」


「OKですっ、もちろん変な汁漏れとかしないように厳重にやってますから、汚くないと思いますよ、ほら」


「取り出さんで良いし見せんでも良い、あればあったで十分なんだ、それから『素材』に関しては……」


「砦に保管してあるのもちゃんと持って帰らないとならないわね、レアガチャを引けるような『素材』はきっとないと思うけど、棒人間クリーチャーでも増やしておけば何かの役に立つかも知れないし」


「まぁそうだな、石像の元神の『肉』なんかはワンチャンぐらいレアガチャの『素材』として使うことが出来る可能性も……うむ、余計な期待をするのはやめておくこととしよう」



 疫病の大流行をプロデュースする魔界の神との戦いによって、なかなかに破壊されまくってしまったこのエリア最大の町。


 多くの魔界人間が死亡したり、ギリギリ生きてはいるものの、あの神が撒き散らした疫病に冒されて死ぬ寸前、もう助かる余地はない状況に追い込まれていたりといった状況。


 だがそんな感じであっても、俺達の目的は十分に達成されているうえに、大流行の兆しを見せていた大蟯虫クリーチャーとその変異した何かが、ついでにかなりその生息数を縮小させたというのが大きい。


 おそらく俺達が元の世界へと戻り、神界クリーチャー(レア)などの準備を整えて戻る程度の時間では、再びあの忌々しいミミズのバケモノが魔界人間を乗っ取りまくって……ということにはなっていないはず。


 とはいえなるべく早くこちらへ戻って来て、引き続き大蟯虫クリーチャーその他への対処をしなくてはならない。

 しかしもちろん残雪DXを使いこなす神界クリーチャーを仲間に加えることが出来れば、その程度のことは簡単にやってのけるであろうと期待しておく……



「主殿、もう砦に到着するぞ、倉庫にある『素材』をまず回収して、転移ゲートで……その前になぜか堕天使(最下級)が周囲に居るのだが……どういうことだ?」


「……ホントだ、奴等なんぞ使った覚えはないってのに、大増殖してしかも酒盛りまでしていやがる、ジェシカ、ひとまず進行方向の奴を轢殺してやるんだ、どうせ酔っ払っていて飛んで逃げるようなことも出来ないだろうからな」


「飛んだら私が翼を撃ち抜いて落とすわ、そしたら改めて馬車の進行方向に引き摺って来て、徐行に徐行を重ねた速度でゆっくりジックリ轢いてやりましょ」



 進行方向に見えた俺達の魔界進出のための拠点である砦、この魔界において最初に手に入れた建造物として、そしてこの魔界と俺達の世界とを繋ぐ重要な役割を担う建物としてそんざいしているものだ。


 しかしその周りに鬱陶しいゴミ共、つまり堕天使(最下級)などという弱者が蔓延り、しかも酒盛りまでしているとはどういう了見か。


 魔界の連中に『神聖な』場所というものを説くのは意味がないのかも知れないが、だからといってこれは常識に外れた事態である。


 そもそも俺達が留守の間は、魔界における捕虜第二号である堕天使ちゃんにこの場所をキープするようお願いしてあったはず。


 それがどうしてこのようなことに……と、そんなことを考えるよりも、本人に会って直接話を聞いた方が良さそうだな、返答次第ではそこそこ酷い目に遭わせる必要がありそうだし。


 で、そうこうしている間に、というか馬車は走行していたし堕天使(最下級)を跳ね飛ばしても余裕なだけの装甲をしてあるのだが、とにかく道を塞ぐかたちで半ば寝込んでいるような酔っぱらいの馬鹿のすぐ近くまで到達した……



「……うぃ~っ? なんらほげがっ、何かでっかひのがろへ……あがっ、ギョエェェェッ!」

「おいどうしたっ……あっ、あんぎゃぁぁぁっ! 脚が轢かれてグッチャグチャにぃぃぃっ!」

「馬車だっ、何か知らんが馬車が来て事故を起こしたぞっ! 大堕天使様に報告だっ!」

「そこの馬車停まれぇぇぇぃっ! 救護義務違反だぞオラァァァッ!」


「チッ、酔っ払い以外にもうっせぇ奴が居るみたいだな、おい死にてぇのかお前等、とっとと退かないとあの酔っ払い共みてぇにブチっといくぞブチっと、あんっ?」


「貴様等! 何者なのかは知らんがこの砦に何の用だ? 貴様等のような奴は知らんし、ここは大堕天使様が治める砦なんだぞっ! 我々を舐めとんのかっ!」


「舐めてねぇよお前等なんて汚らしいな、まぁ、堕天使ちゃんならペロペロしてやりたいところだがな……ということでその堕天使ちゃんを出せ、お前みたいな三下じゃ話にならんからな、とっとと死に晒せボケがっ」


「何だとぉぉぉっ! 大堕天使様をペロペロすんのは俺が最初だってどっかの神様が言って……たような気がするぞっ、まぁ断じて貴様がペロペロ出来るわけではないということだっ! わかったら早々に……あっ、大堕天使様⁉ えっ? ギョェェェェッ!」

「うわぁぁぁぁぁぁぁっ! どういうわけか知らんが大堕天使様がお怒りだぁぁぁっ!」

「おい早く逃げっ、ギョェェェェッ!」



 雑魚でカスの堕天使(最下級)共とひと悶着起こしているところへやって来たのは、怒りに満ちた表情を浮かべたまま上空を舞う堕天使ちゃんであった。


 どうやら部下……というか適当に召喚して扱き使っているのであろう堕天使(最下級)からは『大堕天使様』などと呼ばれている、いやそう呼ばせて図に乗っているようだが、これは一体どういうことなのか。


 大堕天使様、もとい堕天使ちゃんはこちらに注意を払い、その雑魚共を始末している攻撃が絶対にその近くに着弾しないよう細心の注意を払いつつ、ひとまず馬車の周りでやかましく騒ぎ立てていたのを一掃する。


 そのまま地面に降り立つようだ、しかも上空から徐々に高度を下げつつも、何やらおかしな動きをして……なんと、空中アクロバット土下座フォールを見せ付けるつもりのようだ。


 この技は空を飛べる者にしか使うことが出来ない、空中でアクロバットな回転をして周囲の目を惹き、さらにその注目された状態で土下座をして謝罪の意をその向けられた全ての視線に伝達する大技である。


 しかも土下座の姿勢を取るのはまだ滞空している最中であって、落差が大きければ大きいほど良く謝罪していると認識される土下座において……まぁそういうルールがあるのかどうかは知らんが、とにかくそこからの落下は凄まじいインパクトなのだ。


 土下座の姿勢を固定しつつ、そのまま勢いでも付けたかのように、まるで崖から岩でも落下させたかのように、一直線に地面を目指す堕天使ちゃん。


 そのまま地盤面に頭から突っ込んで、大きなクレーターを形成しつつ謝罪の表明をしたのであった……



「すみませんっしたーっ! いやちょっと、堕天使(最下級)をそこそこの数召喚して、それで楽をしたいたらその……まぁ、あんな感じに……」


「とんでもねぇことをしやがったな、まぁ、今の土下座で罪の5分の2程度は許してやっても良いが、もちろん残りの罰は与える……後でだけどな」


「とにかく堕天使(最下級)を搔き集めて、この場で一気に処刑しなさい、そうすればノーマルガチャ1回分ぐらいの『素材』にはなるでしょうし」


「へへーっ! わかったから残り5分の3のお仕置きはちょっとライトめな奉仕活動とかに……ダメ?」


「ダメよ、とにかくサッサとしなさい、グズグズしててもお仕置きが増えるだけよ」


「わ、わかったからっ、堕天使(最下級)は集合! あと融合!」


「融合……だと? 何だその技? これまでになかったものじゃないのかそんなの?」


「あ、えっと、これはこの砦を守備している間に暇潰しで考えた『最下級芸』で、他にもトランスフォームしたり壊れたパーツを棄ててニコイチとかサンコイチにしたりみたいな『芸』も……見る?」


「見ねぇけどよ、もう何でもアリだな堕天使(最下級)ってのは、俺達の世界で言う……ダメだ、類似の商品が見つからねぇぞ」


「もう神界クリーチャーガチャなんて引かずに、この堕天使(最下級)の人海戦術……ヒトではないと思うけど、そんなんでいいような気がしてきたわねちょっとだけ……」



 奴等にとっては大堕天使様である堕天使ちゃんの命令を受けて集合し、一旦整列し始める堕天使(最下級)。

 俺達を見ても、先程のようにチンピラ紛いの絡みをしてくるようなことはないのだが、どことなく不審者を見る目でこちらを見ているように思えるから非常にムカつく。


 それで、集合し切った堕天使(最下級)はおよそ200匹程度なのだが……よくもまぁ、ここまで召喚しやがったなこんな奴等を、といった印象であって、そのことを伝えるべく堕天使ちゃんの方を見ると、気まずそうに目線を逸らしやがったではないか。


 堕天使ちゃんの視線はしばらくそのまま俺から外されて宙を泳いだ後に、再びキリっと前を向いて堕天使(最下級)共を見据える方向となった。


 見られた瞬間にビッと『気を付け』をするこのゴミクズ共は、もう堕天使ちゃんに従うことでしかその存在意義を見出せないものだと、そう自分でわかっているようにも思えてしまう。


 気を付けの状態でフリーズしたおよそ200匹の馬鹿共は、突然またキレのある動きを見せ始めて、おそらく訓練通りなのであろう、組体操でも始めるかのようにして隣同士交錯し始めたのであった……



「いけっ! 早く融合しなさいっ! その方が処刑し易いからっ!」


『ウォォォォッ! 超絶堕天使融合! 堕天使(最下級)×200! 余り7!』


「……え? 余り7の人達ってどうするんですかね?」


「うむ、まるで見当も付かないし付けようとも思わんわ……てか融合とかきめぇな、溶けてくっついてるだけじゃねぇか……」


「あのキモい神様と一緒よね、まぁ、こっちの方がミミズっぽくないとかそういうぐらいかしら……とにかくキモい、死んで欲しいわ」



 前の方でカレンが『余り7』に疑問を呈し、マーサはキモいキモいと何度も主張し、堕天使(最下級)んぼ融合シーンに水を差しまくる。


 もっとも、こんな奴等が大量に掻き集まったところで、かき揚げのように何か固有の凄いものとして完成度が高まるわけではなくて、単に巨大な堕天使(最下級)が出来るだけのような気がしてならない。


 いや、そもそもサイズもあまり通常のものと変わらないようで、だんだんとくっついてはいるものの、その度に圧縮されて元々……よりは少しばかり大きいのではないかと感じる程度のサイズにしかなっていないのだ。


 そしてそんな感じで200匹キッカリが融合し尽くすと……なんと、元々の黒ベースをより黒く、そして磨いて輝かせたかのような、通常よりもふた回りほど大きな堕天使(最下級)が完成したのであった。


 さらにその完成した200匹分の堕天使は後ろで普通に起立したまま待機していた7匹の堕天使(最下級)、つまり『余り7』の部分の奴の1匹をガシッと鷲掴みにして……



『ウォォォッ! お前を喰ってやるっ!』


「ぐげっ……ひっ、ひぃぃぃっ! グギャァァァッ!」


『お前も喰ってやるっ!』


「やめろ、やめ……ギョェェェェッ!」


「……ちなみに何を見せられているんだ俺達は?」


「ごめんなさい、融合するときはいつもこんな感じだから、もうすぐ終わるし……ほら、最後の7匹目が喰い殺されて、全部があの200匹分の堕天使(最下級)に取り込まれたの」


「……で、だからどうしたってんだ? 雑魚は雑魚のままだろ200匹集まっても……早く殺しちまえよこんなもん」


『我を……殺すと言ったかそこの貴様? 我はガンメタリック堕天使(最下級)なるぞっ! それを知っていてそのようなことを言うのかっ?』


「結局『最下級』なんじゃねぇかっ! ビカビカ黒光りしてねぇでとっとと死ねっ!」


『何を小癪なっ、その程度の攻撃で我が腕が全部消し飛んだぁぁぁっ! いっでぇぇぇっ!』


「見た目のわりにちょっと弱すぎだと思いますこの人……」



 どう考えても堕天使(最下級)よりは強いが、その力が何万倍にもなったというわけではなく、200匹集まってようやく300倍といったところであったガンメタの最下級馬鹿。


 無駄なイベントで無駄な時間を浪費してしまったことを後悔しつつ、残りのガンメタボディーについても軽く破壊し、傷を負うたびにやかましいのでサッサと絶命させてやる。


 そうなるともちろんコイツも『肉』をドロップアイテムとして落とすのだが……やはり堕天使(最下級)のそれしか落とさないし、しかもひとつだけという無駄っぷりであった。


 こんなモノを創り出して喜んでいた堕天使ちゃんには後でキツいお仕置きを、そう思って睨み付けたところで……その堕天使ちゃんが、ガンメタの馬鹿が死亡したその場所で何かを見つけたようだ。


 おそらくはドロップアイテムなのだが……もしかすると『肉』がもうひとつ、わかり辛い場所に出現していたとかそういうことであろうか……



「おい堕天使ちゃん、何だ? そこに何かあるってのか?」


「えぇ、ほらっ、何か落ちて……アイテムのようだけど何かしら?」


「ちょっと見せてみろ、これは……『GUNMETAL』だってよ、アイツ、リアルに砲金で出来てたってことか……」


「ねぇ勇者様、確かあの残雪っていう喋る武器もGUNなのよね? だったらそれ、ちょっと使えそうに思えない?」


「……まぁ、そう言われてみればそうだよな、じゃあ一応ゲットしておいて、もしコレが役に立つようであれば、堕天使ちゃんへのお仕置きは免除……とまではいかないまでも、比較的ライトなものにしてやることとしよう」


「ひぃぃぃっ! 神様ぁぁぁっ! てかもう魔界のじゃなくても良いからどこかの神様ぁぁぁっ! どうかその変なアイテムが使えるモノであって下さいぃぃぃっ!」


「すっごく神を冒涜しているわねこの子、その神に祈りながら……」



 とにかく、俺達はあの融合した堕天使(最下級)のドロップとして『GUNMETAL』なる素材? を獲得することに成功した。


 コレがどんな用途に充てることになるものなのか、その結果としてどういう効果が得られるのかは不明であるが、間違いなくこの一連の流れ、もちろん残雪DXを含むストーリーに深く関わってくるものであるということは、もう誰もがそう思うことであろう。


 まぁ、これはこれで移動時のオマケとしてキープしておき、後で使いどころが来た際に思い出すべきものとして……今はそう、サッサと本来の目的を達成して、もう一度この魔界へ戻らなくてはならないのだ。


 すぐに堕天使ちゃんに命じて砦の門を開けさせ、中の倉庫にあった『素材』を回収して転移ゲートに乗る。

 到着した先は契約しているボッタクリバーのひと部屋で、そこで国の馬車を呼んで貰って一度屋敷へと戻ったのであった……



 ※※※



「うぇ~い、ただいま~っ、女神居るか~っ?」


「今はえ~っと……居ませ~ん」


「そりゃそうよね、女神様だって暇じゃないのよ、勇者様と違ってててててっ! 痛い痛いっ! 耳が千切れるわよっ」


「全く余計なことを、で、それじゃあエリナはどうしたんだ? アイツもお出かけか?」


「エリナさんはえ~っと……え~っと……あ、昨日の夜お酒を飲みに行ったきり帰って来ません~」


「エリナも何をしているんですのこの忙しいときに……ご主人様、もう面倒なので普通に神界の女神にコンタクトを取って呼び出しますのよ、その方が早いですわ」


「だな、馬鹿な女神と馬鹿な悪魔に期待していたら歳が明けちまうぞ、じゃあ早速……おう女神コラッ! お前コラッ! どこほっつき歩いてんだコラッ! ちょっと来いコラッ! 早くしろよコラッ!」



 せっかく屋敷へ戻って来たというのに、出迎えてくれたのは庭掃除をしていたアイリスのみであった。

 このクソ寒いというのに薄着……どころか裸に近いような格好なのだが、どうせうっかりしてスカートの着用を忘れたとかその程度のことであろう。


 で、どこかへ行っていて、というか間違いなくどこかで飲み潰れていて居なかったエリナには期待せず、ダイレクトに女神の馬鹿を呼び出して使用することとした。


 こちらの声が届いたのか、ノロノロとこの世界に顕現し出す馬鹿……未だ光のシルエットのみであるが、急いで着替えをしつつ具現化しようとしているのが、そのフォルムからも確認出来る。


 で、残念なことに着替えは完遂することが出来ず、というか寝間着を半分脱いだだけの、おっぱい丸出しの状態で完全に具現化してしまった馬鹿。


 慌てて寝間着を元に戻そうとするのだが、そのナイスサイズなおっぱいが引っ掛かってなかなか上手くいかないでいたところ、スッと手を出してその慌てふためいているのを落ち着かせ、丸出しのおっぱいを揉んでやった……



「ちょっと! 何をするのですか勇者よっ! いきなり呼び出しておいておっぱいが揉みたかっただけですかっ? だとしたらもう帰還しますよ私は、あなたと違ってかなり忙しくててててっ! ひぎぃぃぃっ! どこを抓っているのですかっ、取れる、取れるぅぅぅっ!」


「馬鹿なことばかり言ってっとガチで乳首を捻り取るぞ、わかったらとっとと神界クリーチャーガチャの用意をしやがれってんだ」


「わっ、わかりましたぁぁぁっ! ひぃぃぃっ!」



 女神に対して早く準備をするようにと促す意味で『抓りの刑』をそのまま続け、どうにかこうにかガチャの抽選を受けるための準備をさせた。


 もちろん今回は雑魚ではなく、レアな神界クリーチャーが出現するレアガチャの方。

 これをゲットして来た『疫病の大流行をプロデュースする魔界の神の肉』を用いて引き、必ずや強キャラを獲得するのだ……

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