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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第十九章 島国
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1162 調査開始

「それで、大々的に調べるって言っても何をどうするわけ? そのために必要な準備とか、素材集めとかもしなくちゃならないんじゃないのかしら?」


「そんなことをする必要はないっ、えっと、私の魔界女神の力をもってすればその、ちょっとアレだが、簡単に調べる方法もあって……」


「何コイツ? 突然顔赤くして恥ずかしそうにしてんぞ、そんなにアレな調査方法なのかな? 地道に1人1人聞いて回るとかそういうアホなやつなのか?」


「いや、その……まぁ何というか画期的な方法ではあるのだがな、えっと、その……」


「何なのでしょうかこの方は? 突然現れて調子に乗ったり弱気になったり、本当に困った方のようですね」



 イマイチ何がしたいのかわからない、というか何のためにやって来たのかもわからなくなってきた魔界の女神。

 疫病をレジストすると言うわりには、最初にやることがまず検査からというのも引っ掛かる。


 通常、神の力をもってすれば何か凄まじい術式などを展開して、この付近の大蟯虫クリーチャーを一瞬で消し去って……などということをしてくれると思うのだが、そうではないらしいのだ。


 しかもその検査をどのようにしてやるのかについても、何やら恥ずかしがっていて教えようとしない態度が、より一層その場の俺達をイライラさせるのであった。


 というか、一応魔界において初めて登場した神たる存在であるというのに、敵対者であって侵略者である俺達と協力関係を結ぶことなど許されるのであろうか。


 たとえこの大蟯虫クリーチャーが凄まじく危険なものであって、敵だの味方だのということを考えている暇ではないというのはわかるが……まぁ、後で怒られるのはこの魔界の女神の方なのだから関係ないとしておこう。


 と、ここでようやく立ち上がった魔界の女神、覚悟を決め、自らの意思でその『誰が大蟯虫クリーチャーに寄生されているのか』ということのチェックをし始めるようだ……



「皆さんっ! というかこの町の下賎なる魔界人間共も、聞こえている者は聞きなさいっ、これは神からの言葉であるっ!」


「あ、さっきの威勢を取り戻したわね、本当に面倒臭い奴みたいだわこの変な神様は……」


「そこっ、下界のカスは静かにしていなさい……というかあなた凄い魔力ね、人族なのそれホントに? 風魔法? へぇ~っ、ちょっと後で調べさせなさい色々」


「おい、またはなしが脱線してんぞ、サッサと本線に復帰しやがれ」


「っと、そうでしたそうでしたっと……なぜ魔界の女神であることの我が、こんな異世界チンパンジーに命令されないとならないのかっ?」


「良いから早くしなさい、いい加減攻撃するわよっ」


「あっ、えっと、その、あっ」


「あからさまにドン臭い奴だな、本当に大丈夫なのかこれで……」



 態度が元に戻ったと思えば、今度は話が脱線して、しかも親切で引き戻そうとした俺に噛み付き、そしてさらなる忠告を受けてオタオタし始める。


 こんな奴が神だというのであれば、魔界のレベルもさほどたいしたことはないと……いや、俺達の世界の女神はこれ以下なのかも知れないな。


 とにかく、そんな使えなさそうな『疫病をレジストする魔界の女神』をさらに急かすことはせず、ひたすら眺めて落ち着くのを待った。


 大蟯虫クリーチャーに寄生された者を選別するための術式を展開し、その数やそういった者が発生しているエリアの数と大きさよって今後の対応策を決めるのだ。


 で、しばらくしてまた落ち着きを取り戻し、偉そうな態度に戻った魔界の女神は、何やらその場の地面に木の枝で魔法陣のようなものを描き出した。


 というか、その辺に落ちていた木の枝を用いて、クリーチャーワームさえも忌避する分厚い石畳で覆われた町中の地面に傷を付ける能力がそもそもアレなのだが、自分はその凄さに気付いていないようで、淡々と作業の方を進めている。


 そして完成する魔法陣、中心の丸が深く掘られ、そこから同心円状に広がるような円の模様が特徴的でありつつも、際立っているのはそのエッジの部分が直角、四角形の魔法陣であるということだ。


 なかなか見ないタイプのものだと、セラやユリナ、サリナ辺りも驚いていたのだが、それを除けば単に円を重ねて、その周囲を四角形で囲っただけのごくシンプルなもの。


 疫病をレジストする役目を帯びた魔界の女神はその中心に立ち、そしてブツブツと呪文のようなものを唱え始める。

 途端に湧き出す真っ黒、いや青に近い紫色の瘴気のようなもの、魔法ではなく魔界の神の力を発揮しているようだ。


 その瘴気のようなものに辺りが包まれると、地面の魔法陣の中からペラペラの何かが、神のようなものがまるで旋風に巻かれるようにして舞い上がってくる……



「……これは……紙切れ? 式神ってやつなのかしらね? だとしたら結構な数だけど」


「もしかしてさ、この式神を全部操って、この町の魔界人間を1人1人回って調査するとかそういう地味なのじゃないよな? おいどうなんだ魔界の女神?」


「……式神などではない、そして操ってどうこうすることなども出来ないものである、この紙、ではなくフィルムを手に取って良く見てみるのだ……恥ずかしくはあるが」


「フィルムって、あ、確かに半透明で、そして魔法陣と同じ四角形で……ってコレ全部蟯虫検査のアレじゃねぇかぁぁぁっ!」


「うわホントだっ、どうすんのよこんなの……まさかっ!」


「そのまさかである、我は……我はこのようなことをしたいと思ったことが一度もないのだが……もはややらざるを得ないであろう、この状況ではっ」


「どうすんのよこの状況……しかもこれを魔界人間に配ったとしても、寄生されているかどうかチェックするのに相当な時間が掛かるんじゃないのかしら?」


「そこは安心して良いっ、なんといってもこの魔界の女神である我が召喚した魔導蟯虫検査のアレだからな、使用すればその場で大蟯虫クリーチャーへの感染がわかるというスグレモノなのだっ」


「偉そうに言ってるけど凄く地味な作業よね、だいいち寄生されているのがわかったら殺されるかもなんだから、普通に誤魔化すわよね誰もが……」


「……そうだった、どうしようそうなったら……何とかならないかな?」


「それを考えるのがお前の仕事なんじゃないのか……」



 至極画期的な方法を編み出したかのような感じで、大層な魔法陣まで作成して召喚したのは大量の検査用フィルムであった。


 これならわけのわからない機械的な式神の方がよほど使えるのではないかと、そうツッコミを入れたくなるところなのだが、まぁ、どうにかして誤魔化されないような対策を考えていくこととしよう。


 で、誤魔化しようのない奴についてはそのままこのフィルムを使用させて、直ちに寄生されているかどうかを判定していくのがベストなのだが、考えるべきはそれ以外だ。


 多くの魔界人間が住むこの比較的大きな町で、しかも先程始末したような違法に滞在しているスラム街の住民のような連中まで……というかそいつ等が最もリスクが高いのだが、とにかく誤魔化されることなくチェックしていくことは、現状のシステムでは出来ようはずもない。


 となればこの『大蟯虫クリーチャー検査フィルム』を少し改良してやるのがベストではないのかと、それがどうにかして魔界の女神の顔を立てたい堕天使さんの意見であったが……それでどうしようか……



「……う~ん、どうしたものかしら……あそうだっ」


「どうした精霊様? もう面倒だから町ごと焼き払って消毒するってんなら大賛成だぞ俺は」


「そんな野蛮なことはしないわ、ちょっとこのフィルムの術式を変更して、使用時に寄生されていることが確定したらその場で爆発するようにしてしまえば良いのよ」


「それケツごと大爆発するやつじゃねぇかっ、どんだけ野蛮な検査なんだよっ?」


「ふむ、それ以外に方法はないようだ、神であるこの我が命ずる、このフィルムは陽性者のケツを大爆発させて殺害するっ!」


「やりやがった、もうどうなっても知らんからな、寄生されている奴が多いと、この町は阿鼻叫喚のケツ大爆発地獄になんぞマジで……」



 何だかとんでもない事態に発展しそうではあるが、それはそれで面白いかも知れないということで、このまま事態を見守ってみることとした。


 というかそもそもこれは魔界のひとつの町のことであって、関係者であるこの魔界の女神と、それから駄天使さん以外のキャラはあまり口出しをすべきではないことだ。


 そう自分に言い聞かせ、これから起こるであろうことを全て黙認する態勢に入ったのだが……少なくともこのまま町がなくなり、求めている武器職人の来訪がキャンセル、などということになるのだけは勘弁して欲しいところ。


 で、堕天使さんに命じてこの町全体に『大蟯虫クリーチャー検査フィルム』を行き渡らせ、キッチリ使用しない者は死刑に処すとのお触れを出させる魔界の女神。


 そんなことで処刑されていてはひとたまりもないから、おそらく町の魔界人間は一斉にこの『大蟯虫クリーチャー検査フィルム』を使用して、そしてそこかしこで大爆発が……ということになるのであろう……



 ※※※



「え~っと、ではこの場に居るのはこれだけっと、庁舎から逃げ出して来た下賎の者共よ、早くお前達もコレを使用なさい」


「えっと、俺達は大丈夫だからサポートする側に回ろうぜ、なんてったってマスクしてたんだからな」


「う~ん、マスクってそんなにパーフェクトなのかしら……」


「何だセラ? じゃあお前だけ大蟯虫クリーチャーをしてやろうじゃないかっ! 喰らえっ!」


「はうぅぅぅっ! そ、それは普通のカンチョーで……ガクッ」


「な? 大丈夫だったろ……と、もう気絶しているのか、ひとまず顔に落書きをしておこう、精霊様、油性マジックを貸してくれ、あと加工してやりたいからテープも」


「遊んでんじゃないわよ、ほら、私達は無関係なんだからこっちでどうなるか眺めていましょ」


「そうだな……と、そうじゃねぇよ、こっちの気絶している2人は自分じゃ出来ないみたいだからな、俺が代わりにやってやらないとなんだ、ゲェ~ッヘッヘ」


「ろくでもない変質者ですね、後で訴えられても知りませんよホントに……」



 ミラが何やら忠告しているようだが、そんなものを聞いているほど暇な勇者様ではない。

 倒れて気を失ったままの魔界闇堕ち勇者パーティーのメンバー2人、黒魔術師と闇の神官、2人の女性キャラが俺を待っているのだ。


 この2人に関しては、大蟯虫クリーチャー化してしまった魔界の、しかもこのエリアで活動していたご当地闇堕ち勇者と行動を共にしていたのである。


 よって同じように大蟯虫クリーチャーの寄生を喰らっている可能性が高く、そのためのチェックを早急にやっておかなくては……と、良く考えたら陽性の場合には爆発するのであった。


 ひとまず寄生されていようがいまいが、この2人だけはケツが爆発して大惨事になることを避けておいてやりたいし、それからせっかく庁舎から避難してきた女性キャラ達も同じだ。


 というか、もし寄生されていることが確定したとしても、この魔界の女神の本来の力である『疫病をレジスト』という能力を使えば或いは……ということでそれについて聞いてみよう……



「おい魔界の女神、お前さ、もし寄生されている奴を発見した場合、それを救ってやることが可能なのか?」


「何だ異世界チンパンジーよ、救ってやる? それは普通にケツから爆発して死ねば、それがこの世からの救済というかたちになるではないか、そんなことも理解出来ない程度にスペックの低い脳味噌なのか貴様は?」


「そうじゃねぇだろ、生かして助ける、それが出来なきゃ神じゃないぞお前……てかそんなことも出来ないのかもしかして? アレか、神を騙っておいてそんなことも不可能な程度にスペックが低いのかお前は?」


「ムキィィィッ! 何かコイツに馬鹿にされたぁぁぁっ! 殺してっ、コイツ殺してよ誰かっ!」


「自分でやりなさいよそのぐらいは……というかさっきの質問の答えがまだみたいだけど、どうなの? 大蟯虫クリーチャーに寄生された状態から、その生物としての存在を維持し続けることが出来るわけ?」


「そのぐらい簡単なことだっ、なんといっても我は魔界の女神なのだからな、だが体内に侵入した大蟯虫クリーチャーを全て消し去り、発症しないようにするためには……そうだな、堕天使であれば強めに力を照射してもセーフなので5分だ」


「堕天使に関してはな、で、ここに転がっている2人、魔界人間という存在だってことだが……どのぐらい時間を要する?」


「魔界人間の場合はかなり慎重にやらなくてはならない、プチッといってしまいかねないからな、おそらく30分から1時間程度だ、もちろん1匹に対してな」


「時間掛けすぎだろ、無能かよお前……」



 もう凄いパワーであっという間に町全体、どころかエリア全部の被寄生者に対して治癒を施し、それ以外の者に対しても随時大蟯虫クリーチャーをレジストする術式を与えるのかと、おれはそう思っていた。


 なぜならばコイツが仮にも神であって、そうである以上その程度の力を有しているものだと判断していたためだ。

 それがこのようないい加減な検査をして、かつ治癒などにも相当の時間を有することとは。


 やはりこんな馬鹿のことはもう無視して、助命すべき魔界人間とやらだけ助命しつつ、残りはもう町ごと焼き払って消毒したうえで、改めて2週間後の武器職人来訪に備えた準備をする方が無難ではないか。


 とも思ったのだが、どうせ町をなくしてしまえばこの魔界の女神も、そして堕天使さんに関しても、そのような事態になった旨を魔界の上層部へ報告することとなるであろう。


 それは俺達が制止したり、無理矢理監禁してどこかへ行かせないようにしたとしても、何らかの手段でそれをやってしまう性質のものであって、防止のしようはないのではないかと感じる。


 下手なことをすれば俺達の存在、つまり今現在魔界が侵攻を受けていることについても、現時点ではそれを知らない連中に対して通報されてしまいそうなところだ。


 堕天使さんなどがボコられるリスクを冒してまでそうしなくてはならないほどに、この大蟯虫クリーチャーの発生の発生という事実はヤバいものであるということが、その仮説をより現実的なものにしていく……



「えっと、とにかく寄生されていることが確定してもケツが爆発しない、そんな『大蟯虫クリーチャー検査フィルム』を作ってやったぞ、ここの魔界人間連中にはそれを試すと良い」


「はいはい、じゃあまずこれでこの2人の……っと、黒魔術師の方が目を覚ましたようだな、おい、起き抜けのところ悪いが尻を出せ、今から大蟯虫クリーチャー検査をしてやる」


「ひぃぃぃっ! 異世界の変態が居るっ! 大蟯虫クリーチャーなんかよりもよっぽどキモくて野蛮な異世界の変態がぁぁぁっ!」


「だってよ勇者様、ここは私達に任せて、勇者様は町の中の検査を……と、早速どこかで爆発しているようね、そっちへ行ってちょうだい」


「クッ、せっかく面白い遊びが出来ると思ったのに、というかセラ、いつ復活したんだお前……」



 先程カンチョーしてやったことによって気を失っていたセラだが、いつの間にか復活していて、しかも俺の遊びの妨害をしてきやがった。


 まぁ、これ以上叫ばれても仕方ないため、今しがた爆発があった……そしてさらにまた爆発を生じている、おそらく狭い範囲で潜伏大蟯虫クリーチャーが蔓延している場所の様子を見に行くこととしよう。


 もう1枚マスクを装備して入念な防護をしつつ、ついでに精霊様特製の対大蟯虫クリーチャー対策ゴーグルまで装備して、また手袋までも用意したのは俺とマーサと、それから万が一に備えて治療をすることが可能なルビア、3人でそちらへ向かう用意をした。


 すぐに出発しつつも、後ろで黒魔術師が『大蟯虫クリーチャー検査フィルム』を使用されているのをチラチラと眺めてニヤニヤしながら……セラに睨まれたのでもうやめておこう。


 とにかく目的の場所が、またしても爆発を生じているその場所がどんな場所なのか、そしてどの程度大蟯虫クリーチャーが蔓延しているのかを探らなくてはならない……



「行くぞっ、この路地を曲がった先みたいだっ」


「凄いっ、何だか知らないけど大騒ぎになっているじゃないの……あっ、また爆発がっ」


「凄く蔓延してしまっているみたいですね、ユリナちゃんを連れて来て、すぐに『消毒』が出来るようにしておいた方がよかったかも知れませんよ」


「あぁ、そんな気がするな、だが万が一の場合にはそこの付近の住民を掻き集めて、普通に火でも放って焼き殺してしまえば良いだろうよ、逆らう奴はブチ殺してから火に投げ込んでやるっ」


「すっごく野蛮よねそれ……っと、到着到着っと……ねぇ、変なおっさんがプルプルしながらお尻出して何かしてんだけど、キモくない?」


「アレが大蟯虫クリーチャー検査のやり方なんだ、だがあの汚らしさと不摂生を重ねてきた感からして……やはりケツが爆発したか、一応役人みたいなのは見張っているようだな……」



 目の前でケツが爆発し、おそらく大蟯虫クリーチャークリーチャーの卵だらけの臓物を撒き散らしながら死亡した小汚いおっさん。


 ここは先程内部の争いを起こして壊滅したスラムと同等の、本来はこんな町中に居てはならないような雑魚魔界人間が集合している場所なのであろう。


 そして汚らしい、というか普通に汚い手作りの家々の中心にあるのは、やはり先程と同じような井戸、きっと大事にしていた物なのであろうが、それが汚染された以上、ここの魔界人間は大半がもう大蟯虫クリーチャーの保有者である。


 俺達3人はすぐにその検査の監視をしていた魔界人間の役人らしい連中と合流し、事情を聞こうとするものの……普通にディスられて話にならない……ひとまず鉄拳制裁で言うことを聞かせることとしよう……

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