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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第十九章 島国
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1153 魔界の様々な存在

「さてと、じゃあ魔界侵攻第三波だ、今回はもっと良い『素材』を獲得して、必ずや神界クリーチャーのレアで高級なのをゲットすんぞっ」


「とにかく色んな生物のサンプル素材を持ち帰れば良いのよね? 出来るだけ強くて知能が高くて、高級な生物を」


「そうですわね、魔界の堕天使以外の住人とか強めの生物とか……あと他にあれば何でもって感じですの、もちろんやっつけることが出来ればですが……」


「まぁ、そこは大丈夫だろうよ俺達の強さであれば、神でさえ平伏すこの勇者パーティー様に……と、そうだ、そういえばあのハゲの神はどうしたかな?」


「太陽光を遮ることが出来なくて死んだんじゃないかしら? 頭アッツアツになって」


「そう簡単に死んで貰っちゃ困るんだがな……とはいえ干乾びたりしていたらアレだろ、どうせ水とか掛けてふやかせば元に戻るだろうよ、とりあえず行って確認しよう」


『うぇ~いっ』



 というわけで3度目の魔界侵攻に移る俺達勇者パーティー、今回はなんと王都の外へ出ることなく、王都内のボッタクリバーから、俺達が侵攻の拠点としている砦まで一直線、かなり移動時間が短縮されるかたちだ。


 で、もちろんボッタクリバーにて俺達の昼食となり得るスナック類を強制的に提供させ、それを持って魔界へと移動するのだが……どういうわけか転移先の地下室が、俺達も知らない鉄格子のようなもので……封印されているというのか。


 もちろんそんなことをするよう命令したわけでもなければ、そうするような要員を残して立ち去ったわけでもないのだが、どうしてこのようなことになっているのか、誰がこうしたのかというところ。


 この地に残っていて、或いは俺達が一時帰還した後にやって来て、このような措置を施した奴は……と、鉄格子には強力な封印がされていて、そう易々とは突破することが出来ないものだ……



「クソッ、何なんだよコレはっ? 一体誰がこんなことしやがったんだ?」


「これは悪戯にしても性質が悪いわね、というかガチで私達をこれ以上先に行かせないような、そんな意思が見え隠れしているわ」


「見え隠れどころかモロだろうに、きっと神か堕天使か……いや、この力はきっと神だろうな、何者かが様子を見に来てこんなことをしやがったんだきっと」


『ハッハッハッハ! 何者かだと? 貴様等は馬鹿であるゆえ、もう我の存在を忘れたとでも言うのか? このウスラ馬鹿共がっ!』


「あっ、あんたはっ! ねぇ、誰だったかしらこのハゲ?」


「知らないし知りたくもないです、あとちょっと臭そうなので向こう行って欲しいです」


「おいおいもう忘れたのかお前等、本当に馬鹿で……んで、誰だったかマジで……」


「冗談じゃねぇぞ貴様等、どんだけ馬鹿なんだ?」


「まぁ、冗談はさておき、ほら、私達が帰還したんだから、とっととこの邪魔な鉄格子と封印を撤去しなさい、あんたの頭の毛みたいにね」


「ふざけるでないっ! 神である我を散々冒涜しておいて、貴様等などこの魔界に入る権利を有しておらぬわっ! とっとと帰って死ぬなどせいっ!」


「この野朗、予想外に復調していやがるな……どうする? 殺してしまうか?」


「えぇ、その前にこの封印を……ふぬぬぬぬっ……案外強力よね、無理矢理やったとしても解除までに3時間以上掛かりそうだわ」


「面倒臭っせぇことしやがって……」



 悪戯、ではなく反乱を起こしたのはせっかく助けてやった石像の神(封印解除済み)であった。

 偉そうに軽く浮かびながら、目一杯の高笑いで俺達を迎えてくれたのだが、このあと自分がどうなるのかは想像もしていない様子。


 建物の内部にはコイツ以外の気配も無数にあることだし、自分だけでこの状況を作り出したのではなく、仲間や配下を集めているのは確実である。


 もちろん俺達とまともに渡り合えるような反応はないのだが、それでも今現在、せっかく魔界侵攻の拠点として改装したこの砦が、連中の好きなようにされてしまっているのは明らかだ。


 サッサとここから脱出して、目の前で調子に乗るハゲを始末し、全てをこちらの手に戻したうえで後始末をしなくては。


 だが精霊様の力であっても、この鉄格子とそれに施された封印を解除するのは容易ではなく……しかも向こう側からは攻撃が通過してくるタイプのようだ……



「オラオラオラオラッ! 神である我の攻撃を受けよっ! 必殺神の毛飛ばしっ! フゥゥゥゥッ!」


「ひゃぁっ! 汚いのが飛んできて……爆発するじゃないですかっ!?」


「フハハハッ、しかもこの攻撃、神である我の神の毛が残り少なくなればなるほどに、つまり飛んで行く毛が希少になればなるほどに、その爆発力を増して貴様等を襲う究極の攻撃なのだっ! 覚悟するが良い、最後の1本は全てを吹き飛ばす大爆発となるのだぞっ!」


「鬱陶しい奴ですわね、ちょっと、あ、こっちからは攻撃が通過しないから……鉄格子ギリギリの場所で焼き尽くせば良いんですわね、それっ」


「なぁぁぁっ! 我が全身全霊の攻撃をいとも簡単にっ!?」


「単に鬱陶しいだけみたいですね、精霊様、このまま封印の解除を」


「やっているけどどうしようもないわ、ちょっと全員で力を貸しなさい、私の力に加えて魔力と、あとこのアイテムを使うわよ」


「ん? 何だこの小さい玉は、凄く神聖なオーラを……女神の力か」


「そう、昨日あの馬鹿がボーっとしているうちに、後ろからコッソリエネルギーを抜き去っておいたの、その辺に保管されている魔導兵器の燃料とかをパクるのと同じ要領でね」


「ねるほど、今度から定期的にやっておこう、かなり使えそうなアイテムだからな」



 女神からはこれまでも色々と搾取しているのだが、直接力を抜き取ることが出来るようになった、というか俺達がそれを出来るほどまでに強くなったのが大きい。


 今回は精霊様が持ち込んだひとつだけであるが、このひとつがあれば簡単にこの封印も、もちろん邪悪なる魔界の鉄格子も破壊してしまうことであろう。


 精霊様が解除の術式を使っているところに、自分がやりたいと言って聞かないリリィがその女神由来の小さな玉を付与してやる。


 次の瞬間にはパァーッと白い光が生じ、俺達の行く手を阻んでいたものは物理的にも、そして術式的にも全くの無に帰ったのであった。


 その現象が起こった場所を挟んだ向こうでは、完全な敵となり調子に乗りすぎた石像のハゲが目を丸くしていて……逃げ出すようだ、もちろん逃がしはしないのだが……



「おいオラッ、待てやこのハゲ、ちょっとお前には責任を取って貰わなくちゃならないんだが、その前にどこからどうやって仲間を集めたんだ? この建物、もう堕天使だらけじゃねぇか」


「わ、我は神であるゆえっ、外にあった装置を普通に用いて堕天使を召喚する権限が……」


「何だよ、堕天使って言っても堕天使(最下級)だったのか、とりあえず全部外に出るように言いやがれ、今すぐに、10秒以内だっ! さもねぇと焼き殺すぞこの場でっ!」


「ひぃぃぃっ! わかった、わかったから矛を収めよっ、ひぃぃぃっ!」


「情けないハゲねぇ、どうしてこんなのが神様なのかしら? 私、ちょっと魔界の神とか目指してみたいかもこれなら」


「何だウサギ神か? マーサ、面白そうだが今は変なことすんなよ、目立たないようにしなくちゃならないんだからな」


「はーいっ、じゃあ今度にしよっと……あ、足音とか翼のバサバサ音が外に向かっているわね、ついでに言うとあのハゲの奴がそのままどこかへ……行けなかったみたい、何かにぶつかって弾き返されているわ」


「さっき私がこの建物の周りに結界を張っておいたの、もう逃げられないわよあのハゲは」


「うむ、じゃあアレも外に出ているってことだな、せっかくだから堕天使(最下級)と一緒に処理して、神由来の『素材』にしてしまおうか、行くぞっ」


『うぇ~いっ』



 こうして建物の外に出た俺達は、いきなり武器を構えてきやがった堕天使(最下級)共を制圧し、ついでに上空で往生際悪く逃げようとしているハゲを確認した。


 ハゲはセラが魔法で撃ち落とし、地面に積み重なった堕天使(最下級)については……そのままポンポンと処理するための、『素材』にするための装置に放り込んでいく。


 これでもう一度ぐらいはあのノーマルガチャを引くことが出来そうだな、また棒人間クリーチャーではなく、今度はもっと別の面白いのが出ると良いのだが……と、そちらについてはもうどうでも良い。


 今気にすべきなのはもうひとつの『素材』、というかそれになり得る生物のようなものだ。

 地面に落下して苦しみ悶えているハゲを、その辺に落ちていた鳶口で引っ掛けて仲間の所へと引き摺っていく。


 なかなか必死に抵抗している様子だが、精霊様が用意した結界に弾かれた際にも、そしてセラの攻撃を受けた際にもかなりのダメージを負っているらしく、その力は弱弱しいどころの騒ぎではない。


 ズルズルと引っ張り、そして『装置』の前に放り出してやると、そこからは何やら叫びつつ、這うようにして離れて行こうとするのだが……もう飛ぶことさえも出来ないというのか……



「ひぃぃぃっ! こっ、殺すでないっ、我は神なるぞっ! 神殺しの責など貴様等に耐え得るものではなくて……」


「あらあら、神様でしたらもう何体か始末しておりますのでご心配なく」

「というか私達は神界の女神様の信徒であって、あなたのような魔界神がどうなろうと一向に構わないのです、神殺しなどとはもう思ってもいません」


「そんなっ!? 貴様等マジで何を考えてっ、ちょっ、どうするというのだ我をっ!? まさか以前もやっていたようにその装置でっ?」


「そのまさかだよタコ野朗、お前のような奴は万死に値するんだからな、せいぜい苦しんで死にやがれ」


「ひっ、ひぃぃぃっ……あげぎょべろぽぺっ! ギョェェェェッ!」



 最後には大騒ぎしながら『装置』に吸い込まれていったハゲ、しばらくすると『ハゲの肉(加熱用)』というアイテムが抽出され、地面に落ちてゲット可能な状態になった。


 もちろん食用ではないため加熱用でも何でも構わないのであるが、どういうわけか商品名に『神』という文字が見当たらないではないか。


 これは食品偽装……というのは少しおかしくて、食品ではないし、そもそも優良であるような表示をあえてしていないような、そんな商品の間違い方なのである。


 いや、そもそもこのハゲの肉は『神』と表示するにはランクが低すぎる、その規格に届いていないような低品質のものだということか。


 だとしたら期待しているような価値、プレミアムな神界クリーチャーを召喚するためのガチャ、その素材にはならない可能性がかなりある。


 今回はこれでかなり良いものをゲット出来て、この先は気軽に……などと思っていたのがそうもいかなくなってきたようだなこれは……



「よし、これはこれで置いておいて、このまま北のエリア境界線付近の森……だったか? そこへ行ってみることとしよう」


「それと、堕天使とか神以外の魔界の住人ってのも気になるわよね、どんな存在で、仲良く出来るのかそうじゃないのかってとこも」


「うむ、それに関しては行きがけに確認しながらだな、とにかくここを出て移動だ」


『うぇ~いっ』



 あまり期待出来ないハゲの肉は他に獲得した堕天使(最下級)の素材と一緒に保管しておき、帰りに持ち帰ることとした。


 そんなくだらないモノを気に掛けるよりも、今はこの先にあるはずのもっと有用で価値のある素材を求める方が良いという判断である。


 すぐに砦を出た俺達は、特にマップなどが存在しない中、上空から周囲の様子を見渡し始めた精霊様のナビに従って、堕天使さんが言っていた場所を目指す。


 もちろん道中で魔界の住人とやらを確認しないとならないため、今は最初に精霊様が見つけた、明らかに軍事施設ではない建物の方を目指しているのだが……そこまではもうすぐであるようだ……



 ※※※



「あったあった、変なお家みたいなのがありましたよ、煙突みたいなのから煙も出てます……精霊様もアレだよって言ってます」


「ふむ、特に危険な存在とかは感じ取ることが出来ないな……よし、じゃあこのまま近付いてみようぜ」


「でもなるべくコッソリ行きましょ、もしかしたら最初に転移してきたときみたいに堕天使(最下級)の群れが出現したりするかもだし」


「確かにそうですね、あの堕天使(最下級)の群れ、付近に住んでいる魔界の住人が通報したことによって現れた可能性が高いですから」


「そうだな、リリィ、精霊様にも一応戻るように伝えてくれ、ここからは徒歩で、なるべく目立たないように進むぞって」


「わかりましたーっ、お~いっ、精霊様~っ……あ、気付いたみたいです、戻って~っ」


「デカい声を出してどうすんだお前はっ」


「あいでっ」



 アホであるリリィには拳骨を喰らわせ、戻って来た精霊様にもなぜか拳骨を喰らわせたうえで、文句を言うのを無視して先へ進む。


 近付いてきた民家のような建物からは、確かに食事を用意している際に発せられる煙のようなものが上がっているのだが、俺達の目はそこには行っていない。


 建物の裏側に、何やら茶色い牛のようなそうではないような、謎の生物がウロウロしていて……まさかアレがこの魔界の住人というわけではないと思うのだが、果たしてどうなのであろうか。


 さらに接近し、特に隠れるような場所もないのでまっすぐ建物を目指していくと、どうやらその謎の生物がこちらに気付いたらしい。


 だが特に何をするでもなく、ひたすらのその辺の草を食んでいるような動きで……一応目線はこちらを向いているようだが、目が真っ黒であってしかも生気がないため、視線を感じるというようなことは一切ないな……



「……静かに、お家の中に誰か居るわよ……2本足で歩いているみたいだから人間じゃないかしら……あっ、バタバタ動き出したっ、見つかったみたいよ」


「案外敏感な奴みたいだな、何をされるかわかったもんじゃねぇし、一旦取り囲んで威圧してやろうぜ」


「いえ、その前に出て来ますっ、人間……のようですね、勇者様みたいな黒髪ですが……めっちゃこっち見てます」


「いやっ、逃げるみたいだから追うぞっ、待てやゴラァァァッ! ブチ殺されてぇのかオラァァァッ!」



 居宅らしき建物から飛び出して来たのは人間のような、というかほぼほぼ人族なのではないかという見た目のおっさん。


 この世界のモブ野朗にしては珍しくハゲではないため、その髪の毛の色が俺と同じ黒だということも認識出来た。

 おそらくは魔界イコール闇イコール黒などという安直な発想でそうなったのだと考えるが、服装も黒メインであるためそれ以外に考える余地がないのもポイントだ。


 で、そんな野朗を取り囲んだうえで武器を構え、殺されたくなければこれ以上逃げようとなどするなと脅迫すると、そのおっさん生物はまるで人間がするように両手を挙げ、降参のポーズを取った……



「おいテメェ、俺達の言葉がわかるのか? わかるんだったら質問に答えて貰おう」


「……わかる、そしてお前等が魔界の存在じゃないってことも、明らかに危険な連中であるってことも良くわかるぞ」


「フンッ、それだけわかっていれば上等ね、それで、あんた何なわけ? どういう存在なのかしら?」


「それはこっちが聞きた……いや何でもないから殺さないでくれ、俺は普通に魔界の農夫であって、このエリアに連れて来られたのはほら、そこに魔獣が見えるだろう? それの畜養のためだ」


「おう、さっきから見えてはいるが……アレも何なんだよ? もしかして食うのかあんなわけのわからん生物を、どうなんだよマジで?」


「まさかっ? どうしてあんな臭っせぇのを食わなくちゃならないんだよ、あの生物はな、何か草ムシャムシャしてゲップして、それがわりとやべぇガスで……だから毒剣の神が導入して、自分の毒を蓄積するために沢山養殖してんだ、だから俺達は食わないっ」


「そういうことでしたか……まぁ、確かに臭そうな生物ですね、何か凄い反芻して……ゲフゲフしていますね」


「不味そうですあのお肉……」



 俺達が最初に魔界へやって来た際に、遠くに見えていた謎の生物はコレであったのかと、ようやく疑問がひとつ解消した次第である。


 ちなみにおっさんの方は魔界の最下級に位置する、堕天使(最下級)ですらない下民とのことで、特に『素材』としての価値はなさそうだという判断になった。


 このおっさんと同様、臭っせぇ謎魔獣を家畜化するために連れて来られている最下層の魔界民は多いようだ。

 おそらくそのうち誰かが、いきなり転移して来た俺達を発見してしかるべき機関に通報したのであろう。


 そいつに関しては到底許すことなど出来ないが、だからといって捜し当ててまでブチ殺している暇はない。

 神界クリーチャー召喚の『素材』にもならないということであれば尚更、今回はスルーしてしまうべきであろうな。


 で、せっかく包囲したおっさんに関しては、俺達が目指している隣のエリアへと接続する森の場所と方角を教えて貰い、そこで解放してやった。


 ホッとしている様子だが、もしこの先何か問題等があれば、もう一度やって来て殺してやると脅したところ、もう一度真っ青な顔でションベンを漏らしていたのが面白く、そこが笑うべきところだ。


 そしてもう一度、今度は目的地へとまっすぐに歩き出した俺達、その目の前に姿を現したのは……またしても魔界の生物なのだが、今度はデカいうえに明らかな野生の存在である。


 地面を割り、ミミズのようなデスワームのような、そんな感じで出現したのであるが、これがなかなかに強敵、というか堕天使(最下級)よりは遥かに強いようだ。


 すぐに戦闘態勢に入った俺達、その周囲にいくつもの地面の盛り上がりが発生し、直後にはそれが裂けて同じワームが出現する。


 どうやら囲まれてしまったようだ、どうして気配を感じなかったのかはわからないが……ひとまず戦う以外に選択肢はないであろう……

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