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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第十九章 島国
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1146 第二波に向けて

「……なるほど、魔界の神は強かったり活躍したりしてそこそこの上位者になると、上の方の連中からエリアを与えられてそこを統治すると……そんな感じのシステムなんだな?」


「あ、はいそんな感じです、エリアを統治しているのはごく一部の神々だけですが……」


「となると、私達がいつも関与しているこの、ほらコイツ、知らない……わよね、普通に雑魚だものね」


「ちょっ、我を使ってそのような確認をっ、何たる無礼であるかこのクソ精霊がっ!」


「やかましいわねぇ、どうせあんたが帰っている魔界の場所なんて激安のアパートなんでしょ? 浪人みたいなことやってないで仕官でも目指したらどう?」


「ぐぬぬぬっ、少し強くなったからといって神である我に言いたい放題を……」



 初めての魔界突入から帰還した俺達、屋敷へ戻って捕まえた堕天使さんから話を聞くと同時に、いつもの魔界の神も呼び出して意見聴取などすることとした。


 結局魔界滞在中にはこの神とコンタクトを取ることが出来なかったのだが、次以降はどうにかして接続を保ち、適所で的確なアドバイスを受けられるようにしておかなくてはならない。


 とはいえまぁ、あの毒剣の神が任せられた大草原のような領地に対して、きっと暗鬱としたボロアパートのような場所に住まわされている、魔界の神の中の長屋浪人のようなこの神においては、もしかしたらそのような『まともな場所』についての知識がないかも知れないのだが……



「それで、どこまで行ったというのだ魔界の? 毒と剣を司るあの神の領地だけなのか?」


「当たり前だ、まだ右も左もわからんような場所でそこまで長く動けないからな、砦をひとつ潰して、この堕天使さんを捕縛して来ただけでも大成果だろうに」


「フンッ、所詮は無能な馬鹿の行動ペースであったか、我であればもうそのぐらいの時間ですげぇからね、エリアふたつぐらい落として伝説になって、それから……」


「雑魚神の分際で粋がらないで下さい、迷惑ですから、それよりも堕天使の方にお聞きしたいのですが……あの魔界のエリア? でしたか、統治者が居なくなってしまったわけで、この後どうなるのですか? 新しい神が統治者としてやって来るというのであれば、それこそ拠点になどしていられないような気が……」


「おそらくすぐに新たな神が参られて、私達はその神に仕えることとなるでしょう」


「……ちなみに『すぐ』ってのはどのぐらい先のことなんだ?」


「本当にすぐです、100年から200年、選定に時間を要したとしてもせいぜい500年程度先のことでしょうね」


「うむ、全然すぐじゃなくて安心したぞ、時間的感覚が違いすぎてアレだが」


「そういうことであればあの場所を、砦を拠点にして魔界侵攻を開始しても良さそうね、模様替えとかして、あとは邪魔者の排除とか周りのお掃除とか、ちゃんとやってからじゃないとダメそうだけど」


「そうですわね、とにかく反撃してくるような者を残さないようにしないと、拠点にするのは安心安全な場所でないとなりませんわ」



 あの砦を拠点にするという方向性は決まり、少し文句を言いたげな顔をしていた堕天使さんは、精霊様が痛そうな鞭で脅して黙らせておく。


 もちろんこの堕天使さんにも、そして隣で茶を啜っているニート以下のクソ魔界神にも、俺達の拠点作成には協力して貰わなくてはならない。


 ただ、魔界の神に関してはあまり大っぴらに活動するというわけにはいかず、魔界にある自らの拠点から、情報やその他アドバイスのみを提供する感じにはなりそうだ。


 で、一旦話し合いをしてあの魔界砦をどのような方向性で拠点化していくべきなのかという話をしたのだが、やはり防衛を重視し、最初の拠点であるその場所を絶対に喪失しないようにという意見が多かった。


 となると魔導固定砲台でも装備しておいて、ついでに女神の力を借りるなどして聖なる結界を張っておくべきか。


 そうしてしまえばその辺の堕天使などでは太刀打ち出来なくなるであろうし、神々が直で襲撃してきたとしても、神界の聖なる力でそのパワーを相殺するなどして、こちらが有利な状況に持ち込むことが可能になるはずだ。


 あとは装備の話ではなく、どうせそのうち砦の奪還のために攻撃を仕掛けてくるであろう堕天使の群れを、単に殺して消滅させるだけでなく、もっと後続に恐怖を与えるような方法で殺し、死体も晒し者にするべきところか。


 最もわかり易いのは半殺しにして、殺してくれと懇願する堕天使(最下級)などを串に刺すなどして、拠点である砦の周囲に飾っておくというのが良い方法であろう……



「うむ、じゃあマリエルは俺達の初魔界に係る報告をしておいてくれ、王宮に対してな」


「わかりました、いつも通り100割増しぐらいで活躍したことにしておきますね」


「そうだな……いや、それだと今回の動きではまだ足りない、1,000割増しぐらいにしておいてくれ、強大な敵を倒したという事実もあるわけだしな」


「強大な敵? もしかして魔界で新たに神を倒してとでも言うのか? だとしたら相当なことだが……そうじゃないんだろうどうせ?」


「当たり前だハゲ、そんなちょくちょく神なんか倒せるかよ、まぁお前みたいなのだったらわからんが、俺達が倒したのは何かその、良くわからんクリーチャーだ」


「クリーチャーというと……魔界には2万種類ぐらい居るが、おおかたその中でも特に雑魚とされる、気配さえ感じさせない透明の変な奴だったのであろう?」


「おうそれそれ、何か知らんが毒剣の神に仕えてどうのこうのと……そこのとこは堕天使さんの方が詳しいだろう、なぁ?」


「えぇ、アレは神の創りしクリーチャーでしたが、その、私達にとってはかなりの脅威でして……お風呂とか凄い覗いてきますし、それがイヤで私以外の女性キャラは全員異動をしてしまったぐらいですし……なので玉の中に封じ込めていたのですが、今回は状況が状況ということで繰り出しました、完全に無駄でしたが」


「てことね、というかあの透明の奴は魔界クリーチャーの中でもかなり雑魚な方だったのね、強いのだとどんなのが居るのかしら?」


「そうだな、あの透明のは確か『コモン』だったゆえ、その上が『アンコモン』で……」


「餡子モンって何? 餡子のクリーチャーなのかしら? そういうの好きよ私、美味しそうだし」


「マーサはちょっと静かにしておけ、で、クリーチャーに関してもっと詳しく……」



 横で反応して話の腰を折ってくるマーサに、餡子という言葉に反応して近寄って来たルビアなど、邪魔しかしなさそうな連中を排除したうえで魔界の神から追加の話を聞く。


 どうやらあのようなクリーチャーには、ごく一般的、つまり『コモン』であるあの透明野朗のようなものから、『UR』だの『SSR』だのといった、召喚時に魔法陣が金やレインボーに光ってやまない強キャラも居るとのこと。


 どれがどうなるとレアで強いのかわからないし、魔界の神はそもそも自分がクソザコであるため、そのようなクリーチャーの召喚自体あまり経験がないらしいので、話の内容が貴重……レアなものだとは思えない。


 だがとにかくそのような感じで魔界の神々がクリーチャーを召喚し、それをあの透明野朗のように駒にしてこちらに攻撃してくるということは、これから先かなりの頻度で生じるはずだ。


 コモンキャラのような雑魚……といっても砦の戦術も相俟って、あの透明野朗を潰すのにはそこそこ苦労したのだが、それを遥かに超えるような力を持ったクリーチャー(当然キモい)と戦うことを、今後の想定に含めておかなくてはならない……



「……とまぁ、透明のクリーチャー以外にも様々なモノがあってだな、『SSR』引いたりするともう一生遊んで暮らすことが出来るほどの便利さと強さで……あ、そういえば神界にもそのようなクリーチャーがあったのではないか?」


「神界に? 知らんぞ俺は、ちょっと女神を呼んでみようか、おーいっ……何かガタガタ言ってんな、まぁ、そのうち来るだろうよ」


「ちなみに上級魔族にそれぞれ与えられた魔獣とかではないんですのよねそれ?」


「最近は魔獣も出番がないわね、あいつ等、私達が強くなった分も強くなれば良いのに、それをしないからいつまで経ってもダメなのよね」


「知能がダメダメのウサギ魔族に言われては魔獣もたまったものではないな、ちなみに魔獣はレベルアップもしないし、そもそもアレもクリーチャーの類だ、『コモン』以下のカスであって、神々が頼って召喚するようなことは一切ないゆえ、この世界の上級魔族にそれぞれ与えられたんだ」


「へぇ~っ、じゃあエリナの鳳凰とか凄そうな感じだけど、それでもたいしたことないってのか」


「うむ、鳳凰など魔界においては畑の害虫を食べてくれる益鳥程度の認識だ、とはいえエリナちゃんが乗っている鳳凰はなかなかに美しいと思うがね」


「鳳凰って何? その程度なのかマジで……」



 上級魔族はそれぞれ魔獣を召喚することが出来、マーサが前に乗っていたものなどは毛むくじゃらの汚らしいバケモノであった。


 しかしエリナがしょっちゅう召喚して、移動手段として重宝しているのは鳳凰であって、これはこれで凄いモノだと思っていたのだが、魔界的にはそうでもなかったということだ。


 というか、あのブチ殺してやった透明野朗よりも下の、神々が使用するに値しない召喚生物であったとは……まぁ、色々ではあると思うが、俺であったら間違いなく強い透明野朗よりも、弱くても美しい鳳凰の方を選ぶことであろう。


 で、その鳳凰よりも強いあの透明野朗であっても、クリーチャーとして召喚される中では雑魚キャラで、本当に『レア』なクラスのものはアレよりも遥かに厄介な力を持っていると、それが今目の前に居る魔界の雑魚神の主張だ。


 現物を提示しないでそのような説明をされてもピンとこないのではあるが、それでもレアクリーチャーの恐ろしさを身振り手振りで伝え……ダメだ、まるで伝わってこないではないか。


 で、そうこうしている間に、俺の呼び出しに応じた女神がようやくこの世界に顕現した。

 バタバタと何をしていたのかは知らないが、魔界の神の姿を見ると、わざとらしくキリッとした態度に変わって用件を聞く……



「勇者よ、一体このような者と同時に呼んで何だというのですか?」


「いやな、今さっき魔界から戻ってだな、そこで戦ったクリーチャーについて話をしていたんだ、どうやら『コモン』クラスの雑魚クリーチャーだったらしいがな」


「クリーチャーですか……でしたら勇者よ、あなたがこの間まで散々使っていた者、『缶詰野朗』とか『汚物』とか呼んでいたようですが、アレも神界におけるクリーチャーの一種と呼べるのではないでしょうか?」


「あ、なるほどアレを意識すれば良かったのか……って、あんな雑魚キャラとは比べ物に並んだろうが魔界のクリーチャーはっ!」


「しかし勇者よ、あの者のように何度殺してもしつこく蘇るのはある意味センスなのだと思いませんか? それにクリーチャーであったとしても、この世界に、神の力で呼び出されているということは……どういうことだかわかりますか?」


「いや知らねぇけど」


「あんたと同じってことよ、異世界人であって、勇者としてこの女神が召喚したあんたと、どこかの神がクリーチャーとして召喚したあの変なのとね」


「げぇっ! 俺とあの缶詰野朗が状態的には一緒で……あっ、あの野朗、だから俺のことをしきりに先輩って……マジで気持ち悪りぃな……」



 クリーチャーと缶詰野朗と、それから勇者であるこの俺様の意外なる共通点が発覚してしまったのだが、それをそれと認めるわけにはいかないため、とにかく女神と、その主張について解説した精霊様の尻に一撃を加えておく。


 余計なことを考えていると、本当にそうなのではないかと錯覚してしまいかねないからな、子の話は終わりにして、とにかくクリーチャーはクリーチャー、缶詰野朗は缶詰野朗、そして俺は俺、勇者は勇者であると考えてこれからも行動することとしよう。


 で、ここで話題に上がったクリーチャーに関して、どうせ魔界でそれの凶悪なものと戦うことになるのであれば、神界由来の同等のものをこちらも召喚して、ぶつけ合ってどうにかしてしまうことが出来ないのかという意見が出た。


 少しばかり考える女神ではあったが、神々が召喚した神界クリーチャーをどこかに保管し、それを魔界で開封することによって再度召喚したような感じにするのはどうかという見解だ。


 一旦どこかに保管する、そして開封することによって再召喚……長期保存性のことを考えると、どう考えてもその方法がひとつしかないように思えるのだが……



「……あのさ勇者様、それってやっぱりあの、缶詰? でクリーチャーを持ち運ぶってことになるのかしら?」


「……そうなんじゃないかと思う、俺はあの缶詰野朗はもう懲り懲りだが、もしかしたらまたアレを、アレの類似品を荷物に加えないといけないんじゃないかと、そう思ってしまうところだ……違うか?」


「良いじゃないですかご主人様、またブチュッとやっつけた誰かのお肉を、変な業者のおっさんの所へ持って行ってアレに変えて貰うんですよね?」


「おいこらリリィ、アレの生産に係る行程をこんな所で言うんじゃない、茶菓子が不味くなるだろうが全く」


「はーいっ、じゃあ寝る前にもう一度コッソリ教えてあげますね」


「夢に出るからやめなさいそれも……で、女神よ、結局のところどうなんだ? やっぱり缶詰ぐらいしか作戦はないのか?」


「そうですね、缶詰以外の封入方法だと、神界特製のクリーチャー収納ボールを使うことも出来ますが……」


「出来ますが?」


「いくつかしか持てない上うえに、ダメージを受けて戦闘不能になると、それこそわけのわからないセンターで回復しないとなりません、あと手持ちが全滅するとお小遣いを半分強奪されるというデメリットがありますね」


「最悪だな、目の前が真っ暗になんだろそんなもん、却下だ、やっぱり缶詰にして持って行って、使い捨てでバンバン使ってやるしかないってことだな」


「まぁ、結局はそうなると思います、長持ちしますからね缶詰……で、もちろんそのためには、神界クリーチャーの召喚のためにはベースとなる生贄が必要ですが、どうしますか?」


「生贄か……そうだな、次に魔界へ行ったときに堕天使狩りでもしよう、そこで生け捕りにしたのを……」


「ひぃぃぃっ! 私は許してくれますよねっ? もっとこう、雑魚で死んでも良いようなのを……ってことですよね? ねっ?」


「大丈夫だ安心しろ、基本的に女の子キャラの堕天使は犠牲にはしない、基本というか絶対だ」


「ほっ……じゃあ私はそのうちに解放して貰えるということで……」


「それはダメよ、私達が魔界を攻略し切るまで、この後捕まえた他の堕天使とか、魔界の女神とかと一緒になって協力して貰わないと」


「ひぃぃぃっ! 結局そんな裏切り行為をさせられて……もしあなた方が敗北したら私は……」


「毒剣の神に仕えし堕天使よ、それに関して言えば我も普通にそうだし、こいつ等に協力しているのがバレたら余裕でヤバい、神界に亡命する準備をしておいた方が良いぐらいだぞマジで」


「あの、誰があなたのような悪神の亡命を受け入れると……というかそもそも、この世界がこの状況下にあるというのは神界の上層部にはナイショでしてっ!」


「ホントに自分勝手な連中なのね神とか天使とかってのは……」



 この世界を統治する女神に、それと相反する立場であるはずの魔界の神に、さらにはそちら側でありながら俺達への協力を無理矢理にさせられる堕天使さん。


 それぞれの思惑が意味不明な感じでぶつかり合い、おそらくは俺達が今回の戦い、魔界侵攻作戦に勝利しない限りは、この3者が全て幸せになることはないのであろうといった感想だ。


 まぁ、そもそもここで俺達が魔界上層部、ホネスケルトンとやらに敗北するようなことがあれば、当たり前のようにこの世界自体がENDを迎えるのであって、これはもう、これまでの魔王軍相手の戦いなどお遊びに近いレベルの危機である。


 もちろん勝利のためにやれることはやるし、強くなるべきところは可能な限り時間を掛けて強くなるつもりではいるのだが、そのためにはやはりここに居る連中の協力が必要不可欠だ。


 誰にせよ、それぞれがそれぞれで勝手なことばかり言っているし、それは俺達のサイドも変わらないのだが、その辺りを上手く調整していくことによって、効率の良い進行を心掛けていくこととしよう……



「よしっ、ということでこの次はアレだ、まずこっちもクリーチャーをゲットするために、魔界で堕天使(最下級)を少しばかり狩って来るのがミッションだ」


「それと勇者様、クリーチャーの使用感を確かめるために、あの缶詰の半魚人みたいな方を一度魔界へ連れて行ってみるというのはどうでしょう? もしかしたら何かわかることがあるかも知れませんよ」


「う~む、不本意というかマジでムカつくというか、とにかく奴とはもう二度と関わらないつもりでいたんだが……仕方ない、俺は持っていたくないので誰かに任せるが、持参して開封だけでもしてみることとしよう」


「あ、はいはいっ! じゃあ私が持って行きます、面白そうなんで」


「じゃあリリィに任せた、それ以外には……特に良いか、じゃあもう明日出発するということで、今日はもう普通に終わりにしようぜ」


『うぇ~いっ!』



 こうして二度目の魔界行きに際しての目的等は決定した、『肉を確保する』というと聞こえは良いのだが、その『肉』は喋って動いて、意思の疎通まで可能な生物の肉だ。


 あの堕天使(最下級)がどういった感じで生み出されているのかについては、捕まえた堕天使さんにも聞いていないのだが……まぁ、おそらく無限に大量生産出来るものだと考えて良いであろう……

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