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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第十九章 島国
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1143 方向転換

「おっとと……あっ、これはもしかして爆発する矢では……ひっ、キャァァァッ!」


「勇者様、何か後ろで爆発しましたよ、サリナちゃんが吹っ飛ばされてしまったみたいです」


「飛ばされたんじゃない、きっと躓いて転んだだけだ、すぐに起き上がって合流するはずだからそのまま歩こう」


「……300mぐらい後ろに転がっていて、まだ起き上がろうとさえしていないんですねこれが」


「きっと膝でも擦りむいたんだろう、すぐに再生して元に戻るから、そしたら歩き出すつもりなんじゃないのか? きっとそうだろうから気にしてやるな、コケたことは恥ずかしいことだからな」


「膝を擦りむいたどころか真っ黒焦げなんですが……」


「・・・・・・・・・・」



 どうやら躓いて転倒してしまったらしいサリナであるが、勇者パーティーの中でもカレンに続いて2番目に体が小さいということもあり、なかなかの事態になっているようだ。


 たったそれだけのことでおよそ300mも後ろに吹っ飛んでしまったらしく、振り返って確認すると確かに真っ黒焦げ、そして徐々に回復し、ようやく立ち上がろうとしたところであった。


 隣でその様子を凄く気にしているマリエルであるが、本人のためを思ってこそ、そのまま復活して隊列に復帰するのを待ってやるべきだ。


 ……なお、上空では何やら催し物が執り行われている最中らしく、かなりの騒ぎと降り注ぐ『何か』が俺達の進行を妨害しているような状態である。


 落下物は地面に突き刺さったうえで爆発したり電撃を放ったり、迷惑千万につき文句のひとつも言ってやりたいところ。


 だが今は隠密行動の最中であるから、目立つようなことはせずに平静を保ったまま前に進むことを考えなくてはならない。


 このまま進んでどこに至るのか、どこから元の世界に戻ることが出来るのかはわからないのだが、その場に留まっていても帰ることも、そしてこの地、つまり魔界の情報を集めることも叶わないのだ……



「おっと、あれっ、結構危ないな、『落下物』の降り注ぎ方が尋常じゃなくなってきたぞ」


「上空を覆う『何か』の数も凄くなってきたわね、今日は『空のフェスタ』とかそういうのでもやる日なのかしら?」


『貴様等ぁぁぁっ! 無視してねぇで止まれぇぇぇっ!』

『何考えてんだこいつ等!? どう考えても仲間やられてんだろうがっ!』

『このっ! クソッ! どうして反応さえしないんだっ?』


「しかも何だかやかましくなってきたな、早々にこの場から離れないと、思わぬイベントに巻き込まれてしまうかも知れないな」


「……というか、もう攻撃してきている敵の方々に反応を返してあげた方が良いんじゃ……そう思いませんか?」


「いや、そんなことをしたら敵に発見されてしまうだろう、あくまで隠密行動だ、戦闘はいよいよになってからにしたい」


「・・・・・・・・・・」



 まだ俺達は見つかっていない、魔界へ侵入したことが敵からはバレていない、そう信じているからこそ前へ進むことが出来るのであって、この落下物が敵の矢による攻撃などではないと、そのように感じ取ることが可能なのだ。


 もしこの場で攻撃を受けていることを認めれば、それはもう魔界の勢力との戦闘状態に入ったいうことであって……とはいえそろそろ限界のようだな。


 サリナはどうにか復帰して来たのだが、今度は前を歩いていたジェシカの鎧の胸当の部分に『落下物』、しかも爆発するタイプのものがスポッと入り込んでしまったのだ。


 そして当然引き起こされるおっぱい大爆発、胸当がボンッと前へ飛び、おっぱいがブルンブルンと揺れて……ダメだ、その光景が面白すぎて、後ろの精霊様が吹き出してしまったではないか……



「……主殿、ちょっと鎧の胸当がポロリしてしまったようだ、100mぐらい先へ吹っ飛んでしまったゆえ、ちょっと隊列を離れて取りに行きたいのだが?」


「……うむ、それよりももう諦めようぜ、今のはダメだ、さすがに面白すぎる……プププッ」


「ということでアレね……うわっ、良く見たら無数の敵が空を覆い尽くしているじゃないの、翼の生えた……堕天使みたいな存在かしら?」


『奴等! やっとこっち向きやがったぞっ!』

『効いてる証拠だっ! どんどん攻撃して畳んじまえっ!』

『オラァァァッ! 堕天使(最下級)の矢を喰らえぇぇぇぃっ!』


「奴等は最下級の堕天使だったのか、どうりで顔も気持ち悪いし臭そうな野朗ばっかりのはずだ、で、どうするこいつ等? ブチ殺してしまうか?」


「ちょっと待って、あまり一気に殲滅すると応援部隊とかがもっと来たり、それこそ強敵の神が出現したりするわよ、ここは1匹2匹撃墜して敵の手を止めるの」



 敵の数は無数、そしてその全てが空を舞い、一方的にこちらを攻撃する感じで動いている。

 もちろんその敵連中はこちらの正体を知らず、精霊様のように飛べるキャラが存在していることも知らない様子。


 そこまで強力な敵ではないようだし、こちらがほんの少し手を出しさえすれば、蚊柱を火炎放射で殲滅するが如く全てを撃ちつくすことが可能だ。


 だがそれはするべきではないというのが皆の見解であり、まずはこちらの力を示すべく、ごく一部を撃つかたちで対応していくのが得策だとのこと。


 ……その方が敵が応援を呼ぶ行動に出たり、全身全霊を賭けて集中攻撃してきたりということになるような気がしなくもないのだが……まぁ、一瞬だけ手を止めさせるという点においてはそれが良いのかも知れない。


 ということで早速攻撃者の選定を行うのだが、ユリナだとやりすぎる可能性があるし、精霊様の力を使うと何かがおかしいと気付く敵が出てくる可能性がある。


 ここはセラが、普通の人族が使用するような一般的な魔法で敵を討つことによって、『何だか知らんが魔界に迷い込んだ恐ろしく強力な一般人の集団』を演出するべきか……



「じゃあセラ、可能な限り威力を絞って、1体だけ撃墜することが可能な風の刃を放ってくれ、もちろん連撃じゃなくて一撃だけだからな」


「わかったわ、え~っと、かわいそうな犠牲者は……あそこでハナクソ穿りながら攻撃している舐め腐った堕天使(最下級)にするわ……それっ!」


『グギャァァァッ!』

『えっ? ギョェェェッ!』


「あらら、ちょっと失敗しちゃったわね、羽虫が2匹落ちて来ちゃったわ」


「ご主人様、片方はまだ生きているようですが……回復したりとかします? このままだとそのうちに死んでしまいますよアレは」


「そうだな、じゃああっちの生きている方をちょっとだけ助けてやってくれ、ギリギリで話を聞ける程度で構わないから全回復をする必要はないぞ」


「わかりました~」


『……あれ? もしかしてこいつ等めっちゃ強いんじゃないか?』

『上に報告した方が良いかもだ、どうする?』

『どうするったって、紛れ込んだ人族に負けて戻りましたなんて報告は出来ないぞ』

『そんなことをすれば全員処刑だっ、マジでどうする?』


「……何か良い感じにパニックになっているようだが……戻って行く気配もないし攻撃も止まったぞ」


「OK、だいたい敵の反応がわかったわね、こいつ等馬鹿だけど死にたがりじゃないみたい、それでも……」


『ひっ、ひぃぃぃっ! 俺は戻るぞっ、ここに居てもどうせ殺されるだけだしっ、もし生き残っても報連相が出来なかったとか何とかで処刑されるに決まっているからなっ!』

『俺もだっ! 俺もキチッと上に報告するために砦へ戻るぞっ! 一般堕天使様にこのことを伝えなくてはっ!』


「動き出したな、おう精霊様、あいつ等はこのまま見送ってしまうのか?」


「そんなわけないでしょ、えっと……さっきあの堕天使(最下級)が言った『砦』ってのは向こうなのね、とにかくそこの2匹は死になさい、セラちゃん」


「あ、はいはい、それそれっ!」


『ギョェェェェッ! 同時に死んだぁぁぁっ!』



 なるほどそういうことかと納得してしまった、群れの大半を一気に倒せば話は早いが、目立ってしまううえに敵が大パニックを起こし、散り散りの方向に逃げてしまう可能性もある。


 また、こうやって『ある程度の感じ』でこちらの強さを見せ付けることによって、敵の中でどう対処すべきかの混乱が生じ、そして今の2匹のような行動を取る奴がその一部として出てくるのだ。


 で、奴等はその全部が空を飛んでいるため、俺達のように道なりに進まなくてはならないとか、そういう概念は持ち合わせていない。


 この危機的状況に際して、報連相を徹底するために本拠地、この場合は『砦』らしいが、そこへ戻ろうとする敵は最短ルートで、一直線にそちらへ向かって飛ぶことが確実。


 それを確認しさえすれば、その『砦』とやらがどちらにあるのか、少なくとも方向だけは確認することが出来るというのが、精霊様が今回の対空戦闘においてこのような作戦を取った理由であったのだ。


 で、つい今セラによって討たれ、命を失って墜落した馬鹿な堕天使(最下級)のおかげで、俺達はその『砦』、つまりこのエリアなのか地区なのかは知らないが、とにかくそれの本拠地を知ることが出来たということである……



「それで精霊様、敵の本拠地? がわかったところでどうするつもりなのかしら? 攻めるの?」


「う~ん、ここはふた通りのやり方があるわね、ひとつはセラちゃんが言うように攻める、もうひとつはそれを回避して周囲の捜索をして、まずは出口を発見してからどうにかする、どっちが良いと思う?」


「どうかしらね……でもまぁ、その前にこの上の敵をどうにかしてしまわないとならないし、さっき治療した奴も這い蹲って逃げようとしているわよ」


「だな、どれも上だからあまり目立つような方法は取りたくないし、1匹たりともこの場から逃がすわけにはいかないし……」


「まぁ、普通に衝撃波とかで始末しちゃいましょ、それかカレンちゃん、マーサちゃん、ジャンプして殺ってしまいなさい」


『はいはーいっ』



 精霊様の発言の意図を汲んで、ピョンッと高く飛び上がったカレンとマーサの2人が、キョトンとしている敵集団の中へとそのまま突っ込んで行く。


 まずどこかの1匹をブチ殺し、その近くの1匹を足場にしてさらに別の1匹をブチ殺し、移動に際しては足場にしていた1匹を蹴り殺して……という具合で、羽虫の集団の中を飛び交う2人。


 降ってくるのは引き裂かれ、叩き潰された敵から零れ落ちた汚い汁と、その細切れになった残骸のみ。

 しばらくすると地面には血のスープが形成され、その具として堕天使(最下級)共の肉が浮いているという、誠に凄惨な光景が辺りに広がった……



「それそれっ! これでラスト!」

「1匹逃げましたっ、届かないですっ!」


「良いわよこっちで処理するから、はいっと」


『こっ、これは魔法じゃなくて……ぐえろぼっ……』



 最後の最後で見せた精霊様による攻撃、いくら最下級とはいえ堕天使である以上、それが魔法ではなく水の力、神界の天使と同等のランクに位置する精霊の力であるということには気付いたようだ。


 だがそれを知ったところでもう遅い、当該最後の天使は命を失って地に堕ちた。

 堕天使に堕ちて、そこからさらに堕ちたのだからもう堕ちすぎてかわいそうなぐらいである。


 で、この場で唯一それに反応し、そのことを口に出すことが出来る敵キャラは、適当に治療されて地面を這いずっている1匹のみとなったのであった。


 必死で地上を逃げつつも、精霊様が放った攻撃の特異性には気付いたらしい、その地に堕ち、かつまだ息をしている『本当に最後の堕天使(最下級)』であるが、知り得た情報を共有する相手はこの場に居ないし、その者の下へと辿り着くことももはや叶わない。


 すぐに俺達によって取り囲まれ、ションベンを漏らしながら命乞いを始めた堕天使(最下級)。

 何の落ち度もない俺達に対して、攻撃を仕掛けておいてその態度は何だと、当たり前の指摘をして黙らせておく……まぁ、さすがに黙りはしないか……



「たっ、助けてくれっ、お願いだから助けてくれっ! こんな所で殺されるわけにはいかないんだっ!」


「何で? 別に良いじゃんお前ぐらい、だって最下級の雑魚堕天使なんだろう? 死んで来世をやり直した方が得だと思うぞ、違うか?」


「やめてくれっ、俺には生涯を懸けてでも『下級堕天使』にランクアップするという夢がっ」


「生涯懸けて下級って、どこまで雑魚なのよあんた、てかその下級とか何とかってランク、どうして堕天使にはそんなのがあるわけ? 階級社会なの?」


「当たり前だっ! そして貴様どこかの精霊だなっ? いくら最下級堕天使とはいえこの魔界においては精霊よりも上位者であるっ! 生意気な態度をやめよっ!」


「……死なない程度に苦しみなさい」


「あぎゃっ、ギョェェェェッ! 俺の足がぁぁぁっ! もう二度と飛べないのに足がぁぁぁっ!」



 色々とムカつく、いや精霊様をムカつかせることを言ってしまったばかりに、残った移動手段である足をも完全に失ってしまった堕天使(最下級)であった。


 実に哀れな奴なのだが、とりあえず確認した限りでは漏らしていることを除きそこまで不潔でない、むしろ比較的綺麗にしている様子なので、そのまま俺が前に出て胸ぐらを掴んで持ち上げてやる。


 もう二度と体験出来なかったであろう人間と同一の、おそらく元々あったのであろう目線。

 それを体験させてやったこの俺様に感謝しろと申し付けると、堕天使はさらにションベンを漏らしながら頷いた……



「……で、お前等、これどういう状況なんだよ? どうして『うっかり魔界に入り込んでしまったかわいそうな人々』に対してあのようなマネをしやがったんだ?」


「そっ、それは侵入者だし、そもそもゲートを通過して魔界に入り込むことが出来ている時点でその……通常の存在ではないというか……しかもあんな状況でガン無視して歩こうとしていたわけだし……」


「その程度の根拠で攻撃を仕掛けたと……くだらねぇ、そういうこともあるかなぐらいの寛容な気持ちで見逃すとか、そういうことが出来なかったのかお前等は? 馬鹿なのか?」


「いやだって、ゲート付近で農作業をしていた魔界の住人から通報が相次いで、ごく稀にあることだが総力を挙げて迎撃せよとの砦からのお達しで」


「ほう、その砦とやらがお前等に対してその過剰すぎる対応を命じたってことだな? 責任の大半はそこにあって、お前等は単に報復として殺されてしまう程度のライトな悪事しか働いていないから、この場で楽に死なせて欲しいと、そういうことか?」


「こっ、殺さないでくれぇぇぇっ!」



 あの空を覆い尽くしていた堕天使(最下級)の大軍勢、それがコイツの言う『砦』とやらの総力であったということは何となくわかった。


 そしてその総力を結集して行った迎撃作戦が失敗に終わり、コイツも含めた全ての戦力を喪失する結果となった以上、その砦とやらはもう攻め放題の状況であるということ。


 もしかすると砦の中央作戦指令室などで、オペレーターが『全機ロスト!』などと叫び、司令官のような存在が、『あれだけの数の堕天使をっ⁉』などと言いながらビビり倒しているというような、そんな光景が広がっているのかも知れないな。


 いずれにせよ、俺達が取るべき次の行動はもうこの時点でひとつしかないないように思える。

 先程2匹の敵キャラがそちらに向かおうとしていた方角へ舵を切り、道でも草原でも、何でも突っ切ってその砦とやらを目指すべきであるということだ。


 で、そこで制圧作戦を敢行し、もし内部の非戦闘員を捕らえたりした場合には、もちろんコイツのように拷問して情報を吐かせる。


 そしてメインであるその砦の指揮官からは、状況に応じて話を聞くか、同じように拷問を加えて……それは砦の指揮官がどのような存在なのかにもよるな……少し聞いてみるべきか……



「おいお前、死亡する前に少しだけ教えてくれ、砦の指揮官というのはどういう奴なんだ? やっぱり堕天使で、そこそこ上位の奴なのか?」


「そっ、それは答えられないっ、魔界の秘密を漏洩することになるし、最悪スパイとして処刑されるっ」


「そうか、漏らすのはションベンだけにしろってことか……じゃあわかった、情報を提供しなかった罪で、この場でお前を処刑するから、そうして欲しかったんだろう?」


「あ、ちょっと待って、コイツ、砦との通信装置とか持っていないのかしら? 砦だけじゃなくてほら、あの魔界の神と話を出来ればそれが早いと思うんだけど……ほら、持っているなら出しなさいっ!」


「グギィィィッ! ゆっ、指がぁぁぁっ! ま、魔導通信装置など支給されていないっ、そのような高価なモノを我々のような雑魚狩りの一兵卒が……グギギギギッ……」


「ろくでもないカスなのねぇ、まぁ良いわ、もう使えないから殺してしまいなさい」


「てことだ、本当に情報を吐かず、この場にて極めて残虐な方法で処刑されることを希望するんだなお前は?  ん?」


「ヒギィィィィッ! 助けてぇぇぇっ! 神様ぁぁぁっ!」


「あぁ、もうダメだなコイツは、完全に正気を失う前に可能な限り苦しめよう」



 そのまま地面に放り投げた堕天使(最下級)に対しては、その辺に落ちていた金属バットやバールのようなものを駆使した、取り囲んで徹底的に殴打する方法で処刑を執り行う。


 しばらくは命乞いをしたり、どうにかしてその場から逃れようとしていたのだが、徐々に弱々しくなってきたため最後に火を点け、まるで生きたまま湯に放り込まれたエビのように飛び跳ねるのを見て笑ってやった。


 その堕天使(最下級)が完全に動かなくなるのを待ち、死亡を確認した後に俺達は歩き出す。

 道ではなく草原を突っ切るようなかたちで、その砦とやらへ向かう方角をキープしつつだ。


 目的地までの距離がどの程度かはわからないのだが、これだけの平原である、かなり遠くからでもその存在を視認することが出来るのではないかと期待しておこう……

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