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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第十九章 島国
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1141 浄化

「ウォォォォッ! 必殺! 大魔界流剣術魔界特別区第十七地区53番12の型! 魔界横薙ぎスラッシュグレートファイヤーダークサンダーブラックゴールデンアタァァァックッ!」


「なぁぁぁっ!? 最初と同じ攻撃だけど比べ物にならんほどキツいのきたーっ!」


「イヤですっ! ちょっと信じられないっ! 逃げて逃げてっ!」



 凶悪で強烈、そして信じ難いほどに不潔極まりない攻撃が、これから攻め立てようと接近していた俺達を襲う。

 凄まじい衝撃波と共に周囲に飛び散る『毒』は、この世のものとは思えないほどに残虐で異常なものだ。


 剣の腕だけならその辺の強敵と変わらない、毒の力だけであれば接近さえしなければどうということはない。

 だがそのふたつが掛け合わさり、スラッシュとなったときに、敵の本当の恐ろしさが発揮されるのだ。


 飛び散るようにして逃げた俺達は再びバラバラの状態になり、そしてこのままでは隊列を組み直すことも、もちろん汚染され尽くした敵の周囲へと再接近することも叶わない。


 つまりもう戦いようがないのだ、これ以上出来ることといったら、遠くから、もちろん回避されてしまうことが多いであろうし、さらに与えられるダメージもごく微量であろうが、魔法などによる攻撃をチビチビ仕掛けていくことしかないのである。


 その間にも敵は新たな攻撃を放ってくるであろうし、それによってどんどん周囲が汚染されてくるということは明白。

 このまま押し切れるかに思えたこの戦闘は、あっという間に敵の有利に傾いてしまったのだ。


 俺の一番近くに居るのはカレンか……だがかなり怯えている様子で、もうこれ以上何かをしようという感じは見受けられない。


 ここからでも攻撃をしてくれというのはさすがに無理があるようで、どうにかして俺の方から接近し、守り抜いてやらなければならない状況である。


 それ以外を見渡してみる……喜んでいるのは上空で待機しているリリィぐらいのものか、汚いということで引いているのかとも思ったが、あまりにも突拍子もない攻撃を敵が放ったことで、逆に面白いと感じているらしい。


 だが先程のようなブレスの一撃で『コレ』を消毒してしまうことはきっと出来ないであろうな。

 肥溜めの構成成分と似たようなブツではあるが、それは神の創りしブツなのであって、通常のものとは性質が異なるのだ……



「大丈夫かカレン? 恐いならもうちょっと後ろへ下がろうか」


「わうぅぅぅっ、どこへ行ってもあの汚いのが飛び散って……もう逃げる場所なんかないですっ」


「……うむ、確かにそのようだな、だがこの一帯はまだ大丈夫なようだ、しばらく俺の後ろへ隠れておけ」


「わうっ……ぎゅぅぅぅっ」


「いや、そんなに掴まれると動き辛いんだが……まぁ、動くにしてもかなり制約があるわけだし、このままで良いか……他は無事かっ?」


「勇者様、こっちは風の壁を使ってどうにかするわっ、カレンちゃんと一緒に後ろへ入って!」


「おうっ、だってよカレン、セラの後ろへ行こう」



 上空では精霊様が水の壁を、そして地上ではセラが空気の壁を張ることによって、空に居るリリィと地上に居るその他の仲間を守る感じの動きがいつの間にか構築されていた。


 このままだと連携が取れないわけだし、狙われ易くはなるが少し固まって意思の疎通が取れるようにした方が得策であろうか。


 敵はこの『本領発揮』の状態を得てノリノリのようだし、このまま『毒』の成分が打ち止めにあるまで守りに徹するというのも悪くはないように思える。


 もちろんさらなる『毒』の追加がないとは限らないのだが、それでもその生成には限界があるに違いないし、そうしておくべきところであるという判断に間違いはないはずだ……



「勇者様早くっ! マリエルちゃんもマーサちゃんを抱えて来てっ!」


「ウォォォッ! 逃がすかぁぁぁっ! 大魔界毒スラァァァッシュ!」


「危ないっ! セラ、カレンを頼むっ……大勇者様ブロックだっ! フンッ!」


「勇者様ぁぁぁっ!」


「……ほう、ウ○コ塗れになるリスクをあえて取って仲間を守ったというのか……だが運が良かったな、ウ○コだけに」


「……ギリギリだったぜ、だが次は聖棒のひと振りだけじゃ打ち消し切れないかも知れないな……今のうちに退散だぜっ!」


「早く早くっ……全員後ろへ入ったわね、良い? 敵の攻撃の威力を考えると、このガードを張ったまま耐えられるのは10分かそこらよ、それまでに誰か何とかしてちょうだいっ」


「思ったより短いですね、しかもここからこちらのターンへ持って行くのは……かなり難しいです」


「さっき地面にベチョッとなっていたブツを浄化しようと思いましたが、私の火魔法を完全に無効化していましたわよ、物理も無効というかちょっとやりたくはないと思いますので、アレを全部回避しつつ本体に……みたいな感じに出来ないとどうしようもないですの」


「全部回避か……冗談じゃねぇぞあんなもん、上のリリィと精霊様に期待するしかないのか?」


「いや、先程から2人共隙を見て攻撃を加えているのだが、やはり奇襲でない以上あまり効果が得られないようだ、せいぜい敵の攻撃を中断させてワンテンポ遅れさせるとかその程度にしかなっていないぞ」


「……やべぇなコレ、一旦退却して立て直しを……って、ここがどこなのかもわかっていないのか俺達は」



 攻めることも撤退することも出来ない、このまま守り続けるしかないというのが現状であるということがわかってしまった。


 だがそれには限界が、タイムリミットがあるわけであって、その前に敵が力を使い果たして、毒を全て撃ち尽くして諦めてくれるとは思えない。


 何か打開策を見つけないと、いずれ俺達は敵の攻撃に晒され、ウ○コ塗れになって様々なものを、主として尊厳を失うこととなってしまう。


 俺だけならまだ良いのだが、仲間達にとってはさすがに辛すぎることで、そのようなことになってしまった場合には、この薄汚い敵を100万回処刑してもまだ釣り合わない程度の屈辱となるはずである。


 そうならないために何か打開策を……このまま俺だけが出て敵の注意を惹き付け、『色々と喰らいながら』消耗させるよう努めるか。


 そうすれば犠牲になるのは俺だけで、他の仲間達は消耗し切った敵を地道に叩き潰すのみの簡単なお仕事に従事するだけで、確実な、とまでは言わないが、そこそこ勝利の確度は高まるはずだ。


 それ以外の方法が見つかるようには思えないし、ここはやはり俺が気合を入れて、捨て身で敵の攻撃に晒される以外に方法はないのか……と、後ろでルビアがバッグの中身を漁っているが……何を探しているというのであろうか……



「え~っと、確か持っていたと思ったんですが……あれ~っ?」


「どうしたんだルビア? 武器さえも忘れて来たってのに、何か重要アイテムを持って来たとでも言うのかお前は?」


「えぇ、そもそもこのバッグ、ほら、戦闘とか冒険用じゃなくて町歩き用のなんです、間違えて持って来ちゃって、それでこの中には確かに……あった!」


「何それ? ちっさいポーチだな、なんの役に立つんだそんなもんが」


「ふふんっ、コレ、私がいつも持ち歩いている『消毒セット』が入ったポーチなんですよ、町中って色々汚いじゃないですか? だからこの中にはいつも……除菌シート! 消毒用アルコール! あと何か空間を丸ごとピッカピカにするという魔法のアイテム! その他諸々ですっ」


「……もしかしてだが……こんなモノで敵のあの不潔さに、どうしようもない毒に対抗しようと考えていたのか?」


「えぇ、だってこのグッズ、ほとんどが回復魔法をちょっと含ませた感じのアイテムで、それで『悪いもの』を除去しようとかそういう感じのモノなんです、だから……」


「だから? 自分の回復魔法で魔改造して使おうってのかもしかして」


「もしかしなくてもそうです、例えばコレに回復魔法の力を注入すると……それっ」


「……おぉっ! 単なる除菌シートがミラクル除菌アーマープレートに進化したぞっ!」


「凄いですのルビアちゃん! じゃあこっちの消毒用アルコールが入った除菌スプレーは……なんとっ、ウルトラ除菌バスター発射装置に進化しましたわっ!」


「いやもうバズーカみたいになってんじゃねぇかそれ……だが凄いぞっ、これならあの不潔さに対抗することが出来そうだっ!」



 ルビアが魔改造した除菌グッズの数々、除菌の効果を持ったアーマープレートに、消毒用のバズーカ砲、さらには元々除菌と消臭の効果を持った聖棒をさらに包み込み、パワーアップさせるための除菌イオンコーティングなどだ。


 敵はまだこちらが最強のグッズを獲得したことに気付いてさえいない様子で、セラの風魔法による壁や、上空の精霊様が張っている水の壁を打ち破るべく、ヘラヘラしながら攻撃を続けている。


 だがおそらくその敵の攻撃も、こちらの兵器をフルに使えば防ぎ切ったり、相殺してしまったりということが可能であるはず。


 可能な限りのそれら兵器を装備した俺は、少なくとも最初の一撃でやられてしまうことのないよう、ミラクル除菌プレートを盾のような使い方で前に突き出して……セラの防御壁の庇護下から出た……



「フハハハハッ、喰らえっ、喰らえぇぇぇぃっ……ん? 何やら捨て身の突撃をしてくるようだな、どれ、貴様から『毒塗れ』にしてくれようっ!」


「馬鹿めがっ! 大勇者様除菌プレートレジスト!」


「何ぃぃぃっ! 我が攻撃をそんなプレート1枚で打ち消しただとぉぉぉっ!? しかし地面はそうもいくまいっ! 貴様がこれから踏もうとしている場所は、我が攻撃の余波で毒に塗れた汚染の地であるのだっ!」


「甘いっ! 大勇者様除菌バズーカを喰らえっ!」


「何ぃぃぃっ! 全てを除菌消毒して正常な地に戻すとはっ! 貴様! 一体どういう力を……まさか神のっ、神界の神の……いや、今の神にそんな力は備わっていないはず、となると……」


「ゴチャゴチャうっせぇんだよっ! まずは除菌の嵐を喰らえぇぇぇっ!」


「ギョェェェッ! せっ、清潔すぎるぅぅぅっ!」



 装備したり所持している除菌消毒に関するアイテムの数々、投げ付けて爆発させることにより、周囲に清浄の嵐を巻き起こすような究極アイテムもその中には存在している。


 これらは全て市販の、その辺の飲食店で消毒などするために開発されたものばかりであるが、世界最高の回復魔法使いであり、そして古の神をその内に宿すルビアの力で超強化されたものだ。


 地面を清浄なものとしつつ、空間も、そして敵の周囲に飛び散っているトンデモなブツも、全ての不浄なモノをこの世から消し去る清浄の嵐。


 そのど真ん中に置かれた不潔な魔界の神は、たちまちに除菌消毒され、その体内に蓄積した毒の類までもを全て吐き出し、完全にクリーンな状態へと追い込まれた。


 同時に感じられたのは、これまで敵が隠していたその本来の力であり、これはつまり力を隠す、本当の実力を隠蔽してしまうような力を失ったということだ。


 それによって感じ取ることが出来た敵の実力は……たいしたものではないな、とても神とは思えない、単に剣の修行をしただけのモヤシ野朗に他ならないではないか。


 おそらくは何万年もの間体内に、フグのように蓄積し続けた毒の力で、その戦闘力を底上げしていたに違いない。

 そして毒の力を失った今、この神はもう神と呼べるようなものではなく、その辺の名前さえも与えられないモブキャラと同程度の雑魚へとなり下がったのだ……



「ギャァァァッ! やめろっ、そんな清浄な力で我に迫るんじゃないっ! やめるんだ……そうだ、我の自宅の便所を貸してやろう、そこで毒の何たるかについて学び、更なる力を……」


「うるせぇぇぇっ! まずは浄化されろやこのボケがぁぁぁっ!」


「……あっ……ギョェェェッ! しょ、消毒されたぁぁぁっ! あげろぽぺっ!」


「……フンッ、ギリギリで生き残ったようだな、運のいい奴め……だが随分と小さくなりやがって」


「かはっ……かぺぽっ……おぇぇぇっ!」


「吐いてんじゃねぇよこの馬鹿、最後まで気持ちの悪い野朗だな……」



 全てを浄化され、その存在までも洗浄された敵の神、当初は人間と同程度のサイズであったのだが、今ではもう、ゴブリンかと見紛うような小ささである。


 そして魔界の神の力の方は完全に消失し、その強さに関してもゴブリンと同程度……いや、スライムに襲われれば一撃で葬り去られるのではないかという圧倒的な弱さだ。


 今はもう力の放出を制限することが出来るため問題はないのだが、これが修練を積んでいない、力を発露し続けていた頃の俺達であったとしたらどうなっていたか。


 きっとこの場においてはもう、コイツはゴミのように弾け飛んで消滅していたことであろう。

 その程度にまで弱体化した敵に対し、ひとまず除菌火バサミを差し向けてヒョイッと掴んでやった……



「ななななっ、何をするというのだっ? 我は神なるぞっ、剣技と、毒を駆使して恐怖を創り出す神であるのだぞっ!」


「おうそうかそうか、それはまた恐ろしいことだな、だがそんな汚ったねぇ神は困るんだ、ここにエチケット袋のデカいのがあるからそこに入っておけ、不潔極まりないからな」


「あっ、ちょっと、やめろ、やめろぉぉぉっ!」


「はい収納完了、念のため3重にしておくか……ちなみにまだ殺さないから安心しろ、まぁそのうち始末する予定だが、それでもまだ知りたいことが山ほどあるからな」



 もはや完全なる生ゴミと化した敵の神、袋を破るような力も残されていないようで、中でひたすらもがいているのがまた面白い。


 このまま魔界へ突入するための転移ゲートがどこにあるのかを聞きだしたうえで、本当にゴミとして処理、いや、ゴミ捨て場で毒素を吸収して復活しないとも限らないため、早々に焼却してしまうこととしよう。


 仲間達の所へそれを持って帰ると、気持ち悪いだの汚いだのと罵詈雑言を浴びせられたのだが、どうやら勝利したことに関しては全員ホッとした様子である。


 もちろん今回の敵はまだ序の口であって、この後魔界に突入すれば、おそらくはこの馬鹿の比ではない程度に強大な敵と戦わされることになるのだが……



「さてと、じゃあ女神に言って元の場所へ戻して貰いましょ、え~っと、どうしたら良いのかしら?」


「わからんが……お~いっ! 戦いは終わったぞ~っ! もう戻してくれて構わないぞ~っ!」


『……あらっ? もう終わったんですか今回は? もっとこう、数日に渡る激戦とかになるのかと思っていたのですが……とにかくすぐに戻しますね』


「おう、早くしろよ~っ」



 そういった直後には光に包まれ、気が付くと全員で屋敷の庭に立っていた……と、衣服に汚れなどがある仲間は居ないようだな、もちろんあの状況から帰還して食事をする気にはならないのだが、少なくとも汚れた状態で屋敷の中へ入るのはよろしくない。


 で、念のため汚物野郎が入った袋を女神に預け、聖なる力でさらに厳重な封印を施して貰いつつ、俺達は着替えだけを取って庭に戻り、風呂に入って自分達を浄化した。


 ようやく綺麗になったということで屋敷の中へ戻り、そこで女神から手渡された袋……の中でかなりグロッキーになっている敵と再会する。


 もう何をする気力もない様子で、袋の壁を引っ掻くようなこともせず、ほぼほぼグッタリして殺されるのを待っているような状態。


 もちろんこれまでの恨みを晴らし、情報も獲得する前に殺してしまうようなことはしないのであるが、それでも罵声を浴びせるなどしてさらに追い詰めてやるぐらいのことはしておくべきであろう……



「おいこのゴミ野朗、そろそろお前の命が終わるときが近付いてきたぞ、嬉しいだろう? あんっ?」


『……もう、殺してくれ……殺して』


「その前に情報を吐けって言ってんだよっ! お前どこからどうやってこの世界に来たんだ? サッサとその場所を教えろこのボケッ!」


『我が……我がこの世界へ来たのは……この人族の町の北……魔王に、この世界の魔王に与えた城……の裏……』


「ほう、魔王城の裏のどの辺りだ?」


『裏の……向かって右辺り、それが我の住所のすぐ近くに繋がっている』


「住所な、さっき技名の中にあったアレだろうが、まぁそれに関してはどこでも構わん、どうせ魔界は広いんだし、そこそこ長い冒険をすることになるだろうからな」


「それよりも勇者よ、一度魔界へ行ってしまって、そこでずっと滞在するということではないのでしょう? もちろんこの世界との接続もキープして……そうしますよね?」


「当たり前だ、誰が魔界なんかに長期滞在するもんか、そんなことしてたらストレスでハゲちまうわ、どうせコンビにも娯楽施設もねぇんだろう?」


『そのぐらいは……ある……』


「あるのか、そうかそうか、だがこの世界でもまだやるべきことは無限だからな、特に魔王を廃して新しい魔王を、みたいな連中が、魔界と繋がって暴れ続けるのは目に見えているわけだし」


「それへの対策も必要ってことね、でも魔界とこの世界、どうやって接続するのかは現地へ行ってやり方を調べてみないとわからないわよ」


「だな、とりあえず突入することは確定として、最初はすぐに戻ることが出来るようにしておいて、何度かトライして徐々にマッピングと、この世界との接続を試みる感じでいこう、もちろんあの魔界の馬鹿神の協力も得てな」


『うぇ~いっ!』



 ということでここからはこちらのターン、袋に入れた敵の神は後程残虐極まりない方法で処分してやることとして、ひとまずはこの先どうするべきなのかということを話し合う。


 もちろん内容としてはどう進撃していくのか、どのような方法で鬱陶しい魔界の神や、その親玉であるホネスケルトンとやらをブチ殺すのかなどといったノリノリのもの。


 明日は魔界への転移先である魔王城の裏とやらを確認しに行くこととしよう。

 そしてあわよくばそこから魔界へ突入して、少しばかりでも様子を見ておくのだ……

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