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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第十九章 新たな異世界人と敵の襲来
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112 雷魔法の秘密

「じゃあゴンザレス、俺達は帰ってちょっと寝ることにするよ、南門の残党は全部任せた」


「おうよ、で、その魔将補佐は連れて行くのか?」


「うむ、残りの敵について聞き出さなくちゃならんからな、それと、ヒキタには警戒しておけよ、またどこかへ行ってしまったみたいだからな」


「了解した、ではまた!」



馬車に乗って屋敷へ戻り、シルビアさんに今日のおもちゃ……敵の捕虜であるドレドを紹介しておく。


お土産は大変気に入ってくれたようだ、でも俺達は今から寝るんですよ、やかましいのは後にして欲しいところである。


「じゃあドレドちゃん、勇者様たちが起きるまで地下牢で待っていてね、散々に痛めつけてあげるからお楽しみに!」


『ちょっと待って下さい! もう全部話しますから、拷問するのはやめて下さいっ!』


『無駄よドレドちゃん、ここでは先にボコられてから質問される謎のハウスルールがあるのよ、私もそれはそれは酷い目に……』



『えぇ~っ! 意味不明じゃないの! というか悪逆のギロティーヌともあろう者がどうしてこんなにしおらしくなっているのよ? 何をされたというの!?』



「おい、やかましいぞ、こっちは寝るんだからな、これ以上騒いだら首と胴体がサヨナラすると思え」


『ひぃぃぃ、お許しをぉ……』



今は全員で地下室に布団を持ち込んで寝泊りしている。

地下室はシルビアさんの執務室でもあるからな、拷問もここでするのだ。


それゆえ、目が覚めると俺の真上にドレドが吊るし上げられていた。

既に拷問の開始待ちをさせられているようだな。




「あ、ようやく起きたのね、それじゃあ全員揃ったみたいだし、ドレドちゃんへの拷問を開始しま~す!」


『いやぁぁっ!』



見るに絶えない光景が広がるのは明白である、とりあえず風呂にでも入って来よう。

俺の直前に起きたばかりだというルビアとマーサも連れ、階段を上がって2階から温泉に向かった。



「ところで南門に置いてある船はどうしようか? すげぇ邪魔だぞアレ」


「国の方で撤去して貰って費用は魔王軍に払わせれば良いじゃないですか、バラして薪にでもしてしまいましょう」



「待って、船ならそのまま貰っちゃえば良いじゃないの? あれならまだ使えるわよ」



マーサはこの内陸国であの巨大な船をどう運用しようというのか?

そもそも座礁どころではなく完全に上陸しているんだぞ、どうやって水のあるところまで運ぶというのだ?


「まぁ運ぶのは筋肉団に任せるとして、船はドレドちゃんごとトンビーオ村にでも置いておくべきよ、どうせ大魔将様達との戦いで使うんだし」


「マーサ、大魔将のところには船を使わないと行けないのか?」


「ええ、大魔将様の城は全部海の上よ、今はまだ隠されているけど、魔将を全部討伐したら現れるはず、向こうから攻めて来るかはまだわからないわ」



となるとドレドはキープ、トンビーオ村のメイに頼んで世話をして貰うのがベストだろうな。

しかし遂に船を入手するとは、RPGだったら冒険の中盤といったところまで差し掛かっているようだ。




「勇者様、ちょっとよろしいですか?」


「何だマリエル、突然風呂を覗くとはこの不埒者め、湯を掛けてやるっ!」



「ちょっとっ! 違いますってば、ドレドちゃんがもう勘弁して欲しいと泣き出したんですよ、そろそろ許してあげませんか?」


「そうだな、そもそもルビアがここに居たら傷の回復もしてやれないし、今から上がってそちらにいくと伝えておいてくれ」


「わかりました、ではお待ちしていますね」



地下に戻ると、既にボロボロのドレドが正座させられていた。

とりあえずルビアに回復させた後、質問に移る。




「……じゃあへいだん魔将のハンナは確実に北に居るんだな?」


『ええ、間違いありません、本拠地は無人の城にすると言っていましたから、敗れたのであればそこに戻っているかと』


敵は元ユッダ侯爵の城に戻っている可能性が高い。

攻めるなら今のうちなのだろうが、野営中などに雷魔法で狙われたら堪らないな。



「ところであの雷について何か知っていることはあるか? ちょっとしたことでも良いんだぞ」


『ではそれについても話しておきましょう……』



ドレドは例の雷魔法の秘密について供述を始めた。


あの魔法は確かにへいだん魔将ハンナが放っているもので間違いないとのこと。

だが、照準を定めているのは本人ではなく、もう一体の魔将補佐、つまり野郎の方だそうな。



「で、その魔将補佐はどんな奴なんだ?」


『名前は50回ぐらい聞いたけど忘れましたね、とにかくロン毛のいけ好かない奴です、自分で究極魔剣士とか名乗っていますが、持っているのは杖です』



またわけのわからん奴が登場してしまったようだ。


ちなみにその魔将補佐は調子に乗ってはいるものの、一切闘うことが出来ないという。

だがピンポイントに照準を合わせる能力を持ち、それで魔将の雷魔法や北に居た敵の風魔法をサポートしていたらしい。



「ではその魔将補佐の男と魔将ハンナは一緒に行動しているんだな?」


『行動というか、野郎が持っている杖の中に宿っていますね、つまりハンナ様は装備されています』



「あの子、今度は杖の中に入っているのですわね、この間まで片手剣に入っていたと聞いたのに」


「どういうことだ?」


「ああ、ハンナは武器に入り込んで自分の身を守っているんですの、より良い武器があったらそちらに入り直しますのよ」


まるでヤドカリじゃねぇか……




『そうそう、ハンナ様が以前入っていた剣をミラさんがお持ちのようですが、どこで手に入れたんですか?』


「え? この魔剣かしら、これならこの間倒したウラギール侯爵のドロップアイテムなのよ」


『そうなんですか、魔封マフーオークションで流したと言っていましたが、結局人族が落札していたんですね』


何だそのオークションは、ウラギールはそんなものにまで手を付けていたというのか。

そもそもアカウントとかどうやって作ったんだよ?



「あ、待てよ、今の話だとその魔将が入っている杖はミラが使っているこの魔剣よりも優秀な武器ってことじゃないのか?」


『ええ、大昔の魔王様を倒した勇者パーティーのメンバーが使っていた伝説の杖だそうです、風と雷の魔法を強化するみたいですね』



それは確実に手に入れておきたい武器だ、前衛組の装備はかなり更新されてきたものの、後衛組はまだまだだからな。


特にセラの杖なんか生ゴミを埋めるときの穴を掘るのに使っているからな。

弱いとか以前にもうかなり汚いんだよ。


ちょうど良い、風属性の武器みたいだし、手に入れたらセラに持たせることとしよう。




その後もドレドに質問を続ける。


敵の動きとしては、魔将補佐の男の性格からしてすぐにでも再び攻め込んでくるはずとのことだ。

魔将ハンナの方は臆病であまり自分の主張をしないタイプらしいから、実質的に敵軍の指揮はその男が取っていると見て良いであろう。


さらに、動いていれば雷魔法で狙われないというのは正解のようだ。

魔将補佐が狙いを定めるのに数秒、それから魔法が発動するまでにさらに数秒要するそうである。



「では俺達はまた北門で敵を迎え撃つとしよう、その、え~と、そうか、名前のわからない魔将補佐をな」



「確かあいつの名前、聞いたことがあったんですわよね、サリナ、覚えていないかしら?」


「さすがに忘れてしまったわ、凄く長い名前、というか変な肩書きを羅列したものだった気がするけど……」


「別に良いだろそんなの、どうせもうすぐ死ぬんだ、ドレド、殺しても誰も悲しまないんだよな、そいつは?」


『もちろんですよ、鬱陶しい奴ですから、でも魔王様曰くそういう病気を患っているだけらしいですから、ちょっとかわいそうかも知れませんね……』


「中二病か?」


『あ、それです!』


「だったらかわいそうでも何でもないさ、死ねば治る病気なんだ、慈悲深く殺してやろう」



とりあえず、もう一度北門での迎撃戦である。

屋敷から近いから凄く助かりますね、北門は。



「では今の話を伝令兵に持たせて王宮へ行って貰いましょう、城門の詰所に居るはずですから、今からちょっと行って来ます」


「わかった、報告はマリエルにお願いしよう、俺達は夕飯の準備だ、もう地上で生活しても構わないだろう」



王都北部は今日で避難命令が解除され、店なども午後からは普通に営業を始めているようだ。


俺達は布団を持って2階に上がり、通常の生活に戻る準備をした。

まずは食糧と保存食の買出しからだな。



窓の外には慌てて帰ってくるマリエルが見える。

これももはや日常の風景のひとつであるといえよう……




「勇者様っ! もう敵が来ているみたいですよ、ロン毛のおっさん、杖を持っているのに剣士を名乗っているそうです!」


「もう完全に例の魔将補佐じゃないか、どこに居るんだ? 暴れているのか?」



「いえ、北門の外に魔方陣みたいなのを書いて遊んでいるようです、特に意味を成すものではないそうですが」



ついて早々変な病気の発作を起こしているようだ。

きっと夜中まで掛けて勝手に考えたカッコイイと思い込んでいる儀式を完成させるつもりであろう。



「どうする、朝まで放っておくか?」


「そう思ったんですが……どうもヒキタがそちらに向かっているとの情報がありまして」


それは大変なことになりそうだ、馬鹿同士が核融合を起こして大惨事を招きかねない。

ちょっと様子を見に行くべきだな。



※※※



「居たぞっ! というか何やってんだあいつらは?」



「あっ! これは勇者殿、せっかく来られたところ申し訳ないのですが、あれは特に害がないように思えますよ、朝になったら両方始末すれば足りるかと……」


城門の兵士はそう言っているものの、俺だってちょっと気になるんですよ。


一体馬鹿同士がどのような戦いをしているのかについて、そしてそれが周囲にどのような迷惑を撒き散らすのかをね。



では見てみよう……



まずはヒキタの攻撃からだ、昨日も思ったが何だかやたらと良い装備をしている。

金属をふんだんに使った鎧、両手剣と短剣の二本差し、昨日セラを切り付けたのはあの短剣の方だな。


そして、今は両手剣を抜き、ふらふらと敵の魔将補佐に近付いて行く。

明らかにバランスが悪い、というか普通だったらもう斬られて死んでいる頃だぞ……



ようやく魔将補佐のところに辿り着いて剣を振り下ろすヒキタ。

相手はノーガード、そしてノーダメージである。

むしろそのままの勢いで転んだヒキタが負傷したようだ。



「本当に弱くて馬鹿だなアイツは、もう誰にも相手をされなくなったから1人で戦っているんだろうが、あれじゃ子どもにすら勝てんぞ」


「装備を没収してやった方がまだマシになりそうですね……あ、次はおっさんの方が攻撃するみたいですよ」



魔将補佐のおっさんが左手を押さえて唸り出す。


ちなみに左手には汚らしい包帯が巻いてある。

それを外すようだ……墨で真っ黒の手が出てきた……



「我が邪悪なる左腕の力、その目に見せてくれようじょっ!」


噛んだし、全然邪悪には見えない。

そもそも魔法を放っているのは杖に入っている魔将だ、お前は関係ないぞ。


狙いを定め、ヒキタの頭上に雷を落とす魔将補佐。

当然効かない、雷はあっさり消えてしまった。


次はヒキタの攻撃! ミス、全然効いてない、そして魔将補佐の攻撃! ミス、全然……




「ご主人様、あの敵の魔族さんは普通に殴れば勝てると思うんですが?」


「言ってやるなカレン、アイツにも矜持というものがあるんだ、魔法での攻撃に拘っているのであろう、絶対に効かないけどな」



しかし呆れる程に不毛な戦いだ。

絶対に相手を倒せないヒキタ、そして物理なら瞬殺出来ると知っていながらそれをしない魔将補佐。


これは長引きそうだ……と思ったら遂に魔将補佐、というか魔将ハンナの魔力が底をついたようだ。

勢い良く振り下ろされた杖とは反対に、雷の方は上空で少し光ったのみに終わった。



「ちょっとハンナ様! 何をやっておられるのですかこの大事なときに!」


『ええ~っと、ちょっともう力が出ないというか、何というか……ゴメンね』


「オウッ、ノォォォッ! 我が邪悪なる力ここに費えたり、これ以上生き恥を晒せぬ、殺すが良いっ!」



だから費えたのはお前の力じゃないし、ヒキタにはどうあがいても殺せませんからね。



しかし調子に乗るヒキタ、そのまま敵に向かっていくようだ……



「きぇぇぇっ! チェェェストォォォッ!」


勢い良く両手剣を振り上げたヒキタ。

そのまま走り出すかと思いきや、重みに耐え切れす後ろにひっくり返ってしまった。


ついでに言うとその際、剣の鍔に頭をぶつけて気絶したのである。



「フハハハッ、この土壇場で即死魔法に目覚めるとはっ! やはり我は邪神に愛されし伝説の魔族なのかも知れぬな!」



「あ、はいちょっとそこまで、うるさいので静かにして頂けますか?」



「うぬっ!? 何だ貴様は、我に気配を察知されずにここまで近付くとは、ただ者ではないなっ!」



いやいや、もう普通に話しながら20人ぐらいでとことこ近づいて来たんですが。

これで気付かないとかお耳の病院に行った方がいいレベルですよ!



「どうでも良いけどお前魔将補佐だろ? で、そっちの杖が魔将と」



「いかにも、我は上級魔族にして魔将補佐、究極魔剣士リヒトルベルゲンシュタイン・デ・ラ・ロンゲステンブリザバースト・ア・テンションプラズ・デリカテッセン卿である」



長いわ、せめて5文字以内にまとめて頂きたいところですよ。



「ご主人様、騙されてはいけませんのよ、そいつ、魔平民の家柄ですの!」


「うん、名前の最後あたりからして実家は惣菜屋だろうな」



「なぁにぃっ! 貴様どうしてわかった!? ああっ! まさか全てを見通す邪眼を持つ者とこんなところで出会ってしまうとはっ!」



『あのぉ~、あなたも異世界勇者の方ですよね、敵の分際で大変恐縮なんですが、この人さっさと殺して下さいます? さっきから手汗がヌメヌメとキモくて……』



なんと、敵の上官から討伐依頼を受けてしまった。



「おいおい敵将さん、コイツを殺せば当然こちらに見返りがあるんだろうな?」


『もちろんですよ、私達が拠点にしている城にはまだ機械兵団が残っていますが、それを下がらせましょう』


「何それ、そいつら強いの?」


『ええ、人工的に雷魔法を使えるようにしていますから、もちろん落雷は無理ですし、一回使ったらサックリ死にますが』


「そんなの別に滅ぼせば良い、他には無いのか?」


『……わかりました、ではあなた方のうち1人だけに特殊風魔法、そして特殊雷魔法を伝授しましょう、もちろん私も捕虜になりますよ、どうですか?』



交渉成立である、直ちにカレンと目を合わせ、攻撃の合図を出す。



次の瞬間には長い名前の魔将補佐が、名前すらないただの肉塊に変わっていた。




「ではこの杖ごと魔将を持って帰ろうか……ちょっと洗わないとガチでベタベタだな」


『出来ればぬるま湯でお願いします、ちょっとどころじゃなく高級な杖なんですよ、これは』



そういえばこの杖自体も伝説の武器、しかも風魔法強化の能力が付与された最強のものだ。

これはセラの装備が一気にグレードアップするぞ。


せっかくだから今のうちにセラに持たせようと思ったのだが、何か汚いとのことで拒否されてしまった。

お前の杖も十分汚いんだがな。


とにかく屋敷へ戻ろう……



※※※



「じゃあユリナの火魔法やお前の雷魔法も含めて、特殊魔法は全て古の人族が作った兵器を模したものなんだな?」


『ええ、文献で調べた限りではそうだとされていました』


「確かに以前インテリノ王子も同じようなことを言っていたな」



屋敷に戻った俺達は、まず魔将ハンナをちょうど良い感じの湯で洗ってやり、それから質問責めにしている。

まずは最も気になる、特殊雷魔法、つまりあの落雷の詳細からだ。



特殊魔法は元々人族の兵器、しかしそれを無闇に使った古の連中は勝手に数を減らし、今では魔族の方が優勢になっているのがこの世界だという。


しかもそれが5万年前とかわけのわからないことを言っているのである。

それだともしかしたら女神でもことの詳細を知らないかもだな……



『最近は人族も魔法やその他のスキルを多用するようになってかなり強くなっていますが、それでもまだ魔族の方が力は上ですね』


「だよな、スキルだって人族は原則1つなのに、魔族は沢山持っているもんな」



それでもルビアみたいにスキルを2つ持っている奴が稀に居る。

もしかしたら人族は魔法やその他のスキルに関して進化している途上なのかも知れないな。




「とにかく、これでお前らへいだん魔将軍との戦いは終わりで良いな、ここからしばらくはハンナもドレドも言うことを聞いてもらうからな」


というか船も使いたいし伝説の杖だって使い続けたい。

もしかしたらこの2人には俺達の冒険が終わるまでずっと付き合ってもらうことになるかもだ。




『では拠点の機械兵団は自爆させておきます、それと、約束通りこの中の1人に特殊魔法2つをお教えしますね、どなたに習得させますか?』


「はいはいっ! この大魔導師セラ様よ、風魔法使いだから雷魔法は使えないけど、どうにかなるのよね?」


『もちろん大丈夫です、風と雷は同系統ですし、人間頑張ればスキルのひとつやふたつどうってことありませんから、あまり詰め込みすぎると馬鹿になりますがね』


「わかったわ、じゃあ早速伝授して貰おうかしら、で、どうやるの?」


『では明日から1日16時間のトレーニングを開始します、おそらくちゃんとやればすぐに習得出来るはずですよ』


「・・・・・・・・・・」



どうやら特殊魔法は不思議な力で伝授されるのではなく、真面目に修行して獲得しなくてはならないようだ。


だがこれを乗り切ればルビアに続いて2人目のスキル2つ持ちメンバーが誕生する。

しかもこっちは変態スキルではなく有用なものを2つだ。



こうして翌朝、セラの新魔法獲得トレーニングが始まった……

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