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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第十九章 島国
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1127 発覚

「……で、とっ散らかったまま帰って来ちゃったけどどうするよ? 今すぐに敵の第一アジトにでも襲撃を掛けるか?」


「それでも良いけど、まずはあの異世界人のことを監視したらどうかしら? 動きを見極めて、どこにどんな目的で出現して、どんな術を使うのかについて見てみるのもアリよ」


「術って、仮にも勇者なんだからブーメランとか雷魔法とか、あと全体回復魔法も使えるんじゃないのか? てかそんなところだろうよ普通は」


「そんな基礎的な事項じゃないわよ調べるべき敵の能力は、てかその程度の勇者スキルがないのなんて、数ある異世界でもきっとあんただけよ」


「おいおい、いつ俺がそんなことも出来ないなんてきまったんだよ?」


「あっそ、じゃあ勇者らしくブーメランとか使って見せなさいよ」


「精霊よ、ブーメランならいつも頭に突き刺さっていますよこの異世界勇者は」


「あら、確かにそうよね、いつも何やっても、何主張してもブーメランにしかならないのが凄いところだったわ」


「いや、お前等マジで言いたい放題だな……」



 ブーメラン勇者はともかく、敵であるどこかの異世界勇者について詳しく調べる必要があるというのはもう間違いない。


 この世界固有の詐欺グループに力、というか魔法で作った何かの生物を貸し出したり、それを秘密に出来ない奴を焼き殺すような仕掛けを施したりとやりたい放題の異世界勇者。


 おそらく間違いないのはそれが俺と同じ目的、つまり勇者としてのスキルアップというかランクアップというか、とにかくそういった目的を有する『ゲーム』として、仲間と一緒に、或いは単体でこの世界に送られたものであるということだ。


 まぁ、奴がこの世界固有の異世界勇者であるという可能性も完全には否定することが出来ないのだが、それであればこの世界を統治する神から、そういう連中に加担するのはやめろとストップが入るはずである。


 それがないということは俺達の予想が正しいものである可能性が極めて高いということであって、このまま作戦を詰めていくのが正解であると、そういうことになってくるであろう。


 しかし奴は今どこに居て何をしているのか、アジトをひとつ潰し、そこで奴が仕掛けたのであろうトラップが発動していることについて気が付いているのか、その状況によって、これからすべき監視が上手くいくのかどうかが変わってきそうだ……



「え~っと、じゃあとりあえずだけどさ、敵の第一アジトと近くの寿司屋が監視出来るポイント、あの場所へ行ってみないか? まだ夜だし何か動きがあるかも知れないぞ」


「そうですね、ではすぐに行ってみましょう、変装は……もうこの際ですからしなくても良いですね……」


「まぁ、私と女神はこのボロボロの服のままなんだけど、可能であればもうちょっとマシな格好をしたいわよね実際」


「ガタガタ抜かすな下女の下女の分際でっ、そんなこと言う奴にはお仕置きだっ、尻を出せっ!」


「あっ、ちょっとこっちが逆らえないからって……ひぎゃぁぁぁっ!」



 ちょくちょく調子に乗ろうとする精霊様には厳しい罰を与え、反省したところで武装役人の詰所を出て監視スポットへと向かう。


 寿司屋の外ではあの裏切り者……ではなく元々敵の関係者で、俺達を騙していた出前のおっさんが作業をしていたため、見つからないように隠れながらそちらを見る。


 勇者らしい格好の奴は見当たらないのだが、ちょうどあのマッチョが寿司屋に入ったところのようで、おっさんのしている作業はマッチョが破壊したと思しき店の入り口を修理することらしい。


 しかしマッチョが店に居るとなると、あの異世界勇者もそのうちやって来て悪事の相談をしそうな感じだな。

 昨夜の件についての話もあるに違いないが、むしろそれを受けてこの後どう『事業展開』をしていくのかが話の中心になることであろう。


 ということでしばらく待つと……第一アジトとは別の方角からやって来た明らかに勇者の格好をしたそれ、今日も高級な伝説の鎧でビシッと決め、偉そうに寿司屋へと入店していく。


 このまま寿司屋へ突撃を仕掛けてしまっても良いのだが、それでは監視する意味がまるでなくなってしまう。

 発見されると面倒なので寿司屋に近づくことは出来ないが、そのうち出て来ることであろうから、その後尾行をしてみるというのが現時点でのベストな選択肢に違いない。


 腹は減ったが、酸っぱいあんパンなど食えたものではないため、そのまま飲まず食わずで張り込みを続ける俺達。

 1時間程経過したであろうか、マッチョよりも先に寿司屋を出た異世界勇者、そのまま来た方とは逆の道を歩き出す。


 例の出前のおっさんがそれを見送っていたため、どうにか見失わないように目で追いながらチャンスを窺う。

 おっさんが店の中に引っ込んだタイミングを見計らって、遂に俺達は動き出すことが出来たのであった……



「酔ってはいないようね、どこへ行くつもりなのかしら?」


「さぁな、時間も時間だし、そういう系統の店に行くんじゃないのか? 奴の場合はもうそこそこの成り上がりを達成していそうだし、遊ぶ金ぐらい少しはあるってもんだろうよ」


「その成功も犯罪によって、ですがね……と、繁華街を抜けてしまいましたね、繁華街と言っても今日はもうほとんどのお店が閉まっているか……或いは永久に閉まったかですが」


「逃げたんだろうな、この腐った、というかこれから腐る予定の町から」



 フラフラと目的なさげに歩くどこかの異世界勇者、伝説の剣と鎧をカチャカチャいわせながら、特にどこかに立ち寄る素振りも見せずに歩き続ける。


 繁華街、いや昨夜まで繁華街であった寂れた夜の道には、これといって目ぼしいものが存在していないのだが、だからといって何もしないでここを通過するのはおかしい。


 そうも思ったのだが、どこかの異世界勇者はその元繁華街を抜けた先、どう考えても貧乏人が住まうような場所までやって来たと思うと、徐にそのうちのひとつの建物に入ったのであった……



「おいおい、もしかしてさ、あそこがアイツの家とかじゃないよな? どっからどう見ても『貧民』のための建物だろうに?」


「いえ、大貧民があの山小屋であることを考えると、ここはもう少し上の……そうですね、この世界で言う下層平民とかその辺りのお屋敷なのではないでしょうか」


「あ、ちょっと待って、家の前に何か落ちているんだけど、おそらく人間の死体を焼け焦げさせた何かだわ、きっとアレがこの家の元々の住民なのよ」


「となるとあの野朗、もしかして低ランクの人間をブチ殺して、そいつが住んでいた低ランクの家を奪ったってことか? 一体何のためにそんなことを」


「わかりませんが、とにかく近付いて監視してみましょう、幸い周りには誰も居ないようですから、安っぽい建物の薄い壁に張り付いて中の音を聞いても平気だと思いますから」


「うむ、じゃあそうするか、ひとまずは……隅の部屋に明かりが灯ったぞ、奴はそこに居るはずだ、行ってみよう」



 ひとつだけ明かりが灯った部屋、窓などは存在しないのだが、建物自体がボロボロゆえ、その隙間から漏れ出る光でそれがわかってしまう。


 一体どうして奴がそんな所に住んでいるのか、どうして家主を殺害してまでこの場所をキープしたのかは知らないが、とにかくその様子を探るべきところだ。


 建物に近付き、静かに音を聞こうと思ったのだが特に何も聞こえない、いや、何か息遣いのような、そんな音がしなくもないが……隙間から内部の様子を覗いてみよう……



「ちょっと待ってろ、今俺が中の様子を……オエェェェッ! キモい勇者野郎が全裸で腕立て伏せしていやがるっ!」


「静かにしなさいっ、とんでもないものを見せられたのはわかるけど、しばらく我慢して監視するのよ」


「じゃあ代われよ精霊様が、野郎が全裸で腕立て伏せしている光景を眺めるのは下女の下女とかいう最低身分の奴の仕事だかんな」


「うっ、仕方ないわねぇ……あら気持ち悪い、でももう終わりみたいよ、アイツ、腕立て伏せ100階も出来ないんじゃないかしら?」


「そんなわけないだろう勇者なんだから……いや、その可能性もあるか? もう一度見せてみろ」



 キモくはあるのだが、確認したいことがあるため仕方なくその全裸野郎の様子を覗き込んでやる。

 俺には相手がどんな能力を有しているのかを見ることが可能で……いや、その程度のことであれば精霊様にも出来るとは思うが。


 しかしだからといってあんな野郎を凝視しなくてはならないというのは、さすがに下女の下女とはいえ酷なこと、もちろん女神にとっても同様だ。


 ということでここは仕方なく俺がその様子を見るのだが……やはり油断していてその力を隠すことが出来ていないようだな、今のうちに全てを見通してしまおう……



「う~む、あの野郎、攻撃力は制限されているのかも知れないが……そもそも直接戦闘タイプじゃねぇぞ、召喚士とかそういう系統の存在だ」


「召喚士なんて、私達の世界じゃそんなに見ないタイプよね? アレと直接戦ったりしたらどうなるのかしら?」


「うむ、最大限に能力を解放された俺達ならともかく、普通の奴、もちろんモヒカンの雑魚も含めた一般人にも劣る戦闘能力だ、こりゃ腕立て伏せが100回出来ないってのも頷けるな」


「となると、相当に強力な何かを……魔法生物と言っていましたか? それを召喚した状態でないと、アレは戦うことさえ出来ないということなんでしょうかね?」


「そういうこと、である可能性が高いといったところだな、今のところ仲間の影も見えないし、本当にソロで、召喚した魔法生物にだけ戦わせて冒険しているって感じの奴なのかも知れない」


「となるとですよ、その魔法生物を召喚していない今は、あの者は相当に弱い単なる雑魚ということでは……」


「そうだな、そして奴は多方面から恨みを買っているだろう、この世界での所業を考えればな、それでキレた被害者による襲撃を恐れて、こんな目立たない場所に隠れ住んでいるのかもだ、まさか悪の親玉がこんな貧民街みたいなところに居るとは思わないだろうからな奴の敵も」



 魔法生物とやらを出せば強いが、そうでない状況においては非常に弱いということが発覚したどこかの異世界勇者。


 もちろん今はそのようなモノを傍に置いているわけではないし、そもそもずっと召喚しっぱなしというようなことは出来ないのであろう。


 それゆえ通常時の隠れ家としてこんな目立たない場所を選んだというのが俺の予想なのだが……あの強そうな剣や鎧は完全なる飾りか。


 あのような装備をしていれば、それを見て一発でどういう力を持っているのかがわかるような者でない限りは、普通に強い奴だと判断して敬遠するに違いない。


 そしてその本当の力も、そういう系統の読みを妨害するような魔法? でブロックしているようなので、誰かから『本当は弱い』と見抜かれるのは稀なこと。


 もっとも、恨みを抱いた誰かがダメ元で襲撃を仕掛けた、捨て身の自爆テロを敢行したなどの状況においては、奴の弱さからしてその場でアウトということになってしまう。


 こういう場所に隠れて夜を過ごすのは奴にとって合理的なことで、これまではその方法でどうにかこの世界を渡り歩いてきたのだ。


 だが今回は違う、俺のような別の世界から来ている勇者の存在について考慮しなかったことが奴の失態で、そしてそれが致命傷となる、もう年貢の納め時というやつだな。


 これから奴を襲撃して、殺さない程度に痛め付けて色々と吐かせるとともに、これまで奴がこの世界の人々から吸い上げた利益を回収、中抜きしたうえで被害者たちに返すこととすれば、俺様の評価は爆上がりとなるであろう……



「……よし、もう今から殺ろうぜ、じゃなくてやろうぜ、とっ捕まえて色々と吐かせるんだ、もちろん仲間の存在についてもな」


「えぇ、そうするべきでしょうね、では殺してしまうことのないよう、慎重に襲撃を行うこととしましょう」


「作戦はいつもの配達装いスタイルで良いわね、私が配達員に扮してやってあげるわ」



 やる気満々の精霊様がボロボロの家の戸をノックすると、中から『何者だっ?』という声が聞こえた。

 かなり警戒しているらしいが、そもそも自分の家ではないはずなので、前の住人への荷物であると考えて頂きたいところだ。


 で、精霊様はしつこく宅配だと主張しているものの、『新聞なら要らない』だとか、『魔力をキャッチして放送された映像を見る夢の機械は設置していない』だとか、完全に迷惑な訪問客だと疑われてしまっているようだ。


 いつもは上手くいくこの作戦なのだが、それは俺達が居る世界の住民が、もちろん犯罪者なども含めていい加減で無警戒なだけであったらしい。


 そろそろイライラしてきたであろう精霊様は、最後に宅配ですとひと言叫ぶと、戸に蹴りを入れて丸ごと破壊してしまった……



「ななななっ、何だ君達は? ここは……げぇっ⁉ お前等はあの出前野郎が見せてくれた肖像画の奴に……武装役人共の復讐なら諦めろっ! 君達では俺に勝つことが出来ないっ!」


「そりゃやってみなきゃわかんないんじゃねぇのか? 今は魔法生物も居ないみたいだし、それを使って自分の基礎力もアップさせていない、いわば素の状態みたいだからな」


「クッ、そこまで調べているとはっ、だがもう遅い! 魔法生物しょ……」


「少し黙っていなさい、どうせ召喚には呪文が必要なんでしょうから、口を塞げばどうということはありませんね」


「何だよ、勇者なんだから周囲をアッと言わせるような無詠唱呪文ぐらい使えってんだよ」


「あんたは無詠唱どころか魔法さえもろくに使えないでしょ、あほら、逃げるわよもう1匹の雑魚勇者が」


「もう1匹って、そのもう1匹じゃない方の1匹はもしかして俺のことか? 痛い目に遭わすぞそんなことばっかり言ってっと……で、お前はちょっと待て、話があるんだ、どうしても出掛けたいなら代わりに情報と命を置いて行け」


「むぐごっ、むぐぅぅぅっ!」



 逃げ出そうとするどこかの異世界勇者、やはり女神が言うように呪文を唱えない限りその魔法生物とやらを召喚することが出来ないらしい。


 もちろん今は口の中に大量の小石を突っ込まれた状態であるため、そのための呪文詠唱をすることは叶わない状態だ。

 だが念のためということもあり、足の指を片方だけ全部グチャグチャに潰してやることで、逃走した先で何かをすることを防止しておく。


 痛みに悶絶し、持って逃げようとしていた荷物などをブチ撒けるどこかの異世界勇者。

 バッグの中からは様々なアイテムが飛び出したのだが、なんとその中に個人情報が満載された登録カードのようなものが存在していた。


 早速それを拾い上げ、コイツの世界にある冒険者ギルドのようなものの登録証であることを確認する。

 どういうわけか知らないが鮮明な写真入りで、かなり頑張っている世界の勇者であるということも見て取れるのだが……



「ふむふむ、え~っと……どうして読める文字で書いてあるのかは知らんが、とにかく冒険者登録カード、職業は……やっぱり異世界勇者なんだな、武器……ナシってどういうことだ? 伝説の剣とか持ってんじゃん、防具も『おっさんの肌着』だけになってんぞ」


「おそらく力などが不足して本来は装備出来ないアイテムを、単に持ち歩いているだけなのでしょう、それよりもスキルの方はどうですか?」


「なるほどな、で、スキルはえっと……『魔法生物召喚』と、それから『詐術』、あとは『敵前逃亡』ってそれスキルなのか? ちなみにパーティー情報ってところには何も書かれていない、つまりはソロかぼっちかってとこだな」


「魔法生物に戦わせて、詐術を用いて自分自身を強く見せかけるようなことをしていたわけね、で、分が悪くなるとさっきみたいに逃げようとするみたいな」


「どうしようもねぇ奴だな、生かしちゃおけねぇぞこんな野郎!」


「勇者よ、また頭にブーメランが突き刺さっていますよ、それよりも……ちょっとそのカードを貸して下さい」


「あ? うんまぁ、はい」


「これをこうしてこうすると……やはり私にも編集することが可能なようです、神の権限で」


「それは面白いっ! メチャクチャなステータスにしてやってくれ」



 身分を証する大切なカードを、他の世界とはいえ管理する権限を有している女神に取られてしまったどこかの異世界勇者。


 きっとこういうカードがあるのは、神々がどうしても介入しなくてはならない際にそうするため、人間に対して作らせているからなのであろう。


 で、その女神の編集の能力によって、どこかの異世界勇者の職業は『ゴミ』に、そして称号として『便器を舐める者』などが追加され、スキルは全部消されたうえで、新たに『ウ○コ喰う』というものが追加された。


 ついでに台所のGだとか植木鉢のナメクジ、電柱の影の変質者とでもパーティーを組ませておくべきであろう。

 世界で最も気持ち悪い4人組の勇者パーティーとして今後のご活躍を……まぁ、期待するまでもなくこれで終わりなのだが。


 で、全ての力を、もちろん魔法生物の召喚とやらのスキルも失った、もはや単なる犯罪者へと成り下がったどこかの異世界勇者は、未だそのことを知らずにいて、必死に口の中の砂利を吐き出している。


 どうやら喋ることが可能な状態にまで回復したようだ、ぺっぺと唾を吐きながら、何やら呪文のようなものを唱え始めた……



「むぬぬぬぬっ、おっぺけおっぺけおっぱぶおっぱぶ……魔法生物召喚! キェェェッ!」


「はい、しかし何も起こらなかったと、もう満足したか?」


「なぁぁぁっ!? どうして、どうして魔法生物が呼べないんだっ? 魔力は十分にあったはず、なぜ失敗したというのかっ?」


「さぁな、お前がキモいからなんじゃねぇの?」


「そっ、そんなぁぁぁっ!」



 こうして全ての力を失い、そのことを知ったどこかの異世界勇者、既に絶望はしているようだ。

 だがこのまま殺してしまうわけには行かないので、今しばらく生存させて情報を引き出すこととしよう……

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