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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第十九章 島国
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1116 再獲得後

「……あの……さっきからもう殺して欲しそうな目でそちらを見ているんですが……知能が低くてそれに気付かないんでしょうか?」


「はぁっ? 何だよいきなりお前、ブチ殺されてぇのかこの野朗、あんっ?」


「いえ、ですからもう殺して欲しいんですよ、どうして俺達だけ助かったんですか? ついさっき見せた攻撃をもう一度、ここでやれば俺達は死ねるんですよ、わかってますかそのこと? あ、馬鹿と女だからわからないんですか?」


「何だか凄くディスってきますわねこの人、ご主人様、普通に殺してしまいますわよこんなの」


「いや待て、殺して欲しいと思っている奴を殺しても面白くないからな、それよりもちょっと話を聞いてみよう……で、どうして殺して欲しいんだ? 死んでもまたあの懺悔堂で回復されてやり直しになるだけだろうに」


「いや何言ってんすか? HPがゼロになると懺悔堂に戻されるけど、さっきの攻撃を受けた元仲間みたいに『本当に死ぬ』ことになれば普通に死んでこの世界の無限ループから解放されるでしょ、そんなことも知らない程度には無能なんですね、これだから馬鹿は困ります」


「……本当に殺したいが……いや、しかしそういうことか、う~ん、これは困ったな」



 いちいちムカつく対応をしてくるダメダメ連中の生き残り、殺して欲しいからあえて怒らせているのか、それとも最初からこういう性格の奴なのか。


 まぁ、このゲームに参加した際に連れ立っていた女性メンバーは全てこの連中を置いて逃げたということ、そして先程の馬鹿と女を同列に並べるような態度。


 そこから考えれれる答えは間違いなく後者、つまり元々極めて性格が悪い、本来であればこの場で惨殺してしまうのが当たり前である、本当に生きる価値のない人間であるということだ。


 だが今はそういうわけにはいかない、なぜならばこのダメダメ馬鹿が言う『本当に死ぬ』ということをやってしまえば、即ちこの2匹も当たり前のように昇天してしまうのだから。


 それではこちらの目論見である『缶詰野朗の再獲得作戦』に支障が出てしまいかねない。

 懺悔堂でこの2匹を生贄に捧げ、『肉』にしない限りは、きっとあの缶詰に加工されることがないためである。


 よって、ここはどうにかしてこの2匹を説得し、死ぬにしても俺達のために生贄になり、この後缶詰野朗に生まれ変わってナビゲーターをしてくれるようお願いしなくてはならないのだ。


 そのためにはまずこの連中のご機嫌を取る必要があるのだが、もしそれに失敗したら強制的に連行して肉にしてしまおう。


 ということでまずは可愛くて子どもらしさもあるサリナ先生から、必死のお願いというかたちで依頼をしてみることとした……



「えっと、その、お願いだからその命を無駄にしないで、次の懺悔堂とかまで一緒に行って下さい、そしたらその、そこで死んでも良いですから」


「はぁ? まず何なのお前は、何で女でガキの分際で出しゃばってんのマジで、黙っとけよ後ろに控えて、それが普通だしお前のような奴は罰を受けるべきだと思うね、わかったら黙っとけ」

「そうだぞ、女なんかと話すことは何ひとつない、俺達はそっちの知能が低そうな……お前も勇者なのか? まぁ俺達も勇者パーティーなんだが、とにかくコレと話をしているんだ」


「……ご主人様、やっぱもう殺して良いですかこの人達?」


「俺もそうしたいが今はやめてくれ、とにかく交渉の方は決裂ってことだな、これ以上こんな奴等とまともに会話したくないし、無理矢理連れて行って缶詰にしてしまおう」


「それが良いですわね、サリナ、ちょっとさっきのゴブリンみたいなのと同じように頭痛を起こさせて差し上げて」


「あ、はい姉様、それっ」


「ぐぎぎぎっ、あっ、頭が割れそうに……痛いっ!」

「ひぃぃぃっ! 助けてママーッ!」


「おうっ、助けて欲しきゃ立って歩け、次の町で生贄にしてやるからよっ、オラサッサとしろやボケェェェッ!」


『ひぎぃぃぃっ!』



 ということで生贄というか肉というか、缶詰の材料になりそうな馬鹿共を2匹ゲットした俺達。

 もう生きることを諦めていた連中だけに、この先どんな扱いをしてもルール及びマナーには反しないであろう。


 なお、前回の経験ではこの場でブチ殺し、ドロップアイテムの『肉』を持って行っても良かったのであるが、そのルールが今回も適用されるかわからないため、慎重を期す意味でも生かしたまま連行するべきだと判断し、このかたちを取った。


 そのまま2匹を歩かせて次の町方面へ……と、すぐに新たな敵が出現してしまったではないか。

 しかも襲われるのは俺達ではなく、歩かせているだけのダメダメ連中のようである。


 このままHPを削られてしまえば、せっかく確保した生贄が台無し、どころか前の町の懺悔堂まで戻ってしまう。

 まぁ、そこで『肉』にするという手もあるのだが、戻るのは面倒なのでここは先に進みたいところだ。


 ユリナとサリナも、2匹の代わりに戦う感じの動きをし始めたし、俺は手を出さないと決めた以上、この2人に頑張って貰うしかあるまい……



「サリナはあまり無理をしてはいけませんわよ、今の力だと、複数に攻撃したらそっちの2匹に掛けている術が解けてしまいますの」


「えぇ、じゃあここは姉様に任せて、この2匹が逃げないようにより強く……このぐらいかな?」


「ギョェェェッ! 頭が割れるぅぅぅっ!」

「ひぃっ、ひぃぃぃっ! ひぃぃぃぃぃっ!」


「そんな感じですの、で、私の方は……それっ! もう1発! もっとですわよっ!」


『ギャァァァッ!』



 ダメダメ2匹に襲い掛かろうとしていた先程と同じゴブリン風の敵、今度は5匹での出現であったのだが、前回の戦闘で感覚を、力の制限され具合を掴んでいたユリナは、最初から連続攻撃で敵を圧倒していく。


 すぐに5匹全部がちょっとした金銭に変わり、俺達はまた歩き出して次の町を目指した。

 そしてまた間を開けずに敵による襲撃、また討伐と、かなりの高頻度で敵との戦闘を繰り返す。


 なかなかハードでエンカウント率の高いゲームだなと、しかもこれで経験値を得ることが出来ないのはかなりの鬼畜仕様だなと、そう感じながら歩いていると、ようやく次の町が見える。


 どうやら最初の町より少し大き目のものであるらしく、出入している人の数もそこそこ多い。

 ゲートを潜って町の中へ入ると……何やら警備員のような人に止められてしまった。



「すみません、この町は歩行者が右側通行、それを徹底しています、今一度言ったので必ず守って下さい、さもないと……」


「あらっ、これだけでお仕置きされますの、しかも前の町のより痛いっ! ひゃぁぁぁっ!」


「大丈夫かユリナ? 反省したならそこへ正座して……と、反省ポイントの伸びもかなり良いな、さすがは次の町だ」


「ところで警備員さん、この町の懺悔堂で最も近いのはどこですか? この方々がちょっとアレなものですから、そこで死んで頂く感じでして」


「あ、もう冒険を諦めて死んでしまいたい異世界の方々ですね、そしたらすぐそこの懺悔堂で『処理』していますので、そちらへ連れて行ってあげて下さい」


「わかりました、ありがとうございます」


「……右側通行で」


「あっ、しまっ……ひゃいんっ、ごめんなさいっ、ホントに痛いぃぃぃっ!」


「あなた、罰を受けているということは、内心わかっていてあえて違反を……みたいなとこありません?」


「……まぁ、ちょっとありますねそれも」



 くだらないやりとりはともかく、頭痛に苛まれたまま無理矢理に歩かされている生贄のダメダメ連中を連れて行くべき場所はわかった。


 言われた通りの右側通行で、交通ルールとマナーをしっかり守りつつ、余計なことは絶対にしないよう心掛けながら道を行くと、しばらくして長い行列が出来た懺悔堂の前へ到着する。


 どうやら前の町のように、それぞれが思い思いの場所で何かをするのではなく、1人ずつ順番に、規則正しく並んで罪の告白などをする順番を待っているらしい。


 やはりレベルの高い町になればなるほど、このような感じで色々と厳しくなっていくというのか。

 当たり前のように順番待ちをスルーしようとしたユリナはお仕置きされているし、ここは待たざるを得ないであろう。


 そうも思ったのだが、今並んでいるのとは別の入口が懺悔堂にはあり、そちらであれば誰も待ってはいないというのがわかったのだが……なるほど、回復センターの方は異世界人専用ゆえ、一般の客には開放されていないのか……



「最初からこっちへ来れば良かったですの、叩かれた分損しましたわ、しかもあんなハードに」


「おっと、あんなことをしておいてまだ反省していないようだな、その叩かれた痛い尻を抓ってやるっ」


「ひぃぃぃっ! あっ、反省ポイントが溜まってレベルアップしましたの」


「次の町へ行くにはレベルをどれだけ上げれば良いのかな……と、それを知るためにこの連中を早く缶詰野朗に加工して貰わないとだな」


「そうですね、ほら、痛がっていないでもっと早く歩いて下さい、もうすぐ生贄になって死ぬことが出来ますよ」


「いぎぎぎっ……やっぱ……やっぱ死にたくない……念願の次の町まで来たのに……あの女共に復讐するまで死にたくない……」


「何言っちゃってんだコイツは? その女共ってのはもうこの世界には居ないし、きっと元の世界で別の仲間と冒険している頃だろうよ、お前等は自業自得が過ぎて捨てられたんだ、その情けない自分を悔いて、最後に人の役に立つんだ、生贄としてな」


「そっ、そんなぁぁぁっ! イヤだっ、あがぁぁぁっ! 頭が割れるぅぅぅっ!」


「まだ生きたくなってきたのは良い傾向ですわね、これで処分される瞬間にはそこそこ後悔するでしょうし、私達やかつての仲間に酷いことをしたり言ったりしたことも思い出して苦悶するはずですことよ」


「だな、オラサッサと歩けっ、お前等の命が終わるのはもうすぐそこの扉を入った先だぞ、どういう感じになるのかは知らんが缶詰にされるんだ、覚悟しやがれ」


「イヤダァァァッ! ギャァァァッ!」



 長らく留まることになった最初の町から、遂に脱出したという現実を実感し、ダメダメの2匹はまだもう少し生きてみたくなってしまったらしい。


 サリナの幻術による頭痛に苛まれながらも、必死に抵抗してその最後の場所へと連れて行かれるのを拒否する姿勢を見せて、それがムカつくが苦しむのを見ていて面白いという複雑な心境に陥ってしまう。


 最後はもう、幻術云々ではなく引き摺るような感じでダメダメの2匹を連れて懺悔堂の裏口へと向かった俺達。

 扉を開けると最初の町と同じ雰囲気の回復センターと、そして表の行列ぶりからは想像も出来ないほどに暇そうなスタッフ連中。


 ここにも俺達のような異世界人がそこそこ来ている様子だが、最初の町と比べて比較的しっかりした、覇気のある面々が多いようだ。


 グループとしては俺達を入れて3つだが、そのどれもがどこかの異世界から、おそらく神々がレベルアップをさせるために送り込んだ勇者パーティー、ないしはその一部であるということは、そのスタイルなどから推測することが可能である。


 まぁ、制限されていないステータスを見るに、俺達3人はその中でも特に強い、というか突出した能力を有しているパーティーだ。


 それなのに何かこう、他の世界の駆け出し勇者パーティーの方が成功者らしい雰囲気を醸し出していて、俺の方がどちらかというとみずぼらしいというのはいかがなものか。


 とまぁ、そんなところで拗ねていても何も始まらないため、ユリナとサリナを回復の順番待ちへと送り出し、俺はダメダメの2匹を生贄にして缶詰野朗をゲットするための行動に移ったのであった……



 ※※※



「さてと、オラッ! サッサと来いって言ってんだよこの無能カス野郎共! えっと、すみませ~んっ、ちょっとあの、こういう奴等を生贄にして、何というかこの世界のナビゲーターになる気色悪い生物の缶詰をゲットするには……」


「あぁ、それなら向こうのカウンターだよ、と、自分が諦めるんじゃなくて、その仲間? が要らなくなったから処分するのかい?」


「いやこんなゴミ共は仲間じゃなくて、途中で拾ったゴミがその役に立つと……まぁそんな説明は良いか、とにかくあざっす、オラッ、場所がわかって良かったなっ!」


『やっ、やめてくれぇぇぇっ!』



 ニコニコ顔で手を振る係員らしき人に礼を言いつつ、ダメダメの2匹を引き摺って指定されたカウンターへと向かう。


 そこにはかなり暇そうな感じのお姉さんが1人、何も考えずにボーっとしている感じで佇んでいる。

 きっとこの町まで来ておいて『リタイヤ』するような奴は稀なのであろう、となるとお姉さんは相当に暇なはずだ。


 目の前まで行って声を掛けたのに反応がない、立ったまま、目を開けたまま気絶する程度には暇であるということか。


 仕方ないので大声で呼びつつ、その隙に逃げ出そうとしたダメダメの片割れをカウンターに叩き付けたところで、ようやくこちらの存在に気付いてくれた。


 しばらく考えた後にハッとなるお姉さん、ここで寝ていたのがバレてしまえば、きっと地面から伸びる紐状物質によって罰を受けてしまうはずだ。


 それをどうにか回避するために、忙しくて対応出来なかった感を醸し出そうとするお姉さんだが……残念なことにアウトであったらしい。


 目の前で尻を叩かれ終わるのを待ち、改めて話し掛けるということをせざるを得なかった……



「いてて……あの、すみませんお客様が来るとは思わずつい……それで、このカウンターはもうこの世界から抜け出すことが出来ない、諦めて死のうという異世界人の方を『処理』する場所なんですが……」


「あぁ、その目的で来たんだよ、この2匹なんだがな、前の町に何年も滞在しているうえに、最初はしきりに殺してくれと喚いていてな」


「ひぃぃぃっ! いっ、今は生きたいんだっ、お願いだから助けてくれっ、なぁっ、あんたからも言ってやってくれよ、生きたいと思っている奴を殺すことは出来ないって!」


「あ~、失礼ですが、というかあなたのようなカスに対しては失礼とも思いませんが、私の特殊能力で見えているあなたの経歴ですね、そっちのあなたも、コレを見る限りとても生きる価値があるようには思えなくてですね、残念なことに」


「そんなっ! でも生きたいという俺達……いやコイツはどうなっても構わないっ、せめて俺だけはその意思に基づいて助けてくれっ!」


「はい出ました雑魚キャラ悪党特有の命乞い、『せめて自分だけは』というやつですね、残念ながら無理です」


「ということでお姉さん、この2匹を処理して、出来上がった缶詰を俺にくれないか、ちょっと最初に持たされていたのをロストしてしまってな」


「畏まりました……っと、あなたも見る限りではたいがいなクズですね、優秀なお仲間を大切になさって下さいね」


「うむ、余計なお世話だ」



 少し余計な話はあったものの、無事にダメダメの2匹を何らかの神への生贄として引き渡すことに成功した俺は、それがその場で缶詰になって返ってくるのを待った。


 最後の最後まで無駄で無様な命乞いをし続けていたダメダメの2匹は、奥で生きたままミンチにされてどうのこうのという感じらしいが、とにかく凄まじい悲鳴の後に静かになった。


 で、しばらくして出てきたのは5個の缶詰、どれもあの缶詰野朗が出現するのと同じデザインのものである。

 実際には10個出来ていたらしいが、そんなに沢山入らないということと、この懺悔堂の利益のために必要だということで、その分までの所有権は主張しなかった。


 早速缶詰をひとつ手に取ってみる……まだ温かい、いやこれはダメダメ連中の温かさではなく、煮込んで消毒した際の温かさだ。


 あんな血の通っていないような馬鹿共の肉がこんなに温かいわけもなく、むしろ氷のように冷たくなくてはならないのだから。


 手に取ったひとつをオープンしてみよう、フワッと香る何とも言えない生臭さと、当たり前のように動いている中身。

 途端に目が合った気持ちの悪い生物は、俺の顔を見て舌打ちするかのような表情で言葉を発した……



『何やってんすか先輩、前のひとつ、完全に無駄にしたっすよね先輩? あんな管理能力で恥ずかしくないんすかマジで?』


「うるせぇボケまたブチ殺すぞこのハゲ、で、今次の町へ来ているんだが、この後のことについてナビゲート白」


『まだそんな所に居るんすか先輩、もうあれから2年経過してるっすよ、それでまだ町ひとつ分しか移動してないとか、どんだけ無能なんすか先輩』


「いや1日しか経ってねぇだろウソ付くなタコがっ! とにかく、そろそろ2人が行っている回復センターの祈りか何かが終わるだろうから、それを迎えに行ってからだ、情報だけ提供したらあとは黙っておけよ、お前のような奴が口を開くと臭くて敵わんからな」


『そういうこと言うもんじゃないっすよ、もっと思いやりを持って接して頂かないと、出せる情報も出せなくなるっすよ先輩』


「だったらお前を串焼きにして豚に喰わせる、今回はまだあと4つも缶詰があるし、そもそもお前が出る缶詰の入手方法を知ったからな、その辺の奴を拉致って生贄にするだけの簡単なお仕事じゃねぇか」


『……それを覚えてしまったらもう、後戻りなど出来ないっすよ先輩』



 と、そんな話をしながら回復センターの方へ向かうと、ちょうどユリナとサリナが出て来たところであって、無事に合流を果たすことが出来た。


 そこからは缶詰野朗のナビゲートに従い、必要なレベルを少しオーバーする程度をキープしつつ、いくつかの町を渡り歩いた。


 そろそろこのゲームのための世界へ来てから10日前後といったところで、ようやく終着点の情報が伝わるようになってきたのであった。


 もうすぐ、もう少しで終了となるのだが、果たして終盤の町のルールとマナーに対する厳しさ、それはいかほどのものなのか……

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