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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第十九章 島国
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1111 帰還しない

「ひぃぃぃっ! もう勘弁してくれぇぇぇっ! 俺達は割の良い派遣バイトがあるって言うから来ただけで、まさか殺し合いなんてっ!」


「馬鹿言ってんじゃねぇよ、時給からしてそんなに上手い話があるわけねぇってわかるだろ? もしかしたら犯罪かもなとか思ってたんだろ? そうに違いないぞお前みたいな奴は、だから死ね」


「やめろっ、やめっ、そんな、犯罪者はどっちで……ギャァァァッ!」


「ケッ、汚ったねぇ臓物撒き散らしやがって、これだから悪の雑魚キャラは困るな、もう少し清潔感のある死に方をしてくれないと」


「勇者様、そんな方々に無理をいうものではないかと思いますよ、そもそもこんなモブっぽいのに人語を解しているというだけで奇跡です、素晴らしいですよホントに……でもそれとは別に死んで下さい、あなた方はこの世界にもどの異世界にも必要ありませんから」


「ぐぬぬぬっ、なんということを……あっ、待って、殺すのだけはやめっ……ひょげぇぇぇっ!」


「派遣バイトだったそうですが、次の派遣先は地獄でしたね」



 翌日の日替わりイベント、今日は昨日大どんでん返しというかたちで正義マンの人、もっとも色々と失敗して人間ではなくなってしまったそれに対してだが、とにかく勝利を収めた俺達3人が中心となるイベントである。


 挑戦者を募集して、そこで集まった者をまとめて相手にするというのが本日のイベント内容なのだが、さすがはここの精力的な運営だけあって、500人以上の『挑戦者』を集めることに成功していた。


 もっとも、その挑戦者のうち事情を知ってエントリーした者はごく少数で、大半は『わりの良いバイトがある』だとか『借金があるならそれを返す方法がある』だとか、あとは普通に酒場で飲んで寝ていて、気が付いたらここへ、というような奴も居るようだ。


 つまりここでブチ殺されることにつき同意をしていない参加者が大半なのであって、それをどうこうしてしまうというのは倫理的にアウトなのではないかとも思うが、実はそうでもない。


 割の良い謎のバイトだとか借金を簡単に返す方法だとか、そんなわけのわからないものを信じていた方が悪いのは当然として、居酒屋で寝ていた奴は……まぁ、そんな所で寝ていたのが悪いということ。


 つまり今この連中を虐殺している俺達と、この連中のうち比較的過失が軽いと思しき奴等とでは、俺達の方のやっていることの方が正しいのである。


 まぁ、中には死刑を免除する代わりにということで連れて来られたクズの犯罪者も居るとのことだし、全てをそれと同列だと、それと比較してどんぐりの背比べだと判断してしまっても良いところであろうと、そう考えて虐殺を続けていく。


 それを見た観客席は大盛り上がりで、やはりイベントの中心を張っている俺達にベットしているのであろう者が大半のようだ。


 これだと運営の利益の方はイマイチになってしまうため、何か策を講じなくてはならないと思うのだが……今回は一体何をしでかすつもりなのであろうか……



「勇者様、運営の方が何かジェスチャーをしていますよ、えっと……そのまま全部殺せ、だそうですけど、どうなんでしょうね?」


「それじゃ今日の儲けが出ないだろうに、しかし俺達には関係ないな、ファイトマネーはキッチリ貰うし、運営が損を出していても俺達が損をするということじゃない」


「え、じゃあこのまま続けて良いわけ? でもあっちのおもらししている人には触りたくないわよ、汚いし」


「衝撃波でふっ飛ばせば良いだろうに、というか俺が殺ってやるよ、おいそこのお前」


「ひぃぃぃっ! もうやめてくれっ、どうしてそんな残酷なことが出来るんだっ? 狂ってんじゃないのかお前等!? なぁ、おかしいってことにそろそろ気付けよっ、こんなことして良いわけがないんだよっ!」


「良いに決まってんじゃん、だって俺達さ、異世界から来たとはいえ勇者とその仲間達なんだぜ、それに比べてお前とか何? 騙されてこんな所に放り込まれた名もなきモブだろう? てかお前、ガチで名前は?」


「むむっ、村では『モブ58号』と呼ばれている……村人は全員同じ見た目だ……それがどうかしたのかっ?」


「それがどうかしたのかって、これこそ俺様とお前との違いなんだよ、俺様は主人公性を有しているのに対して、お前は単なるモブ、死んでも構わないし、誰もお前のこと何て覚えていないんだよ、わかったらとっとと死ね! この悪の権化めがっ!」


「悪の権化はおまっ、ギョェェェッ!」


『ウォォォッ! 良いぞっ、あと30人ぐらいだぁぁぁっ!』

『ドンドン殺せっ、今日は勝つぞぉぉぉっ!』


「フッ、皆が俺達を応援しているようだ、もう運営が何考えてんのかとかどうでも良い、一気に畳んでしまうぞっ!」


「そうですね、じゃあ私はこちら側、マーサちゃんは逃げ惑っている情けない方々を処分して下さい」


「OK、じゃあまとめていくわよぉぉぉっ!」



 その後も殺戮は続き、最終的に会場内で動いているのが俺達3人だけとなったところで、巻き込まれないように退避していた審判員が戻って来る。


 審判員の口からは当然俺達の勝利が告げられ、会場はさらに大盛り上がりとなった。

 今日はほぼ全ての客が賭けに勝っているはずだが、この分をどのように処理するというのであろうか。


 それが気になって気になって仕方ないと感じていたところ、審判員とは別に、少し上級らしい服装をした運営側の人間がやって来て、俺達の隣に立つ。


 どうやら観客向けに何かアナウンスをするようだ、ここで配当について何か言うのであろうことは間違いないが、果たして何を語るというのか……



『え~っ、本日は皆様が勝利されているようですね、当然の結果に終わり、我々もホッとしている次第です。で、気になる今日の配当ですが……なんと大盤振る舞い! 異世界チームにベットしたお客様にはっ! 通常を遥かに超える0.85倍の配当がありますっ!』


『ウォォォッ! 超高額配当じゃねぇかっ! てっきり0.2倍ぐらいだと思っていたぞっ!』

『凄いっ、凄すぎるじゃないかっ! 100万ポイントのベットで85万ポイントも返還されるなんてっ!』

『過去最大だっ! こんな日に巡り会えて本当に良かったっ!』

『昨日の段階で死ななくて良かったぜっ! 今日は犯罪までしてポイントを作ってきたんだっ!』


「……あの勇者様、この人達ってどうもおかしくないですか? 間違いなく勝って損しているような」


「あぁ、もうとっくに洗脳されてんだろうよ、いつもいつも、大半が負けてゼロになるから、勝ったときに85%もキャッシュバックされて大喜びなんだ、実質負けてんだけどな」


「え~っと、どういうことなの? この人達ってアホなの? 私より馬鹿だったりする?」


「少なくともマーサの方が賢いと思うぞ、しかし今日の運営の取り分は実質ベットされたポイントの15%なのか……おうおっさん、それで本当に大丈夫なのか?」


「えぇ、今日の分はまだ『投資』に過ぎませんから、1日1日で稼いでいくよりも、こうやって我慢しながら最後にガツンと叩き落す、そちらの方がより儲かりますからねこういう系は」


「そうなんだな、でもそのガツンと落とすに当たって、俺達はもう元の世界に帰還していてどうなるのかを見ることが出来ないのか、それは残念なことだな」


「誠に申し訳ありませんが、まぁ、どうやるかというとですね、基本的に全ポイントと借りて用意した分や犯罪で収益した分を全部吐き出させたうえで、さらに多額の借りを作らせて、以降はもう奴隷身分として死ぬまで扱き使う、そんな感じですな」


「なるほど、カルト教団がやっていそうな悪行ですね、元の世界ではそういうのを取り締まる立場にあるので、やり方を学んでおこうと思います」


「それと、いつか俺達が同じことをやっても良いようにな」


「あらあら、それは儲かってしまいそうで凄く困りますね、フフフフッ」


「ギャハハハッ、誰かがやるのは犯罪だが、勇者パーティーたるこの俺様達がやるのは何事もセーフだからな」


「あなた方も我々に負けずにその、アレですななかなか……」



 何やらドン引きしているらしい表情の運営の人だが、何をそんなに引いているのかわからない。

 まぁ、とにかく今日はこれでお終いで、観客の愚民様方が想像を絶する馬鹿であるということがわかったという収穫も得た。


 で、そのまま案内されたんはこれまでのような薄汚い待機室ではなく、高級感溢れるVIP専用らしき部屋。

 どうやら俺達の価値が徐々にわかってきたようだな、俺達が居ればこそ大儲け出来るということもだ。


 そして今日は向こうからやって来た運営の人によって、明日のイベントについての説明を受けるのだが、今日の分が完全に成功したはずだというのに、微妙に浮かない顔をしているのは気のせいか。


 もしかすると一時的にとはいえ損をする、いや損はしていないのだが、1日の儲けが少なくなることにあまり耐性がなく、苦痛を感じているのかといった感じ。


 しかしそうであれば、俺達がこのゲームのための世界へやって来る前に、運営による不正で人気を博していたカメの人の件、そこではあまり利益が出ていなかったはずだ。


 俺達が来なくともその日のうちにカメの人を処分するつもりであったとのことだが、それほどまでの盛大な仕掛けをやってのけるここの運営にとっては、1日やそこらの『投資期間』など屁でもないはずなのに……まぁ、少し話を聞いてみよう……



「すみませんね皆様方、少し予定としては早いのですが、明日、勝負に打って出ようかと思います」


「ほう、どうして予定を繰り上げたりしたんだ? もちろん俺達はそれで構わない、というかその方が早くもとの世界に帰還出来て好都合なんだが」


「実はですね、先程からほんの数件なんですが、『賭けに勝ったのにポイントが減るのはおかしいのではないか』という至極真っ当な意見というか苦情が運営に寄せられておりまして、その、あの馬鹿共の中にそこまで頭の回る奴が居たとは思わなくてですね……」


「で、その騙され続けていた馬鹿の分際で、ちょっとした気付きでクレーマーと化したクズ共はどうしたんだ?」


「もちろん事故を装って惨殺しました、便所に落下させたり、うっかり死体を処分する焼却炉に紛れ込んだ風にしたりと大変でしたが……もしかすると明日以降もこのようなことがあるかもと」


「まぁ、続ければ続けるほどにそういう奴が出てくるだろうな、大変遺憾なことだが」


「それで、明日仕掛けると言いますが、具体的にはどのような方法で私達を帰還させるのでしょうか?」


「それはですね、以前もお伝えした通り、皆さんが所持している魔法のカード、それにポイントが溜まってレインボーになると、そこで帰還の扉が開かれるわけです……良いですね? そこで試合中に、もう本当にラストのラストで、皆さんのカードに大量のポイントを振り込んでですね」


「レインボーにして帰還の扉を開かせるのね、そしたら私達は『月へ帰らなくてはならないのです~』みたいな感じでどっか行っちゃって、みたいな?」


「ほう、ここにきて初めて作戦を理解されたようですな、不思議なウサギ風生物の方は、まさしくその通りにございます、それでやって頂けると幸いです」



 作戦は決し、しかもその決行が早まったということで、俺達にとっては願ったり叶ったりの展開なのだが、少し気になってしまうようなこともある。


 それは本当にこのままクリアしてしまって良いのか、というかクリア出来てしまうのであろうかといった点で、もしかするとまだ他に何かやらなくてはならないことがあるのではないかと、そう思うのだ。


 もちろん俺の思い過ごしで、『自身の正義』を皆がキッチリ持つことが出来た時点で、あとはクリア条件の達成のみであるという、ここまで考えていたものが正解なのかも知れない。


 だがここで引っ掛かってしまったということは、おそらく何かが足りない、それをどうにかしないと帰還の扉が開かないというのが正解であるような気が……まぁ、それもいずれどうにかなるか。


 とにかく俺達はひとつだけ、この運営の指示に従って元の世界に戻る作戦を続けていれば良いのだ。

 それでもし上手くいかないのだとしたら、そのときにどうするべきかということがわかるようになっているに違いない……



「ということでですね、明日のイベント、最後の最後までよろしくお願い致します……あ、内容としましてはですね、今日のリベンジを誓うもっと強い連中が、1,000単位で押し寄せるという特大イベントになります」


「わかりました、では明日、こちらも色々とよろしくお願い致します」



 集めるのはまたモブばかりらしいが、今回も試合中に新たなベットを認めるということなので、少しずつ、時間を掛けて惨殺して欲しいとの話であった。


 運営の人はまたどこかで誰かを騙して、それを明日のイベントのタネとするのか? そんなにも都合良く、今日中に1,000人ものモブが集まるものなのか?


 その辺りの疑問は尽きないのだが、まぁ、それについては俺達が考えることでもないのだし、運営に任せて今日はゆっくり休むとしよう。


 高級な部屋の広い風呂、無償で提供される豪華な料理、そしてフカフカのベッドを用い、おそらくこの世界で最後の夜となるであろう時間を過ごした……



 ※※※



『さぁーっ! 今日はなんとぅt! なんと昨日のリベンジを誓う! 大量の挑戦者が異世界チームの前に立ちはだかりますっ!』


『ウォォォッ!』


「立ちはだかりますって、何かすげぇ殺気なんだけど、俺達に恨みとか持ってるよねこいつ等?」


「えぇ、これまでにあなた方の活躍で負けが込んで、もう首が回らないどころか自由さえも奪われた馬鹿な連中ですから、もうこれ以上この連中から搾り取るものといったら労働力と命ぐらいしかなくてですね、今日の分の対戦相手をお願いした次第です」


「でもさ、この人達って私達の強さを知っているわけでしょ? 逃げたりしないのかしら?」


「大丈夫ですよそこは、予め『絶対に勝てる戦闘力を手に入れる』ということでセミナーを開いて、そこでやべぇクスリ漬けにしてありますから、もう真っ当な思考なんぞ出来る奴はいませんし、逃げるにしても命は今日中でしょうね、相当なクスリですからキメさせたのは」


「なるほど……何か凄く酷いことするわねあんた達……あっ、もしかして悪い奴なんじゃないの?」


「さて、それはどうでしょうな?」


「あんた達が悪い奴だったら覚悟しなさいっ、私がやっつけてやるんだから!」


「マーサちゃん、今はその人に攻撃しちゃダメですよ」


「何だかちょっとアレな予感がしてきたが……まぁ良いや、とっとと始めてくれ」



 この運営の連中というのは、昨夜のマリエルの台詞の中にも出てきたのだが、本来は討伐し、トップを処刑すべき悪の組織の連中。


 ここまでは協力関係にあったという性質上、そして特にこの連中が居なければ何も出来なかったという感謝の意味も込めて、特にその悪事について追求することはなかった。


 だがそれもそろそろ終わり、俺達はゲームをクリアしてここを去るのだが、この連中はずっとこの世界で悪事を働き続けるということだ。


 そんなこと、俺達正義の勇者パーティーが許してよいものではなく、絶対に阻止しなくてはならなし、運営の皆さんにも死んで貰う必要がありそうなところなのだが……まぁ、その件についてはこれから考えていくこととしよう。


 まずやるべきは目の前の1,000人、いや1,000匹のいきり立ったモブキャラへの対処である。

 審判員による開始の合図を待たずに、もう俺達を殺すべく襲い掛かってきたのだ……



『ウォォォッ! ポイント返せぇぇぇっ! ギャァァァッ!』


「この方々、自己責任でギャンブルをしておいて何を考えているんでしょうか? 負けて人生が終わった恨みを私達にぶつけるなど言語道断ですっ! 死んで悔い改めなさいっ!」


『うぎゃぁぁっ!』

『ギョェェェッ!』

『以下略』



 運営からの要請では時間を掛けて欲しいとのことであったのだが、向こうがやる気満々である以上、そういうわけにもいかないため順に殺していく。


 その動きを見た運営の上層部は、早めに追加の儲けを得るための策を講じるような動きを見せ始める。

 戦闘の中に審判員が出現し、比較的安全な場所を陣取ってまたスピーチを始めるらしいのだ。


 どうやら追加投資を煽るためのマイクパフォーマンスのようだが、その口から放たれたのは衝撃のひと言であった。

 なんと、今回の試合の配当は敵側が0.5倍と勝っても大損なのに対し、俺達に賭けた場合には50倍となるとのことだ。


 これまで客側に得などさせなかったのであろうこの日替わりイベントにおいて、もはや勝利が確定していると見込まれる俺達の、その規定路線の勝利に賭けた場合の配当が50倍。


 そんなもの、普通に考えれば怪しいとわかってしまうのだが、この世界の、特にこのコロシアムに集っているような馬鹿共は違う……



『やったぜぇぇっ! 今からでも追加投資をっ!』

『ポイントがないっ! ちょっと外で強盗してくるっ!』

『ウォォォッ! 全財産をレバレッジ100倍でベットだぁぁぁっ!』


「凄い盛り上がりですね……っと、また指示が出ましたよ、えっと、このまま残り100人程度まで追い詰めて欲しいそうです」


「わかった、オラオラオラオラッ! 死ねやボケ共がぁぁぁっ!」



 確かにキッチリ100匹、つまり最初の状態の10分の1の数の敵を残す感じで討伐を進め、そこで動きを止めた俺達。

 観客は早く殺せと大騒ぎだが、今はまだそのときではない、というかもうそのときは訪れないのだ。


 1ヵ所に固まり、態勢を立て直す素振りを見せた俺達3人のポケットで、ポイントを溜めた魔法のカードが虹色に輝く、大量ポイントがふり困れたのである。


 そしてこれをもって、元の世界に帰還するためのゲートが……開かないではないか、やはりまだ何か遣り残しているらしいな……

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