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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第十九章 島国
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1109 正義の

「もう降参するからやめてくれ、君達も異世界から来たとはいえ、こんな人殺しに近い戦闘などしたいとは思わないだろう?」


「いや、めっちゃ面白いんだわこれが、お前等みたいな雑魚キャラを捻り潰す快感、本当に勇者になって良かったと思う瞬間だよ……だから死ねやお前等、これが正義の執行だっ!」


「待てっ、君達待ってくれっ、本当にそんなのが正義だなんて、自分達が間違っていることに気付かないのかっ、正義とは何であるのか、それを知ろうとして……」


「うっせぇこのボケがっ、正義のために死ねこのゴミ共、フンッ!」


『ギャァァァッ!』



 何だか意味のわからない主張をしてきた敵チームの連中を惨殺し、俺達は今日のコロシアムでの催しでの優勝を確定させておく。


 この程度のことで金……ではなくポイントらしいのだが、それが貰えるうえに、そのポイントで生活を維持することが出来るのであれば、この世界も捨てたものではないなと、そんな気がしてしまうところ。


 ただ実際にはこの世界を去らなくてはならない、今は人気絶頂だが、賭金の具合によっては特に主催者側を儲けさせることが出来ないこととなってしまうため、良い感じのところでこの世界を去らなくてはならないのだ。


 だがそのためには十分なポイントを取得して、ゲームクリアと帰還の権利を獲得することからやっていかないとならない……と、マーサがこちらを見て不思議そうな顔をしているではないか、質問があるなら答えてやることとしよう……



「ねぇっ、今思ったけどどうしてあんたが正義なわけ? ここのさ、さっき殺した人達って悪の人達なの?」


「お前なマーサ、そんな当たり前のこと聞くんじゃねぇよ、俺様が正義で、それと敵対している馬鹿な連中は悪で、もちろん勇者侮辱罪とかで処刑されても構わないような連中だろぉが」


「ふ~ん、そうなると向こうの人達が何かそれっぽい、正義みたいなことを言っても……あら? そしたらどっちが正義なの、もうわかんない」


「マーサちゃん、勇者様はこんな感じですが、勇者である以上正義なんですよ、ちょっとぐらい敵が『正しい』ような行動を取っていたとしても、それが傍若無人の振る舞いをしているにも拘らず『勇者』と言う存在である勇者様の正当性には敵いませんから」


「へぇ~、そんなもんなのね、あんた意外と偉いんじゃないの、見直したりはしないけどちょっと凄いじゃない」


「フフンッ、この低知能ウサギにもようやく俺様の凄さがわかったのか、地に平伏すと良いこのダメウサギめが」


「へへーっ、畏れ入りましたーっ」



 至極適当な感じで土下座してみせるマーサ、マリエルに関しては勇者パーティーの正義を疑うことなどなく、敵こそが悪であって滅ぼすべき対象であると信じ込んでいるのに、それと仲良しのマーサはそうでもないらしい。


 きっと敵の考えや主張にも一理あるのではないかなど、口は悪いが比較的優しい性格ゆえそう考えてしまうようなこともあるのではないかといったところだ。


 で、もちろんそういう考えは誤りであって、勇者パーティーの絶対的正義を信じるマリエルの考えの方が正解である。

 つまりマーサの方はもう少し考え方、敵に立ち向かう姿勢などを矯正してやる必要があって……もしかすると今回の課題はこの辺りなのかも知れないな。


 最初に俺がこのゲームの類に誘われた際、さすがにそれはアウトではないのかと思えるような手法でショートカットを試みるセラとミラの姉妹は、それぞれ『PK(パンツ食い込み)』と『FKフィンガーカンチョー』で制裁されていた、もちろん反省などしていないが。


 そして第二のゲームでは、あまり他者の話を聞かずに突き進むカレンとリリィと共に、最初のいい加減な情報だけで、その先に追加的な情報を入れてから動こうとせず、クリアとなる地点まで相当な遠回りをすることとなってしまった、もちろん誰も反省していない。


 第三のゲーム、これはあっちへフラフラこっちへフラフラする傾向にあるルビアと、ひたすら前に出てしまうジェシカ、その最前列と最後列が間延びしてしまっているという点を指摘したいようなゲームであった……ここではジェシカだけ意外と反省しているかも知れないな。


 で、今回なのだが、どうやらマーサがこのような感じであって、そこを指摘してきている可能性がないとは言えない状況である。


 もしかしたらマリエルについても何か指摘があるのではないかとも思うが、現時点では見極められないため、マーサの方を中心に、その『神々がして欲しい動き』に合わせるための方法を考えよう……



「さてと、悪も潰えたことだし、今日はもうファイトマネーだけ貰って引っ込むこととしようぜ」


『うぇ~いっ』


「それと、明日の予定もキッチリ聞いて、そこそこの大活躍をする準備をしておかないとな」



 無駄話をしている間に会場の片付けなどが始まっていたため、俺達3人は一旦退場し、この件の依頼主の部屋へと移動する。


 ニコニコ顔で出迎えてくれたおっさんは、今日の分の儲けがどうのこうのという話をしつつ、こちらにもファイトマネーをくれた。


 それから、明日のイベントについてはパンフレットをもって説明するとのことで、奥から1枚の紙切れを持って来させて……なるほど、明日は正義マンVS悪の組織という構図なのか。


 しかし見るからに俺達が『悪の組織』側のような感じの挿絵が入ったパンフレットで、悪の組織風マスクをした3人のうち1人はウサ耳で、残りの2人も俺とマリエルに違いない感じのもの。


 これはどういうことだと尋ねると、明日ぐらいまではまだ『俺達に賭ける客』が少ない方が良いとのことで、しかし今日の俺達の強さを見てしまっている者が多いことで、少し問題が生じる可能性があるのだという……



「……と、いうことなんですよ、もしこのままお強いあなた方が正義チームであったらどうでしょう? おそらく今日の強さ、昨日の速さなどの噂に基づいて、ほとんどの客があなた方に賭けてしまいます」


「なるほど、それじゃあ儲からないもんな、どうせ俺達が勝つんだし」


「その通り、明日用意する正義マンは確かに正義マンですが、どちらかというと正義押し付けマンの一般人程度のキャラでして、もう相手にもならない雑魚だと思います、しかし人気は……まぁ、こちらで捏造します」


「え~っと、てことはどういうことなの? 私達は悪者になっちゃうの?」


「悪者の役をするだけで、本当に悪者になるわけじゃないですよマーサちゃん、正義はこちらにあります」


「……うむむむっ、何だか良くわからなくなってきたわね」


「おや、大丈夫ですかそちらのウサギ風の方は? この話も理解出来ないということはもう体調が優れないとしか……」


「いや、普通に頭の回転が遅いだけだから気にしなくて良い、おそらくこれについては全く理解しないだろうが、やることだけはやらせるから安心してくれ」


「なるほど、つまりとんでもない馬鹿であると……いえ、それでも大丈夫ですが、この日替わりイベントはどれも強いことだけが重要なので」


「あぁ、もう全て任せてくれて構わない、その分マネー……じゃなくてポイントの方は頼むぜ」



 マーサはこの状況を理解しないであろうということは用意に判断出来る、というか面倒なことになってしまったのだが、やはり神々はここを今回のゲームのカギにしているのであろう。


 このまま悪役のように扱われる状況の中で、どうにかして自分達が正義であると信じる、それが今回必要とされていることなのだ。


 その中でマーサには『俺達勇者パーティーがどうあっても正義』であると認識させること、そして俺とマリエルに関しては、現状でそう感じていることにつき、考えの根幹が崩れてしまわないようにしなくてはならない。


 まぁ、そんな感じであろうということで、汚い控え室のような部屋に戻った後、本日のファイトマネーの一部を消費して食事を購入し、それを食べつつ作戦会議とする……



「え~っと、明日は悪役だけどホントは正義の味方で……みたいなとこまではわかったわ」


「そうですよマーサちゃん、見ていればわかると思うけど、悪い奴というのは基本的にキモいビジュアルをしていて、それに対抗する私達は正義なんです」


「なるほど……あっ、でもこの世界だと私ってあまり……てかキモい系の扱いだから、もしかすると……」


「そこはこっちの、このわけのわからないどこかの異世界に合わせなくて良いんだ、美的センスってのはあくまでこっちが主観的に感じるものを用いて、それに基づいてキモければ敵で悪だ、余裕でブチ殺してしまって構わない」


「ふ~ん、良くわからないけど大丈夫、とにかくやっつけちゃえば良いのね、明日の正義マンとかいう奴も」


「そういうことだ、ちなみに最初の10分ぐらいはこっちから攻撃すんなって、ちょっと盛り上げて、そこで追加のベットなんかも受け付けるそうだ、当然正義マンとやらに賭ける奴ばかりだろうがな」


「それで、最後はまさかのこちらが勝利するということですね、なかなかあくどい商売ですが、見習うべき部分はあります」



 運営の方は運営の方で色々と考えているため、実質それに寄生してゲームを進めている俺達が何か文句を言えるような、そんな立場ではないということは重々承知だ。


 だがこの『悪役を演じる』という状況において、主としてマーサの正義感がどう変化してしまうのかというところなのだが……ここがこのゲームの山場となりそうだな。


 最後の最後、クリアする際はもう俺達が大人気ということになっている必要があるのは、運営上間違いなくそうであると思うのだが、途中経過もそこそこに重要なのである。


 だがひとまずは明日、どういう流れになるのかということを確認して、それ次第で対応を決めていくこととしよう……



 ※※※



『さぁーっ、今日も始まりましたっ! 日替わりイベントの時間ですっ! 今日はなんとですねっ、この世界を救う超絶正義マン、そんな男が来ていますっ! え? なぜって、それはこの世界だけでなく、ここ2日に渡ってイベントを荒らした謎の異世界人軍団! それに道理をわからせるためですっ!』


『ウォォォッ! 誰だか知らんが正義マン最高だっ! ウォォォッ!』

『俺は正義マンに賭けるぜっ、正義は必ず勝つって相場が決まってんだ!』

『俺もだっ、俺も正義マンに全財産賭けんぞっ!』



 翌日のイベント開始時刻、コロシアムに集まっている一般の客は、おそらく今日これから登場するポッと出の正義マンについて何も知らないはずだ。


 騒いでいるのはもちろんサクラの方々で、大きな声で正義マンへのベットと、それから正義マンが勝利する予想であることを主張し、その他の客を同じ動きに誘導している。


 もちろん通常であればそんなものに釣られずに、自分の意志でどちらに賭けるのかを決定するのだが……まぁ、この最終的には全財産をカモられるギャンブルにドップリ漬かってしまっているような連中に関しては、その程度の釣りでも容易に食い付いてしまうのだ……


 で、明らかに誰だかわかってしまうようなライトな変装で、一応黒いマントのようなものを羽織って入城する俺達異世界チームの3人。


 それに対して一斉に罵声が浴びせられる、初日にマーサがカメの人をブッ飛ばして勝利を確定させたときとさほど変わらない、恨みの籠った罵声がお届けされた……



「もうっ、うるさいわね外野の人達……っと、ねぇ、向こうの赤い衣装の……全身タイツの人? あの人が正義マンなんじゃないかしら?」


「なんじゃないかとかじゃないだろうよ、もうアレしか居ないし……変なキメポーズ取って調子乗ってんな、早く殺してぇぞあの野郎」


「まぁまぁ、ちょっとお待ち下さい異世界の方々、作戦はわかっていますね?」


「あ、へいへいわかってますわかってます、最初10分ぐらいはどっちかっていうとこっちが押されているような感じでいけってことだろう?」


「わかっているようで何よりです、あ、正義マンの方、もうちょっとこっちへお願いしますっ」


「トウッ! 我は正義の使者、貴様等悪の組織の人間は許さんっ! 特にそこの不審な生物! 貴様はもう通報したっ! そのような身なりで人前に出ることなど許さんっ!」


「何よあんた、通報してんじゃないわよ私のことっ」


「むっ、大人しくお縄になれば良いものをっ、抵抗するというのであればこの場で我が成敗してくれる、正義の執行としてなっ!」


『ウォォォッ! 正義マン頑張れぇぇぇっ!』

『お前に全財産賭けてんだっ! 負けるんじゃねぇぞっ!』


「……正義の我は皆の期待を背負っているようだっ! よって貴様等に正義はないっ! そういう連中成敗されて、以降道の隅っこを隠れるようにして歩くのだっ! 今日この場でそうせざるを得なくなるように晒し者にしてくれるわっ!」


「めっちゃ鬱陶しい感じだなコイツ……まぁ良いや、掛かって来い正義マン! 返り討ちにしてくれるわっ!」


『うぉぉぉっ! 悪の組織なんかに負けんな正義マン!』

『今からでも全財産投じるぞっ! それが正義マンの力になるんだっ!』

『ちょっとサラ金行って来る! こりゃ借金してでも賭ける価値があんぞっ!』



 悪役を演じている俺達も、そして観客席で正義マンへのベットを促すような動きをしているサクラの方々も、さすがに露骨すぎやしないかというほどの言動である。


 だが当の本人、正義の味方役である正義マンその人だけは至って真面目で、悪役の俺達がホンモノの悪で、自分がホンモノの正義の味方だと思い込んでいるらしい。


 ちなみにこの正義マンの勘違いはやべぇクスリなどでそうなるように仕込んだとか、魔法で人格を改変して作り上げたとかではないというのが特徴だ。


 コイツは生まれつきこういう性格で、謎の正義を振りかざし、『ちょうど良い塩梅』で生きている一般の人々に迷惑を掛け続けてきたのである。


 また、少しでもその正義行動を目立たせるため、必要のない勝手な取り締まりなどの実力行使をし、ときには死人まで出しているというのだから恐ろしい。


 こんな奴、たとえもうこの先関与することのない遠い遠い異世界の者であったとしても、確実に叩き潰しておく必要があるこということがわかる。


 それが本当の正義執行だし、それこそが俺達正義の勇者パーティーが成し遂げなくてはならないことなのだから……



『はいっ! 両者やる気十分のようですっ! なお、今新たに掛け金を支払った方には! 今日このイベント限定の正義マンストラップをプレゼントしますっ!』


『ウォォォッ! これから活躍する正義マンのストラップだっ!』

『絶対に価値が上がるぞっ! 早く正義マンに賭けるんだっ!』



 さらに煽られ徐々に正義マンへのベットが多くなってきたのであろうか、ここで遂に試合開始を告げようと審判員らしきおっさんが前へ出る。


 正義マンの人は今考えたらしい正義執行ポーズなるわけのわからない構えを取って戦闘に備えているのだが、どこからどうステータスを見ても俺達に勝てるとは思えない、というか一般人レベルだ。


 審判員による合図がなされ、その審判員はこちらをチラチラと見て作戦通りにやるよう伝える。

 危うく静かにムカついていたらしいマリエルが余計なことをしかけたが、どうにか留まらせて正義マンによる先制攻撃をさせた。



「ハァァァッ! 正義執行キック! 正義執行パンチ! クッ、回避するとは卑怯なっ! この臭そうな生物めがっ! 臭そうな奴は正義執行を受けて潰えよっ!」


「ちょっとっ、攻撃するなってのは言えないけどせめて黙ってよっ! どんだけ口臭いのよあんたっ⁉」


「きっと屁も臭ければ脇も臭いんだろうな、死んだ方が良いぞお前なんぞ、今日今からすぐにな」


「貴様等ぁぁぁっ! そういう理由で他者を侮辱するとはっ! 許さんぞぉぉぉっ!」


「いや……自分何なんだよお前……」



 ほんの僅かな時間の中でも矛盾してくる正義マン、自分のことは棚に上げて、他者には徹底的に厳しく当たるのがこういう奴の特徴である。


 しかも避けるまでもないのではないかと思えるような貧弱なパンチとキックを、デカすぎるバレバレのモーションで繰り出し続けるという、戦闘面でもまるで良いところがない雑魚キャラだ。


 そしてこの動きを見て、サクラの方々の煽りに乗せられて少なくない金額を正義マンにベットしてしまった観客の一部がどよめき出す。


 このままでは普通に何かおかしいということがバレてしまう、正義マンが強くないこと、そして俺達が余裕を持って戦っていることが明らかな状況であるためだ。


 この現状を打破するには……と、運営の人がこちらに向かって何か合図をしているではないか、ジェスチャーで伝えられたのは……正義マンを魔法で超強化するとのことである。


 もちろんそんなことをすれば、素人である正義マンのボディーなどボロボロになってしまうのだが、しばらく持ちさえすれば良いので問題はないとのこと。


 早速正義マンに対して強化の術式が飛ばされ、それを自分では何も知らずに受けた馬鹿が……自分の力が奥底から発揮されたのだと、そう勘違いしたようだ、強化作戦は概ね成功であるといえよう。



「グォォォォッ! せ、正義の……正義の力が漲って……」


「……あの勇者様、これ、ちょっとやりすぎな気が……しません?」


「やりすぎどころか変異してんぞ……あ、運営の人達も焦ってんな」


『グギギギギッ……世間を見渡す正義の眼!』


「あ、体中から目玉が……キモッ」


『悪を許さぬ正義の心!』


「心臓超肥大化してんじゃん、病気だろコレ」


『悪を追って駆ける足! 悪を叩く正義の手!』


「手と足がたくさん生えましたね、気色悪い……」


『正義マン、フルバーストモードォォォッ!』



 もはやただのバケモノになり果ててしまった正義マンの人、観客は恐れ戦き、運営の方々は荷物をまとめてトンズラする準備を始めた。


 だがここからが俺達の、本当の正義サイドに立つ勇者パーティーの、その正義の力の見せ所である……

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