表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第十九章 島国
1104/1360

1103 次から次へと

「おいオラァァァッ! スタート地点見えてんじゃねぇかぁぁぁっ! 何が山越えじゃボケェェェッ!」


『いやそんなこと俺に言われても困るっすよ先輩、缶詰を開けられたのは途中なんすから、あそこから戻るよりは絶対こっちに来た方が早かったっすよ先輩』


「はぁっ? じゃあお前俺が間違っているってのか? この俺様が間違ってお前にキレていて、お前の言い訳が至極正当だって言うのか? だとしたら殺すぞ」


『い、いえそんなことはないっす……』


「じゃあ何も喋んじゃねぇよこのタコがっ、捻り潰されてぇのかこの野郎?」


『……そ、それよりもほら、祠の中の祭壇に生贄の缶詰を捧げて、それが最後のミッションっすよ先輩』


「おっとそうだったぜ、こんなゴミ缶詰野郎に構っている暇じゃねぇんだよな、え~っと、どうすんだコレ?」



 ようやく見つけた祠、これが目的地なのだということはわかっているのだが、どういうわけか最初の場所、あのおじさんの肉とおばさんの肉をゲットしたスタート地点が見えているのだ。


 しかもこことは細い道で繋がり、どこからどう見ても俺達が通って来た道程ではなく、そのショートカットのための脇道を使った方が早かった、というよりもそうすればあっという間に到着したはず。


 もちろんアイテムが足りなくてクリアに至らないなどの問題は生じるのではないかと思うが……肉さえ手に入れていれば良さそうだし、元々持っていたこの缶詰野郎のようなものを使うことが出来たかも知れない。


 中身についてはどう考えても同じものだし、軽くノックをすれば『入ってまーす』のひと言が帰ってくる。

 つまりこの祠にて、この缶詰野郎(未開封)をいくつか捧げていれば良かったのではないかと、そう思ってしまうような状況だ……



「クソがっ、俺達は騙されたんだよこの缶詰の肉になったおっさんとおばさんにな、ブチ殺してしまったがもう一度ブチ殺してやりたいぜ」


「わうっ、許せないですっ、騙してこんなに遠回りさせるなんてっ」


『……あの先輩、もうちょっと他人の話を良く聞くとか、その、ブチ殺す前に冷静になって話を聞いてみるとか、そういうのないんすか先輩?』


「はぁ? お前さっきから調子乗ってんじゃねぇぞオラッ、そんなもん最初から説明しない方が悪いわけだし、いざ殺されるってなったらさ、その前に知っていることを喋っておくのが普通だろう? 相手が悪人とかならともかく、俺は正義の味方で伝説の勇者様なんだぞっ!」


『あ、はいそうっすね、でも先輩、神々が用意したこのミニゲームの趣旨って……』


「口答えすんじゃねぇっ! 死ねやボケェェェッ!」


『ギョェェェェッ! そっ、そんなっ……出汁が零れて乾燥……するっ……』


「ケッ、もう死にやがったかこの缶詰野郎、もっと苦しんで苦しんで苦しみ抜いてから召されれば良かったのによ」


「ご主人様、そんなのに構ってないでもう帰りましょ、またお腹空いちゃいますよ」


「おっとそうだった、じゃあ祠の中の……この穴というか枠というか、ここに缶詰をセットする感じだな、こっちがおっさんでこっちがおばさんの肉か……っと、光り出したぞ」



 生意気なことを言った缶詰野郎を早々に処刑し、その死体は踏みにじって地面と同化させてやった。

 そして指示にあった通り、『肉』の缶詰を祠の台座に嵌め込むと……光り輝き、そしてその光が消えると同時にブラックアウトしたではないか。


 徐々に明るくなる視界、目の前にはカレンとリリィの頭があって、そして転移させられる前に見ていたカウントダウンの壁掛け時計には、『CLEAR!』の文字。


 そしてその文字だけではなく、その時計ごと薄くなって消滅していく……どうやら元の部屋に戻って来たようだな、枕元には人数分の缶詰、これが今回の報酬なのであろう。


 また、ベッドの上に置かれているのは、先程まで俺達が所持していて、中には食料をありったけ詰め込んでいた容量無尽蔵のバッグ、それの中身が一気にブチ撒けられている。


 大喜びのカレンとリリィ、まずは報酬として受け取った『潜在能力ウェイクアップ缶詰(肉)』をそれぞれ受け取り、そして俺も残ったひとつ、『潜在能力ウェイクアップ缶詰(豆)』を……どうして俺のだけ肉ではないのだ。


 まぁそれはともかくとして、ベッドの上に山盛りにされた食料や食材の山を片付けなくては。

 最初から持っていたものや、途中で入手した缶詰も一緒になって山の中に……いや、別にしてあったのも同じということか……



「コンコンッと、もしもーっし」


『……入ってまーす』


「げぇっ、この缶詰まで一緒になってしまったみたいだぞ、成り立ちを見ているだけにもう開ける気もしないなこれは」


「それよりご主人様、さっきはお昼過ぎだったのに、もうお夕飯の支度をしている匂いがしますよ」


「……ホントだ、まぁあっちの世界では6時間ぐらい経っていたような気もするし、こっちでも俺達が居ないまま時間が経過していたってことだろうよ」



 カレンが気付いた夕食の支度をする匂い、部屋から出てみると確かに良い香りがするし、皆がバタバタと動き回っているような音も聞こえる。


 集合して食事を取るための場所へ行ってみると、ふと目が合ったセラからどこへ行っていたのかと問われるのだが……まぁ、皆だいたい想像は付いていたようだ。


 これでこの謎ゲームの経験者が5人になったわけだが、前回参加者のセラとミラには、カレンとリリィと一緒に参加したゲームは、昨夜のものとは内容が異なっていたことを伝えておく。


 また、どうして俺だけが2度目のご招待となってしまったのかと、精霊様が疑問を呈しているのだが、それは偶然ではないかと、たまたま呼び出しが掛かる部屋に居てしまったことが原因なのではないかと、そう結論付けた。


 実際には俺が居る場所が狙われているのかも知れないが、現時点ではまだ偶然出会ったと考える方が無難であろう。

 そうしないと俺だけずっと身構えて過ごす……というのは非常にイヤだ、疲れたし、たまにはゆっくり休ませて欲しい。



「はいはいっ、ということでもうお夕飯の時間です、皆ちゃんと席に着いて下さい」


『うぇ~いっ』


「さっきまであれだけ食ってばかりいたのにもう腹が減ってんだよな、まぁ、そういうゲームだったんだが」


「そうなんですね、あ、そんな勇者様にはお魚の焼いたのをひとつ追加しておきます、どうぞ」


「……おいミラ、これって……ノックすると反応する缶詰じゃないのか?」


「あら、良くわかりましたね、良い感じに命乞いしていましたが、無視して生きたまま焼いたので新鮮ですよ」


「オェェェッ! ちょっ、コレだけは勘弁してくれっ、どうやってコレがこうなったのかを知ってしまったんだからな、ゲームで行った異世界でっ」


「なるほど、そこまで拒否反応を示すモノだったんですね、まだたくさんあるようですが開けないようにしましょう」


「というか、どうしてそんな気持ち悪い缶詰を用意したのよここを創った神は? 神界では生きている缶詰ぐらい普通なのかしら?」


「見たことがありませんが……まぁ、珍味として好まれる上級神もいらっしゃるでしょうね、特にこの世界だけでなく、そこかしこの世界の人族の……食事中にする話ではありませんね……」


「全く、マジで気持ち悪りぃ世界だなここは……」



 文句を言っても始まらないが、とにかく神界にしてもこの世界にしても、そして魔界にしても、食事が喉を通らなくなるような不快な行為はやめて欲しい。


 特に人肉をアレして缶詰にして、しかもそれが新たな生物として喋ったり考えたりするなど、それこそ神による神への冒涜だ。


 まぁ、今回の件も缶詰についても、そのうちスッキリと忘れてしまうときがくるのだが……それまではしばらく缶詰というだけで忌避してしまいそうな感じだな。


 そうならないよう、例の『入ってまーす』という返答がある缶詰について、この場で処分してしまった方が良いのかも知れないと、皆が皿の上にあるものをほぼほぼ食べ終えたタイミングを見計らってそう主張してみる。


 あちらの世界で缶詰の中身を見て、それの気持ち悪さを体験しているカレンとリリィ、さらにひとときとはいえ、それを開けて中身の命乞いを聞くなどしたミラは賛成。


 その他のメンバーは特に態度を表明せず、除けられた皿の上に乗っている半魚人のような生物がどういうものなのか、それを見てからでないとわからないという態度である。


 だが、反対の方を主張しているのが2人だけ、というかどちらも『ヒト』ではなく、神と精霊、それが仲良く同じ主張をしているのであった……



「勇者よ、その缶詰の中身は様々な世界について知識を有している可能性があります、例えば先程あなた達のナビゲートをしたという缶詰の中身ですが、おそらくその世界で製造されたものなのでしょう、誰かの肉から」


「そうよ、他の世界で作られた缶詰なら、もしかするとだけどその世界の知識があるかも知れないの、そうすれば次以降、どこかに飛ばされたときに持っていれば役に立つと思うわよ」


「どっかにって、でもどの缶詰がどの世界で製造されて、次に誰がどんな世界に飛ばされるのかわからないんだろう? だったら可能性も低いし無駄じゃねぇか普通に?」


「う~ん、確かにそうなんですが……何というか、不思議な力で導かれると思うのですよ、その缶詰が、その製造された世界に帰るような、私はこの世界の女神としてそう感じます」


「たとえさっきここで作られたとかそういうような缶詰でも、中身がどういうわけかこことは違う世界について知っていそうなのよね、たぶんそんな気がする」


「……言われてみればそうだな、その程度の不思議な事象、この世界でも他の世界でも日常茶飯事だ、きっと俺達の都合が良いように動くんだな」


「何だか無理矢理な会話ですわね……じゃあとにかくこの缶詰は処分しないということで……ちょっと闇の実験に使ってみても良いですの?」


「絶対にやべぇことになるから勘弁してくれ、ミラ、これをユリナとサリナには触らせるなよ、ひとつでも持ち出されたら100個分の中身がこの施設内にバラ撒かれると思え」


「了解しました、あ、ほらサリナちゃん、ポケットにしまったのも出して下さい、ユリナちゃんも尻尾でくすねないっ」


「油断も隙もない悪魔共だなこいつ等は……」



 ということで缶詰はそのままキープすることが確定した、本当はイヤでイヤで仕方がないのだが、もしかしたら有用かも知れないということを考慮しての決断であった。


 しかし女神や精霊様の言う通り、例えば先程あの世界で作られた『おじさんの肉』を用いた缶詰の中身が、今度誰かが行くのであろう別の世界においてそこの知識を有し、仲間達をナビゲートするようなことがないとも限らない。


 その辺りについては本当に都合良く出来ているのであって、多少矛盾するようなことでも兵器で起こってしまうということに俺はもう慣れた。


 また、次に選ばれた誰かの報告を聞いて、ここで想定していたようなことが起こらなかった場合、いやもうひとつぐらい実験しても良いが、とにかく缶詰が期待に答えなかった場合には、改めて処分を検討すれば良いだけの話なのだ……



「さてと、さすがに疲れたし、今日はもう風呂に入って寝ることとしよう」


「ご主人様、おやつパーティーのことを忘れちゃダメですよ、今からが本番なんですからね」


「クッ、完全に忘れていたぜそのことを……」



 そのままカレンとリリィに引き摺られて退室し、2人の部屋でおやつパーティーとやらに参加させられることとなった俺。


 おやつといっても菓子類があるわけではなく、あったとしてもジャーキー系の駄菓子であったり、イカ系の駄菓子であったりと、とにかく動物性タンパク質ばかりのパーティーである。


 そこで平気な顔をして缶詰を開ける2人、危険なものではないことがラベルから判明し、ノックしても返答があったりしないタイプの『ちゃんとした缶詰』なのだが、あんなモノを見た後でどうして平気で開けることが出来るのかが謎だ。


 それ以外にも肉の山に埋まりそうな視界なのだが、やはり2人の好みがハッキリしていて良い……



「やっぱりお肉は脂身ですね、この白いところが最高ですっ」

「ささみの燻製美味しいですっ、フライドチキンの部位も全部コレなら良いのに」


「お前等本当に特殊な選り好みをするよな、リリィはわかるが、カレンはどうしてそんなに脂身ばっかりなんだ?」


「脂身の方が美味しいからです、あとカロリー? が高いって筋肉の人達が言っていました、カロリーが高いと沢山動くことが出来るそうです」


「そういう理由もあったのか……まぁ、普段動いているから良いが、いつかはほどほどにしないとならないぞ、ジェシカぐらいの年齢になったらな」


「ジェシカちゃんは脂身を食べたらダメなんですか?」


「あぁ、ちょっとなら良いがな、あのぐらいの猛者になるとだな、そのカロリーというやつが高い食事ばかりを取っていると病気になるんだ、あとすげぇデブになったり、逆に病気のせいでガリガリになってだな」


「それでそれで、どうなっちゃうんですかその病気は?」


「もちろん死ぬぞ、全身に様々な不調を起こして生命が維持出来なくなるんだ、苦しんで死ぬ」


「ひぃぃぃっ! 恐いですそんなの……でもぼんじり美味しいです」


「……まぁ、今は別に良いか、もう背は伸びないと思うけどな」



 結局その日は夜までカレンとリリィの2人につき合わされ、食べてすぐ寝ようとしていたところを叩き起こして歯磨きをさせたりと大変であった。


 カレンに生活習慣病の恐さを教えるためにジェシカを引き合いに出してしまったのだが、申し訳ないので明日はそのジェシカと、あとルビアが滞在している部屋に潜りこむこととしよう。


 マーサとマリエルの部屋も期待大なのだが、やはりおっぱいが最強クラスの2人の部屋は格別。

 新しい部屋ではまた『ゲーム』に参加させられるおそれもあるにはあるが、それよりもおっぱいとその他諸々の方が重要だ。


 その日はもう、壁にカウントダウンが現れたりしていないことを入念に確認した後、カレンだけが入って寝息を立てているベッドに潜り込み、ようやくまともな睡眠を取ることに成功したのであった……



 ※※※



「はい、ということでおじゃましまーっす」


「あらご主人様いらっしゃい、今お風呂から上がったところですから、ご主人様も入ったらいかがですか?」


「何だよもう2人共入った後なのかよ、この大勇者様を差し置いて」


「仕方ないだろう主殿、ルビア殿は髪が長いから乾かすのに時間が掛かるのだ」


「じゃあ、ジェシカお前もう1回入れ、俺様の背中をおっぱいで流すのが生まれてきた意味だろう?」


「どんな理由で生まれてきたと……まぁ、そういうことなら構わないが……」



 翌日の夜、ルビアとジェシカの2人の部屋でもカウントダウンが発生していないのを確認し、裏切って先に風呂に入っていた2人を叱責しておく。


 罰としてジェシカにおっぱい背中流しをさせて満足し、今日は3人で酒でも飲もうかと、そんな話し合いをしているところで……壁掛け時計が現れてしまったではないか……



「へぇ~、こんな風にカウントダウンされるんですね、初めて見ましたよ」


「良いよなお前等は初めてで、俺なんかもう3日連続なんだぞ、昨日は昼間だったが、初日と今日はこんな夜に……また90分で終わるようなゲームだったら良いんだがな……」


「あと3分あるようだが、今のうちに準備しておくべきものはあるか? 装備はどうしよう? このままの格好で飛ばされたら大変かも知れないぞ」


「あぁ、そういうのは勝手に持ち込まれているから特に気にしなくて良い、パンツは穿いておいた方がいいと思うがな……ルビアに言っているんだぞ、シャツだけじゃダメだ」


「は~い……あそうだ、この缶詰を持っていくんでしたね、これだけは用意しておきましょう」


「げぇっ、それ持ち込んでいたのかよ、何に使うつもりだったんだ?」


「後でユリナちゃんかサリナちゃんに渡してあげようと思いまして、2人共凄く欲しがっていましたから」


「とんでもねぇことしてんじゃねぇよマジで……」



 どうしようもないルビアの相手をしている間にもカウントダウンは進み、特に何も準備することなくその時間が到来してしまった。


 室内は完全に真っ暗になって、次に明るくなったときにはもう別の場所、これはお決まりの展開なのだが……今度はそこまで明るくない、むしろ薄暗い感じの場所だな。


 ここは洞窟の中のようだ、前回は野外フィールドであったのに対し、今回飛ばされた世界は地中、若しくはダンジョン内部といったところか。


 ここで何をすべきなのかは良くわからないが、気が付くと横に装備らしきものが入った袋が用意されていた。

 ひとまずそれを開いて中身を取り出してみるのだが……たいした装備品ではなさそうだな……



「えっと、このショボくれた木刀はジェシカな、木の杖はルビア、俺のは……物干し竿があるものだと思っていたらそうでもないようだな、この『比較的長い菜箸』しか装備出来そうなものがないぞ……」


「少し貧弱なようだが、この先で新たなものをゲットして強化すべきということか?」


「だろうな、となるとまたこのゲーム、かなり時間が掛かるやつだということだな……もう帰って寝たいぜ、酒も飲みたいしな」


「そう言わずに楽しみましょうよご主人様、ちょっとワクワクしてきました、冒険序盤だけ異様に面白いRPGみたいです」


「剣と魔法のファンタジー世界に住んでいる奴の台詞じゃねぇな、だがまぁ、とにかく先へ進むとするか……」



 こうして俺の3回目の冒険が始まった、今回はダンジョン攻略ゲームのようだが、現時点ではまだ何をしたら良いかもわからず、とりあえずということで先に進むことぐらいしか出来ない感じだ……

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ