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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第十九章 島国
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1102 高速消費低速移動

『なるほど、先輩は異世界から来た異世界勇者で、その異世界からこの異世界に飛ばされて来て、異世界に戻るには、この異世界に神々が用意なさったゲームをクリアする必要があるということっすね』


「異世界異世界うるせぇよ、もうどの異世界が異世界なのかわからなくなってきたじゃねぇか、あとお前の先輩になった覚えなどない、殺すぞマジでこの缶詰野朗が」


『まぁまぁ、そういうことは言うもんじゃないっすよ先輩、それで、俺に何を教えて欲しいってんすか?』


「まずここがどこなのか、そしてどうしてこんなに腹が減るのか、ゴールの場所はどこか、最後に最も惨たらしいお前の殺し方についてだ、ひとつでも答えが欠けたら惨たらしく殺す」


『……マジすか? えっと、まずここは全ての人里が一本道で繋がったとんでもない世界で、交通手段も魔法もイマイチなもんで、通常人族はウォーキングで移動するんすよ、そしてそのウォーキングの消費カロリーが半端なもんじゃなくなる呪いを、ダイエットの神が世界全体に掛けてしまって、それから』


「おいちょっと待てその呪い、こんな状況だから鬱陶しいがな、普段なら大喜びするやつも居るだろうに、あ、話が逸れたな、死にたくなかったら続きを述べよ」


『へ、へい……』



 缶詰から出て来た気持ちの悪い生物、それが神界のことやそこの神々、そして俺とカレン、リリィの3人が飛ばされたこの世界に関して知識を有しているらしいということがわかった。


 もちろん最終的には処分し、どこかで勝手に増えたりしないようにしなくてはならないのだが、その前に話を聞いておくべきなのは明らかである。


 どういうわけか先輩などと呼ばれているし、顔がムカつくことで我慢の限界を迎え、うっかりブチ殺してしまう前に、可能な限りの情報を引き出すのだ。


 で、缶詰野朗の話は続き、どうやらゴールについては最初のおっさんとおばさんが言っていたのと同じ、進行方向にある山を越えた先の祠になるのだという。


 なお、この世界のカロリー消費でそこまで辿り着くには、ここからでもおよそ10日分の食糧が必要になるのだというが……それを手に入れるための手段がわからないではないか……


「おいお前、この世界ではどうやって食料を調達するんだ? 金とかあるのか?」


『金なんかないっすよ、もう全部食べ物ばっかの物々交換が基本っして、食べ物を持ってないなら真面目に働いて、それで貰った何かの一部を他の食べ物と交換して、みたいな感じっす』


「すげぇな、ニートとかこの世界じゃガチで何も食い物が手に入らんのか、なかなか良さそうだ、俺が神になった暁には俺の世界でも導入しよう」


『え? 神になるんすか先輩、無理っすよその知能じゃ』


「うるせぇ殺すぞ、とにかく近くで食糧がゲット出来そうな場所へ案内しろ、食糧の主が可能な限り悪い奴のな」


『どうするんすかそんな所行って? 悪い奴は交換してくれないっすよ先輩』


「奪うんだよ普通に、ブチ殺して、命乞いなんぞ無視して高笑いしながら、死にゆく雑魚の前でそいつの食糧を貪り食ってやるんだ」


『これが神になるつもりとか、世も末っすよ先輩』


「批判してんじゃねぇよボケ、ほれ、サッサと案内しないとお前を食糧として物々交換の用に供することになるからな」



 缶詰野朗など食いたいと思う人間は、たとえどこの異世界であったとしても居ないとは思うが、一応脅しを掛けておかないと調子に乗らせることになるため、定期的に俺の指示に従わない場合は食糧として扱う旨を通告しておく。


 その缶詰野朗の案内を得て、俺達3人は少し街道を外れた森の中に移動するのだが……一応、ゴール方向に向かいつつはあるようで、少し遠回りになっているだけだ。


 で、そんな森の中にはそれなりの開けた場所、そして上から物凄く監視し易い位置にある盗賊のアジト。

 どうしてこう発見が容易な場所をアジトとしてチョイスするのだ雑魚盗賊団は、などと考えてしまうが、今は食糧の方が先である。


 道中、限界を迎えた俺は大事に取っておくべきであった不味そうな豆の缶詰を開けて中に入っていた変な豆の煮たのを消費しているため、、もうしばらくは体力が続くはず。


 だがモタモタしていると本当に全てを消費し尽し、またガリガリの状態になってしまうため侮れない。

 すぐに崖から降りて、洞窟の前に居た盗賊の見張り2匹に元気な2人をけしかける。



「だっ、だれだお前等はっ?」

「ここが俺達満腹盗賊団のアジトだって知っての狼藉かっ?」


「満腹だか満貫だか知らんがとにかく邪魔だお前等、カレンさん、リリィさん、やってしまいなさいっ」


『うぇ~いっ!』


「ギョェェェッ!」

「敵襲だっ……ぶちゅっ……」


「うむ、中で食糧を探すことにしよう、捜索はカレンで、リリィは俺と露払いだ、持てるだけ持って食えるだけ食って、残りはもったいないがそのままにしよう」


「どうせ余らないと思いますよ、私もリリィちゃんも、ご主人様ももうお腹ペコペコだし」


『あ、ちなみに先輩、この世界だとほら、そこのバッグとかもそうなんすけど、あまりにも持ち運ばなくちゃならない食糧が多くて、しかも交通も発達していないってことで特例が適用されているんすよ』


「特例ってのはもしかして……」


『容量が無尽蔵って感じっすね、普通はそういうの神界の規定でアウトなんすよ、でもこの世界はさすがにってことで』


「やったぜ、じゃあこれで食糧に困ることはないな、もっとドンドン奪ってしまおう、もちろんゴールへ向かいつつな」


『うぇ~いっ』


 そこの盗賊団は殲滅し、比較的綺麗な無尽蔵バッグひとつを奪ってその中に食糧を入れていく。

 確かに容量が無制限のようだ、しかも取り出すのも簡単で、非常に使い易いバッグである。


 なお、金の概念がないというこの世界ではやはり食糧が貴重品のようで、もしカレンが居なければ見つからなかったであろう場所に隠されていたのも驚きであった。


 他にも何か金目のモノがないかと確認しようとしたが、缶詰野朗曰く、衣服や装飾品などは食糧ほどの価値がなく、それをどこかで交換しようとしてもたいしたカロリーは得られないらしい。


 ということで無駄なことはせず、その洞窟を出て次の盗賊団か何かのアジトへ……と、その前にイベントとして向こうから襲ってきたではないか……



「ヒャッハーッ! 何だか知らんが神の啓示みたいなのがあってな、次にここを通る連中を襲撃しろってよ」

「へっへっへ、そういうことだから恨むんじゃねぇぞ、神のご意思でこうなったんだからなっ」


「はいはい神の啓示ね、お前等騙されてるだけだから、なんつったって俺が神だから、わかる?」


「ゴチャゴチャ言ってねぇで食いもん寄越しやがれぇぇぇっ!」

「キェェェッ!」


「はい馬鹿、お前は死ね、お前は……案内係としてちょっと来い」


「ギャァァァッ!」

「いでぇぇぇっ!」


「……ほう、なかなかデキるタイプだったみたいだな」



 ゲーム内イベントのためであろうが、とにかく襲い掛かってきた盗賊2匹はそれなりの強さを誇り、おそらくは本当に『神の啓示』を受けたのであろう、きっとそれで強化されたのだ。


 だが予めもっと後半で戦うべきであったおっさんとおばさんを殺害し、そこで伝説系のアイテムを入手している俺達に死角はない。


 飛び掛ってきた馬鹿2匹をあっさりと撃破し、しかも片方はギリギリで生かして情報源とする準備がバッチリだ……と、今はルビアが居ないのだから、敵にダメージを与えるのも気を付けなくてはならないな。


 もし致命傷となり得る受傷をさせてしまった場合には、敵が自ら回復魔法を使えるわけでない限りはもうそこでアウトなのだ。


 そしてこの世界においては、間違いなくそのような高度な魔法が存在していないか、限られた者しか使うことが出来ない状況であるから、ここは慎重にならざるを得ないところ。


 ということで慎重にその生き残りの方を脅し、まんまと盗賊のアジトを襲撃、隠し金庫などから保存性の高い食糧をゲットすることが出来たのであった……



「さてと、もうこれだけあれば十分だよな? ここからはまっすぐに目的地を目指そうか」


『ギリッてとこっすよ先輩、でも足りなくなっても大丈夫、祠のちょっと前にこの世界の善良な住人の集落があるっすから、そこ襲撃して皆殺しにすれば余裕っす』


「それはヤバすぎんだろさすがに……でもまぁ、足りなくなりそうならそのときに考えよう、とにかく今は前進すんぞ」


「ご主人様、ここからは干し肉を齧りながら行きましょう、はいご主人様の分」


「うむ、やたらと筋っぽくて不味そうな部位ばかりをありがとう、フライドチキンのハズレの部分詰め合わせみたいなノリでパッサパサなんだろうなコレ」



 分け与えられた筋っぽい干し肉を齧りつつ、邪魔な盗賊の死体を蹴飛ばして退かし、アジトを出て再スタートを切る。


 途中、良い匂いで獲物を誘う食人植物によって、カレンとリリィが幾度か喰われかけていたものの、それ以外は特別問題となるようなことはなく、ただ腹が減り易いぐらいの旅路であった。


 その辺の雑魚キャラやあからさまに用意されたような中ボス系を討伐しつつ、やって来たのは最初から見えていた、目的地への視通を阻む山の山頂。


 どうやらここにもボスキャラが登場するらしく、突如黒い霧が立ち込めて周囲が真っ暗になり、そして雰囲気のあるBGMを伴って……何も出現しないではないか……



「何この謎現象? カレン、周りに何か居ないかチェックしてくれ、あ、おいっ、リリィはどっか行くなよ」


「でもご主人様、コレ見て下さいよこの変な紙切れ、何だか台詞みたいなのが書いてありますよ」


「こっちにもあります、スンスン……あっ、最初に居たおじさんとおばさんの臭いですっ」


「奴等の? もしかしてここではあの2体がボスとして……しかもこの紙切れ、奴等がここで喋る内容の一部始終じゃねぇか」


「え~っと、最初は『よくぞここまで辿り着いた、どうだい腹は減ったかね?』だそうです、ずっと食べているから大丈夫です」


「次は……『でも残念ながらあんた達の旅はここまでさ、食糧の在庫を全部寄越しな』とか、こっちがおばさんの方の紙切れですね」


「なるほど、奴等はここで追剝みたいなことをして生計を立てていたのかも知れないな、或いは普通の人で、神の啓示によって何か役をやらされていたとか……まぁ、可能性が高いのは後者だな」



 カンペがあり、それにあんな普通の人々なのに伝説系の武器をドロップするというのは状況的におかしい。

 やはりあの2体も途中で出会った盗賊のように、神がイベント用に啓示を与えた存在なのであろう。


 そして用意されていたカンペの下の方には、キッチリと『勝利パターン』、『敗北パターン』の台詞が分けられ、敗北時に生存していた場合にはその『敗北パターン』を読み、俺達に冒険のヒントを与えることになっていたらしい。


 内容の方は……『我らが肉を缶詰加工し、祠の祭壇に捧げよ、さすれば道は拓かれん』だそうだ。

 なお、『ブチ殺された場合は省略』となっているため、場合によってはこの重要な情報が手に入らなかった可能性もあるということ。


 というかもし、最初の時点でキモいというだけの理由で『おじさんの肉』と『おばさんの肉』をスルーしていたらどうなっていたのか。


 もしかするとここで改めてゲットすることが出来たのかも知れないが、可能性として高いのは元の場所にずっと落ちていて、わざわざ取りに行かないとゲームが進行しないというもの。


 それにこの敗北パターンの最後の台詞にしてみても、実際に聞くことが出来なかった場合にはどうしたら良いのか、おっさんとおばさんの『肉』だけを抱えて途方に暮れることとなったのではないか。


 この世界、いや世界は関係なくこの世界を用いたゲームには欠陥が多すぎるような気がするな。

 とても神が創造したものであるとは思えず、どこかのアマチュアがノリで作ったゲームのようだ……



「このお肉とこのお肉を缶詰にするんですね……どこでですか?」


「知らんが、おい缶詰野郎、きっとお前の得意分野だぞ、缶詰加工をしている場所を教えろ」


『それこそこの近くの集落っすよ先輩、そこで対価を払ってやって貰うのが普通っすよ先輩、そんな感じでお願いしますよ先輩、ついでに俺の缶も直して欲しいっすよ先輩』


「イチイチムカつく喋り方しやがって、お前はもう熱湯消毒だけ一生やっとけや、とにかく行こう、その集落とやらへ」


『うぇ~いっ』



 こうして集落とやらを目指した俺達、もちろん全ての人里が道で繋がっているというのがこの世界の特徴であるため、皆でウォーキングをしつつそこを目指す。


 途中、何度かその辺の人々を見かけたのだが、誰もが健康のために歩いている感を醸し出すような格好で、食人植物に襲われないよう道の真ん中を歩いていた。


 彼等のバッグの中には食料がかなりの分量詰め込まれているのであろうな、そうでないとこの交通が未発達の、馬車さえも見かけない世界で、しかも動くと異様に腹が減るこの世界では生きていくことが出来ないはずだ。


 そのようなことを考えながら向かった先で、ようやく集落のようなものを発見したのだが……やはりというか何というか、家々からは煙が立ち上り、『常に』食事の支度をしているような雰囲気だ……



「凄いですねここの人達、ずっとご飯の時間じゃないですか」


「あぁ、モリモリ食って、その分ウ○コもモリモリなんだろうな」


『汚いっすよ先輩、あと先輩じゃないんだからウ○コとかしないでしょ普通』


「いやアイドルじゃねぇんだからウ○コぐらいしような、てか何の話してんだよボケ、サッサと行ってこの薄気味悪い人肉を缶詰加工して貰うぞ、それでゲームクリアに向かって一歩前進だ」


『コレちょっと動いてるっすよ先輩……』



 集落の中へ入ると、そこかしこから良い匂いが漂ってくるのだが、どうやら飲食物を提供する屋台や店舗などは存在しないらしい。


 まぁ、何かを食べるのであれば自分でやれば良いし、それがこの世界における生活の中心なのだから、わざわざ他人に対価となる食材を渡して、その受取った他人もその対価の一部を材料として……などという面倒なことはしないのかも知れないな。


 そんなことを考えながら集落の中を進んで行くと……缶詰加工を生業としているらしいお宅の前に出た。

 こちらは料理の提供などとは違い、実際にある食材を長持ちさせるためのものであるため、かなり繁盛している様子だ。


 中へ入り、缶詰と他の生鮮食材とを交換している人の中を通り、そして店主らしきおっさんの所へと向かう。

 こちらに気付いた店主は、すぐに俺達が旅人で、食材の缶詰加工を依頼しに来た連中だと判断したようである……



「へいらっしゃい、何を缶詰にしたいんで?」


「おじさんの肉とおばさんの肉です、はいコレ、食べ物じゃなさそうですけど」


「ほう、この肉は確かにおじさんの……って兄者ぁぁぁっ! 兄者と兄者の嫁がこんな姿にぃぃぃっ!」


「やべぇ、奴等この店主の兄者夫婦だったみたいだぞ、とんでもないモノの加工を依頼しに来た凶悪サイコパスみたいになってんじゃねぇか俺達」


「うぅっ、兄者、どうしてこんなことに……しかし俺もプロだ、わかった、この兄者の肉と兄嫁の肉を缶詰に加工しようではないか」


「いや無理しなくても良いんだぜマジで……」



 何だか申し訳ないことをしてしまったのだが、どういうルートでここへ辿り着いたとしても、必ずこの店主に兄者の肉を、ということになっていたのは事実。


 これも神が仕組んだことか、こんなことが面白いと思ってやっているのであれば、それはそれでもう神を名乗る資格がないゆえ、俺と交代した方がマシだと考える。


 で、しばらくして不快極まりなかった人肉は缶詰に加工され、対価として持っていた食料をいくらか、店主に分けてやって受け渡しを完了した。


 この缶詰は元々のアイテムと別にしておかないと、間違って食べてしまったなどということになれば大惨事だ。

 受け取ってきたカレンに指示し、それだけは別の入れ物へ入れておくように……と、ひとつ落としてしまったようだな、缶詰が床を転がる……



「とっとっと、キャッチ……大丈夫ですか缶詰さん?」


『……入ってまーす』


「……入っているみたいです」


「……え? ちょっと待てその反応は……おいっ」


『先輩、俺にもやっと後輩が出来たっすよ、これ、開けると俺の後輩が死んじまいますから、たまにノックするぐらいにしといてやって下さいっす』


「イヤだよ気色悪い、もう要らんこんなもん、へいリリィ、受け取れっ」


「えっ、きもーいっ! このっ、シェイクしてやりますっ」


『入ってまーす、入ってまーす、入ってまめろっ……』


「あ、死んだかもです、どうしますか?」


『なぁぁぁっ⁉ 俺の後輩がぁぁぁっ!』


「もうカオスだなマジで、この話どうやって収拾付けるんだよ一体……」



 おじさんの肉とおばさんの肉を、まさかのおじさんの弟に頼んで缶詰加工させるというカオス展開。

 そして出来上がった缶詰の中身が、どう考えてもナビゲーターの缶詰野郎と同じものであるという、同じくカオス展開であった。


 だがまぁ、ひとまず肉の缶詰をゲットしたため、これをこの先にある祭壇の祠? とやら捧げればゲームクリアということだ。


 しばらくは食欲が沸かなかったものの、そうも言っていられないため無理矢理何かを口に入れ、カロリーを摂取したうえで目的地を目指す。


 腹を減らしつつ山を越え、そして下り坂がそろそろ終わりかといたっところで、ようやく目的としている祠のようなものが見えてきた。


 最後はダッシュで駆け寄り、その場所に着いて周りを見渡す……周囲は木々に覆われているものの、その隙間からひとつだけ見えているものがある。


 俺達が召喚された、そしておじさんとおばさんを殺害して伝説の武器をゲットしたあの場所だ……もしかするとこれ、山越えなど一切せずに、そのまま脇道から到達することが出来たのではないか……

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