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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第十九章 島国
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1094 低能ゆえの情報提供

「そんで、堕天使のお姉さんはあの毛むくじゃらハゲの専属で、その命令のみに従って動いていたのか?」


「いえ、そういうわけではありませんが……専属であったのは確かですね、命令は主からも、主の上位者からも、どちらも受けることがありました……と、これ以上お話しするのはさすがに……」


「そうなのか、で、その上位者ってのはアレだよな、ほら、ホネ野朗で最強クラスの神でみたいな」


「え~っと、どこまで言って良いのか自分ではわからなくて……」


「強情というよりは自分の意思がまるでない感じねこの子は、ちょっと痛め付けたらどうかしら?」


「ダメよ精霊様、一応魔界の天使さん? だからあまり酷いことしちゃいけないってユリナとサリナが言っていたの、だから許してあげて」


「こっちもまるで主体性のないウサギね……」



 とにかく、捕まえて連れ帰った堕天使は何も話そうとしない、受けた命令の内容も、毛むくじゃらハゲを動かしていたのであろうホネ野朗のことも、そして自分の名前やスリーサイズもだ。


 一応、何かされることについて抵抗したりはしないため、ドレスのようになった衣装のスカート部分を捲り、パンツまで黒で統一されていることを確認したのだが、それで得られたのはセラの顔面パンチのみであった。


 とにかく、徹底して何も喋らない、というか喋らないように教育されているのかも知れないが、この堕天使さんから情報を得るには……そういえば堕天使に知り合いが居る奴も居たな。


 魔王の奴であれば、この世界の魔族以上に魔界の関与を受けているし、奴を一時的に魔界へ連れ帰ったのはこの堕天使さんと比較的似ている者であった。


 となれば何か知っていることがあるかも知れないし、もしかすると面識があるかも知れない。

 念のため、魔王にも尋問の手伝いをさせてみたらどうかと思い、すぐに行動に移した……



「おい魔王ちょっと出ろ、お前に仕事をやる」


「あら、じゃあお金とかも貰えるのかしら? いくら? 金貨10枚以下だったら受け付けないわよ」


「いや金は出せんが……そうだな、ムカつくお前には報酬として金貨100枚分ケツを引っ叩いてやろう、その条件でどうだ?」


「そうくると思ったわよ、叩かれると痛いから無償で引き受けるわ、自分の身を守るため致し方なしにね」


「遠慮しないで受け取っても良いんだぞ……と、ふざけているのは時間の無駄だ、早く来てくれっ」



 地下の牢屋、その特別室に滞在して頂いて、強制労働させたり残飯を食わせたりなど、至れり尽くせりの待遇をしている魔王。


 それを無理矢理に担ぎ上げ、有無を言わさず堕天使さんの前へ連れて行く……初顔合わせだが、どうやら堕天使さんは魔王のことを知っているようだ。


 正義の異世界勇者様であるこの俺様に敗北し、今ではこんな情けないことになっているのかと同情すると同時に、これから自分もそうなるのではと感じたようで、背中の黒い翼をシュンッとさせてその感情を表に出した。


 対して、俺が肩に担ぎ上げた状態の魔王だが、その堕天使さんの姿を見るや否や、ジタバタと暴れ出してしまったのだが、何をそんなに焦っているのであろうか。


 この堕天使さんは確かに魔王を一時的に魔界へ連れ去り、『再教育』をしていたあの方と似ているような気がするが、態度からしてその本人……本堕天使ではないはずだが。


 ひとまず暴れる魔王を床に降ろし、ルビアに押さえ付けさせて事情を聞くことにするが、そのような状態になったにも拘らず、魔王は必死でその場から逃げ出そうとしている……



「ちょっと落ち着け、この堕天使さんはお前の調教係……担当官だっけか? まぁ、とにかくその堕天使さんとは違うぞ、ちょと雰囲気が似ているだけだ」


「イヤよっ、そんなことないわっ! もう雰囲気からしてそうだものっ! また私を魔界に連れ去って、毎日殴ったり蹴ったりするつもりなのよこの女はっ!」


「……あの、もしかしてそれ……私の姉なんじゃないかと思うのですが……違います?」


『へっ? どゆこと?』


「いえ、私は生まれながらの堕天使ですが、同じ感じで堕天使として誕生した姉……というか同じ型の者が居るんですよ、もしかするとその魔王としてこの世界に送られ、敗北してかわいそうなことになっている方、見た目は同じでも性格が極めてキツい、魔王担当官の姉と私を見間違えているんじゃないかと思いまして……そうじゃないでしょうか?」


「あ、うん、一気に詳しい説明をありがとう、ということだ魔王、この堕天使さんはお前がビビッているあの恐い堕天使さんじゃないってよ」


「……そうみたいね、わかったからもう離しなさい、ちょっと痛いわよ」


「ルビア、そのまま関節をキメてやれ、折れない程度にな」


「ひぎぃぃぃっ! やめなさいって言って……ぐぎっ……」



 おかしな声を出して抵抗をやめた魔王であったが、関節を凄いことにしていたルビアがそのまま回復魔法による治癒にいこうしたことによって復帰した。


 二度とそういうことをしてはいけないなどとキレる魔王、そして捕まった以上は、殺されはしないまでもこのようなことをされてもおかしくないということに気付いて震える堕天使さん。


 まぁ、魔王を使ったデモンストレーションは少しばかり効果があったということだが、問題はここから。

 魔王という魔界関連の者による質問であれば、もしかするとこの堕天使さんも答えてくれるかも知れないのだ。


 もちろん通常はそのようなことなどあり得ないし、もし答えてくれたとしても俺達が居ない場所で、俺達にはナイショでという条件を付したうえでそうするはず。


 それゆえあまり期待してはいないのだが、もし失敗した場合には魔王に責任があるとして、厳しい罰などを与えれば良いのであって、俺達にとっての時間の無駄とはならないのである……



「それで、この堕天使と何を話せば良いわけ? 事情もわからないし何の説明も受けていないし、あんたちょっと適当すぎない?」


「おい魔王、舐めた口利いてっと鞭打ちだぞ、で、今からお前にこの堕天使さんの尋問を任せる、もしこちらが有力と思えるような情報を引き出せなかったらお尻ペンペンな」


「有力な情報って……あ、例えば魔界についてとか、何がどうなってこうなったのかとか、そういうことを聞けばいいのね?」


「概ね正解だ、だがもっと具体的に……そうだな、その辺りはお前に任せよう」


「えっと、あの……相手の方が魔王さんに代わっても、特にお話しすることは出来ないんですが……」


「ちょっと待って堕天使さん、それだと私が痛い目に遭ってしまうの、それにほら、魔界関係者同士なら言っても良いこととかあると思うのよ、どう?」


「あ、えっと、そうですね、そうかも知れないです、じゃあ少し今回の件について語ることとしましょう」


「やっぱり、妹は温厚で馬鹿だってあの担当官が言っていたのを……いえ、何でもございませんことよ、おほほほっ」


「すげぇ馬鹿なんじゃないのかこの堕天使さん……」



 通常では考えられない程度に知能が低いとみられる堕天使さん、いくら魔王が魔界の関係者であるからと言って、それに対して普通に秘匿すべき情報を漏らして良いということにはならないのであるが、それがわかっていないらしい。


 そういえばあの毛むくじゃらハゲを倒したときも、『このぐらいなら良いかな』ぐらいのノリでなかなかの情報を提供してくれたな。


 もしかするとこの堕天使さん、これまで自分で考えることを一切せずに、単に命令されたことだけを忠実に守って生きてきたのかも知れない。


 となると、現状は『もし捕まっても敵に対して情報を漏らすな』という命令は受けているものの、それ以上のことを自分で考えることが出来ず、『関係者』である魔王ならば話しても構わないと考えているのではなかろうか。


 だとしてもとんでもない馬鹿なのだが、それはこの堕天使さんが悪いのではなく、この堕天使さんをそうなってしまうように教育してきた魔界の連中が悪い。


 すぐ傍で命令を出し続ける毛むくじゃらハゲが居なくなった現在において、もはやこの堕天使さんはノーガード状態。

 それを上手く利用すれば、魔界について通常では知ることさえ出来ない情報について、かなり詳しい部分まで聞き出すことが出来るのではなかろうか……



「え~っと、それで、今回は魔界の神様と一緒にこの世界に顕現して、それでこの変な馬鹿に敗北してしまったのよね?」


「そうなんです、しかも主が負けたときはすぐに逃げろという命令を、主の主であるホネスケルトン神様の直属の配下である神様から頂いていまして、当然そのようなことは出来なかったのですが」


「なるほど、あ、じゃあ毛むくじゃらハゲ神様? はそのホネスケルトン神様の直属の部下じゃなくて……」


「はい、まだお目通りすることさえ叶わなかったようでして、ついこの間はその配下の配下の配下の配下ぐらいの神様に、『邪魔だ退けこのハゲ』などと罵られたうえで蹴飛ばされていましたね」


「そんなに雑魚だったのかしら……ねぇ、倒したときその神様は弱かったの?」


「いやめっちゃ強かったぞ、いつも来ているほら、あの魔界の馬鹿神野郎よりも強かった」


「じゃあそれを罵倒して蹴飛ばすような存在って……もしかして魔界の神様って凄く強かったのかしら、知らなかったわそんなこと……」


「まぁな、勝手に神界から分離して好き放題して、お前みたいな奴を異世界から攫って魔王として送り込んでいるぐらいだからな、相当な強者の集まりなんだろうよ」


「……あの、私が見たところでも、魔界の神様にはかなりお強い方が多いというか、本気で戦えば付近一帯が全くの無になってしまうような、そんな強さですね」


「ほうほう、なるほどなるほど、で、その中でもかなり強いと言えるホネ野朗についてもっと詳しく教えてくれよ」


「ホネスケルトン神様はその名の通り骨だけの神様で……あっ、お答え出来ませんっ」


「チッ、気付きやがったか、いちいち魔王を経由しなくても色々聞くことが出来ると思ったのによ」



 ホネ野朗について何かを語り出す素振りを見せたものの、すぐに押し黙ってしまった堕天使さん。

 以降は俺が目を合わせようとしても、恥ずかしそうにそっぽを向いて視線を逸らすようになってしまった。


 これはもう魔王に任せるしかないな、魔王も魔王で情報を引き出せなかったら痛い目に遭うことが確定しているので必死だ。


 まぁ、もちろんこの尋問がどんな結果になろうとも、難癖を付けて魔王には厳しいお仕置きを科すことになるのだが……それも本人は察しているのであろうか。


 ともかく堕天使さんと魔王との話を続けさせ、その後ろでミラにメモを取らせて内容を記録していく。

 実はホネ野朗はコンプレックスを抱えていて、肉付きの良いマッチョに憧れていることなど、どうでも良いことが中心ではあるが。


 と、ここで疲れているところ申し訳ないと、僅かばかりの小遣いを握らせて買い物に行かせていたユリナ、サリナ、ジェシカの3人が帰還した。


 堕天使さんはその存在ゆえ、この世界にあるものだけで拘束しておくのが少し難しいということになり、どうにかするためのアイテムを探しに行かせていたのだ……



「買って来ましたの、えっとちょっと長いんですが、何があっても、どんな力でも絶対に切れない縄ですわ(50m)」


「それと、こっちがその縄を切るためのアイテムで、どんなに強靭な縄でも絶対に切断することが可能な特殊鋼で出来たハサミです」


「……お前等それ、矛盾しているっていう認識がないのかもしかして?」



 絶対に切れない縄をちょうど良い長さに切るべく、どんな縄も切ることが可能なハサミを入れると、その矛盾に世界の法則が耐え切れなかったのであろうか、共に爆発を起こして消滅してしまった。


 もちろん被害に遭ったのは俺だが、その場でスッと尻尾の先を差し出して、クリップでそれを挟まれる準備をしているユリナとサリナと、それから尻を丸出しにして待機しているジェシカも詐欺の被害者であるため許してやった。


 だがせっかくジェシカが尻を出しているので、堕天使さんには勇者たるこの俺様に逆らった者がどういうことになるのかということを見せておこう。


 ということでその尻に対してグレート勇者カンチョーをお見舞い……ジェシカのカンチョー耐性が100%であることを忘れていた俺の指の骨は、無残にも砕け散った……



「何をしているのだ主殿は、というか尋問の方は進んでいるのか?」


「お陰様でな、今ホネ野朗がマッチョになりたいとかいう謎の願望について知ったところだ」


「骨格しかないのに筋肉を付けたいとは……そもそも筋肥大というのはゼロからでも成し遂げられるものなのか? 食事とかで」


「あ、その辺はどうなの? ちょっと私に教えてちょうだい」


「そうですね、ホネスケルトン神様は最近、この世界から無限兵士の対価として送られてくる人族の肉を召し上がって……みたいな話は聞いています、単なる噂に過ぎないのかも知れませんが」


「人間の肉喰ってんのかよそいつ、気持ち悪りぃな……」


「あ、でも無限兵士の対価って……もしかして勇者様、あのデカブツの人を出すときに使う器械は……」


「可能性がないとは言えない、いやあると言っておいた方が良いか……マリエル、ちょっと王宮にアレの使用を中止するよう要請しておいてくれ、もしかするとホネ野朗のパワーアップ要因になっているかもだからな」


「わかりました、すぐにやっておきます」



 元々盗賊のアジトである洞窟の中にあった謎の器械、挽肉機の形状で、そこに『肉』を入れてハンドルを回すことによって、無駄にデカい雑魚のおっさんを召喚することが出来る魔界のアイテムだ。


 確かに、普通の人間を単に放り込むだけで、それをメキメキと潰すだけで、その質量を遥かに上回るおっさんを召喚することが出来るのはどうかと思う。


 しかし、それならばホネ野朗も最初からそのデカいおっさんを召喚して、捌いて喰らえば良いものを……と、この件に関しては少し考える必要がありそうだな。


 もしかすると想像通りなのかも知れないし、そうではなく別の何かが供物としてホネ野朗に渡っている可能性もある、もちろん前者の方が可能性が高いが……



「それで、ホネスケルトン神について私もひとつ聞きたいんだけど……あのそこかしこで見つかる偶像よね、ホネスケルトン神の、あの中に詰まっている人族の夢や希望はどうやって掻き集めたわけ? 魔王、サッサと聞きなさい」


「あ、はい、え~っと、今の内容なんだけど、どうかしら?」


「それは存じていませんね、ホネスケルトン神様はかなりの上位者ですから、私が知っているのはごく一般的な魔界関係者に流れている噂と、その配下の配下の配下の……みたいな神様から頂いた命令ぐらいでして」


「なるほどな……ちなみにあの毛むくじゃらハゲがそのホネ野朗から受けていた命令については……おい魔王、早くしろ」


「いちいち面倒ねぇ……」



 面倒だと言われても、この方法以外に情報を吐かせる……というか搾取するやり方がないのだから仕方がない。


 魔王には悪いがもう少し通訳めいたことを続けて貰い、少しでも多くの情報をこのアホな堕天使さんから引き出しておくのだ。


 で、先程の質問に対して堕天使さんが語り始めたのは、まずあの毛むくじゃらハゲの所へ、少し上位であるホネ野朗の取巻き殻から連絡が入ったらしいというところから始まった……



「……始めは向こう様の堕天使の方からすぐに来るようにと言われたようでして、何やらブツブツと文句を言いながらも、逆らうことなく私を連れて出掛けました」


「うんうん、それでそれで?」


「付いた先では直ちに華麗な土下座を見せて媚を売りまくっていた主でしたが、相対する神様が気持ち悪いなどと仰られて、その、何とも言えない状態にまでボコられておりました」


「かわいそうなハゲね、で、肝心の命令の内容は?」


「えっと、こちらの世界へ赴いて、どういうわけか強大な力を、ごく短期間で得た勇者パーティーと戦い、その強さを推し量れと、貴様如きでは多分負けるが大丈夫だと、そこに居る堕天使の目を通して、その戦いの様子を確認する……みたいな内容でした」


「ちょっ、お前今でもその目を通してって……」


「お答え出来ませんが大丈夫です、不思議な感覚は主が滅せられるとほぼ同時に消滅しましたから」


「なら良かった、セーフッ!」


「勇者様、こんな雑なことをしているとそのうちアウトになりますよ、次からはもう少し入念にチェックを……と、そういえば次はどんなキャラが送られて来るんでしょうか?」


「さぁな、今決めている最中なんじゃないのか? だが一応聞いておきたいところでもあるな……おい魔王」



 最後にということで、次に派遣されてこの世界へやって来るであろう敵キャラ、もちろん神とその従者になるのであろうが、それについての問い掛けをしてみる。


 すると堕天使さんは少し考えた後に、そういえばといった感じで自らの持つ情報を、魔王に対してだけ開示する。


 当然のことながら丸聞こえのその話の内容は、どうやら魔界との接続が途切れる際に、何かのトラブルかで偶然耳に飛び込んできたという、魔界の神々の話の内容であった。


 どうやらその場で、つまりあの毛むくじゃらハゲを俺達が倒したところで次のキャラの選定が行われ、その最終決定の最も重要な部分のみが、堕天使さんに漏れ聞こえたということだ。


 そして魔界の神々が今回の毛むくじゃらハゲと俺達との戦いに基づき協議した結果として、『よしっ、次は3倍体の奴を送ってやろう』ということが決まったらしい。


 その『3倍体』というのは一体何なのか? もしかすると神ではなく神の創りし何とやらかとも思ったが、どうやらそれそのものが魔界の神であるとのこと。


 いずれはそれと戦うことになる、その未来は確定している、ゆえに今のうちに修練を重ね、その『3倍体』が出現した際に対応することが出来るようにしておこう……

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