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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第十九章 島国
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1087 効率化を狙って

「……それでいきなりそんな強さになったというのか? 我……と互角とは言わないが、そこそこ見栄えする戦闘力になっているようだな」


「だろう? この分だとすぐにお前なんぞ足元にも及ばなくなるからヨロシク、ブチ殺してやるんで首でも洗って待っておけ、塩素系洗剤で綺麗にな」


「ふんっ、もう調子に乗るとは鬱陶しい奴め、そんなのは本当に我の力を超えてから言うものだ、現時点ではまだまだ勝てんだろうに」


「おう、じゃあ今日もチャチャッと行って超強化してくるから、お前の相手をしているよりも有意義な時間をほんの少しだけ過ごしにな」


「……待て、今日は我も様子を見に行こう、その洞窟とやらで何が起こっているのか見てみたいものだからな」


「ケッ、邪魔だけはすんじゃねぇぞ」



 朝一番から魔界の神とそんな話をしたのは、洞窟の無限沸きおじさんを発見し、毎日通うようになってからおよそ1週間後のことであった。


 俺達は既に見違えるような強さとなり、短期間での成長という点に関しては、これまでになかったような急激な変化を遂げているというのが誰の目からも、もちろん相手の強さを推し量るようなことが出来る者に限ってだが明らかだ。


 そしてそんな俺達の変化に驚き、洞窟から無限に沸いてくるデカいおっさんがどういうもので、どういう原理でそうなっているのかに興味を持った魔界の神。


 確かにこれまで洞窟の中を調査するようなことはせず、そこから出て来るデカいおっさんのみを処理していたのだが、そろそろその秘密に迫っても良い頃なのかも知れないな。


 ということで俺達は馬車で、魔界の神は自ら飛んでそれに続くようなかたちで屋敷を出て、王都北の森にあるいつもの場所へと向かった……



「えっとね、あの洞窟からでっかいおっさんが1人出て来るの、いっつも同じ格好で同じ顔で、俺だ俺だって言って」


「ふむふむ、ウサギよ、もう少しわかり易く、そして詳しく伝えろ」


「う~んと……あいでっ」


「マーサ、そんな奴に無料で情報をくれてやることはないぞ、金を取れ金を」


「だって神様なんだから教えてあげても良いかなって、ダメ?」


「ダメに決まってんだろっ、このっ、お仕置きっ、お仕置きっ!」


「いてっ、ごめんなさいっ、あうっ」


「とまぁ、どうせ今から戦っているところを見られるんだから同じことか、よし、今日も張り切っておっさん潰しをすんぞっ!」


『うぇ~いっ!』



 いつも通りの動きで戦闘の準備を終え、いつも通りの動きで洞窟の前に立ち、大声を上げてデカいおっさんを呼び出す。

 ここまではもう流れ作業になってきた、この1週間で変化したことといえば……おっさんの態度ぐらいのものか……


 ノッシノッシと小さく地面を揺らしながら現れるいつものおっさん、だが当初の自信満々な様子とは異なり、もう何というか、ブチ殺すのも申し訳ないのではないかと思わせるような、そんな感じの態度である。


 これは『俺だ俺だ』がもう数え切れないほどになった辺りで生じ始めた変化であって、どうやら俺達には勝てないということを、このおっさんが理解したことによってそうなってしまったらしい。


 そこからはもう、倒せば倒すほど次第に態度が萎えていく、肉体的にはそのままのサイズで、そのままのビジュアルで出現するのだが、そうでない部分が急速に萎んでしまったということだ……



「……お、俺が俺達の仇を討つために……異世界勇者を……クッ」


「おい何言ってんのか聞こえねぇぞオラァァァッ! もっとハッキリと歯切れ良く喋りやがれってんだこのダボがっ! わかったらとっとと死ねやボケ!」


「そ、そうはさせない……ウォォォッ!」


「遅いですね、どうしてこんなにウスノロなんでしょうか? あ、あなたはもう不必要なんで次のあなたに代わって下さいな」


「ギョェェェッ! 腕がっ……あぁぁぁっ! 脚もなくなって……反対の腕もっ、いでぇぇぇっ……あっ……」


「はい次の方どうぞ~っ」


「おっ、俺が俺を殺した奴を……うぅっ、もう決められた台詞も出てこねぇぜ、どうしてこんなことになっちまったんだ俺は……誰か俺を、俺達を本当の意味で殺してくれっ!」


「勇者様、経験値稼ぎ用の無限沸き雑魚が何か言っていますが、どう対応しますか?」


「気にしなくて良いだろうよそんな奴の戯言は、ほら、時間がもったいないからチャチャッと殺していくぞ、次はジェシカだっ」



 今日も今日とて始まったおっさん狩り、やっているうちに決まりつつあるルールなのだが、先頭に立っているミラから順番に、1人が1匹ずつおっさんを殺していくという感じの流れである。


 ミラの次はジェシカで、カレンでマーサで、その後は俺で……というような感じなのだが、もう誰がやっても、もちろん直接的な戦闘には向かないルビアやサリナであっても、このデカいおっさん如きは一撃で討伐することが可能だ。


 先程のミラのようにふざけていても、敵の攻撃がどうこうでというようなことは一切なく、一方的に攻撃して、その命を弄ぶことが可能となったのである。


 これはおっさんのパワーやスピードがどうこうと思っていた初期と比較してとんでもない成長であり、このおっさんと同程度の強さであったギガンティック無職との戦いで驚かされた頃の俺達とは、もう天と地ほどのさを有しているといえよう。


 今日も次から次へと、もう完全にやる気を失ったおっさんを討伐していくと……最後には謎の赤い玉が転がり出て、本日の分も終売となったことが確認された。


 ここまで、一連の流れを遠巻きに見守っていた魔界の神、何やらこの構造を理解しているかのような、そんな面持ちでこちらへ近付いて来る……



「ふむ、そういうことであったか、これは確かに魔界の無限沸き装置が関わっていそうだな」


「何だその装置は? 魔界にしかないのか? 結構アレなのか、メーカー希望小売価格とか、割引とかで買えないのか?」


「いやそんなモノ買ってどうするのだこの馬鹿が、しかしこの中でその装置を動かしているのは何者なんだ? 少なくとも『無限』になる本人が操作して自分を発生させるというようなことは出来なかったはずだが?」


「それならまだ中に沢山人が居ますから、その人達がやっているんじゃないですか?」


「中に下等生物が? どれ……ふむ、10匹程度は居るようだな、全部薄汚い格好の、下等生物の中でもかなり下等な存在のようだ」


「すげぇな、中の様子がそんなにハッキリわかるのか?」


「うむ、我が得意とする『神の見えざる目』を使えばな」


「それ、どう考えても見えていなさそうな感じなんですが……」



 神の見えざる目が見えているのか見えていないのかということはさておき、魔界が言うには洞窟の中には10匹の敵キャラが存在しているのだという。


 そのうち9匹は既に寝転がっており、1匹だけが先程詳解された無限沸き装置の隣に居て……そいつも横になって眠ってしまったとのこと。


 この連中、もしかすると俺達の意図を理解していて、絶対にこれ以上襲ってくることがないと認識しているな。

 だから余裕で休憩していられるし、適当に当番でも決めて、毎日あのデカいおっさんで俺達の相手をしておけば良いと。


 で、夜になったら本業である盗賊だの何だのとして動き出し、王都民やその他旅人に少なくない被害を与え続けていると……これでは俺達正義の勇者が存在している意味が亡くなってしまうではないか。


 少なくとも10匹のうち8匹はブチ殺して、盗賊としての活動が出来ない状態にしておかなくてはならないな。

 そのためにはまず、中で眠りこけている連中を叩き起こし、外へ出させる必要がある。


 だがそこで無茶をすれば、大事な大事なおっさん無限沸き装置を傷付けてしまったり、最悪使用不能な状態にしてしまったりということがあるかも知れない。


 それに魔界の神が言うのだが、この装置は契約者、つまりあのホネスケルトンとか言う神の野朗に邪悪な祈りを捧げ、供物を提供した者にしか操作出来ないとのこと。


 つまり、もし万が一、うっかり間違えてここの10匹を全部殺してしまったとしたら、それでもう装置が二度と使えないという可能性は極めて高い。


 それゆえ慎重に行動しなくてはならないのだが、中へ入って行くのは臭そうだし汚らしいし、トラップなどもしっかり完備しているであろうからパスということとなった。


 その代わり、またしても俺が外から呼び出す感じになるのだが……果たしてそれで出て来てくれるであろうか……



「おいお前等ぁぁぁっ! まだその中に居るのはわかってんだぞオラァァァッ! 出て来いっ! さもねぇと火の玉をブチ込むぞボケェェェッ!」


『・・・・・・・・・・』


「……あ、何か転がってきましたの、また赤い玉……『寝てます起こすな、てかうるさい』って書いてありますわね、出て来るどころか起床する気さえないみたいですわね」


「奴等、完全にこっちのことを舐めていやがる、もちろんこちらがうかつに攻撃することが出来ないということも知っているみたいだな……いや、そんな盗賊野朗共なんかにその判断が出来るだけのちのうがあるってのか?」


「おかしいわよね普通に、もしわかっていたとしても、圧倒的に強い集団から脅しを掛けられたら、1人ぐらいはビビッて出て来るんじゃないかと思うの、それが全然余裕の反応で……」


「ねぇご主人様、石投げてみても良いですか?」


「ダメだリリィ、もし俺達のレベルアップに欠かせないその装置が壊れたら困るだろう? ちょっと我慢してくれ」


「……いや、そこのドラゴン娘よ、この、ちょっとこっちか、右側の方であれば被害なく洞窟の奥まで石ころが届くぞ、やってみると良い」


「なんとっ、それなら良いですか?」


「まぁしょうがないな、一発だけだぞ、あと全力でやるなよ、軽く、キャッチボールぐらいの気持ちで投げてだな……あっ」



 最後に忠告をと思っていたのだが、それを言い終わる前におれの横を通過する石ころ……ではなくあまりのスピードに発火して火の玉となって突き進むストレート。


 それはあのゴールキーパーのように立ち塞がっていたデカいおっさんが居なくなった洞窟の入口を通過し、そのまま最奥の壁に激突したらしい。


 響く轟音、そして中の連中はキッチリ起床してくれたらしく、洞窟内に反響する悲鳴が朝の鶏の鳴き声のように聞こえてくる。


 そして遂に、そのうちの1匹が慌てふためいて飛び出してきた、ガリガリの、とてもではないが戦闘員とは思えない、そして汚いおっさん。


 そこからはもうパニックで、誰も彼もが洞窟の中から走って脱出しようと試み、残り9匹のうち7匹がそれに成功、あとの2匹は自分達で設置したトラップに引っ掛かり、無様にこの世を去ったようだ。


 で、最初の1匹を含む、見事に脱出した馬鹿共の8匹なのだが、当然それらを逃がすような俺達ではない。

 上手く誘導して全部を包囲し、今は武器を向けた状態で1ヵ所に固まらせている状態となった……



「おっ、おいっ、お前が大丈夫だって言ったんじゃねぇかっ、責任取って自分だけ餌食になりやがれ」

「うるさいですね、それならば真っ先に逃げ出したそこのガリガリをっ」

「ぼぼぼっ、僕は本当は盗賊なんかじゃないんだっ、だから戦えなくて、勘弁してくれっ」


「うんわかった、やかましいからちょっと黙っていてちょうだい、それで、中にはもう誰も居ないのよね? トラップの場所がわかるように、ちょっと誰か案内してよ、良いでしょ?」


『へへーっ! 畏まりましてございますっ!』


「……こいつ等ホントに反勇者派なのか? いとも簡単に降参して、まるで気概ってもんが感じられないんだが?」


「きっと『ファッション反勇者派』なんじゃないの? ほら、仲間を集めたりそれで儲けたりするために、反勇者派とか魔王再臨派みたいなことを言っていたとか、しかもそれは副業で、本業はキッチリ盗賊の方だったんじゃないかしら」


「なるほどな、で、あのデカいおっさんだけが本当にそうであって……まぁ良いや、とにかくアレを毎回出す装置について、その設置した場所へ案内したうえで説明しやがれこのボケッ!」


「へ、へぇ、じゃあ俺が一緒に行きますんで、俺だけは助けて……くれないっすよね……」


「当たり前だ、だが利用価値を有する限りは生かしておいてやろう、使い終わったらゴミとして処理するがな」


「・・・・・・・・・・」



 立候補した盗賊団のうちの1匹による案内を得て、ひとまず俺と精霊様と、それから魔界の神が代表して洞窟の中へと入ることとなった。


 精霊様だけは何やらガスマスクのようなものを装備して、汚らしいおっさん共がシェアしていた洞窟のハウスの芳しい香りに対抗しているのだが、俺と魔界の神は生身での突入だ。


 もう入った瞬間から激クサで、しばらく捨てていないのであろう生ゴミ……の中には明らかに人間のものと思われる頭部、こいつ等、ヒトまで喰らっていたというのか。


 まぁ、そんなものは見なかったこととして、案内に従いトラップを回避しつつ洞窟の奥へ進む。

 途中からリリィが投げた石が地面を抉ったような跡があり、そこは何もかもが消し飛んでいたため、安全だと判断してそのルートを選択した。


 そしてようやく最奥、終着点に到達したところで俺達が見たのは、何やら器械のようなものの、そのうち一部が魔界から繋がるようなゲート状になっているもの。


 しかしその繋がっている先は魔界などではなく、普通にその器械の上部であるようだ。

 上には何か投入するような口が開いており、そこから入った何かは内部で加工されて、最終的に前面のゲートのような所から出て来る仕組みらしい。


 パッと見では挽肉機のように見えるな、横にハンドルのようなものも付いているし、形状としてはまさしくそれそのものだ。


 何よりもその器械の周囲に、何のものかはわからないが肉片のような肉塊のような、とにかく肉の塊が落ちているのがよりそれらしく見えるポイントであった……



「おい何だコレは? どうやって使うのか言ってみろ」


「へ、へぇ、この上の部分から『肉』を入れてハンドルを回すと、あのガチで魔王を廃して新しい何とか、みたいな話を信じ込んでいた馬鹿なデカブツが出てくる仕組みでして……」


「気持ち悪りぃ仕組みだな、それで、どうして毎日打ち止めになるんだよ? 1日の生産規定数とかが決まっているのか?」


「いやそういうわけじゃなくて、単に『肉』がなくなったらその日は閉店ということでして……あ、もちろんここに散らばっているのを集めたら1体ぐらい作れるんじゃないかと思いますけど」


「……ねぇ、ちょっと待ちなさいあんた、さっきからその『肉』っていうのは……もしかしてさ」


「へぇ、その辺で攫って来た人間の肉です、あのデカブツが真面目に邪悪な祈りを捧げたときに、どっかから聞こえた声でそうしろって、その直後にこのマシンが出てきたから従って……あ、デカブツのオリジナルは一番最初に、大喜びでこの器械に飛び込んで、それで100体のデカブツになりましたとさ」


「1体であのバケモノ100体分なのかよ、かなり効率が良いマシンだな……よしっ、じゃあちょっと実験してみようぜ」


「えっ? ギャァァァッ! おっ、俺の腕がぁぁぁっ!」


「ほら、こういうのは自分でやるんだよ、せっかく落としてやった腕が腐る前に器械を使ってアレを作ってみろ」


「うぅぅぅっ……へ、へい……」



 とりあえずということで、案内係の馬鹿の腕を1本、肘から下の部分のみ切断して『生贄』にさせる。

 どうやらここのメンバーは全員がこの装置を使う権限を持っているようだな、命令した通りに動き、自分の腕を投入して器械を動かし始めた。


 グリグリと回るハンドル、メキメキと音を立てていくその盗賊団構成員の腕……しばらくすると前面のゲート部分がウネウネと動き出す。


 最終的に表面が割れるようにして動き、中から出現したのは……もう半泣き状態のデカいおっさんであった、しかも2体。

 服装もそのままで、全く無傷の状態で新しいモノが生成されている感じだな、とりあえず殺そう。



「ひぃぃぃっ! 何でこんな所に異世界勇者がっ?」

「勘弁してくれぇっ! 俺が殺されるのを見るのももうイヤだし、殺されたくねぇっ!」


「うるせぇ死ねっ」


「ギャァァァッ!」

「ギョエェェェッ!」


「……なるほどね、こういう感じで肉からこのデカいのを生成していたと……てことはよ、この器械ごとどこかへ運んで、肉を入れればあら不思議……みたいなことにならないかしら?」


「だな、しかし操作する権限を所持していない限りはこれを動かすことが出来ないんだ、となるとこの盗賊団のメンバーを1匹、いや予備も含めて2匹は生かしておかないとならないな」


「いや、この程度の造りであったというのは予想外だ、かなり安物のバケモノ生成器械なのであろう、これであれば我が魔の力で違法に魔改造して、誰でも使用することが出来るような状態になりそうだぞ」


「マジか、じゃあちょっとコレ運ぼうぜっ」



 盗賊団のどれかを生かしておかなくてはならない、その言葉に対し、妙に肯定するような顔で頷いていた腕のない雑魚キャラは、魔界の神の言葉によって一気にどん底へ叩き落とされ、今は真っ青な顔をしてへたり込んでいる。


 もちろん理解していることであろう、このあとこの器械に捧げる『肉』として、まず最初に自分達が使用されるということを。



『せぇ~のぉっ!』


「グッ、なかなか重たいじゃねぇか、これは馬車なんかじゃ到底運べないぞ」


「えぇ、外まで運んだら一旦置いて、王都の兵士を100人ぐらい借りて来るわ」



 なかなかに重たい器械と、それから最初に投入するために用意されたと言っても過言ではない、どうなっても構わない連中の『肉』。


 それらを確保した俺達は、精霊様が呼んだ王国兵士にその運搬を任せ、馬車で王都へと戻ったのであった。

 これからはレベルアップのための修業がかなり効率化していきそうだなと、そう思いながらその日を終える……

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