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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第十九章 島国
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1086 超強化

「さてと、今日も今日とてクソ野朗を狩りに行くか、ミラ、今日のターゲットはどんな奴、或いはどんな組織の連中なんだ?」


「えっと、今日は……珍しく王都の外ですね、つい先日発見された『超強い盗賊団』みたいなのです、もちろん物体事変後にですが、王都北の森に出現したとか」


「そうか、もうそんな連中が出現しているんだな、物体が消えてからまだそんなに時間が経っていないというのに、一体どこから沸いて出るんだよ」


「きっと地面から生えるの、お水をあげると育って、土から出て来た部分がチンピラ? 盗賊? の人達になるんだわ」


「で、それを刈り取って自分達の栄養にしようってのが俺達ってことか、なるほどな」


「食べるんですか?」


「いや食わないからな、これはそういう感じの表現なのであって、実際には単に殺すだけだから、絶対に口に入れるんじゃないぞ、わかったな?」


「は~い」



 ふざけているのかマジなのか、とにかくうっかり汚らしいゴミ人間共を口にしてしまいかねないリリィであった。


 そんなモノ、殺害した際に飛び散った汚い汁を浴びただけでも病気になるというのに、その肉が口に入ってしまえばどうなることか。


 きっと腹を壊す程度では済まないであろうな、数日、いや数週間寝込むか、最悪シャーマン的な奴に頼んでお祓いをして貰わないとならないかもだ。


 で、そんなことを考えている最中にも乗り込んだ馬車は移動し、途中で通過したのは魔王城。

 今はもう、魔族も物体も何もかもが消え去り、王都から派遣された人族の役人が何か検分のようなことをしている最中である。


 その魔王城を何に使うつもりなのかはわからないが、少なくともこの一帯は俺の領地、勇者領であることを誰か思い出して欲しい。


 今はもう元の位置に戻された変形合体ロボのコクピット、プレハブ城だけが唯一ここが俺のものであるということを示しているのだが、巨大な魔王城に対して主張が薄すぎるのがネックだ。


 まぁ、もちろん魔王城が欲しいかどうかと言えば要らないとなるのが正解だが、もしそこを何かに使用するのであれば、出来れば高額な地代を支払って……などということはしそうもないのがこの国である……



「森の入り口に到着したぞ、ここからは徒歩で指定のスポットに向かおう」


「げぇ~っ、もっとギリギリまで攻めようぜ、ほら、馬だってやる気満々でウ○コしてんじゃねぇか」


「とてもやる気があるようには思えないんだが……ほら、早く降りて支度をしてくれ、私は馬車を良い感じの場所に移動してくる」


「へいへい、ってか久しぶりな気がするな森の奥へ入るのは、まだ物体とか残っていちゃったりとかして」


「勇者様、それでしたら盗賊団とか何とか、そういう不逞の輩などあっという間に餌食にされていますよ、きっともう物体の心配はないでしょう」


「かな、まぁ、一応警戒はしておくこととしよう、で、どっちに向かえば良いんだ?」


「道なりにまっすぐ行って、その途中で変な方向に……泉がある場所を陣取っているみたいね、犯罪者の癖に贅沢だわ」


「まぁ、そんな快適森林ライフも今日までだ、全部ブチ殺して俺達の経験値にしてしまおう」


『うぇ~いっ!』



 馬車を良い感じの場所へ回したジェシカが戻るのを待って、全員で森の中へと突入する。

 薄暗く、今にもブッシュの中から物体が飛び出しそうな印象なのだが、もはやその心配はしなくても良いはず。


 片手には武器、反対の手には復活したドライブスルー専門店の商品、バッグにはアイリスが作ってくれたお弁当が詰め込まれている状態で進む俺達は、しばらく歩いた後に道を外れて藪の中を進む。


 そして木々の隙間に見えたのは広場のような場所と、そのすぐ横にある崖地……どうやら崖から滲み出した水が泉を形成しているようだな、なかなかに美しい、秘密基地にでもしてやりたいと思えるような場所だ。


 だが現状でここを秘密基地にしているのは、崖にぽっかりと口を開けた洞窟の、その奥に潜んでいるのであろう盗賊団だか何だかである。


 奴等、昼間は活動せずに隠れていて、夜になったら動き出し、寝入っている旅人を殺害して荷物を奪ったり、何らかの方法で王都に侵入したうえで悪事を働いたりして生計を立てているようだな。


 そんな危険な連中、魔界の関与がなかったとしても野放しにするわけにはいかない。

 平和を愛する勇者様としては、敵の属性がどうこうではなく、単に悪い奴は皆殺しにするという行動理念で動くべきところ。


 もちろん『超強い』ということが判明している以上、物体事変で弱体化した王国軍などにもかなりの被害を出しているはずだし、そういった意味でもブチ殺しておかなくてはならないのだ。



「マーサ、あの中に何が居るのかわかりそうか?」


「ちょっと待って、えっと、いびきが聞こえるわね、全員寝てんじゃないのかしら? どうカレンちゃん?」


「わうっ、歩いているような音とかは聞こえないです、あと臭いはここに居ても臭いので嗅ぎたくないです」


「そうか、居るには居るってことだな、もう普通に突入して皆殺しにしてしまおうぜ」


「待って下さいですのご主人様、そんなの、どうせ罠に嵌められて醜態を晒すだけですわ、もっとスマートに討伐しなくてはなりませんの」


「そうか、じゃあ……いつものアレでいこうか、とその前にだ、全員あのどす黒いやべぇクスリを服用するんだ」


『うへぇ~っ、苦い……』



 毎日欠かさずキメている謎の液体を今日も使用し、そのまま俺だけが隠れている藪を出て、美しく澄んだ泉をスルーして、とんでもない臭いを放っているという洞窟へと向かう。


 中からは確かに人の気配が、それも複数……どころの表現ではないな、これは無数といった感じだ。

 見張りなどは居ないようで、中の連中は安心し切って眠りこけているということが窺えるのだが、果たしてどんな連中が隠れているというのか。


 洞窟の入り口の前に立った俺は、一呼吸置いてからその黒い穴に向かって語り掛ける。

 特に攻撃性を有していない、一般的な方法で中の連中にこちらの存在を気付かせるのだ……



「すみませ~んっ、お届け物をお持ちしました~っ」


『……んっ? 誰だよこんな時間に荷物なんか頼みやがったのは、ブチ殺してやる』


「すみませ~んっ、出て来て下さ~いっ」


『うっせぇなボケ、死にたくなかったらそこに置いて立ち去りやがれっ……てかお前、どうしてここを知って……おい、何かおかしいぞっ!』


「……あの~っ、代引きなんでとっとと出て来て下さい、貴様等の命と引き換えに、恐怖と苦痛をお届けに上がりました~っ」


『敵襲だっ! おいっ、全員起きやがれっ! 敵が攻めて来たみたいだぞっ!』

『うるさいですね、だいいち我々は最強の力を手にしたんですから、敵襲ぐらいでそう焦ることはありません』

『それもそうか……おいテメェ! 俺達はな、相当にデタラメな力を持っているんだ、あの勇者を、俺達犯罪者の仇である馬鹿野郎を倒すほどになっ!』


「あ、はいその勇者お届けしま~す、だからとっとと出て来いやこのボケ共がぁぁぁっ!」


『勇者……だと? おい、やっぱり出て戦うしかねぇようだ、今来ているのは勇者かも知れないからな』



 どうやら少しは頭の回る奴が居るようだ、いや普通はここまでくればわかりそうなものなのだが、こういう敵キャラであって名前も与えられていないような雑魚にしては賢いというだけだが。


 で、洞窟の奥からノッシノッシと音を立てて出現したのは、これまた雑魚にしては強い、強キャラのオーラと背丈を持った巨大なおっさん。


 来る途中に自分で仕掛けたトラップが発動していたような音が聞こえたのだが、それと思しきトラバサミがまるで意味を成さないまま、グチャグチャに潰れたかたちで足に嚙みついている。


 おっさんは俺を見ると、やはり勇者であったかというような顔をしつつ……凄く自信満々な顔でこちらを見下ろしているではないか。


 茂みの中から出てきた仲間達を見て、俺が単身乗り込んだわけではないということがわかってもなお、その余裕の表情を崩さない盗賊のデカいおっさん。


 ニヤニヤしながらパンチを振り下ろしてきたため、軽く回避して……と、思ったよりもギリギリであった、というか衝撃波を一部喰らってしまった。


 前に戦ったギガンティック無職同様、かなりのパワーとスピードだな、このおっさんも魔界の力で自らを強化したタイプの敵か。


 にしてもあのオーナーの馬鹿とは異なり、見た目は単に5mか6m程度の身長を有しているだけの普通のマッチョなおっさんである。


 角が生えたりもしていないし、服装もどこにでも居る普通の凶悪犯罪者といった印象のもの。

 コレが何かと問われれば、単なるデカい盗賊であると答えなくてはならない、そういう何の変哲もなさだ。


 そしてどう見ても通常を上回るものの常識的な戦闘力しかないように見えるし、こんなパワーやスピードを発揮出来るというのがそもそもおかしいのは、これまでに戦った魔界関係者と同じだな……



「おいお前、いきなり殴ろうとするなんて頭に虫でも湧いてんじゃねぇのか? 普通は清々しい挨拶から始まるもんだろ初対面ってのは」


「ケッ、あの攻撃を避けやがったか、予想外だったぜ……だがムカつく野郎だってのは噂通りのようだな、顔も肖像画にあったのとそっくりだ、ということで死ねぇぇぇぃっ!」


「誰が死ぬかボケ、お前が死ねっ!」


「ギョェェェェッ! う……腕が吹き飛んで……生えてくるんだわこれがっ」


「……どうなってんだよ気持ち悪りぃな」


「勇者様、一旦下がって下さい、ユリナちゃんが洞窟に魔法をブチ込むそうですっ」


「おう、その前にこのデカいのにヒットしそうだがな」


「それごと吹き飛ばしますのっ! それっ!」



 少し前に出て火魔法を放つユリナ、かなり威力を絞ってはあるのだが、洞窟を焼き尽くしたうえで全開させる程度には威力がありそうだ。


 そんな通常の人間には到底耐えられない次元の火魔法は、洞窟に向かってまっすぐ飛ぶと同時に、その前にゴールキーパーの如く立ち塞がるデカいおっさんの顔面にも向かっている。


 直撃、きっと上半身を吹き飛ばすか何かしたうえで、そのまま洞窟を焼き尽くすべく進むと思われた火魔法の弾が……消えてしまったではないか……


 デカいおっさんの顔面、その目の前で萎むようにして消えてしまったユリナの魔法、そしてその代わりに……おっさんの腹がとんでもない灼熱の炎で焼き尽くされた。


 再び悲鳴を上げて、腹を中心に延焼していくおっさん、どういうことだ、いや答えはひとつしかない。

 おっさんは強力無比な、超絶高温の火魔法を丸ごと、その火の玉ごと吸い込んでしまったということだ。


 当然腹の中でその高温の魔力が大暴れすることぐらいわかっていたのであろう、そんなことをすればタダではすまないと認識していたことであろう。


 だが何の躊躇もなく、おっさんはそんな危険な行動に出たのである、これは気合が入っているとかどうとかとは別次元の覚悟だ……



「ぐぇぇぇっ! あぢぃよぉぉぉっ! ギャァァァッ!」


「……とんでもない奴ですの、いくら全力の2万分の1程度の魔法だからって、食べてしまうなんて異常ですわ」


「まぁ、腕が吹っ飛んだのに再生している時点でそこそこアレだったがな、で、コイツこのまま死ぬのか?」


「あががががっ! あ、あづいぃぃぃっ、ぎょべぽっ……」


「あ、死んじゃいました……あと新しいのが出て来ました」


「当たり前のように同じ奴が出て来るんだな洞窟の奥から……」


「おうおうっ、よくも俺を殺してくれたなっ! 全力で魔法を放ったようだが、俺を殺すことが出来てもこの先には進ませねぇぞ、なぜなら俺を殺すことが出来ないからだっ!」


「凄く混乱させる言い回しなんですが……ちょっと黙っていて貰えますかねっ!」


「ひょげぇぇぇっ!」



 焼け死んだデカいおっさん、その元居た場所を埋めるようにして洞窟の奥から現れたのはデカいおっさん。

 完全に、全くもって同じ人間であって、そのどこを見ても『Ⅱ』だの『Vir2.0』などとは記載されていない。


 つまり同じおっさんが同じおっさんとして、自分を殺したユリナと、その仲間である俺達勇者パーティーに対して怒り、自分の仇を自分でとるべく立ち塞がったということ。


 おっさん同士は意識を共有しているのか、物体のように分裂して増殖したり、情報を交換して知識のアップデートを図ったりするのであろうか。


 などと考えている暇もなく、おっさんがデカい図体からデカい声を発している、しかも理解し難い発言をしていることに怒りを覚えたミラが飛び出し、時空を歪めるコーティングを施した武器でその第二のおっさんを斬り捨てた。


 倒れるおっさん、倒れるというよりも細切れになって崩れ去ると言った方がしっくりくる表現なのだが、先程の焼け死んだのがあの程度で死んだというのであれば、こちらももう復活することはないであろう。


 そして間髪入れずに現れたのはデカいおっさん、また同じ顔で同じ体型で、同じサイズのものであった……



「おうおうっ! 俺や俺をこんな一瞬で殺してしまうとは、もしかして予想していたよりも強いんじゃねぇのか勇者パーティーってのは……だが、全力で戦ってそれなら、間違いなくこの俺を殺すことは出来ねぇぜ、俺や俺を殺したことを後悔しながら俺の手に掛かるんだなっ!」


「余計にややこしくなりましたね話し方が……」


「てかおっさん、お前、というかお前の集団しか居ねぇのかこの洞窟には? もうつまらんから引っ込んで別のを出せよ、さもねぇとこうだぞっ!」


「ギャァァァッ! 死んだぁぁぁっ!」


「おうおうっ! 遂に勇者本人が動きやがったか、しかし俺や俺を殺した攻撃と違って、俺を殺した勇者の攻撃はそんなにでもなかったような気がするんだが……この分なら俺の相手じゃねぇな、ブチ殺してやらぁぁぁっ!」


「おっと、話の中に登場する『俺』がどの『俺』なのか考えていたら危ないな、オラッ、さっきも言ったが他のを出せやっ!」


「うるせぇっ! 死ねぇぇぇぃっ!」


「お前が死ねや、オラァァァッ!」


「ギョエェェェッ! しっ、死んだぁぁぁっ!」



 こうして次々に出現するデカいおっさんとの戦いは始まった、洞窟はそんなに広くも深くもないように思えるのだが、どこからこんなにも多数のデカいおっさんが湧いてくるのであろうか……



 ※※※



「俺が俺で俺の俺が俺の俺は俺だっ! そんな俺を俺が俺で俺の俺は俺こそ……(中略)……俺が貴様等を殺すっ!」


「はいはい、あんたが死になさいな、次はリリィちゃんが殺って良いわよ」


「ひゃっほーいっ! それっ!」


「ぶっちゅぅぅぅっ!」


「……あの、ところで今までで何体の『俺』を倒したんでしょうか?」


「わかりませんが、次に出て来る『俺』が『俺』という言葉を発した数を数えれば判断出来るんじゃないかと……ほら、もう出て来ましたよ」


「面倒臭いですねホントに……」



 最初の接触から30分、いやもう少し経過したであろうか、俺だ俺だとうるさいおっさんは未だに健在、というわけではなく殺しても殺しても新しいのが出現し続ける。


 そろそろ疲れてきたので休憩などしたいところであるが、そうしているうちになかなかのパワーとスピードを活かしたそこそこの攻撃を仕掛けてくるため、おっさんが目の前に居る限りはまったりなど出来ないのであった。


 もしかするとかなりの長時間これを続けさせられるのではないかと、そうも思ってしまうのだが……おっさんが生物である以上、いつか終わりがやってくるはずだ。


 俺達はあの物体までも討伐し尽くした実績の持ち主であり、いくら強いとはいえ1体ずつしか出現しない、そして俺達が本気で戦えば圧倒することが出来てしまうということにも気付かずに立ち向かってくるこのデカブツ程度に負けることなどあり得ない。


 脈々と繋がるおっさんの系譜は、おそらく俺達がそのうちに根負けして敗走するとでも思っているのであろうが、それはまずないということを知って絶望して欲しいところである……



「はぁっ、はぁっ……このクソ野郎共! どうしてこんな状態で諦めねぇんだよっ?」


「いやそりゃ毎回一撃で倒せるからな、それよりもお前、どうして出て来た瞬間から疲れてんだよ?」


「それは俺の生産が間に合って……」


「あ、ちょっと待って、それは次の『俺』に聞くからあんたはもう死になさい」


「グギャァァァッ!」


「……あら、ネタ切れかしら? なかなか次のが出て来ないじゃないの、もしもーっし……あ、なんか変な赤い玉が転がって……『本日打ち止め』って書いてあるわ」


「何だそりゃ? あ、しかしもう例のやべぇクスリが効果切れになるぞ、ちょうど良いタイミングで終わってくれたようだな」


「ご主人様、今日は終わりということは……明日ももしかして……ありそうですよね?」


「だな、もう面倒だからこの洞窟の中は調査しないで帰るが、明日もここへ来てみることとしよう、それに……」


「何だか今日だけで超絶パワーアップしたような気がします、今ならあの魔界の神様とも互角に戦えるんじゃないかと、そんな気分ですよ」


「ミラ、さすがにそれはちょっと早いぞ、だがああやって連続で一定回数出現してくれる雑魚敵ってのもなかなかやり易いな、これは一気に鍛えてしまうチャンスかも知れないぞ」


「行ったり来たりが面倒なのでお泊りセットを持って来ても良いんじゃないでしょうか、その方が快適です」


「まぁ、それもアリだな、とにかく帰ろうか」


『うぇ~いっ』



 ということで、翌日も同じ場所へ来るということを決定したうえで、洞窟の中は調べずにその場を立ち去る俺達。


 その奥からは依然として何かの気配が伝わってきていたのだが、あえて無視してやったような感じである。


 以降、この場所を秘密の修行場として確保しつつ、毎日あのデカいおっさんを使った実戦を繰り返すことによって、それこそ魔界の神どころではないパワーを身に着けるのだ……

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