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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第十九章 島国
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1081 敵の関与

「それで勇者様、ここからどうにかして強くなっていくということだけど、具体的に何をしたいわけ?」


「う~む、腕立て伏せとかか? あと走り込みは辛そうだからイヤだな、もっと楽して強くなる方法を考えなくてはならない」


「それと、強くなりつつ敵が不利に陥るような感じでいかないとならないわよ、こっちが一方的に上に上がるんじゃなくて、今のところは上に居る敵の足を引っ張って引き摺り落とすことも考えないと」


「精霊様にはぜひスポーツマン何とかを学んで欲しいところだが、まぁ、確かにその通りだよな、こっちが鍛えつつ敵の邪魔をして、行くのと戻るので倍速だぜ」


「じゃあえ~っと、とりあえず走り込みをしましょう、いっちにっ、いっちにっ」


『それは暑いから無理!』



 鍛えて強くなる、そんな曖昧な目標に対してどう取り掛かったら良いのか、全く分からない状態の俺達ではあるが、ひとまずリリィが言う暑苦しそうな修行、いや苦行は直ちに却下された。


 1人で勝手に走り出し、どこかへ行ってしまったリリィであるが、一応心配なので精霊様を付き添いに出す。

 残ったメンバーで引き続き話し合いを続けるわけだが……本当に何をしたら良いのかわからないな。


 町に出てチンピラでも処刑して回ろうかとも思ったのだが、物体事変で受けたダメージの復興をしている最中である王都の町中に出たら、間違いなく何か面倒なことを手伝わされることとなる。


 それだけは確実に避けたいし、そもそもそんなことをしていたら何の強化にもならない。

 せいぜい忍耐力が向上するとか、作業スキルが身に着くとか、そういった程度の成果しか得られないのである。


 よってその辺をブラブラして経験値の源泉となる『ブチ殺しても良い人々』を探すことは出来ない。

 では他にと考えると……というか、そんな雑魚を懸命に倒していたら、神を越えるほどにまで強くなるのはいつになるのやらといった感じだな……



「う~む、てかこう、もっとガツンと経験値が得られる強敵とかが居ないものかな、邪悪で卑劣で、殺すことにつき何の遠慮も感じないようなクズ野郎が」


「難しいことを言うわね勇者様は、それって普通に事件を起こすような強敵と戦わなくちゃならないってことじゃないの」


「それなら主殿、研究所で物体を召喚する実験があっただろう、時空を歪めるコーティングの副産物であったとは思うが、それをやって召喚された物体を倒して、というのはどうか?」


「いやリスクは取りたくないんだよな、しかももう皆物体はこりごりだろうし、もっと他に悪い奴が……あ、反勇者派の連中ってまだ活動しているのかな? 俺達が魔王をとっ捕まえて連行していたときに攻撃してきたような奴等だよほら」


「それと、魔王様を暗殺して新たな魔王が召喚されるよう仕向けるような活動をしている連中、もうセットだと考えた方がよろしいですわね、その辺りならまだそこら中に潜伏しているんじゃないかと思いますわよ」


「それを討伐して回ろうぜ、ほら、魔王召喚に関することなら魔界関連って言えばそうなるだろうし、バックにはそれなりの敵も居るだろうからな」


「わうっ、強敵と戦えるならそれで良いですっ」



 ということで、王都の町中に出ても何かを手伝わされることがないよう、自分達が復興作業とはまた別の使命を帯びているということがひと目でわかるような工作をする。


 基本的には俺が『現在作業中』の襷を掛けて歩くことや、その他手持ち看板などを用いて忙しいことを表示するなどが有効だと考えるが……うむ、そういうのに関してはミな仕事が早いな。


 すぐに完成した『忙しい旨の表示とその理由』を掲げるためのグッズを色々と装備して、俺達は反勇者派や魔王再臨派を探すために屋敷を出る。


 そこかしこで建物の修繕や再築が行われている王都内で、特に何もせず町を歩いているのは俺達だけ。

 これはとても良い気分だな、まるで労働を免除された特権階級のような気分であって、また実際にそうなのである。


 適当にそのままの形で残っている裏路地を見つけ、そこへ入って行くと……綺麗サッパリ、チンピラの類はもうどこかへ行ってしまっているようだ。


 攻撃を受けるようなこともないし、もしかすると反勇者派も活動を停止して王都の復興に尽力しているとでもいうのか。


 いやそれはない、なぜならば奴等はゴミクズで、どうせ普段から働きもしないで反勇者活動ばかりしているニートのような連中なのだから。


 きっと今頃もどこかに隠れて復興作業をやり過ごしつつ、どうやって俺を排除したり、魔王を暗殺して新たな魔王をこの世界に呼び寄せ、自分達に不都合な世の中をメチャクチャにしてやろうかと考えていることであろう。


 そう考えるとそんな連中が、この暑い中外に出て無駄にニート感を出すようなことはないのかも知れないと……そう考えたところで裏路地の向こう側から何か来た。


 しかも敵ではなく俺達に助けを求めるような、そんな感じのおっさんが1匹、メガネを掛けてショボくれた顔をしたそれが、涙と鼻水をダラダラ流しながらこちらに向かって走って来るのだ……



「おい何だアイツ? 殺すか?」


「ちょっと待って勇者様、念のため話を聞いてみましょ、ほら何か叫ぶわよ」


「お~いっ、大勇者様ぁ~っ、助けておくれよ~っ」


「……え? 何? え~っと……どうしたんだいモブ助君?」


「ウルトラサンダーストーム・ザ・ギガンティックが僕のことをいじめるんだっ! お前の父ちゃん勇者許容派だって~っ」


「いや誰だよそいつ? ちなみにモブ助君さ、今歳いくつなわけ?」


「38歳(無職)だよ~っ、とにかく早く助けてっ、勇者許容派は罪だから、明日までに罰金として金貨50枚用意しないと、捻り潰して殺すてぇぇぇっ」


「うんそれもういじめとかじゃなくて恐喝だね、憲兵の所へ行って相談すると良い、じゃあな」


「いやいや主殿、この男が言うギガンティックという者、もしかしたら反勇者派かも知れないぞ、というか話の内容的に間違いなくそうだ」


「ギガンティックが、じゃなくてギガンティック(無職)の父ちゃん(無職)がって感じのような気もするが……まぁ良いやモブ助君、このバールのようなものを貸してあげるから、ひとまずそれでギガンティックを滅多打ちにして制圧するんだ、良いね?」


「で、出来ないよ僕にはそんなことっ、絶対に負けて殺られちゃうよっ」


「つべこべ言ってねぇでとっととやれやっ! さもないとこの場でブチ殺すぞオラァァァッ!」


「ひぃぃぃっ! お助けぇぇぇっ!」



 ということでバールのようなものを携えて走って行くモブ助君を追う、途中でランニングをしていたリリィと、その監視をしていた精霊様ともバッタリ会って合流し、経緯を説明したうえで一緒に行動することとなった。


 しばらく走り、所々で『せめて手伝え』などと怒鳴られているモブ助君であったが、その度に適当な言い訳を繰り返して上手く回避している。


 本当にニートの代表例のような奴だな、きっと家では食事が運ばれて来るのを待っているだけの、老け顔の気色悪い雛のような存在なのであろう。


 しかし全力疾走しているはずなのに走るのが遅い、きっとこれまで一度も働いたことがないため、走るどころか歩くことさえキツい状況にあるのだ。


 時折へたり込みそうになりつつ、およそ500mの道程を10回程度に分けて移動したモブのおっさんなのだが……やって来たのはまだ修繕が手付かずの状態である一軒家。


 というか直す気などさらさらないといった感じなのだが、その半壊した建物の中の、外からでも見えている地下入口が開いて……何やらおかしな髪型をしたチビのおっさんと、それに続いて可愛らしいお姉さんが出て来たではないか。


 当然のことながら2人共無職であって、復興作業をサボッて地下に隠れていたのである。

 そしてどちらも反勇者派のメンバーであって、さらにもう1体、ズシンズシンと地響きを立てながら接近する影が……



「……よぉっ、お前がギガンティックか? そうだよなそのビジュアルとか、まるでガキのいじめっ子だもんな」


『ウォッ、ウォォォッ……』


「ケッケッケ、そいつはもうまともに喋れねぇぜ、てかモブ助、お前無能の癖に良くやった、今回は褒めてやろう」


「シャーッ、しかもこんな武器まで貸してくれたんだよ、良い奴だな大勇者様ってば」


「はっ? モブ助君、お前もグルだったのか……まぁ良いや、それで俺達に何の用だ?」


「あら、そっちが私達を探していたんじゃないのかしら? まぁ、こっちも教主様の命令であんた達勇者パーティーを探していたところだったんだけど」


「イマイチ話しが見えてこないんだが……その教主様ってのは?」


「今お越しになられた、教主様は病気がちでな、ほら、顔が、というか全身がこんなに青いんだよ、だから働けないんだ」


「ご主人様、あの人青く塗っているだけですよ、どうしてですか?」


「働きたくないから病気のフリをしているんだ、とんでもねぇクズだよアレは」



 階段の下から普通に歩いて現れた1頭身ではないかと思えるほどに頭がデカい、そして異常なほどのデブ。

 今まで自分の足で歩いていたのに、俺達の姿を見るとその真っ青に塗ったボディーでダルそうにその場へへたり込んだ。


 ちなみに良く喋るチビは実家が金持ちだから、可愛らしい女性は単純に美女だから、先程からこちらを威嚇し続けているウルトラサンダーストーム・ザ・ギガンティックなる人物は誰かから奪えば良いから、そして俺達を嵌めようとしていたモブ助君は無能すぎて邪魔なだけだから、それぞれ働かなくても良いということらしい。


 そんな理屈が通用するものかと指摘してやりたいところだが、どうせ口で言ってもわからないような連中であるから、このまま鉄拳制裁といくこととしよう。


 周囲を取り囲んだチビ、女性、モブ、デカいのと、この期に及んで体調不良の演技を続けている青デブ。

 この中で戦闘力を有しているのはデカいのだけか、それも単にサイズがアレというだけで、特筆すべきものではないように思える。


 チビを始めとする他の敵も、自分達は何もすることなくデカいのにやらせるつもりらしいし、ここはその感じで受けて立つこととして、ひとまず残りには手を出さないでいるべきところか……



「シャーッ! やれっウルトラサンダーストーム・ザ・ギガンティック! その改造されたお前の力を見せてやれっ!」


『ウォッ、ウォッ……ウォォォッ!』


「命令を聞いて行動するぐらいの知能は残っていたのね、カレンちゃんにいくわよっ」


「はい大丈夫ですっ……クッ、速っ……思ったよりも強かったです……」


「すげぇパワーとスピードだな、カレンが攻撃を避け切れずに受け止めただけなんて、超久しぶりな気がすんぞ」


「良く今ので自分の腕が自壊しなかったな、骨などもバラバラになって砕け散るべきところだぞ普通に」



 最初から持っていた棍棒のようなものを、あり得ない速度でカレンに向かって振り下ろしたデカいの。

 身長は5m前後で、棍棒の方は4mかそこらのものなのだが、予備モーションのゆっくりさからは想像も出来ないようなキレのある攻撃。


 しかもこのバケモノ、そんなことが出来るような戦闘力、つまりパワーもスピードも、見かけ上では有していないという点が驚きだ。


 こんなもの、油断していればその辺の強雑魚と変わりなく、軽くブチ殺して通過しようと思ったところをいきなり……というような悲惨な事故が起こらないとも限らない。


 実際、相当に素早さの高いカレンでも、咄嗟にその攻撃を見切ることが出来なかったのだから、マーサや精霊様はどうかというところだが、他のメンバーにおいても今のは受け止める以外になかったであろう。


 そして受け止めた後は……未だにその状態、振り下ろされた棍棒を武器で受け止めている姿勢から脱出することが叶わないらしい。


 やはりパワーの方も相当なものだ、このデカいのは異常の中の異常である……



「カレン、武器を破壊してその隙に立て直せないのか?」


「うぅぅぅっ、何だか知らないけどこの木の棍棒みたいの、凄く硬いです……あっ、でも疲れたみたいっ、とぉっ!」


『ウォッ、ウォォォッ!』


「もう喰らいませんよっ!」



 武器さえも破壊することが出来ない、見かけ上、というか詳細を知ってもなお単に巨大雑魚専用の棍棒にしか過ぎないのだが、カレンが有している伝説の爪武器でそれを破壊することが出来ないのはおかしい。


 そして今度は敵の動きを読み切り、空振りした攻撃が戻らないタイミングで跳び、背後に回って敵の首を……落とすどころか傷ひとつ付かないではないか……



「シャーシャッシャーッ! そんな攻撃ではウルトラサンダーストーム・ザ・ギガンティックに傷など付けられないよ」


「やっぱり単なるギガンティックからウルトラサンダーストーム・ザ・ギガンティックに改造して貰って良かったわね、協力してくれる魔界に感謝しなきゃ」


「ヒヒヒッ、全ては教主として魔界と通信し、勇者妥当、魔王再臨のための力を得た私の活躍によるもの、私はこの後、新世界の王として魔界に重宝されるのですっ」


「おい、青い顔した奴が何か言っているが、あとお姉さんの方もだ、どうしようか奴等?」


「その前にまずこのデカいのをどうにかしましょ、あの連中は改造されているわけじゃないみたいだし、逃げる気もないみたいだから」


「そうか、しかしなぁ……どうやったらダメージが入るんだあんなバケモノ? 精霊様はわかるか?」


「わからないけど、このままだとダメってことだけはわかるわね……あそうだ、物体事変で余ったこれを……カレンちゃん、この武器に変えてみてっ」


「……わうっ、時空を歪めて何とかってのですね、ちょっと装備しているから待って下さい……出来た、それっ!」


『ウギョォォォッッ! ギョォォォッ!』


「そっ、そんなっ!? 僕達のウルトラサンダーストーム・ザ・ギガンティックがっ!」


「たった一撃で半分にされて……だっ、ダメだっ! もうお終いだっ! 逃げないと……あっいえ、その……」


「やぁモブ助君、本当は君があのデカいのと戦わなくちゃならなかったんだよね? それを他人任せにして、その手で鈍く輝いているバールのようなものは何だい? あんっ?」


「ひぃぃぃっ! お助けぇぇぇっ! 誰か助けてぶちゅえぽっ!」


「……死んでいないだろうな? 後でキッチリ拷問してから処刑しないとならないんだから……他も同じだぞっ!」


『そっ、そんなぁぁぁっ!』



 唯一無二の武器であった、そしてそれに関して自信満々であったウルトラサンダーストーム・ザ・ギガンティックを失い、一気に詰んでしまったニート軍団。


 もちろん精霊様が時空を歪めるコーティングの武器を持ち合わせていなかったら、それが有効であることに気付かなかったら、今頃はまだ全員で、必死になってそれに微細なダメージを与え続けていたことであろう。


 その強さは魔界から授かったものであり、原則何にでも効いてしまう時空を歪めるコーティングであってもその効果を発揮するかは微妙であったのだが、どうにかこうにか通用してくれたようで本当に良かった。


 で、カレンの攻撃によって真っ二つになったウルトラサンダーストーム・ザ・ギガンティックは、その場でやたらと萎み出し、通常の人間の2倍程度のサイズに戻ったうえで、まるでやべぇクスリでもやって強化していた人間のように、その場でグズグズになって消滅してしまう。


 これで残ったのは倒れて気絶しているモブ助君と、それから不自然な髪型のチビ、さらに青く塗られたクソデブと……女性については殺す必要がないから、こちらで身柄を確保して拷問することとしようか……



「おいデブ、お前がここのリーダーなんだよな? そうだよな?」


「へ、へぇ、こんなナリですがそういう系の道具とかは出せないっす、単なる無職のおっさんですんでマジで」


「そうか、だが教主様として魔界と通信して、あのバケモノを不正に強化していたことは事実だな?」


「・・・・・・・・・・」


「答えろやボケ、まぁ良い、国の方でキッチリ拷問するように言っておいてやるから覚悟しておけ、それから不自然な髪型のチビ、お前もだ」


『ひっ、ひぃぃぃっ!』


「あと残り、そこのコソコソ逃げているの、ちょっと止まりなさいですわよ、どこへ行っても無駄ですし、ましてや元居た地下室なんてもってのほかですの」


「や、やっぱそうなります……でもほら私美形だし、このおっさん達と違ってまだ21だし、無職だけどちょっとやり直しも利くかなって……なので帰りますっ!」


「はいちょっとストップ」


「ひぎゃんっ!」



 結局女性キャラの方も気絶させ、そちらは精霊様が持って運ぶということで決まりとなった。

 残りの馬鹿と馬鹿と気絶した馬鹿については、すぐに駆け付けた憲兵が持って行って、そのまま王宮にも通報されるようだ。


 あとやっておくべきは……こいつ等が拠点にしていたらしい地下室の捜索か、どうせたいしたモノは出てこないのであろうが、念のため魔界との関係を示す何かを探しておくべきだ。


 ピンクのワンピースの下からパンツが覗いている女性キャラは、そのまま精霊様が担いで先に帰還し、残ったメンバーでそこの捜索を始めるため、入口の蓋を開けてみる。


 真っ暗……いや違う、真っ黒に塗装されているのだ、あの青デブが『教主様』であり、連中が何か宗教めいた結社であったことを考慮しても、ここまで全てを真っ黒にしてしまうのは考えにくい。


 そしてこの状況だが、どう考えても魔王城で見た、魔王のプライベートルームであった場所と同じなのだ。

 あそこは人族に化ける『知恵を得た物体』が利用し易いようにそのようにしたのであろうが、果たしてここはどうなのであろうか。


 万が一の襲撃に備えつつ、階段を降りてその中へと突入していった俺達を出迎えたのは……全てが黒で統一された、漆黒の生活空間であった……

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