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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第十九章 島国
1080/1360

1079 中身

「スンスン……スンスン……臭くはないです、というよりも何の臭いもしないですよこのお部屋」


「魔王のシャンプーとか香水とか、そういうのの臭いもしないのか? ほら、ちょっと直接嗅いでみろ、この臭いだぞ」


「ちょっと! 他人の頭を狼獣人に嗅がせるのはやめなさいっ! ちゃんと洗ってたしそんなに臭くなんかないんだからっ!」


「うわっ……クラクラします~っ」


「だってさ、そういう系の毒でも放ってんじゃねぇのかお前は?」


「ひぃぃぃっ! いい加減になさいっ! というかこの部屋を調べるんだったら真面目にやりなさいよ、ほら、どこもかしこもおかしなモノだらけなんだからっ!」



 キレる魔王、キンキンとやかましいので、ひとまずベッドの上に放り投げたうえで掛け布団を巻くなどして始末しておく。


 その捲った布団の下からも、真夏だというのに真っ黒い湯たんぽのようなものが……うむ、完全に金属で出来ているようだ、湯などどこにも入らない。


 しかしこれらの物品、決して『物体で出来ている』というわけではないのが気掛かりだな。

 これまで物体はその物体を用いて様々なものを、それこそ人族モドキや、その着用する衣服に至るまで作り出してきたのだ。


 それがこの部屋のものだけ、いや魔王の間を修繕したと思しき素材も元々そこにあったものであるような気がするが、室内の物品より素材の幅は広くない。


 特に木製の品など、職人が削り出して作ったと言われても疑うべきでないようなシロモノで、その物が本来有するべき機能を有していないというだけで、もし使えるのであれば大変に立派な品だ。


 もちろん魔王がプライベートで使用していたのはそのような高級品ばかりであろうから、それを模して作ったものも同じように高級感が溢れていても……いや問題はそこではないのだ。


 物体がここを何らかの目的で使用していたのが事実だとすれば、当然このわけのわからない品々は物体が用意したこととなる。


 では一体どこから調達し、どうして物体そのものでも作り出せるような品を、そういう『ホンモノ素材』を用いて作成していたのか、それらの点が謎なのだ。


 次から次へと出てくる謎のアイテムではあるが、明らかにこの世界の人族が普段使いしている物だけではなく、他の世界、例えば俺が転移してくる前に居た世界で見かけたような、そんなものもあるではないか……



「見て下さいご主人様、タンスの中から真っ黒な布で作った真っ黒な……パンツですかこれ? ほとんど紐なんですけど……」


「すげぇな、おい魔王、お前そんな趣味が……」


「だから違うって言ってんの! そんなの穿くわけないでしょっ! 布を身に着ける意味がないじゃないのそれじゃ」


「確かにそうだな、だが念のため一旦着用してみてだな、もしサイズが合えば審議ということになる、ほらちょっと今穿いているのを脱いでみろっ!」


「イヤァァァッ!」


「こらこら主殿、遊び始めてしまっているじゃないか、ひとまずそのパンツは置いておいてだな……もしかしたら私にピッタリかも知れないぞそのサイズは……」


「・・・・・・・・・・」



 とにかく、まともなものがないと思われたこの室内で唯一、元々魔王のものであり、しっかりと色があるアイテム以外で使用に耐えそうなものがこのパンツであった。


 残りは搔き集めても無駄としか感じないようなガラクタばかりで……と、その真っ黒な紐パンがあったタンスの中にまだ別のものがあるではないか。


 取り出して確認してみると、どうやら小さな宝箱のようなもの、金属製のようだがもちろん真っ黒だ。

 しかも全く開かず、破壊することさえ出来ないそれは、振ってみろと中でからからと音を立てている。


 しばらく格闘するも開け方がわからず、精霊様に投げても全く不明、というか素材さえも定かでないそのミニ宝箱。

 仕方ないので魔界の神に放ってやると……何やら鑑定しているようだ、ウンウンと唸りながらそれを眺めている……



「うむ……ふむ、そういうことか、おいわかったぞ、これ、魔界の力で封印されていやがる、しかも我であっても解除出来ないような、凄まじく高位の神がやった術式だな」


「つまり魔界の神……の中の相当な上位者がそれを持ち込んだってことか?」


「いや、こんなショボい金属で宝箱など作ったりはしないであろうよ、こんな素材、グレート超合金と同等かそれ以下だぞ」


「グレート超合金をショボいとか……じゃあ一体魔界ではどんな素材で宝箱を作るわけ?」


「ミラクル超合金とか、超々ファンタスティック超合金とかだな」


「ネーミング適当すぎだろその超合金……で、それは開こうと思えば開けるのか?」


「ん? 簡単だぞ、まずは我が指先を用いてグリグリっと……んでもってパカッとな……これはっ⁉」


「簡単に開けますわね……それで、何が入っていたんですの? 小さな玉のようにしか見えませんが」


「これは魔界の、もし魔界から神界に兵を差し向ける際、戦士となるゴーレムなんかに埋め込む『生命の玉』だ、どうしてこんなモノがここに……」


「ちょっと待て、いきなり飛躍しすぎて話に付いて行けないぞ、もうちょっと詳しく説明しろよな」


「それは貴様が馬鹿だからだ、諦めて我の話を聞け、わからないのであればもう少し脳味噌を注入して来い、100均で充填剤でも買って」


「そんなもん100均で買えるかっての、全く……」



 そのままわけのわからない説明を始める魔界の神、何人かは最初からリタイヤし、理解することを拒否している様子だが、俺は念のため喰らい付くようにして聞いておく。


 とにかく、この謎のミニ宝箱の中に入っていた小さな球体は魔界のもので、魔界の神がどこか、というか基本的に敵対関係にある神界となるのであろうが、とにかく侵攻する際に使う魔導生物に埋め込むためのものらしい。


 この小さな玉を埋め込まれた『無生物』は、『生物』となって意志を持ち、そして魔界の命令に従って行動する『兵』として使われることとなっているのだという。


 つまり元々は何でもない、単に情報を集めてそれを引き出し、それらしい行動を取るだけの物体であっても、この玉を埋め込むことによって生物に、というかあの『知恵を得た物体』のようになるということだ。


 であるとすれば、現在研究所で厳重に保管されている、あも最も人間に近かった物体共には、この玉が埋め込まれているのではないかと予想することが可能である。


 知恵を持たない、生物でない物体に対して、何者かがこの玉を埋め込んだことによって、あのような振る舞いをする『生物である物体』となったと考えるのが妥当なところ。


 では一体誰がそのようなことをして、どういう経過を辿ってあのような状態になったのかということなのだが……それこそこの部屋にある謎のアイテムだ。


 玉を埋め込まれたからといって、すぐに比較的高度な生命体である……だと思われる人族のようになるとは思えない。


 きっと魔界が神界へ攻め入る際に送り出そうとしていたその魔法生物は、特に深い考えを持たない、単に命令に従って戦うだけの野獣に近いバケモノを想定していたことであろう。


 それをここでしばらく『熟成』することによって、本当に人族に近い何かに仕上げていたと、そう考えて差し支えないように思えるのだが……



「……とにかくだ、この玉があの物体、何だかこの世界の人族のような振る舞いをしていた最後の奴等に埋め込まれていないかどうか、それを探る必要があるってことだけは確かだ、そのぐらいのことはここの低能な連中にもわかるだろう?」


「あぁ、何となくわかるぞ、魔界の神のどれかが、物体を利用することによってこの世界を……てかさ、お前同じ魔界の神なのにそれを知らなかったってのか? どんだけ雑魚の三下野郎なんだよ?」


「我はそこまでの雑魚キャラではない、そうではないのだが……これを埋め込んでこんな世界を勝手に侵略することが可能な神など、相当程度に高い位のものであるということだけは確かだ」


「……神様、もしかしたら私達、とんでもないものを発見してしまったのではないですか?」


「うむ、エリナちゃんがそう思うのであればそうだ、そして我も同じ思いである、これはアレだぞ、相当にやべぇぞ」


「また面倒事が増えたって認識で良いのかな……まぁ、ここで終わりだとは思っていなかったから特に驚いたり、絶望したりはしないがな、ちなみにお前、そのそれをやった魔界の神の力ってどのぐらいとかわかるのか?」


「少なくとも我を遥かに凌駕する力の持ち主であろうな、というかこんなモノを勝手に使っている存在である以上、本気を出せばこの世界など鼻息を吹き掛けるだけで消滅させることが可能であろう……」


『・・・・・・・・・・』



 事件の背後にチラ見えし始めた謎の存在、きっと魔界の神の上位者、ないしその集団であろうというところまではわかったのだが、さすがに壮大すぎて詳細が見えてこない。


 いつかはそれと戦い、この世界を恐怖から脱却させることを目指していた俺達ではあるが、こんなところでいきなりその敵の親玉クラスの神が登場するなど、思ってもみないことであった。


 とはいえ、ひとまずその壊れたミニ宝箱と『魔界の玉』を回収し、王都へ戻ることとして魔王城を出たのであったが……正直なところそんなモノを持ち帰ってしまって良いのか、それがわからない……



 ※※※



「何なんだいこれは? 飴玉……のように見えるけど、正直こんなの口に入れたくないね私は」


「いや絶対に食うなよ、コレ、もしかしたらというかリアルにというか、魔界の神々が、しかもそのかなり上級の連中が使う兵器の類かも知れないんだ」


「コレが魔界の兵器? 投げ付けると爆発して都市を丸ごと吹き飛ばすとか?」


「そうじゃなくてだな、ゴーレムとかに埋め込むと生物化しちゃったり何だりみたいでな、とにかくやべぇシロモノらしいんだ、だから寝惚けてでも食うんじゃねぇぞ、新室長型の新兵器になっちまうからな」


「わかった、で、どこでこんなモノを拾って来たんだい? その辺に落ちていたとか?」


「魔王城のしかるべき場所で厳重に保管されていたんだよ、な、それなら今の俺の話も信憑性が高いと思えるだろう?」


「なるほど魔王城内で……だったら魔王に聞けば良いんじゃないか? 得意の拷問とかで」


「いやそれがな……実はかくかくしかじかでウ○コブリブリでな……」


「ふむ、そういうことか、じゃああの良く喋る物体の……」



 さすがは新室長である、俺自身わけがわかっていない状態でこの『魔界の玉』についての説明をしたのだが、その断片的な情報から何があったのかということを理解したらしい。


 で、ついでにわかってくれたあの『知恵を得た物体』についてのことなのだが、穿り返せばこれと同じ玉が見つかるかも知れないと主張した俺に対し、一旦現物を物体共に見せて、その反応をもって探りを入れようとのこと。


 どちらでも構いはしないが、もし物体に感情があって、考えることも出来る状態であったとしても、それが何なのか、本当に自分にそれが埋め込まれているのかなど知らない可能性が高いと思う。


 ひとまず場所を移動して、物体を保管してあるという部屋まで行ったのだが、目の前にあったのはどう見てもガラス張りにしか見えない4つの箱。


 その中に封じ込められた物体が、未だに出せだの殺さないでくれだのと喚き散らしながら、その前面のガラス部分をドンドンと叩いている……



「これって大丈夫なのか? 普通にもう水槽とかそっち系のにしか見えないんだが……」


「大丈夫だよ、これは物体を封印するための特殊な構造をしていてね、昨日それのクリアタイプ、つまり中が見えるものだね、それを開発したから移し替えたんだ、まぁ、実験の過程で一度失敗して1体逃げたんだが、チーンBOWの人を残しておいたお陰でどうにかなったよ」


「ガチで危なっかしいな、でだ……おいこの物体クソ野郎共! 俺様の存在を認識出来んのかっ?」


『ひぃぃぃっ! やべぇ奴来たぁぁぁっ! ぶりゅりゅりゅりゅっ!』


「漏らしてんじゃねぇよ物体の癖に……」



 真っ黒な人型物体であるのだが、どういうわけかそのケツの部分から真っ黒な物体の塊を排出した……しかももったいないので再吸収しているではないか。


 これは俺のような正義の味方による襲撃を受け、絶体絶命の状況に陥った小悪党共が見せる反応に程近いのだが、もちろん人間は漏らした後に、もったいないから再吸収するようなことはしない。


 その辺りがまだ人間らしくないというか何というかなのだが、今回はこの点について確かめに確かめに来たわけではないのだ。


 新室長がスッと取り出した例の玉を、そのガラス張りの向こう側でビビり倒している物体に近付けると……特に反応が得られなかった。


 というかもうそれどころではない、恐怖で何も考えることが出来ないというような感じが、物体共が人間であったと仮定した場合に窺える現在の状況である。


 ひとまず平静を保たせる、或いはその恐怖さえ吹き飛ぶような何かを見せ付ける必要があるのだが……平和主義者である俺様は、ここを対話にて乗り切るのだ……



「おいこのゴミ共、良いかコレをガン見しやがれ……おいどこ向いてんだオラァァァッ!」


『ひっ、ひぃぃぃっ!』


「良いから早く見やがれ、このおかしな玉、お前等これ知ってる? 知らないとは言わせねぇぞオラァァァッ!」


『しっ、知らないっ、本当に知らないぞ我々物体はその玉をっ!』


「そうなのか? 新室長、この知らないと主張する物体だけを取り出すことが出来ないか? ちょっと生きている、いや活動停止させないまま解剖して、本当にこの玉について知らないかどうかを物理で確かめるんだ」


「つまりはもう中に入っていないか直接確かめる段階と、なかなか忍耐力がないようだね」


「まぁな、こいつ等見てっとムカつくからよ、こんな所で会話しているうちに皆殺し、いや皆潰しにしてしまいそうなんだ、だから1体取り出して、安全な場所に固定してくれ」


「わかった、じゃあこのレバーを操作して、任意の物体を掴んで取り出してくれ、ちなみに1プレイにつき鉄貨1枚だ」


「UFOキャッチャー形式なのかよ、しかも鉄貨3枚しか持っていないってのに」


「残念だったね、鉄貨5枚なら6プレイ出来たのに、ささ、早く始めてみたまえ、プレイし心地が良いようなら、この筐体を研究所謹製のギャンブル装置として売り出すからさ」


「全く、国費で運営してんのにどうしてこんな……てかアーム弱っ! ざけんじゃねぇぞこのクソッタレがっ!」


「あ、ちょっと台を蹴るのはやめてくれたまえ、壊れたら物体が全部出てしまうではないか」



 結局鉄貨3枚分やっても、中で逃げ惑う物体をまともに掴んで移動させ、どういうわけか出現した魔法陣の景品口に移動することは出来なかった。


 仕方ないので台を揺らしたり、中の物体を脅したりしつつ、自らその景品口に向かうよう誘導して……どうにか1体確保することが出来たな。


 最初に予定していたのと同じ個体なのかどうか、真っ黒で没個性な物体であることから判断することは出来ないが、とにかくコイツを解剖して『魔界の玉』を探してみることとしよう。


 と、もちろん実際に解剖するのは俺ではなく、対物体用改造人族であるチーンBOWの人々である。

 元々は攻撃用ばかりであったが、ここにきて管理用のものも少なからず用意しているらしく、全てをそれに任せることとした。


 まるで生簀から取り出した養殖魚のように、ピッチピッチと跳ねて抵抗するその人型物体はチーンBOWの人によって取り押さえられ、研究所であることから当然に用意されている解剖台へと運ばれる……



『ギャァァァッ! やめてくれぇぇぇっ! せめて活動を停止させてからにしてくれぇぇぇっ!』


「馬鹿なこと言ってんじゃねぇよ、お前等そうなったら普通に消滅してしまうだろうが、おうそこのチーンBOW、さっさとオペを開始するんだ、ブチ殺すぞこのウスノロめがっ」


『オペを開始……しない……誰が貴様のようなチンパン野郎の言うことなど聞くものか……そっちが死ねこのクソボケ』


「……殺って良いコイツ?」


「まぁ待ってくれ、万が一に備えて私の命令以外は強烈に突っぱねるようにしたんだ、そこの君、もう開始してくれて構わないぞ」


『了解、オペを開始する……』


『あぁぁぁぁっ! 切らないでくれぇぇぇっ! 痛いっ、痛いよぉぉぉっ!』



 かなりムカつく反応をされてしまったのだが、そういうことであれば仕方ないとしてオペの推移を見守る。


 徐々に切り刻まれていく人型物体は、どのような状態になっても叫び声を上げ続け、その苦痛に喘いでいるように見えて面白い。


 そしてしばらくの後、物体の頭の部分をざく切りにして開いたところで……出た、まさしく俺が持ち込んだものと同じ『魔界の玉』だ。


 だが真っ黒ではあるものの、既存のものと比較して少し透明感があるような気がしてならない。

 それをチーンBOWから受け取り、安全を確認した新室長、俺にも見せようとばかりにこちらに近付けてくる……



「見たまえ、どうも強力な魔物のコアのような見てくれなんだが……というかそのものだね、中には……中に文字が浮かんでいるよ」


「ホントだな、ちょっと読み辛いというか何というかだが……俺にもわかる言葉で記述されているようだな、どれどれちょっと虫眼鏡か何かを……」


「近くに『測る君』が居るみたいだから呼び寄せよう、彼等であればそういう機能も搭載してあったはずだからね」



 ということですぐに呼び出された1体の測る君によって、その小さな玉の中に書かれた文字が壁に映し出されることとなった。


 実際に確認したその文字列には、『物体によって人族を支配せよ、そして世界を神界の手から取り戻し、魔界に捧げよ』と書かれている。


 これは一体どういうことなのだ、物体は人族だけでなく魔族やその他の生物をも消し去って、この世界を魔界に併合してしまうのではなかったのか……

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