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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第十九章 島国
1071/1360

1070 遂に始まる

「う~む、てことはアレだよな、最初に言っていた10日とちょっと後ってのも、それからさっき聞いた間もなくってのも、どっちも信用ならない情報になってしまった、いや最初からそうであったということだよな……うむどうしたものか……」


「もう来ない……なんてことなないですかね、ほら、実は物体なんかなくて、世界は平和で満ち溢れていて……」


「そうやって現実逃避した世界は全て、あっという間に物体の波に飲み込まれたと文献に書いてあったな、色々無理すぎて諦め尽くすと実際そうなるらしい」


「そうですか、じゃあいつかはあの物体城が起き上がって、四方から王都を囲んで……勇者様、あの変形合体ロボ1体で本当に対抗出来るんでしょうか?」


「わからんが、とにかくあの1体しかないんだからな、それを大切に使って、負けそうなら早めに脱出してどこか知らない場所へ、物体の居ない平和な世界へ行こう、この世界の人々については普通に諦めよう、勇者様を敬う気持ちの薄いような鬱陶しい奴も多いからな」



 物体の作戦というか何というか、とにかくそうすることによって敵が混乱するという情報をもとに、実際の侵攻時期についていい加減なことを伝えてきたのだが、俺達はそれにまんまと嵌まってしまったようだ。


 最初のリーク情報に基づいて、南の物体城がもう一度建造され、それも含めて本格的に襲い掛かってくるタイミングを予想していたのだが、それがここにきて『間もなく』などという曖昧な予告に変更されたのである。


 もちろんその前に俺は、高空から南の物体城の様子をキッチリ確認していて、その修理というか再建というか、とにかくそれが始まっているのを皆に伝えてはあるのだ。


 そんな状況であれば、おそらく設計図などが物体の中で情報として共有されている、そして他の方角に位置するそれと同型である物体城を再構築するのは楽勝。


 必要になる作業は物体の質量をそれに足るように掻き集めることのみであって、元来流動的なボディーを持った奴等にとって、その必要量の多方面からの融通や、状況に応じて生物を狩る量を増やしていくということも可能であろう。


 よって、今現在はもう既にあの南の物体城が再建され、他との通信や連携も回復したうえで侵攻開始のときを待っているのではないかと、そんな感じの予想が出来なくもない。


 もちろんそうであれば、リリィが勝手に攻撃してしまった北の物体城に関しても同じこと。

 既に屋敷の窓からはその攻撃によって上がった煙か土埃か、そういったものは見えなくなっているし、復旧が始まっているのは確実であろうな。


 これは本当に今すぐ物体大侵攻の報せが入ったとしても特に不思議ではない状況であり、常に身構えておくべきところなのかも知れないと、そう考えておくのが無難であろうか。


 しかし、物体の言う『間もなく』というのが俺達の知っている、感じているそれと同じという保証はなく、その開始までの時間をこちらが推し量ることは、実際には不可能に近いことであるというのもまた事実。


 つまり、物体がいつ攻め込んでくるのか、そのことを考えるよりも、いつ攻め込んできたとしても応戦することが可能な態勢を整えること、そしてその攻撃を受ける前に、こちらが先制してしまうことなどを考えるのが得策であるということだ……



「……うむ、では主殿、ここは『物体の侵攻は今日明日中を目途に始まる』と、キツめの予想をして、その予想を元に動くのが良いと思う、杞憂に終わったとしても、そう考えて動いた分先へ進んでいるということになるのだからな」


「そうだな……で、もし開始がなかったらその分のアドバンテージを利用してこっちから攻める、そういうことだな」


「あぁ、ひとまずは皆で連日、ほとんど寝ないで頑張って……」


「民衆を強制的に動員して働かせましょ、サボったら死刑、逃げたら死刑、あとこの大精霊様の肖像画に1日10回土下座しなかったら死刑みたいなルールで」


「ついでにその方々から『ボランティア参加に係る施設利用料等』という名目でお金を徴収しましょう、そうすれば作戦も進んで、儲けも出て一石二鳥ですから」


「がめついなお前等……だがまぁ、俺達が直々に働くのは面倒なのでそれを採用しよう、マリエル、早速王宮に伝書鳩を、えっと、『変形合体ロボの装備について、残った部分を一気に仕上げる、塗装なども済ませるために王都民を総動員して働かせる』っと、それから『動員した王都民から金銭を徴収して、全部俺達が貰う』ぐらいの内容で良いか、ちょっと要求のレベルが低すぎる気もするが、まぁ、慈愛に満ち溢れた優しい勇者様だからな俺は、ほいこれ送って」


「あ、はい承りました……と、こんな感じの文章で良いんですかね……はいいってらっしゃい」


「……皆、本当にそれで良いと思っているのか?」



 疑問に思っているらしいジェシカさんだが、勇者パーティーのために民衆が働き、勇者パーティーのために金を落とす、それはモブにとってごく自然なことであり、そもそもしなくてはならないことなのだ。


 それをこの国のどこかのババァ大臣だとか、その他勇者様に対して不敬な態度を取るようなその辺の王都民だとか、何やら基本を理解していないと思しき連中がウヨウヨ居るという現状がこの世界にはある。


 そんな腐った世界を、この消滅の危機に乗じてどうにか強制してやるべく、『有料の強制労働』ぐらいは簡単に受け入れ、拒否すれば処刑されるのが普通であるとの認識を植えつけるのだ。


 で、マリエルが送った伝書鳩は数秒で遥か彼方に見える王宮へ辿り着いたようで、その数十秒後にはマッハの速さで帰還する。


 足の書簡に入ったババァからの手紙には、ひと言だけ『馬鹿を言うでない』と書かれていた、ムカついたのでその辺に転がっていたトゲトゲの付いた鉄球を、その窓から見える王宮に向かって投げ付けておく。


 王宮の一部、無駄に高い塔のある部分い鉄球が直撃して破損したのを確認すると、今度はババァから俺宛の請求書が、さらに素早さの高い伝書鳩に乗ってやって来た。


 これはなかなか上等な紙だな、今夜の料理の際の着火用に使うか、或いは今度王宮に投げ込む火炎瓶の火種の部分にでも使うこととしよう。


 とにかく人員が必要だというのに、それをわかっていない馬鹿と手紙でやり取りするのは面倒だ、直接王宮へ乗り込んで直談判すべしと、リリィに頼んで王の間にあるテラスまで運んで貰った……



「おい居るかババァ? 人手を用意しろって言ってんだよ、物体がすぐにでも攻めて来るかも知れないってことは、さっきのウ○コ野朗からの話を伝えた件で理解しているんだよな? なのになぜ断った?」


「何じゃ勇者よ、来るのであれば最初から来れば良かったものを……変な鉄球を投げ付けよって……で、何の罪もない王都民に、おぬしの言うような強制労働をさせるわけにはいかんでの、金も徴収出来ぬわ普通に」


「そうなのか、そりゃ情けない国家権力だな、終わってんじゃねぇのかこの国?」


「そういうことを言うでない、というか人員であればじゃ、おぬしらが連れ込んだ魔王軍の生存者共を使えば良いではないか、人族よりも体力と知力と魔力があって、しかも立場上言うことを聞かざるを得ないじゃろうに」


「それを使っちゃうと王都の食糧事情がアレになるぞ、大半は農業に従事してんだから、畑仕事は毎日休みなくやるのが原則なんだよ、わかるか? ということで人間を出せ」


「……う~む、何としてでも国に頼ろうというのか……ふむ、そういえばアレじゃぞ、最近は万が一に備えて、というか研究所であのわけのわからない改造人族なるものを造ることがあるでな、犯罪者を捕まえてもすぐには処分せずにストックしてあるのじゃ、それを使ったら良い」


「げぇっ、無能な死刑囚共かよ……まぁ、でも居ないよりかは居るだけマシか……わかった、それを貰い受けよう、もちろん使い潰す予定だから返却はしないがな」


「良い、しかし病気が蔓延する原因になるでの、死んだら放置したりドブに流したりせず、ちゃんと焼いて始末するのじゃぞ」


「うぇ~い」



 結局貸し与えられた、というか与えられたのは、本来はとっくの昔に『処理』されているはずの大量の犯罪者のみであった。


 もちろん詐欺や窃盗など、ゴミのような犯罪で捕まった低能な馬鹿共が多いはずであり、凶悪犯についてはキッチリ公開処刑しているはずだから、その受け取る連中のクオリティというか人間としてのレベルというか、とにかくチンケなものであることにつき疑いの余地はない。


 で、そのゴミ共はすぐに、見張りの兵士を数人添えたうえで作業現場へと向かわせるとのことだが……そんな連中に作業をさせて果たして大丈夫なのであろうかという疑問が浮かぶ。


 万が一に備えて、一応ゴンザレスも呼んで監督して貰うこととしようか、それなら反乱を起こしたりするような馬鹿の中の馬鹿も出ないであろうし、どうせ自分は殺されるからと、適当な仕事をするような奴も出てこなくなるであろう。


 で、早速王宮を出た俺は、リリィに頼んで筋肉団の詰所に現場へゴンザレスを派遣して欲しい旨の文書を投下して貰い、方向を変えてまっすぐ現場に向かった。


 到着したときには既にその場に居たゴンザレスと共に、一旦屋敷へ帰るというリリィを見送った後、やって来た……本当に雑魚そうな連中ばかりの臨時作業員を受け入れる……マジで使えなさそうなモブばかりだな……



 ※※※



「オラオラッ! サッサとそこの隙間を塗装しろやっ! 時空を歪めるコーティングに隙間があるとやべぇんだよっ!」


「おう勇者殿、兵器の方の搭載なんだが、先程また何か装置のようなものが空から降って来たらしいぞ、アレなんだが」


「随分と小さいな……あ、本体はスタンドの方なのか……充電タイプのコードレス掃除機みたいなやつだな……」


「何ののかは俺にはわからないがな、とにかく『静音タイプ』と書かれているらしいということだけは確認している、きっちあの凄まじい爆音を放っていたものとは違うのだな」


「だと良いんだが……っと、そこっ! 今お前の命よりも遥かに貴重なコーティング剤を1滴溢しただろうっ! 死刑執行だぞオラッ!」


「ひぃぃぃっ! 勘弁してくれぇぇぇっ!」



 魔界の神が新たに送って寄越した『魔導掃除機』を眺めつつ、ついでに作業員のやらかしについても目を光らせる。


 思いのほか時空を歪めるコーティングが足りていない、というかヘタクソな精霊様の練習によってはげてしまったような部分が多く、実際の戦いまでにそれをどうにかしておかなくてはならないのだ。


 もちろん絶対に間違ってはならない、逆に取り付けたりしたら大事になる、というか普通に自爆してしまうような兵器についてはその連中には触らせず、一般の、これまでもずっとここで働いていた作業員に任せておく。


 で、犯罪者作業員の方は、少しでもやらかし次第処刑していくのだが……やらかしはしないが、かなりムカつく顔でこちらを睨んでいるような奴も居るな、俺と目線が合うとすぐに逸らすのだが……奴も適当な理由を付けてブチ殺しておこう……



「オラオラッ、サッサと作業を……おっと、おいテメェ、今足を引っ掛けやがったな?」


「いえ、そんなことはしてないっす……」


「はぁ? じゃあ何だ、俺が間違えたって言うのか? お前は俺が勘違いで、特に何も悪いことをしていない奴を責めていると批判したいんだな?」


「えっと、別にそういうわけじゃ……」


「じゃあ俺は何も間違っていなかったってことだよな? そしたらお前、足引っ掛けてんじゃあ」


「いやだからっ……そのっ、そうじゃないっしょ」


「何だテメェオラ、口答えすんのか? この勇者様に対して何か言いたいなら言ってみろ、あんっ?」


「・・・・・・・・・・」


「……誰か、この馬鹿を絞首刑にするから手伝ってくれ、そこの処刑台に使えそうな物干し台を使おう」


「えっ? ちょっとその、えっ?」


「うっせぇボケが、さっき睨んでいた時点でもう勇者侮辱罪なんだよっ、ほら、サッサと処刑台に……ん? 何かリリィが南から来ているような……」


「おう勇者殿、あの影はリリィ殿ではないぞっ! サイズ感はそっくりだが、黒い……物体のようだっ!」


「はぁぁぁっ? どうして物体が空を……まさかっ!?」



 どう考えてもそのまさかであろう、俺達が討ち滅ぼし、その付近の物体については全て消滅させたはずである南の物体城。


 当然そこからどこかに情報が伝わったようなことはないであろうし、ないと信じるにつき疑問となる点は一切ないのだが……ならばどうして物体が空を飛んでいるのだ。


 などと考えている間にも、最初はリリィかと思ったその空飛ぶ影が、ゴンザレスの言うように真っ黒な物体の……航空機のような見た目だな、やはり王都を爆撃するつもりか。


 そして向かって来ているのはどう考えてもこちらであり、その影がひとつ、つまり1機だけということは、間違いなくピンポイントで変形合体ロボを狙っているということ。


 謎の飛翔体が王都に接近しているということで、つい数秒前から警戒を促す兵士達の声や金の音、緊急魔導放送などが響き渡っているのだが、それに関しては大丈夫であろう、狙いはここなのだから……



「どうする? 俺達だけで対処出来そうか?」


「うむ、何としてでもこの変形合体ロボは守り抜かなくてはならないからな、持てる筋肉の全てを活用して迎え撃とうではないか」


「あぁ、じゃあ最初に俺が勇者大跳躍であの敵機の所まで跳んで……と、時空を歪めるコーティングの武器がなかったな、そもそも武器持ってねぇし……まぁ良い、素手で叩き落すから、その先は……何やってんだ?」


「ん? あ、いや戦闘前の腹拵えをと思ってな、勇者殿が持ち込んだこのナイフ、かねてよりなかなか美味そうだと思っていたんだがな、実際食ってみると歯応えがあって味も良い」


「・・・・・・・・・・」



 魔界の神から必要なだけ借り、いくつかパクってしまおうと思っていた謎の鉱石で出来たナイフ。

 硬度50を誇るグレーと超合金をまるで豆腐のように切り裂いてしまうようなシロモノである。


 それをまるで煎餅かの如くボリボリと……しかも時空を歪めるコーティング剤の原液にディップして喰っているではないか。


 いつの日か、通常の人間とゴンザレスの相違点を列挙し、それに具体的な説明を加えたレポートを、どこかの機関の協賛で発表したいのだが、それをするにはまず目の前の敵機だ。


 迎撃の準備をしつつも謎の鉱石ナイフを喰らい続けるゴンザレスに、地上は任せたとだけ伝えて大ジャンプ。

 南の城壁を越え、もうすぐ王都の上空に到達しようとしていた物体の航空機に接近する。


 敵は単に羽が装備された円筒状というか、葉巻型のUFOに飛行機の翼というか、そんな感じのシンプルな見た目のものであった。


 これで原理的に空を飛ぶことが出来るのかどうかという疑問は感じるのだが、おそらく物理法則などは一切無視したうえで、何か別の、意次元の力を用いて飛んでいるのであろう。


 だがそんな物体の飛行能力について、ゆっくり観察して判断を下しているような暇ではない。

 拳を握り締め、それと交錯する瞬間に空気を蹴って下へ、大勇者急降下パンチでそれを叩き落す……



「オラァァァッ! このボケがぁぁぁっ! ざまぁみやがれぇぇぇっ!」


「おう勇者殿! 地上は任せたまえっ! 秘儀! 筋肉分身の術、フンッ! おごごごごっ……」


「……当たり前のように分身すんだな……しかもケツと口から同時に出んのかよ気持ち悪いな」



 あまりにも不快な分身の方法を取ったゴンザレスであったが、これが正義の味方なのだから笑わせてくれる。


 で、そのゴンザレスが、先程ディップソースに使っていた時空を歪めるコーティング剤を口からイカ墨のように吹いて……地上に落下した飛行型の物体などもう敵ではないな。


 すぐに始末を終え、こういうのが出現してしまったということを報せるべく王都内へと戻る……つもりであったが、どうやら後続部隊がすぐにやって来るらしい。


 ここで対応しないと、王都の中へこんなモノを叩き落せば被害が大きくなるのは必至。

 誰かが気付いて応援に駆けつけてくれることを期待して、今は俺達だけで戦っているしかなさそうだ。


 いつものノリであればそろそろ仲間達がやって来て、一気に敵を始末するなり何なりといったことをしてくれる、そんなことを考えながら大ジャンプを決めたとき、俺はそれを目撃してしまった。


 なんと全ての方角、つまり俺が見ている南の物体城発である飛行型物体以外からも、既に同様のものが発せられて……北側で迎撃しているのは俺の仲間か、巨大な竜巻が見えるということは間違いなくセラの魔法だ……



「とりあえずオラァァァッ! ちょっとっ、マジでやべぇ状況だぞっ! 同じのに王都が囲まれて、一気に色々とブチ込まれそうだっ!」


「なんとっ、ふむ、ふんっ……なるほど、こうういう状況であったか、これはかなりのピンチに陥っているようだな」


「すげぇな、魔法とかじゃなくて普通に飛んで……あ、ちなみに俺は飛べないから落ちて行くぜ……」



 ゴンザレスにも状況を確認して貰い、まさに大ピンチであるということについて認識を共有した俺達。

 北で戦っている仲間のヘルプには期待出来そうにないし、このまま戦い続ける以外に選択肢はないようだな。


 しかし物体城が動き出すものだとばかり思っていた侵攻の始まりだが、どういうわけか全て隠し通したはずのもの、上空からの攻撃を仕掛けてくるとは。


 これに対応するだけでもなかなか大変だというのに、このまま本格的な侵攻、即ち予想していた物体城の動き出しまで始まってしまったらどのようなことになるのか。


 ひとまずこの場を切り抜け、その本格的な戦いの始まりに備えて、どうにかパーティーメンバー全員で変形合体ロボへと搭乗しなくてはならない……

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