表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第十九章 島国
1051/1360

1050 神が

「それでそれでっ、グレート超合金は魔界で多用されていて、一部の地域では窓のサッシとかにも使われているんでしょ? 精製方法はそこそこ厄介なのに、魔界って凄いわね」


「あと釣竿のガイドリングとか撒き菱にも使われているんだってな、その話を聞く限りだと超硬質なんだろうな、感度も良さそうだぜ」


「しかし特殊な金属を大量に用いて、それでごく僅かしか取得出来ないとはな、こちらの欲する変形合体ロボを製造するにはどれだけのコストが掛かるやら……」


「……わかった、そちらがグレート超合金に関して、どうやったのかは知らないが秘匿すべき情報の一部を得ているということはわかった、わかったが……我々の判断ではそれ以上の情報を出すことが出来ない、もちろんそちらが今口にした情報を、そのまま復唱することさえも種皮義務違反に該当するからな」


「もし守秘義務をアレしたらどうなるんだ? 減給か? それともクビになるのか?」


「我々のような闇のバイトなど、代わりはいくらでも居るからな、その場で発火して、苦しみ悶えながら燃え尽きるように呪いを掛けられている」


「そうか、じゃあうっかり口が滑って発火するように仕向けたいところだな……と、お前等それで死ぬのか? 死なないだろう昨日のノリ的に」


「残念だがそれは死亡する、誠に残念なことだが、魔界の神々による闇の神罰を受ければ、ベースが思念体である我々とてタダでは済まないのだ」


「別に残念じゃねぇけどな、てかお前等思念体だったのか、へぇ~っ……で、どうするよこれから?」



 ひとまずその場で仲間達と話し合い、魔界からの返答があるかどうかを待つべきであるという判断に至った。

 もしこの場でOKが出れば、もうすぐにでもグレート超合金の詳細情報と、それから物体をこの世界に呼び出してしまった誰かさんの情報を交換すべきところだ。


 そしてもしNGである旨が、魔界からの返答としてこの闇の勢力の連中に対して告げられた場合は……まぁ、この連中が燃え尽きて死んでも構わないから、拷問などの方法によって情報を引き出すべきだな。


 或いは用意してある『神界に言い付ける』という方法を用いるか、その方法を用いる可能性を主張して脅しを掛け、魔界の神々の返答を撤回させるかといったところか。


 幸いにも暑さが凌げる建物の中だ、この大きい部屋は闇の勢力に使われてしまっているが、他の部屋は無数にあるわけだし、むしろ涼しさが高い1階のどこかを利用して待つこととしよう。


 そう考えて移動し、ひとつの部屋をキープしながら待機しているのだが……部屋の隅に何やらゲートのようなものが存在するではないか。


 明らかに違う場所と繋がっている、そうとしか思えないものなのだが、同意に邪悪さも伝わってくるようなデザイン。

 枠組みはガイコツだのその他人間らしき骨を用い、それで囲まれた接続面は黒く渦巻いているのだ……



「……マーサ、アレは何だ? どこへ繋がっていると思う?」


「わかんないわ、でもどこかへ行くためのゲートなのは確かなんじゃないかしら、例えばあそこを通れば野菜市場まですぐとか」


「そんな用途のためにあんなモノを設置するのはお前だけだ、ユリナ、サリナ、わかるか?」


「さぁ? ご主人様が入ってみたらどうかと思いますの」


「無理に決まってんだろそんなもん、正体不明のゲートに突っ込むのなんて、向こうでミラが押さえているリリィぐらいのものだぞ、てかリリィ、行くなよ絶対に」


「ご主人様、何か物でも投げ込んでみたらどうでしょうか? そうすればその反応次第で、向こうに何があるかわかると思うんですけど……コレとか」


「……物を投げ込むに際していきなりトゲトゲの付いた鉄球とは、さすが悪魔の考えることは違うな」


「ちなみにそれ、着弾と同時に爆発しますので注意して下さい」


「・・・・・・・・・・」



 とんでもないモノを投げ込んでみろと教唆するサリナ、悪魔かお前はとも思ったのだが、普通に悪魔なので特に問題は生じていない。


 で、そのゲートの向こうなのだが……もしかしたら普通に便所とかかも知れないし、そうだとしたらあの闇の勢力の連中は今現在入っていないであろう。


 分身を有することが可能というわけでなければ、今は全員、2階で確保した物体を魔界に送るための荷造りをしている最中なのだから。


 ということでサリナから『殺戮の鉄球』を受け取った俺は、そのゲートのど真ん中を目掛けて、可能な限りの力でそれを投擲してやる……



「うおりゃぁぁぁっ! どうだっ……と、向こうで爆発したみたいだな、さて何が出るかってところだな」


「何かオーラみたいなのを感じるわよ、きっと凄い、ホントに力がある……こっちに歩いて来るみたいっ」


『やいやいっ、誰だよここに殺戮の鉄球を投げ込んだのは? ちょっと爆発して紅茶が零れたじゃないかっ』


「何者だっ? 正体を表せこの野郎!」


「いやそれこっちの質問なんだけど……てかマジで誰だお前等、魔族は……3人だけか、どうなってんだ一体?」


「……神ね、このオーラは魔界の神に違いないわ」


「何だ? あ、精霊も居たのか、ついでにドラゴンと異世界人と、色々豊富な感じだな、あとは人族か? だがまぁ、とにかく他人がくつろいでいるところに……じゃなかった、仕事しているところにあんなもん投げ込むんじゃないよ、以後気を付けるように、じゃあなっ」


「ちょっと待……おいっ! ふざけんじゃねぇよ神だか何だか知らんがっ! 戻って来やがれっ!」


『んっ……ん? もしかして用があって呼んだってことなのか? だが神である我は忙しいからな、お前等のような地上の存在と遊んでいる暇ではないんだよ』


「そうか、じゃあこの世界の、ちゃんとした神界の女神に対して、お前みたいなのが勝手にやって来て好き放題しているって通報するぞ、良いのか問題になっても? あぁんっ?」


『……うむ……面倒だが相手をしてやろう、だが少し待つが良い、今は闇の全魔界鋼攻魔球の第二試合が佳境でな、あとワンアウトで我が地元の……打ちやがったっ! クソッタレテメェオラァァァッ! バットで叩きのめすぞボケェェェッ!』


「何を見て興奮しているのかしらあの神は?」


「たぶんおっさんが大好きなスポーツの観戦だ、この状態で呼んでも良いことはないし、ひとまず終わるまで待ってやろう」



 ゲートの向こうに居たのは神であった、もちろん魔界のものであって、不正な神と言えばそれまでではあるが、一応通常の神々と同等、またはそれを超えるような力を有しているのも事実、そして見た目はごく普通の休日を過ごすごく普通のおっさんであった。


 神との戦いは経験したことがある俺達であっても、この場で迂闊に手を出すようなことはしない。

 もしかしたら超強いのかも知れないし、そもそもグレート超合金の情報を得るためのキーマンである可能性が高いためだ。


 しばらくの間ゲートの向こうで大騒ぎしていたその神が、ようやく静かになったと思ったところで動きが……なるほど、今までは音声のみの接続であって、何かを解除したことによってこちらと向こうを行き来することが出来るようになったということか。


 これではいざ交渉が決裂するなどして戦闘になった際、こちらから向こう側に攻め入ることが出来ないということになるな。


 そもそもこのゲートの向こうが魔界なのか、それともこの神が不正にかつ身勝手な理由で作成した亜空間なのか、それさえも確かめる術がない。


 まぁ、ひとまずは話をしてみよう、先程、この神の地元? のチームが延長戦の末勝利したらしいことはその音声から確認済みだし、ようやく出て来た神の表情も……明らかに飲んでいやがる……



「うぇ~いっ、待たせたなこの野郎共、それで、この我に何の用なのだ地上の者よ」


「何の用って、グレート超合金について知りたいし、それがこの世界の物体をどうにかするうえで重要になる、教えろ、てか現物をくれ」


「あぁ、グレート超合金についてはあの無能バイト共から話を聞いているよ、奴等、自分で考えて判断することが一切出来ないらしくてな、何でもかんでもお伺いを立ててきやがるもんだから、それが溜まって処理が追い付かなくなってんだよ全く」


「そうなのか、そんなに無能なんだなあいつ等、しかしそれでも少しは考えている感じだったぞ、守秘義務とかな」


「あのさ、毎日毎日『ちょっとウ○コ行って来て良いっすか?』みたいなニュアンスのこと聞いてくる奴等が有能だと思うか? まぁ思念体だからウ○コはしないけど。てかさ、何なの一体? とりあえずこの世界に潜入しろって頼んだらさ、最初思念体のままバイトの面接受けに行ったんだぜあいつ等、雇わねぇだろ普通そんなもん。てな感じで馬鹿なんだよあのバイト共は、後でブチ殺して給与分は我が貰おうと思っている、迷惑料としてな」


「……いや、ここで愚痴られても困るのよね、とにかくグレート超合金なんだけど、どうかしら?」


「あんっ? お前水の精霊だな、そうだよな? どう思う神に最も近い存在のひとつとして、そんなこの世界には存在しないモノ、もちろんお前も知らなかっただろうが、それを持って来て何だ、窓のサッシにでもしようってのか? 許されると思ってんのこの世界の神に? どうなの?」


「許されなかったらボコるわ、あんな女神程度一撃よ」


「……えっ? そうなのか? この世界の女神そんななの? 精霊に雑魚扱いされて悔しくないのそいつ?」


「精霊たる私どころか、自分が転移させた異世界勇者のコレからも馬鹿にされているわよ」


「こんな頭悪そうな奴にかっ⁉」


「何だか知らんが凄く失礼だなこの神は……」



 この世界の女神は馬鹿でアホで低能で、全く役に立たないドクズであるということを知ってしまった魔界の神。

 先程の『通報する』という言葉に対して反応していたことからも、コイツがこの世界の女神を警戒していたことは間違いないであろう。


 もちろん戦闘になるとかそういうことではなくて、今現在やっていることが神界に伝わり、それについて女神が調査して、そして神界と魔界とで、この地上を挟んだ大騒動になることを恐れていたのだ。


 そして、そうなる可能性がそこまでは高くないと、女神が馬鹿なのであればどうにかなるのではないかと、そう考え始めた魔界の神は、しばらく黙り込んで考えを巡らせる構えのようである。


 作戦を修正して動くのか、それともこのまま密かに物体を回収する作戦を継続しつつ、それなりの人員を投入して作業ペースを上げるか、その辺りのことを考えているのであろうと思ったのだが……



「……よしお前等、グレート超合金を貸してやろう、もうね、そういうことなら大々的にやっちまおうってことだ、あの金属の名前が出たってことは、どうせ変形合体ロボを建造して暴れるつもりなんだろう? 窓のサッシとか撒菱じゃなくて?」


「話が早いじゃねぇか、そうなんだよ、どうせ女神にバレても一撃喰らわせれば黙るからな、あんなのに配慮するよりも、俺達に協力した方が得ってことだ」


「いやお前のような知能の低いであろうサルに期待はしていないが、少なくとも精霊が付いているのであればどうにかなりそうだ、変形合体ロボを使って、この世界に蔓延る物体を根こそぎ魔界へ送り返すんだよ、腕をバキュームとかにしてな」


「まぁ、かねてよりそのつもりよ、協力が得られるのであれば、こっちの目的を変形合体ロボの右腕、闇の勢力の目的をその左腕で達成する、そんなロボを私は造っていきたいわ」


「おい神、ちなみにこのパーティーのリーダーは俺様だからな、そこんとこ勘違いしないように、良いな?」


「……馬鹿が何か音声を発しているようだが……とにかく上で話をしよう、この邸宅には広い部屋があったはずだからな」


「おいテメェゴラァァァッ!」



 俺の攻撃はサラッと回避され、そのままの勢いで部屋を退室する魔界の神、かなりの使い手のようだ、きっと毎晩筋トレしているに違いない。


 そんな神の後に続いて、俺達はあの闇の勢力のバイト共が使っているという部屋を目指す。

 無能だと判断されたバイト共は、そこで未だに物体をどうこうしているのであろう、確かに仕事が遅い気もする。


 そして到着した俺達が部屋の扉を開けて中へ入ろうとすると……そこにはひとつの、比較的大きさのある通常の物体……と、肉体を失ってぼんやりと漂っている複数の思念体であった。


 何かやらかしたのは確実か、何か、というか普通に物体の扱いを誤り、攻撃されて全員が肉体を喰われ、現状に至っているのはもう明白。


 呆れ果てたような表情の神が顔を見せたことによって、その浮かんでいる思念体が一瞬身構えたように思えたのだが、まずはその場にある物体の方が問題であると認識したのか、また静かに事態を注視するような構えを取った……



「な? こいつ等はとんでもねぇ無能野郎共だろう? てか何してたんだよ実際……○うパックで送ろうとしていたのか物体を……信じられねぇことしやがんな、他のことは逐一聞いてくる癖に、こんな重要な場面は適当にやってしまうんだな」


「おい神、それよりも物体だぞ、リリィ、やってしまって構わん」


「はいっ! それそれそれそれっ!」


「おぉっ! 何と有能なドラゴンだ、その棒切れは時空を歪める物質、しかもメッキではなく芯までたっぷりのものじゃないか、良くもまぁ見つけたもんだそんなのを」


「はいっ! 討伐完了! 時間は15秒でした!」


「よろしい、どうだ魔界の神よ、俺達の力があれば、物体城との戦いもかなり楽になるし、女神にとやかく言われることなく目的を達することが出来ると思うぜ、その証明が今成されたわけだな」


「うむ、どう考えてもお前の力ではないが、とにかく素晴らしい、精霊もドラゴンも居て、ついでにこの世界を統治する神に対しても強いとはな、これは良い出会いを果たした、これから何事も協力しようではないか」


「……これが終わったら敵になると思うけど……まぁ良いわ、あんたを消すべきときがくるまでは協力してあげる」



 すっかり精霊様をリーダーとして、俺をほとんど無視してしまっている魔界の神、これは俺も凄いところを見せて……いや、勇者の力というものは、実質的であるコイツには隠しておくべきか。


 そういうことであればこれまで通りに振舞って、最後の最後、物体事変の収束後に、実は最強の勇者様でしたということを明らかにして……と、妄想はこの辺りにしておかないと。


 現状、この部屋に残っているのは俺達と、それから物体がすっかり消え去った空間、また、せっかく回収した全てをリリィによって消されてしまった闇の勢力のバイト共が思念体としてフワフワしているぐらい。


 そのあり得ない現状に魔界の神はご立腹の様子だ、すぐにバイトの馬鹿共を並ばせ、どういうことなのかと問い詰め……ることなく、3体のうちの1体を、姿かたちのない思念体であるにも拘らず普通に鷲掴みしたではないか……



「テメェ、マジで舐めてんのか? 何でこんなことやってんだよ? 業務命令とか覚えてんのか?」


『……えっと、なる早で良い感じにとのご命令でして』


「わかってんならどうしてやらねぇんだよっ? クソなのかテメェは? 何のためにバイトリーダーに任命してやったと思ってんだ? ブチ殺されてぇのかオラァァァッ!」


『す、すみません、以後気を付けますんで勘弁してつかぁさい』


「以後? テメェ以後とかあると思ってんの? これだから無能馬鹿は、もう終わりだよテメェ、テメェもそっちのクソ馬鹿ゴミ野郎も、神の名において命じる、時間を掛けてゆっくりと消滅しろっ!」


『ギョェェェェッ! お助けをぉぉぉっ!』


「全く、どうしようもない連中だったな、あ、そっちの2匹、この神の名において行う懲罰は1匹ずつしか殺れないから、完了まで24時間必要だし、そこで黙って待っておけ、わかったか?」


『・・・・・・・・・・』


「チッ、返事も出来ねぇのかクソがっ」



 俺はいつもやっているからわかっている、おそらくこの場であの思念体が返事をしたら、臭い口を開けるなとか何だとか言って暴行するつもりであったはずだ。


 で、悲鳴を上げ続ける思念体の、おそらくは元々リーダー風であった無能バイト馬鹿と、この後処刑される残りの馬鹿は放置して、俺達はグレート超合金についての話を始めることとした。


 まず、この魔界の神の力で融通して貰える分量として、俺達が変形合体ロボを十分に運用することが可能となるラインを提示してくれと言われたのだが、間違いなくそんな計算は出来ない。


 そもそもグレート超合金で造られた建造物の変形合体ロボが、どれだけの質量を誇るバケモノなのかもわからないのだから……



「ふむ、さすがにこの世界で、地上に住むような存在にはその程度の計算も出来ないか……そうだな、そもそも敵である物体城、きっとそのぐらいは見たことがあると思うが、大丈夫だよな?」


「あぁ、北と東、ふたつだけだが確認はしてあるぞ、相当にデカいものだったな」


「そうか、アレが東西南北から押し寄せ、最終的に全て合体してなんやかんやで元々の質量の10倍程度に膨れ上がる、それもわかるか?」


「いやそれはわからんぞ、なんやかんやって一体何なんだよ?」


「そこから説明しなくてはならないというのか、本当に呆れた連中だな、どうしてここまで生きてこられたのかと疑うレベルの知能の低さだよリアルに……」


「すげぇディスられてんだけど俺達……」



 そこから始まった魔界の神による説明は難解なものであり、とてもその場で理解することが可能なものではなかった。


 だが精霊様だけは何とか喰らい付いていたようで、最後にはいくつかの質問をしていたから、少しは内容を頭に詰め込んだに違いない。


 同時にこちらからも、あのションベン仙人に聞いたグレート超合金に関する知識を披露したのだが……小学生が先生に向かって発表しているようなものであった、とにかくここからも情報を、さらには現物を獲得していかなくては……

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ