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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第十九章 島国
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1020 同一

「がっ、かぺぺ……あ? あっ、ギョェェェェッ!」


「ひぃぃぃっ、何か感覚とかなかったけど超気持ち悪いことにっ!」


「ほうほうこれは凄い、素晴らしい出来じゃよこの新作はっ! 現段階においては大成功と言っても過言ではない」


「あの感じのゆるゆるパンチでこれか、かなり精度が上がっていそうだな」


「たっ、助けてくれぇぇぇっ! このままだと死ぬぅぅぅっ!」


「いや、お前もう帰って良いってば、そんなところで中身をブチ撒けてないでとっとと退室しろよ、邪魔なんだよ実際」



 ひとまず実験ということで、新たな試作品として完成した時空を歪めるコーティング武器を用い、死刑囚に一撃を加えたのだが、これはなかなか良い感じなのではなかろうか。


 研究員の女性が嫌々で、かなりおっかなびっくりで放ったパンチと呼んで良いかどうかも疑問なレベルの攻撃で、それを受けたチンピラ死刑囚の腹が抉れ、内臓がもうアレなことになっているのだ。


 この程度の実験に参加するであれば大丈夫だと、一度は捕まって死刑判決を受けてしまったが、運良く放免されると考えていたチンピラ死刑囚にとって、この上ないサプライズとなったであろうな。


 で、使用済みになったそれが床でのた打ち回るのは本当に邪魔なので、ひとまず次の実験が行われる場所のすぐ近くまで蹴飛ばして移動し、魔力を発生させる良くわからない装置を持たせるなどし、物体が出現した際に速攻で片付けがなされるように配慮しておいた。


 ということで次の実験はもう1匹の死刑囚、ビジュアルからして完全にその稼業がわかってしまう程度のドロボウであり、実際にドロボウであったらしい奴を使用する。


 こちらについても助かりそうだ、家があるかどうかは定かでないが、とにかく帰ることが出来そうだと思っていたところからの、先の実験で生じたまさかの事態に驚愕し、既に色々と漏らしてしまっているようだ……



「おいっ! 汚ったねぇクズ野郎だな、ボーっとしてねぇで早く指示した動きをしやがれこの凶悪犯罪者がっ!」


「ま、待ってくれっ、本当に安全なんだろうな? これを終えたら、本当に帰らせてくれるんだよな?」


「当たり前だ、(俺達は)安全だしお前は無事にこの実験を終え次第、無罪放免となって家に帰ることが可能だ、勇者様による保証付だぞ」


「わかった、じゃあこの装置を使って、あの水槽みたいなのの前で……何するんだったか」


「チッ、もう忘れやがったのかよ、これだから馬鹿でしょうがない馬鹿は馬鹿だな、そんなんだからドロボウなんぞしか出来ねぇんだよこの馬鹿、良いからとっととやれ、それから……その武器、お姉さんが装備したままじゃダメだろ」


「おやおやそうじゃった、これ、サッサと装備を外さぬか、その武器でこれから物体を滅するわけじゃから、お前が装備しているとそのままその役割を担うことになるのじゃぞ」


「あっ、そうでしたっ、ちょっともうこんなのキモいんで無理ですっ」


「じゃあ私が装備する、右はいつものやつを使うから、これは左専用ね、気に入ったらこのまま貰っちゃう」


「これこれいかんじゃろう、それはまだ試作段階で、持ち出すというのはちょっと……聞いてる?」



 特に誰かの了承を得るわけでもなく、勝手に試作品の手甲武器を装備してしまったマーサであるが、それを持ち帰ることなど出来はしないであろう。


 なぜならばその武器は本当に試作の、元々がたいした効果を持っていない武器であるためだ。

 先程カレンが使ったその前段階の試作品である剣を見ても、1回の戦闘でかなり損傷してしまっていることがわかる状態。


 おそらくこれから出現する物体に対し、マーサの攻撃力で数発のパンチを喰らわせたりすれば、せっかくの時空を歪めるコーティングは台無しとなり、単にその辺で安売りしている重くて変形し易い、鉄製の手甲武器と変わらないものとなってしまうのであろう。


 状況は少し違うが、武器屋で2番目に発見した果物ナイフと同じような感じのものとなるに違いない。

 いくら時空を歪める効果を再現しても、コーティングが剥げてしまえばもうそれは単なる武器でしかないのだ。


 しかしその点を考えると、最初に発見し、今もリリィが腰に提げている時空を歪める棒切れ、これは異常なシロモノと呼べるのではないか。


 これだけはどう考えてもコーティングなどではなく、芯までキッチリわけのわからない物質で出来ているのだ。

 言うなればこの棒切れ、あの失敗したときに出た霧のような状態の何かを固めて創造したような感であろう。


 しかしそうなると納得がいかない点があるではないか、あの霧は外に漏れ出すとそのまま物体になってしまう、この棒切れのように加工したり、特殊効果を有する武器として使用したりは出来ない、なぜならば物体なのだから。


 となるとあの霧のような真っ黒の何かの状態が、どのようにするとこの棒切れのような『時空を歪める系武器』に変化し、何があると、もしくはないと『物体』に変化してしまうのか、ここを重点的に考えていくべきだ、べきなのだが……今は馬鹿な仲間しかいないので後にしよう。


 ひとまずは再現実験の結果生じるであろう物体との戦いに備えて……と、馬鹿な死刑囚がビビッて動こうとしないではないか、本当に情けない奴め……



「オラァァァッ! テメェサッサとしろやボケェェェッ!」


「い、いやそんなこと言ってもやはり……やはり危険なんじゃないかこれは? どうなんだ? 絶対にヤバいやつだろう、直感がそう告げているんだよ」


「だからどうした? じゃあさ、誰か別の死刑囚でも用意してきてくれよ、残念だがこのドロボウはお払い箱だ、いやもうゴミ箱行きってやつだね、生きたまま箱に入れて焼却処分……いや、研究所が火事になると困るし、魔法の薬品でも使って融解処分にでもするか? 絶命までかなり長い時間を要する方法で死ぬんだぞ、面白いだろう? そっちのほうが良いんだろうお前は?」


「ぐぬぬぬっ、そ、それだと助かる可能性が皆無に……」


「だったら、そう思うんだったらサッサとやれ、助かったらもう完全セーフなんだから、そっちに懸けた方が正解であるのはお前のミジンコ以下の脳味噌でも判断することが出来るだろう、ほら早くしろこの馬鹿!」


「う、うむっ、では参るっ、トォォォッ!」


「何が『参る』だよドロボウの分際で……と、装置を起動したようだな、ほらカレン、爆発するからもうちょっと離れろ」


「ちょっとっ、今爆発するって言ってなかった? え? この状況マジで……あっ、ギャァァァッ!」


「おっと、さっきの奴よりもちょっとだけ生存レベルが高いようだな」


「ご主人様、何だか良くわかりませんがあの状態だと放っておいても死にませんよ、どうするんですかこのまま? 帰らせちゃって良いんですか?」


「ルビア、お前さっき何が起こったのかまるで見ていなかったのか……まぁそうだよね、今ようやくにして会話に参加したんだもんね、うん」


「はて? あ、起きていたけど寝ていたようなものだったので……それよりもあの黒いのは何でしょう? マーサちゃんはどうして戦う準備なんてしているんでしょう?」


「まぁ見ておけって、それと、あのドロボウがこっちに逃げて来たら蹴り返してやってくれ」


「イヤですよあんなの、絶対に汚いです」


「じゃあしょうがないな、このまま事態を見守ることとしよう」



 既に破壊された水槽の周囲に漏れ出している黒い霧、先ほどとほぼ同じ動きをしているということは、再現実験の方は成功したと判断して良いということだ。


 で、先程の状況と違うのはひとつだけ、あの若手研究員はその瞬間まで特に対処をしなかったのだが、今度はもう危険な目に遭うことがわかっていた死刑囚を用いて行ったという点において差異が生じたのだ。


 結果として、爆発の瞬間には既に防御姿勢を取っていたドロボウは、かなりの受傷をしてはいるものの隣に転がしてあったチンピラ野朗ほどの傷ではなく、突き刺さった水槽の破片なども致命傷にはなり得ないものばかりである。


 その隣でボロボロになっているドロボウ馬鹿は、今になってようやく動き出すことが出来そうな感じだが、腰が抜けたのとその他の事情とで、懸念していた逃走などという事態にまでは発展しなさそうだ。


 もっとも、こちらの死刑囚が逃げたとしても、もう1匹のもはや騒ぐばかりで動くことが出来ないチンピラが残るため、実験において特に問題などは生じないような気もするのだが、まぁ餌となるものは多いに越したことがないし、そのまま様子を見ておくこととしよう……



「ぐぎぎぎぎっ、痛てぇ、痛てぇよぉ、死にたくねぇよぉっ」


「残念だったな、お前がドロボウなんぞするからそういうことになるんだ、普通に我慢して死ね、それともここから頑張って挽回するか? まだチャンスはあるぞ」


「ほ、本当か……あ……でもさっきからモヤモヤしていた黒いのが急速に固形化して……なっ、何だこりゃぁぁぁっ!?」


「タイムアップだ、ちなみに馬鹿であるお前がこの正体を知る必要は一切ない、冥土の土産については……ほら、そこに落ちている虫けらの死骸を持って行くと良い、じゃあな」


「待ってっ、ホントに何なんだこの……何かが伸びてきて……あぁっ……」



 完成とほぼ同時にシュッと伸びた触腕タイプの攻撃、それがドロボウの顔面にヒットすると、やはり音もなく吸収されてしまう。

 直後、同じようにして隣のチンピラも『掃除』され、この世にとって実に要らないものがふたつも片付いたのである。


 そしてその動きから、これが間違いなく『物体』であるということもわかって……というか、この世にもっとも要らない、すぐに片付けをするべきなのがこれだな。


 気合十分で前に出たマーサ、その最初の一撃は、先程偶然出現し、カレンが討伐した際のものよりもほんの少しだけ大きく、その分防御力も高いであろうと予想される物体のど真ん中に喰い込んだ。


 バンッと弾けるような、これまでに聞いたことのないような音と同時に、まずは物体のボディーが飛び散り、大半の部分は消滅してしまった。


 残りは俺が踏み潰して処理することとして、攻撃を加えた側であるマーサの方の様子は……イマイチな顔をしているな……



「あ~あ、1回しか使ってないのに壊れちゃっわ、ほらもうベッコベコなの、こんなの要らないっと」


「あっ、捨てちゃダメだろ一応研究の結果出来たものなんだから……てかそれ鉄だし、資源ごみの日に出さないと怒られるぞ」


「はーい、ごめんなさーい……お仕置きする?」


「そうだな、この壊れた手甲武器のちょっと尖った場所を使って……一点集中強烈カンチョーを喰らえっ!」


「はうっ、ちょっとコーティングが残っていて強烈だったわ……」


「ざまぁ見ろ、簡単に捨てようとするから武器の祟りがあったんだ、これに懲りたらこういうことは……と、ちょっと思ったことがあるんだが、ハゲ室長、ひとつ質問しても良いか?」


「うむうむ構わぬよ、して、どんな内容の質問を?」


「いやさ、今までコーティングしてきたのは剣とかこの手甲とか、小さいものでも短剣とか、一応は武器の類であってそれなりのサイズを有するものだったんだよな?」


「ふむふむ確かにそうじゃ、何となくでチョイスしておったが、可能な限り格安の……武器を選んでいたのじゃ」


「じゃあさ、俺達が最初のサンプルとして出したのみたいにもっとこう、果物ナイフサイズの、いや武器は武器でも矢の鏃とかさ、そういうモノにだったらかなり分厚くコーティングを施すことが出来そうじゃないか? だってあの黒い霧、あの水槽の中で魔法によって吹き出すのはいつもだいたい同じぐらいの量なんだろう?」


「ほうほうそういうことか……うむ、ちょっとやってみようと思うゆえ、今しばらくここで待っていて欲しいのじゃ、これそこの若手、武器屋へ行って鏃をロット買いしてくるのじゃ、なるべく安っすいやつを買うのじゃぞ」


「そんな大量に……いきなり行って売ってくれるものなのか?」



 そう思った俺の心配は杞憂であった、数十分後には若手研究員が戻り、キッチリ600個の激安鏃を台車に載せていたのだ。


 しかも購入から1年は保証してくれるという大変親切なサービスの付いた、本当にこんなことをしていて商売になるのかと思うような商品である。


 ……と、そういえばこれは鏃だ、矢の先端に付けて発射してしまうのだから、製品保証などされようがされまいが関係ない、おそらくこれは客を釣るための罠で、『保証サービス付きだし……』という理由付けでうっかり騙される軍の担当者などを狙ったビジネスなのであろう。


 まぁその話はともかくとして、早速水槽のひとつに鏃をセットし、何らかの魔法で高温高圧の状態となり、さらにはなぜか金属のそれが水槽の中で浮かぶのを確認した後、改めてハゲ室長の手で実験が開始された。


 もちろんこれは失敗の、いや物体を呼び出すことに成功したと言っておこうか、その流れの再現ではなく、武器に対してキッチリコーティングを施す、本来的な実験の再現である。


 ハゲ室長が自らの魔力を装置に流し込むと、水槽の中で真っ黒なモヤモヤが……真ん中に浮かんだ鏃に向かって行った。

 どんどんどんどん付着していっているようだな、これは成功して、そこそこのコーティングが施された良いモノが出来上がるか……



「……おやおやこれはいかん、爆発しそうなゆえ少し離れるのじゃ」


「えっ? 上手くいきそうな気がしていたんだが……ダメなのか」


「うむうむそうじゃ、ちょっとばかし小さすぎたようじゃな、鏃へのコーティングが余って、その使われなかった分が行き場を失って……ボンッと」


「ホントだ爆発したっ、てことは……なるほど、完成品のコーティング済み鏃と物体が同時に精製されるわけか、てことはこれ……コーティングと物体は同じものであって、単に物体としてだけ呼び出されると物体になって……もし用途があるのだったら物体ではなく有用な……うん、もうわからんぞ俺には」


「いやいやわしもわからんぞ、これに関してはこのハゲ、かなり時間を掛けて研究していく所存じゃ」


「まぁ、それしかないんだろうなきっと……」



 ハゲ室長にもわからない、当然この研究室に居る誰もが理解し得ないであろうこの状況。

 物体は物体であって、それと物体対策として非常に有効であった時空を歪める武器が同一のものであると。


 いや完全に同一というわけではないのか、少なくともリリィが使っている棒切れは物体として存在しているものではないし、おそらくベースは同じであっても何か違いを有しているはず。


 それに関してはこれから調べていく必要があるのだが……もしかすると書籍から情報を得ている魔王の方が、その結論に辿り着くのが早いかも知れないな。


 だがここで得た情報を伝えるべきなのは事実であり、それがヒントとなってより早い真相の究明がなされることと期待しておこう。


 ひとまずここはこれ以上の実験をしないこととして、現状わかっていることをハゲ室長が王宮に報告、俺は屋敷に戻って、仲間達の意見を聞きつつ更なる事実の発覚に備えるのだ……



「よっしゃ、とりあえず俺達は帰るぞ、ハゲ室長は報告を頼む、それから……」


「うむうむそれで良い、そしてこの先の実験に備えて、もう少し大きさのある武器とか、あと物体に喰わせる用の死刑囚も箱買いしておいた方が良さそうじゃな」


「そんなもん箱で買う意味がわからんのだが……」


「ご主人様、私はこの剣を貰ってしまって良いですか? もうちょっとアレな感じになっていますけど、まだもう少しだけなら物体退治で使えそうな気がします」


「う~ん、ちょっとだせぇからどうしたものか……まぁ、でもサンプルは最新の鏃を残しておけば良いわけだし、もう少しハイクラスなものが出来上がったときに交換するとして、しばらくはそれで我慢するんだ」


「やった、じゃあ次のときに使おっと」



 ハゲ室長の了承も得て、カレンはしばらくの間、といってももう一度か二度の戦闘で完全に破壊されてしまうであろうが、比較的短めの剣を貰って帰ることとした。


 帰りにはまだのた打ち回っていたモヤシ野朗をわざと踏みつけて更なるダメージを与え、必死になって命乞いするのには目もくれず研究所を後にした俺達。


 屋敷に着くと他の仲間は全員揃って……いたのだが、書籍の精読をさせていた魔王が勝手に休憩していやがった。

 どういうことだと詰め寄ると、さすがに疲れて集中力もアレなので、少しだけ休憩しているところだなどと抜かす。


 俺達が研究所で真面目に調べて来たというのに、今回の事案の発端となった張本人が何をしているのだと、もう一度正座させて作業を再開させるのだが……蒸し暑さもあってかかなりダレてしまっているようだ、これではもうどうしようもないな……



「しょうがない奴だな全く、だがまぁ良い、ちょっと俺達が研究所で確認してきた事実を皆に伝えたいんだ、魔王も一緒に聞け」


「だったらこの檻から出しなさいよね、ただでさえ暑苦しいのにイヤになっちゃうわ、あ~、風呂は入りたいわね」


「あ、ご主人様私も、帰りに汗をかいてしまいましたし、詳細はお風呂に入りながらということでどうでしょう?」


「あぁ、じゃあそうしよう、ちょっと話が長くなりそうだし、精霊様とかユリナとかサリナとか、その辺りの意見も聞きたいしな、エリナもちょっと来い、あと女神、お前もだ」



 そんな感じでお風呂会議を始めることとした俺達、まだ時間帯は早いのだが、せっかくなのでゆっくりしておくこととしよう。


 もちろん考えすぎてのぼせるようなことがあってはならないのだが、それなりに時間を掛けて、全員が意見を出すことが出来るような会議とするのだ。


 さて、まずはどこから話していくべきか……うむ、コーティング武器計画の進捗についてだな……

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