表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第十九章 島国
1005/1360

1004 急激な

「よしっ、あの馬鹿は死んでしまったが、今日の収穫は奴の命よりも遥かに重量があると言って良いであろう」


「また狩猟メンバーを募集しなくちゃ、今度はああいう突っ走るタイプの人間じゃないのを採用しないとね」


「この人達、メンバーが死んでいるのにお気楽ね……」



 結局本日の成果は大収穫と呼べるものであった、メンバー1人を失った、というか本人自ら命を落としに行ったようなものなのだが、それと引き換えることにつき、生き残った連中は十分に満足しているらしい。


 で、解体を済ませた肉を護衛である俺達も含む全員で担ぎ、帰りも物体の襲撃に注意しつつ王都を目指した。

 城門に辿り着く頃には日が傾き、そろそろ夜を迎える時間帯となっていたのだが、狩猟メンバーはこれから向かうギルド会館で飲みに移行するとのこと。


 このチームは特に冒険者というわけではないが、別に居酒屋の方のカウンターで飲む分には誰でも構わないらしいな。


 ちなみに俺達もお呼ばれしたのだが、酒好きでないメンバーも居ることから、一旦屋敷で夕食を摂った後、有志だけでギルド会館へ向かうということで一旦分かれた。


 報酬は一旦冒険者ギルドが預かり、成果の事務的な確認が終わり次第でこちらに引き渡されるとのことだが、今日の分については狩猟メンバー達が奢ってくれるということなので金の心配は要らなさそうだ。


 ついでに二次会をウチの隣にある『魔族居酒屋』の方へ誘導してしまうこととしよう。

 そうすればパーティーの利益がほんの少しだけ上乗せされるし、その後の継続利用にも期待が出来る。



「それで、夕食後に冒険者ギルドへ行くのは俺とセラとルビアと、それからジェシカと精霊様と……リリィも行くのか?」


「いっきまーっす」


「良いけど帰りに寝るなよ、おんぶはしないからな」


「はーいっ、わかりましたーっ」


「ご主人様、私にはお土産の生ハムとかを持って帰って下さい、枕元に靴下を置いておくんで、そこに入れておいてくれると嬉しいですっ」


「カレン、そういうのは冬にやってくれ、あと生モノをプレゼントとして要求するんじゃない、そんなモノ枕元には置けないぞこの時期」


「じゃあ台所に靴下を置いておくのでその中へ入れて貰えれば……」


「ひとまず靴下から離れなさい」



 くだらない話は置いておいて、ひとまず屋敷へ帰り、追加報酬の現物支給として受け取ったシカとイノシシの肉をアイリスに渡しておく。


 さすがに今日食べ切れるような分量ではないため、保存が利くような処置を施して長く堪能することが出来るようにしてくれるらしい。


 後で手伝うからと言って風呂の準備をしていたミラに続き、俺達も久しぶりの森での凄まじい汚れを落とすべく、庭の露天風呂を目指した……魔王の奴、また仲間に入れて欲しそうな顔をしているな。


 だがもうしばらくは正座させておかなくてはならない、戦勝記念祭での徹底的な懲罰が成らなかったため、今この場で可能な限りのお仕置きを継続するのだ。


 ところで魔王の命を狙い、この世界に新たな魔王が呼び出されるキッカケを作ろうとしている深い極まりない個人および団体については、まだここまでは到達してはいないようだな。


 奴等もそこまでの気合を有しているわけではないということだ、近付くだけで気配を察知され、『殺る気』を有しているというだけで犯罪者として処分されかねないこの屋敷に、目的を達するためとはいえ乗り込むような勇気はまだないらしい。


 もっとも数が増えれば、また以前のように『平和的な反勇者デモ』という体裁を取りつつ、実際にはムチャクチャをしてくるようなことがないとも言えないが……まぁ、それは事が起こってから考えよう……



「それで勇者様、『ギルド飲み』へ行く前に研究所に寄らないと、あの武器の詳細について速く知らせる必要があるわよ」


「それと主殿、物体の変化についても報告しなくてはならないぞ」


「チッ、せっかく終わって帰って来たのに、俺達にはやることが多すぎるんだよな、まぁ仕方ないんだが……でもさ、あれは一応リリィの武器として固定されたわけだからさ、研究所に預けるってのは本人が……」


「……私ですか? ダメですよ誰かにあげるなんて、貸すのももうダメです」


「ですよね……」



 庭の温泉の横にリリィが持ち込んだ着替えが入った竹篭の中、その着替えの上にはキッチリと、『相棒』である例の棒切れが珍財している。


 これはまだ当分飽きることがないであろうなといった印象だが、そもそも研究所にこれを預けて、実験の過程でどうのこうので失われてしまう、そういったリスクがないとはいえないのだ。


 もちろんこれが半永久的に使えるものなのか、もしかしたらすぐに効果がなくなってしまうものではないのか、その辺りについてもキチッと解析していく必要があるのだが、やはり失ってしまう可能性があるということの方が大きな問題であろう。


 というかそんなことはリリィが認めないであろうし、研究所へこの棒切れを持っていくこと自体に対し、猛烈な反対をしてくるに決まっている。


 だがこの高価を解析しないことには、量産化の目途が立つことなどないということもまた事実。

 そうなってくると……明日武器屋にて話を聞いてみるか、もしかしたら仕入先がわかるかも知れないかrな……



「みなさ~ん、そろそろお夕飯の準備が出来ますよ~」


「わうっ、今日はシシシカステーキコンビですっ!」


「お~い、慌てるのは構わないが滑ってコケるなよ~」


「はーいっ! とっとっとっとっ」


「私も行こっと!」



 カレンの動きに反応し、自分もということで湯船から出て行くリリィの様子を眺めておく。

 まず体を拭いて、そして一応出かけられるタイプの服を着て、それから……棒切れを腰に帯びたではないか。


 よほど気に入ったらしく、起きているときも寝るときも、たとえ町中であっても、特に関係なくあの棒切れを装備し、いざとなればそれを取り出して戦う構えのようだ。


 まぁ、リリィの武器として扱われているものについては、やはり今日明日中の回収を諦めることとしよう。

 そして明日は午前中から武器屋へ赴き、そこであの棒切れの詳細について、根掘り葉掘り店主から聞き出すのだ。


 そこで情報が得られればそれを辿って、もし何もなければ、それこそ『こういうものが存在している』ということを研究所、および国に対して通報することによって、向こうの費用で捜索をさせることが可能となる。


 もっとも、俺達が情報を伝えたのであっても、国の捜索でそれとおなじものの発見があり、その情報が主体となって大量生産に漕ぎ着けた場合には、銅考えても俺達の手柄は半減。


 どちらかといえば単なる有力情報の提供者として、軽く表彰されたうえにくだらない粗品を受け取って終了というパターンに行き着くであろう。


 そんなものではなく俺達は報酬としての金銭が欲しいのだ、それ以外には要らない……わけではなく現物支給の米や肉、魚であれば欲しいし、お米券、ビール券でも構わないが、とにかくそういった価値のあるものを要求したいところ。


 情報だけ伝えて丸投げするのは最終手段だ、まずは俺達の方でキッチリやるべきことをやってしまわなくてはならない……



「さてと、獲れたて新鮮な肉もタップリ喰らったことだし、もう十分に満足したな」


「えぇ、じゃあご主人様、座っていないで早く飲みに行きましょう」


「というかもう精霊様とジェシカちゃんが門前待機しているわよ、早く行かないと暴れ出しそうな感じで」


「しょうがないな、リリィもほら、骨なんぞしゃぶってないで立て、あと口の周りを拭け」


「うむっ、ではこの伝説の剣士が道中の護衛をしてやろう、我に続けっ!」


「何か役に入り込んでいるわね……」



 危険な棒切れを抜き、それをブンブンと振り回しながら屋敷を出るリリィ、いつもは道中の様々なものに気を取られて歩くのが遅くなりがちなのだが、今日は先頭に立って気合十分で移動している。


 そして腹ごなしも兼ねて冒険者ギルドまで歩いて行くと、狩猟グループのメンバーは既に酒盛りを開始していた。

 まだ始めたばかりという感じだが、リーダーのおっさんは既に泡の出る麦のジュースを3杯ほど飲み干しているようだ。


 そして全員猟師だというのに、最初に頼んだのが枝豆と冷やしトマトだということがわかってしまう皿の内容、本当にそれで良いのかと問いたくなる光景である。


 そんな連中と合流した俺達は、だんだんと酒が回り、今日死んだあの残念なメンバーの話を聞いて笑い、注文票の紙の裏に落書きのようなその似顔絵を描いて囃し立てておく。


 ついでにこれを奴の葬式にしてしまおうと誰かが言い出し、それは良い考えだということで、念仏めいた謎の呪文を皆で唱えつつ、枝豆の殻だの串焼き肉の串だの、対して価値のないものをその『遺影(笑)』の前にお供えしつつ楽しい時間を過ごしたのであった……



 ※※※



「あ~っ、結構飲んだんじゃねぇの、このまま二次会行っとく?」


「良いねぇ、じゃあ店は……」


「ベストな場所があるんだ、魔族が、しかも本来は人族なんて一撃で消滅させる力を持った元魔将とかが、すげぇ格好で接待してくれる夢のような店なんだ」


「良いねぇ、じゃあそこだな」


「ちなみに、おさわりなんぞしたら普通に殺されるからな」


「良いねぇ、実は俺、美女にブチ殺されたい願望があるタイプのドMなんだよ」


「きめぇな、だが最高だ、とにかく行こうぜ」



 既にそこそこの時間となっているのだが、さすがはこういう職業の連中だけあって酒に強い。

 もちろんこちらも負けてはいないのだが、こういう連中は朝まで飲んでもケロッとしている可能性さえあるな。


 で、首尾良く俺達の屋敷の隣にある魔族居酒屋に誘導することが成功したわけだが、その移動中、やはり昼に戦った、というか狩猟グループは戦いを見ていただけなのだが、そこで確認した物体の動きについての話が出る。


 どうやら一般においても、もちろん王都の外へ出ることを希望する者に対する講習などに限定されているのだとは思うが、物体に遭遇した際、向こうがどういう動きをしてくるのかについての知識は多少あったらしい。


 それは俺達やセラとミラの実家がある村へ米の調達に行った部隊の連中が、帰還後王宮に伝えたものがそのまま伝わっており、『基本的にイカの触腕のようなものを伸ばして攻撃してくる』というものである。


 今回はその動きが出なかったどころか、全く異なるふたつのパターン、ひとつは飛び掛かっての攻撃、もうひとつはメンバーの1人を喰らった際の、ジワジワと溶かしながら喰らう攻撃というか捕食を見せてくれたのだ。


 狩猟グループとしてもそれは気になってしまうらしい、もし今後、俺達との予定が合わずに別の護衛と共に王都を出た際、その連中が『情報と違う』物体の動きに対応することが出来るかどうか、それが心配なようだな。


 そんな話をしているうちに目的地へ到着し、時間が時間だけに空いていた奥の座席を全員で陣取ってその話を続ける……



「……まぁ、あの物体は生物じゃないのよね、だから進化するっていう言い方はおかしいと思うけど、変化はしたみたいな? そんな感じだと私は考えているの」


「ふむふむ、では今後もアレが違う動きを見せて、実質強くなっていくようなこともあると仰るんですね?」


「そう、でももしかしたら弱くなるかもだけど……まぁ、そういう変化をした場合には自然淘汰されるでしょうし、そこは生物と同じで強くなり続けるって認識して欲しいわ」


「でもこの武器があれば……余裕で……ZZZZZ……」


「リリィめ寝やがったな、だがここまで来ていれば運ぶのも楽だな、ひとまず寝かせておこう……で、俺達が護衛に付いている分にはもう問題なさそうだよな、ヤバいのはアレか、他の連中のときか」


「そうなんだよ、勇者パーティーならどうにかなるだろうし、筋肉団も当たりだろうし、あとレンジャー部隊とか獣人部隊とか……そこは国の方の護衛しかしないかさすがに」


「あぁ、レンジャー部隊と獣人部隊は一応公務員だからな、国の命令以外じゃ動いたりしないだろうよ、あとは……冒険者ギルドの雑魚冒険グループに当たらないと良いなってところか」



 当然ではあるが、あまりにも弱く護衛として役に立たないような連中は居ない、そもそも護衛としての登録が認められることはないのだ。


 それゆえしっかりとした、ギルドが認めた集団のみが活動しているはずなのだが……まぁ、そういう連中であっても物体の強さを考えれば正直アレだ。


 おそらくこの狩猟グループは俺達の護衛に当たってかなり助かった集団に属しているはず。

 そして今日明日以降、他のモブ護衛を伴って王都から出た連中についての残念な報告が……いやもう入っているようであったな。


 先程まで居た冒険者ギルドの酒場から見える本来業務の受付カウンター、確かそこには何人かの人間が詰め寄り、『○○が帰って来ていないようだ』とか、『今日中に帰還する予定だと周囲に話していたはず』だとか、そういった類の主張をしていたのだ。


 一方受付の方も、護衛として出た『そこそこの戦闘力を有している強者モブ』が、確かに本日帰還として申請をしているのに、帰還の報告は受けていないなどと返していた気がする。


 この程度のことは冒険者ギルドにおいては日常茶飯事であり、おそらく自らの不注意によって、野盗だの魔物だのに殺られて二度と帰還しないであろうと、待つだけ無駄だと笑って終わりになるところだ。


 だが今回に関しては少し事情が異なる、物体が大変に危険なものであるとの認識は共有されており、誰もが細心の注意を払って行動しているはずだし、そもそも敵は物体のみである可能性が極めて高い。


 魔王城から逃げ延び、さらに物体からも攻撃されていない魔族が居たとしても、それは物体の攻撃を躱し、護衛対象を王都に連れ戻ることが出来ると判断された者にとって、容易に回避することが可能な敵であるはず。


 となると帰って来ていないという連中は……やはりイレギュラーな、話と違う物体の動きに対応することが出来ず、護衛対象ごと喰い殺されてしまったということであろう……



「……しかし、これは本当に急激な変化よね、やっぱりおかしいわ、単なるモノの癖にこんなのは」


「だよな、しかしそれについて何かわかるかといえばわからん、調査とか研究とか、そういった何かが必要だぞ」


「じゃあさ、次に森へ行ったときに『お持ち帰り』とかしてみる? 危ないかしら?」


「やべぇだろ普通に、アレがひと粒でも王都の中に入ってみろ、大惨事を巻き起こすぞ」


「確かにね、でもそうなると研究が出来るような人間が、物体に直接触れて確かめるってことも出来なくなるわ、難しいわねぇ……」



 酒を飲みながら、狩猟グループも含めたそれぞれが率直な意見を述べ、明らかに挙動がおかしくなっている物体について、今後どう対処していくべきなのかということを話し合う。


 だが結局答えは出ず、その日は相当な時間となってしまったため解散として、次に狩猟に出る際にはまた連絡すると、そういう話をしつつグループと別れた。


 その際、次は王都北の森ではなく、東側の大型生物、またジャンクではあるが食肉としての文章はすさまじい、オークの肉などをゲットしに、東側のエリアを探索したいとの話を貰ったのであるが……そういえば東は謎な理由で物体が増えたとか何とかであったな。


 この理由もまるでわからないのだが、東側の森林地帯はついこの間、往復で通過した場所であって、その際には特に問題など生じていなかったものが、今になってどうこうというのは気になるところ。


 当該エリアに関して、何かひとつ忘れていることがあるようなないような、そんな気がしなくもないのだが……思い出すことが出来ないため無理に考えるのはやめておこう。


 で、さすがに飲みすぎたということでその日は寝て、翌朝は王宮および研究所を回り、王宮では昨日見た物体の挙動について、研究所では物体討伐の『秘密兵器』となり得る武器についての情報を流す。


 そしてそのまま武器屋へ、つまり例の棒切れを購入した場所へと足を運んだのは、その存在に気付いたカレンと、もちろん俺と、さらに何かヒントを見つけてくれる可能性のあるユリナ、サリナ、精霊様というメンバー。


 奥で暇そうにしていた店主を呼び出し、つい先日の購入品についての質問だということで話を始める。

 どうせ客は居ないし、そこそこの時間話し込んでしまっても迷惑にはならないであろうとの判断だ。


 店主は少し考えた後に話始め、あの棒切れはかなり前に仕入れたものであって、正確な仕入先については覚えていないとのことだが、確か行商人のような女から、他の武器と一緒に一括購入したものであろうとの返答を得た……



「う~む、結局その行商人の女だよな、そいつを見つけ出すことが出来れば何かわかるかも知れないが……」


「無理だと思いますわよ、この王都という人族の町にやって来て、すぐに出て行ってしまうような行商人なんて、それこそ星の数ほど居るに違いないですわ、その中から特定の人物を見つけ出すなど困難ですの」


「だよな、せめてもう一度来てくれれば……まぁ、そいつがその行商人だという確証はないし、単に雰囲気が似ているだけの別人かもだし、そっちの線はもう無理そうだ」


「あとはまぁ、ここの在庫に同じものがないかどうか、それをチェックしていく作業ね」


「うむ、おっさん、ちょっとこの店の在庫を全部見せてくれ、裏に転がっている売れ残りも、もちろん武器防具その他のアイテム問わずだ」


「へいっ、もしお目当てのものが見つかったら……」


「言い値で買い取る……国がな」


「ご主人様はお金ないですもんね」


「コラ、カレンは余計なこと言わないっ」



 ということで探し始めた『伝説の棒切れ類似商品』、急激な変化を遂げているらしい物体に対抗すべく、何としてでもアレと同じ効果を有する武器類を確保しなくてはならない……

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ