戦いの中で
ガオウと彩の戦いは続く
ガオウの力の条件に気づいた彩。
ガオウの一瞬の隙を狙い攻撃し
確かめたのだ。
ガオウはゆっくり彩のほうに体制を整え
話し出した。
「娘だからと油断したか。よく見ている」
「こう見えても私だってエレメンタル使い
だからね。舐めないほうがいいよ?」
「そうだな、それに仲間も来たみたいだしな」
「え?仲間?」
二人が会話をしている時だった。
入り口のほうから「彩!」と呼ぶ声が
して振り向くと綾人達がいた。
「お兄ちゃん!それにリアちゃんとクロウドさん
まで」
「彩、無事か⁈」
「うん、私は大丈夫」
「よかった…ガオウ、お前の相手は俺だ」
そう言って綾人はふらつきながらも戦おうとし
て彩に止められる。
「待ってお兄ちゃん。今は私が戦ってるの」
「だが彩、あいつは強い。お前じゃ危険が」
「お兄ちゃん!自分の妹を信じれないの?」
「!!」
彩の真剣な眼差しを見て綾人は拳を解く。
「わかった。彩を信じるよ」
「ありがとう、お兄ちゃん」
「話しは終わったか?」
ガオウは腕を組み綾人達を見ていた
話しをしている間は攻撃をしようとは
していなかった。
「攻撃してこないなんて、意外と紳士ね」
「ぬかせ、俺はそんなせこいことはしん」
そしてガオウが両手を硬化させる。
「やるならしっかりとだ!特に相手が
強ければな!」
そのまま彩に向かって攻撃する。
彩は両手に火を纏いガードするが
吹き飛ぶ。
だが空中で体制を整えて着地し構える。
「ガオウ、あなたの相手は私がします」
「そうでなくてはな」
お互いに敵同士だが、二人共笑っていた。
そして二人の拳がぶつかる!
強敵にあって二人の間にはある感情ができていた。




