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僕、なぜか幽霊と同居しているんです  作者: 三峰時雨
第二章
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第二章 その2

 空はそこそこ雲が浮かんでいる。天気は下り坂らしいが雨が降るのは今夜未明と言っていたので大丈夫だろう。

 駅の待ち合わせ場所で川内さんと合流して模試試験の会場に向かっていた。夏奈も同伴で。

「夏奈も2年生高校模試やったんですけど、全国8位だったのは今でもちゃっかり覚えています。」

 はぁ!!?

 何なんだこいつは!?優秀校に行ってたり何だリと化け物か!?それよりも上に7人もいるのか…。

「確かここですね。」

 そんなこと考えていたら会場である受験塾のあるビルの入口に着いた。

「夏奈みたいに全国8位になろうなんて思わないでいいです。今の実力を試すテストですので今持てる実力を出してみてください。」

 夏奈はそういう言葉を残すと「夏奈は帰りますね。悠くんは自分で帰ってきてねー。」と言って僕の家に帰って行った。


「さて、頑張ろう。」

「うん。」

 そう言って僕達は中へ入った。


「始めてください。」

 その言葉と同士に冊子を捲った。

 マークシート方式の主要5科目で、数学に関しては少し記述もあるらしい。

 やはり難しい。

 空いている左手で髪をグッと掴んで悩み、少し経って左手を離してみると髪が3本抜け、答案用紙の上に落ちた。

「頑張れ。自分。」そう(つぶや)き今まで学んだ力を振り絞った。

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