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僕、なぜか幽霊と同居しているんです  作者: 三峰時雨
エピローグ
25/25

また、会える日まで。

長くかかってしまいました。お待たせしました。完成です!

 あれから1ヶ月。

 ゴールデンウィークに突入していつもよりも長い連休が始まった。

 葵ちゃんに「水族館に一緒に行こう!」と誘われたので水族館に行くことになっている。

 事実上のデートである。

 しかし、こんなに静かだったんだな…。と夏夜がいなくなってしまってからしみじみと実感している。夏夜が来る前と同じ状況。こんなに静かな世界に僕はいたんだな。

「夏夜だったら水族館行くと知った時点で『デート!?ヒューヒュー』なんて言って、今はルンルンルンルンと音符を辺りにまき散らすだろうなあ。

 …とそんな勝手な妄想をする。

「行ってきます。間違えてもデートじゃないからな。」

 僕はそう言って部屋を後にして階段を降りて、玄関に行ってドアノブに手を掛けた。

 開けたところで「そうだ。」と僕は思い出した。

「夕方の6時ぐらいには帰るよ。だから僕が帰ってくる頃に――

 ――お風呂。沸かしておいて。」

 僕には読まれたという表情を一瞬見せた後「はい!」と元気に答える笑顔な夏夜が見えた。


最後までこの作品に付き合ってくださいましてありがとうございました。また今後ともよろしくお願いします。

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