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勇者の先輩  作者: Mr?.YK.
第一章 新学年、開幕。
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プロローグ 新学期は初日の朝

誕生日に更新とかなんか自分でも何してんだ感が。


久々の投稿は新作です!よろしくお願いします!


朝日が登ったのを身体が感じて、自然と俺の目は覚めた。






ここはユアネシル大陸は約半分を支配するエフガルム帝国が皇都エフラストルム。


千年以上もの歴史を持つこの大都市は、皇城を中心として発展してきた。


ここ2~300年間はこの地が戦場にはなっていないが、それ以前の戦火から城と街を守ってきた複数の城壁。


典型的なピラミッド型階級社会であるこの世界には理にかなっている、城を中心にして円状に区分けされた地区区分。


皇城から、貴族街、商業街、庶民街。








そんな皇都の商業街にある、エフガルム帝国内では上から数えた方が早い部類に入る、マルカティア商店が皇都に構えている本店の三階。


貴族、庶民両方の需要にあわせたありとあらゆる品を扱うが為に、広い店舗部分がさらに一階と二階に広がる地上三階、地下一階建ての建物の三階にある一室。




そこが俺の現在の家だ。


取引や事務専門の『本社』は隣にあるが、表立っての店頭販売はこちらが最大規模なので、必然的に従業員数も増える。


その為に住み込みもしくは泊まり勤務(24時間営業ではないが近辺ではかなり遅くまで開いている部類に入る)の人の為に個室が複数用意されているのだ。




そんな個室のうちの一つ、一人向けの大体六畳といった部屋が俺の個室という事になっている。


窓は南側にあってしっかり太陽の光を取り込む。


そして目下には朝の活気に満ちた大通り。


仕事場へ向かう人々に仕入れや荷運びに大忙しなここ含め周囲に立ち並ぶ商店や運び屋の人々。


そんな人々へ軽食を売りさばく屋台。


ここマルカティア商店もそうだが、仕入れ作業を裏口だけでなく表でも行いつつ軽食販売を行っているところもあり、どこの従業員だろうが割と見境なく選んでいたりする。











そんな大通りの喧騒を横目に俺は支度を始める。




制服に着替えて部屋を出て、3階を使う者達で共用されている洗面所で顔を洗って意識をハッキリさせて、食堂へ向かう。




「おはようございます皆さん」


「おはよう」

「おはようございます」

「おぉ、おはようセルジュ」




既に食堂で食事をしていた皆さんと挨拶する。


大体は俺より年上の方々だが、今年で18歳になる俺より若くして出稼ぎに働いている人も居たりする。


この世界では15歳で成人だが、その後に通うこと前提の学校はあり、俺がそこに通っている生徒本人だったりする。




エフガルム帝国皇立学園。そしてそこが成人からさらに5年通うことをメインにした高等部。


俺は現在そこに通うためにここマルカティア商店で働きつつ住み場所を確保している。


そして今日は新学期初日。新学年でクラスも変更される。






朝食を食べ終え、歯を磨いてから一度自室に戻る。


クラス分け確認と始業式程度しか今日は無いのでさして荷物は無いが、支度を整えて一階へ降りる。




「じゃあ行ってきます。昼には戻るから入れますので」


「わかりました。行ってらっしゃい、セルジュさん」




入口付近でいつも通り指示を出している店長に一声掛けて、迷惑にならないように気をつけながら大通りを歩いていく。











どの世界でも新学期、新学年、新入生、新入社員、新世代………などなど、『新』のつく言葉の季節には様々な思いを馳せる。




賑やかな街並みを学園へと進みながら、俺はそんなことを考え、かくいう俺自身もワクワクしてるな、と自覚するのであった。

さて、始めちゃいましよ学園モノ。


始めてしまったからには書きますよ!ええもちろん今度こそ。多分(おい




次回(第1話)の更新というか更新ペースは週一〜月一です、ガバガバですすみません。


一応毎月5の付く日に月三更新ぐらいはしたいなぁ〜とか思ってそのつもりで書くつもりです(なお信憑性はry)




と、とりあえず今作をよろしくお願いしますm(_ _)m

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