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我が詩の女神  作者: alIsa
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その日

 おはよう 昨日とおんなじ快晴だ

 寝そべったまま 赤い空を認める

 良かった さあ起きて掃除でもするかな

 にしても寒い あんまりだ さあ起きて

 気がつけば 窓はどんより曇り空

 気がつけば 窓はひゅうひゅう木枯らしだ

 しまった寝過ごした まいいや そんな朝


 寿司を食べに行った 休みだもの いいね

 時計を見たら 一一二六(いちいちにろく) いいね

 帰り 東大路を歩いていると

 まっ黄色に茂った イチョウの木を見たよ

 白い空を背景に 濃ゆい黄色

 風に鳴って落ちて 金管楽器の音

 君へのお祝いだろうね そんな昼


 雨が降っている 忙しく やかましく

 でも目をつむれば 聞こえてくるだろう?

 拍手の洪水が 君への祝意さ

 僕がそれを受け取って 君に贈ろう

 拙い詩句で包んでね そんな夜

 僕の寝床は あまりにも寒いから

 今日もミューズと同衾(どうきん)さ 嫉妬するかい?

 僕は心がドキンドキン なんてね

 今日も空気を抱いて寝る そんな夜


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