表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/34

8話 2つの要件

最近、_(:3」∠)_の読み方と意味を知りました。たかざわじゅんすけって読むんですね~前書き・あとがきでで使ってる方たまに見ます。

何書くか迷ったときはこれにしようかな

翌日。蓮が借りている部屋に、国王と2人の男の子がやってきた。


「蓮…体調はどうだ?」

「まぁまぁですね。まだ多少毒の効果があるようですが、会話はできる程度ですので問題はありません。」

「そうか。忙しいときにすまないな。」

「いえ。国王陛下直々の用事とあらば。いつでも。」

「ならいい。それで、要件何だが。」

「はい。何かございましたか?」

「そうなんだ。2つあってな。1つ目、一条家の処遇のはなしだ。今までの行いがそこまでひどかったわけじゃないからな。(人身売買やってる組織とかに比べての話だが)死刑、とまではいかなかった。すまないな。蓮がされたことはゆるされることじゃない。だから、できるだけ重い罰をあたえたんだが…あれでも貴族のトップだからな。上級貴族に下げるのが精一杯だった。本当に申し訳ない。」

「いえ。あの場所から逃れられただけでも十分です。感謝しております。」

「ありがとう。これからはできるだけ蓮に協力する。頼ってほしい。」

「了解です。」


この世界、十二支、上級貴族、中級貴族、下級貴族、上級国民、下級国民、低級民とランクが分かれている。(これは貴族たちの呼び方である。低級民はスラム街などに住んでいる者たちのことだ。)十二支とは十二家のトップ貴族たちであり、王家を支える重臣のことでもある。この中でのトップ3を御三家という。一のつく一条家から三上家までを御三家、同じく一のつく一条家から最後の十二、十二村(とにむら家までが十二支となっていて数字が小さい方がランクが上になっている。


「2つ目だ。これは頼み(?)みたいなもんだが…信頼できる人物を作って欲しい。あと、その人物の中にこの2人を入れてくれ。」

「…彼等は?」

「信用できる身元だ。蓮とちょうど同い年のはずで、色々あって今王宮で生活をしている。」

「会話すらしたことないのでまだわかりませんがとりあえず了解です。」

「よろしく頼むよ。このあとも時々様子を見に来るな。はやく体調が良くなることを祈る。またな。」

「ええ。またいつか。」

ちなみに、上級国民と下級国民は同じくらいの地位で俗に言う平民のことです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ