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1話 反神の呪い子
意外と早く更新できました。読んでくださりありがとうございます。
貴族の家の一室に男の子が住んでいる。彼の名前は一条蓮。7歳だ。一応貴族のトップ(らしい。)の家に生まれてきている。だが、貴族の家に生まれてきた彼でも、鉄格子に入っているのは何故か。
どうやら彼は「反神の呪い子」と呼ばれる存在らしい。反神というのは神に背いた天使のことで、堕ちて反神になったといわれている。呪い子はそのままの意味で、神に対しての怨念を具現化したかんじの子供のこと。黒髪赤目がその証だそうだ。だがそんな彼はのんきにこんなことを考えていた。
(見張りまでつけられて過ごすのはもうなれたけど、流石に大袈裟すぎじゃないかな。1歳の時からここで過ごしてるけど、最近はいつもよりも見張り番の人達も忙しそうにしている。何かあるんだろうか。)
RMの作品をよろしくおねがいします。