表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/45

森永さんの話 その3

前回は「テレビが意外な活用のされ方をしている」、

ということについて書いたが、

実は森永さんには同じような体験がもうひとつある。


ある年の年末に森永さんがテレビを見ていた時のことである。

その番組では京都のお寺を紹介していた。

森永さんはそのお寺に行ったことがあったので、

「ああ、あのお寺だ」と思って見ていたそうである。


すると森永さんの頭の中に声が聞こえてきた。

それは「Yさんの所へ連れて行ってください」、

という意味の言葉だったのだが、その言葉使いが、

絶対に森永さんは使わないような、

とてもていねいな言葉使いだったのだそうである。


それは、その寺にまつられている、

さる、高貴な身分の方の「意識」が言っていたのだった。


森永さんはそのお寺に行ったことがあるので、

それが誰だか知っていたのだが、

日本史の教科書に出てくるくらいの人である。


森永さんは、

「今は年末なので、年が明けてからお連れします」

と答えたそうである。

これで森永さんの話全3話は終わりです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ