14話 親友誕生?
授業が終わり、私はみんなと仲良くなれました。
今は人を寄せ付けないバリアはありません。
みんなでお話しできます。
お休みにはお茶会をして欲しいと言われました。
こちらは勝手に決めれないので、お母と相談です。
いよいよ社交界デビューです。
あの時は4学年からって言いましたが、友達が居なかっかからです。
お茶会の主催はまずは私から始め、順番に上役から呼んでくれる予定です。
友達がいっぱいできた事で私は気持ちがいっぱいです。
「ねぇ、スザンナちゃん。私まだクラスのみんなの名前が覚えきれていないの。すぐに覚えたいの。そうしないと、招待状が出せなくて私困っちゃうの。」
マリアは目をうるうるさせて、困った顔をしてお願いのポーズを取っている。
「先生に頼む?」
スザンナは嬉しそうな顔をして答えた。
「うん。先生のところにいく。一緒について来て。」
「もー、しょうがないなー。」
「ありがとー。」
交渉が成立し先生のところに行く。職員室だ。
「ここが職員室よね。」
「そうね。早く開けて。」
私は深呼吸して、そーと扉を開け覗き込んだ。」
担任のアスリン先生を見つけたが、やっぱり入りにくい。
暫く覗いていると近くにいる先生が声を掛けてくれた。
「どうしたの?誰先生がいいの?」
「あっあの、アスリン先生をお願いします。」
「わかったわ。アスリン先生。小さな子がお呼びよ。」
呼んでくれた。やっぱり嬉しいね。
「せんせーありがとー。」
「おー。お前らどうしたんだ?」
「せんせー、マリアがみんなの名前を覚えたいから、名簿見せて欲しいんだってー。」
「おぉ、いいぞ。」
マリアは紙を受け取り眺めている。
「先生、写すので紙を1枚ください。」
「ほら。」
マリアは紙を貰い床に置く。
「光よ、像を映し出せ、虚像。」
白紙に名簿を写す。
「炎よ、描け、転写。」
「お、おー…、すげーな。さすが開発者のは綺麗だな。」
気になったので、先生に聞くと、どうもこの魔法は、調整が難しく、普通に使うと紙が燃えてしまうそうだ。
簡単に使えるものはそもそも魔力出力が低い人、苦労して使えるのは魔力制御が長けてる人、がそれぞれ適しているらしい。
わたしは小さい頃に登録したので、魔力出力が少ないと思われているらしい。
先生は、私は未だ魔力出力が少ないと思っている。
うん、今度強めの魔法を使ってやろう、と心に誓うのであった。
「凄いねマリアちゃん。色々な魔法を使えるんだね。」
スザンナは興奮していた。
「私は本の虫だから…。」
「本の虫って何?本を食べちゃう虫?」
「ごめん、本ばっかり読んでいるってことなの。」
「凄い!今度一緒に行かせてね。」
図書館に一緒に行く約束もできた。
さぁ、後はお家に帰って親と相談するだけだ。
ごめんね、お父、お母。マリアは頑張るの。色々な事を便利にするの。
だから、これからも苦労するだろうけど宜しくね。
まだ、相談もしてないけど心の中で謝るマリアであった。




