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あした、せんせいにきくこと。

作者: 猫田ねこぴ

ひとつ。


ふたつ。


みっつ。


よっつ。


いつつ。


むっつ。


ななつ。


やっつ。


ここのつ。


とお。


。。。


とう?


。。。。。


まま〜


まま「どうした?」


これのよみかたわかんない。


「10の読み方はね、“とお”。」


とお?


わかった。



ひとつ。


ふたつ。


みっつ。


よっつ。


いつつ。


むっつ。


ななつ。


やっつ。


ここのつ。


とお。


ひとつ。


ふたつ。


ぱぱ『ただいま〜』


あ、ぱぱ。おかえり。


『お〜。算数の勉強してるのかな?』


ねぇぱぱ、これなんてよむの?


『ほうほう。10の読み方は、“とう” だよ。』


「え? “とお” でしょ?」


『僕の思うに、 “とお” じゃなくて “とう” だね。』


「ちょっとぱぱ、私の意見に逆らうの?」


『逆らおうとしてるんじゃなくて、これが僕の意見だよ。』


「あ、そう。わたしは絶対に “とお” だと思うけどね。ぱぱ間違ってても知らないよ。」


『そんなことより僕疲れてるからもう寝るよ。』


「あ、そうやって逃げ


(ドアを勢いよく閉める音)


るんだ。。」







ぼくのこころのなか((あしたせんせいにきくことにしよっと。10のよみかたと、10のよみかたがげんいんで、こおりついちゃったくうきのあたためかた。このふたつ。))

読んでいただき、ありがとうございました。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 最後のところの主人公が大人よりも空気を読んで考えているところが面白かったです。
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