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ヌーヴォー・アヴェニール   作者: 龍槍 椀
この ” 矜持 ” に賭けて
97/111

クロエ 悪意の策謀を知った上で、自分の行く道を決める

 


 まぁ、なんだ、エル達と、ヴェルを、迎えに行こう。 そんで、ちょっと、状況説明しておこう。 状況は、かなり悪いね。 なにせ、ミハエル殿下は、完全に誤解されてるし。 って、云うより、そう、たばかられたんだよね。 まぁね、お爺ちゃんズから渡された『役割』としては、良かったよね。 マリーの事、完全に頭から無くなってるし。



 奴等、今は、私しか見て無い筈だから。



 それに、ほら、お友達みんな、今、青龍大公様の御領地に居るから、今回の事とは完全に切り離されてるし、私だけに、非難が集中するだろうし。 奴等、どう出てくるんだろう。 情報を収集して、戦う準備、始めなくちゃね。 


 でも、その前に、エル達の身の安全を図ろうか。 あの時、あの部屋に居たの、私とグレモリー様だけって、判ってるはずだしね。 彼女達は、先に逃がしちゃおうか。 今夜の事は私の単独犯って事にしとけば、累は及ばない筈だしね。 いや、白龍大公様辺りが、搦めてくるかな?  


 誰も居ない廊下を、テクテク歩いて、マリーのサロンの部屋にいってさ、事情説明を始めたのよ。 残ってた使用人さんに挨拶をして、中で待っててくれた四人に話したのよ。 うん、感情を交えずに、事実関係だけね。 ほら、ミーナと、ヴェルは、そう言った思考方法に慣れてるじゃない。 だから、敢えて・・・そう、言ってみたのよ。 


 案の定、エルとラージェは顔を真っ赤にして怒ってるよ。 で、私はお願いしたのよ。 半分、懇願ね。 エル達には、このまま、黒龍のお屋敷に、帰ってもらう。 今夜、街区から学院に戻って来たのは、私だけって事にしたいの。 ほら、罠を張るなら、餌は必要でしょ?



 沢山は要らないのよ、餌。 奴等の目的は、クロエだから、私だけ居ればいいの。



 ヴェルもね。 でも、翌日、学院に帰って来たって、云う風に、しようよ。 そう、今晩ここに居たのは、あくまで、私だけって事で。 でね、ヴェル、お願いが有るのよ。 暗部の人達に情報の収集。 そのとりまとめを、お願いするわ。 奴らの考えている事は、大体、想像は、付くのだけど……。 




 でも、最悪を想定しないといけないから。




 何処まで、考えているか…… 其処が知りたいの。 知ってれば、色々と対策、打てるしね。 エルと、ラージェが、涙を浮かべながら、突然、口を開いたの。




「嫌です。 帰りません!!」


「私も嫌です!!」




 感情が、爆発したね、エルと、ラージェ。 でも、貴女達は、大事な人なの。 龍王国にとっても、勿論、私にとってもね。 だから、もう、ほんと、お願い。 




「私は…… ずっと、ずっと、クロエ様の御側にお仕えしたいのです。 どんなことが有っても、離れたくないのです。  ” 頼りにしている ” そう、仰って頂いた時、私は……私は……」




 涙を浮かべ、じっと私を見るのよ。 もう、頑固者! 思わず、一緒に居てって、言ってしまいそうになったよ…… ダメだ。 うん、絶対にダメだ。 彼女は、この龍王国の至宝に成れる人だ。 私と一緒に居たらダメなんだよ…… 


 拝み倒したよ。 彼女達の私物は、暗部の人達に運んでもらうし、私の私物だけ残すように、お願いもしたよ。 ほら、あいつ等、絶対、部屋、家探しするからね。 まぁ、その辺は、暗部の人達が上手くしてくれると思うよ。




      納得してくれないかなぁ…… 




「仕方ありませんね……  ―――”命じます。” エル。 貴女は、貴女の為すべき事を成すのです。 エル…… 大好きよ、貴女の事。 いつも、わたくしを、見護ってくれている、貴女の瞳は、私の心を強くしてくれました。 今度は、もっと沢山の人に、その視線を投げてあげてください。 わたくしは、もう、大丈夫です」




 ジッと、真正面から、エルを見つめ返すの。 そう、私には、アレクサス御爺様から与えられた、『役割』が有るのよ。 この『役割』を終える頃には、私は、王都シンダイには居られないわ。 確実にね。 でも、龍王国には居るの。 それも、また『役割』。 エル、そして、みんな、……大好きよ。 貴方達の事はずっと大切に思ってるの。




 だから、こんな事で、傷つけたくないの。




 見返す視線に…… やっぱり、耐えられなくなったのか、エルは、下を向いたのよ。 うん、それでいいよ。 感情では、” 嫌 ” としか、言えないものね。 だから、私も、感情で答えたの。 強い視線の、鷹の目でね。


 頷いてくれた。 泣きながらね。 後は、私が一人で学院に帰って来たって、『噂』流すだけでいいしね。


 さてと、そうと決まったら、準備だね。 私は、取り敢えず、お部屋に帰るよ。 みんなは、このまま、黒龍のお屋敷に戻って、自分の事を大事にしてね。





**********





 お部屋に戻って、もう一回水浴びしてね…… 頭を、” すっきり ” させようとしたの。 魔力の回復回路も、順調に私の魔力を回復してくれてるしね。 あとで、マーガレットに貰った、魔力回復薬、飲んどこうか…… あの、ちょっと、苦い奴。 うん、そうだね。 万全にしときたいしね。




 ベッドに入って、つらつらと、状況を考えたのよ。




 マリーは、ギルバート様と、ご婚約された筈。 と言う事は、お爺ちゃんズの考えていた ” 計画 ” とやらは、最終段階に入っているってことね。 最初の、” 計画 ” だったら、王家の自滅を待つ感じだったよね。 でも、ミルブール国教会が絡んできて、” ヘタ ” を打てば、龍王国が変質してしまって、まがつの地に成り下がってしまう……




 ここまでは、予測は付く……さぁ、ここからだ。 




 奴等、私を排除しようとしてるよね。 今までに何回も…… 単に、消えてくれって。 つまりは、私の「死」を、望んでいるって事ね。 最初は事故。 次は、魔物の襲撃。 今度は、刑罰かな? ほら、国賓待遇の、グレモリー様を害し奉ったって事で…… でも、証拠が無いよね…… でっち上げるか? 


 ” 私は見た! ” って? 弱いよね。 国事犯なら、必ず、グランリーブラ法務大官様が出張でばるよ。 あの方、法典を極めて尊守されるから、綿密に証拠集めされるよ? 私が学院に帰って来たの、夜半だし、当然、グレモリー様が、来る事なんか知らなかったし…… 私が、グレモリー様を、呼び出した様に、捏造するかな…… ちょっと、無理が無いかい? 


 だって、私と、グレモリー様の接点って、アスカーナを介してだけだし…… 今まで、直接の遣り取りなんか、ほとんどして無いし。 ほら、学生会の人達が、ガッツリ、取り囲んでたからねぇ……




      判らん……




 眠れなくって……朝方まで起きてたのよ。 そんで、何時もの時間になったから、眠れないんだったらって、朝の鍛錬、始めちゃったよ。


 七十二通りの剣の型。 ダンスのステップ。 リュートの運指。 そんで、お日様の顔を見てからの、呼吸鍛錬。



 フルセット。



 なんか、落ち着いたよ。 うん。 日課をこなすって、良いね。 考えがまとまったよ。 望まれるのなら、逆手に取ってやるよ。




―――――




 ほら、南アフィカン王国のヴィヴィ妃殿下が、来るって言ってたじゃない。 副王陛下と一緒に見えられたのよ。 もうね、外務寮の人達、ハチの巣、突いたみたいに、走り回ってるよ。 何でも、貿易条約を締結するのに、南アフィカン王国の国王様の名代なんだって。 実質、国王陛下様の御訪問な訳よ。




 そんで、一旦、ミハエル殿下の件は、置いといて、そっちに集中する感じだね。 




 ヴェルが、そう言ってくれたの。 暗部の人達が、色んな所に潜り込んでてね、話を集めた結果だって。 ミハエル殿下、なんか、めっちゃくちゃ、苦虫噛み潰した顔してたって。 そんでも、ヴィヴィ妃殿下の御姿見たとたん、鼻の下伸ばしてたって…… どんだけ……


 それとね、グレモリー様、あいつ等(ミルブール国教会)に、なんか、されたらしく、ボンヤリしてるって。 あぁ……それ、 【 隷属 】と、【 操作 】 の魔法かけようとして、【 隷属 】だけが掛かった状態なんだ…… 抵抗してるね、グレモリー様。 【 操作 】まで、掛かってたら、ボディウス教皇猊下の思った通りの行動するもんね。




   彼女も……戦ってるんだ……




 まぁ、奴らも、其処まで、馬鹿じゃないし、一応、昨日の事を聴きに、法務官様が二、三人来たよ。 でね、答えといた。 辻褄が合う、作った事実・・をね。




「昨夜、突然、グレモリー様がお一人で、みえられて。 少しお話したいと。 わたくしが、何度か襲われた事について、詳しく ” お聞き ”、なされました。 突然、宝珠の御飾りを壊され、拾っておりました所にミハエル殿下が、いらっしゃいました。 何が起こったのでしょうか?」




 法務官様達、顔を見合わせて、困惑してた。 そりゃそうさ、ミハエル殿下の告発とは、全く内容が違うからね。 そんで、昨晩は遅くまで、街区の小さな教会に居た事とか、遅くなったけど、私一人で・・・、学院に帰って来たとか。 そんな事を言っといた。 



 まぁ、裏付を取るだろうからね。 



 普通考えたら、害そうと思って、呼び出すんだったら、自分の部屋になんか、呼び出さないしね。 さぁ、どうだ。 一応、筋は通ってるぞ? 法務官様達、部屋を確認させて欲しいって…… ほらね、やっぱりね。




「どうぞ、御あらため下さいませ。 手紙類は、此方で御座います」




 ニッコリ笑っといた。 ほら……微妙な顔してるよ。 慌てる様なモノ無いもん。 私に来る手紙なんか、黒龍のお屋敷からの「呼び出し状」とか、学院の教授様からの「呼び出し状」くらいしか、無いもの。


 まぁ、なんだ。 それでも、彼等は職務で来てるんだし、出来るだけ、丁寧に対応いたしましたよ! そんでね、法務官様達が、帰った後に、ヴェルがニンマリ笑いながら、私に頭を下げて来たのよ。 やだなぁ……もう! いきなり拘束されるような事なんか、無いわよ。




「お嬢様……感服いたしました」


「あら、法務官様の御仕事ですもの。 龍王国の民として、当たり前の事をしたまでです」


「御意に」




 フフン、って 鼻で笑っといたよ。 でもね、これで、ミハエル殿下、後に引けなくなったよね。 面子、丸潰ししたもんね。 どうするかなぁ…… って、思ってた。




 ―――――




 結局、アルバートル副王陛下と、ヴィヴィ妃殿下には、逢えなかったよ。 お仕事でいらしたんだもんね。 外務寮の人達、この貿易条約に結構、” 力 ” 入っているらしくて、出来る限りをもって、歓待しよう! って事で、フョードル国王陛下、ナタリヤ妃殿下、そんで、アナスタシア王太后様も一緒に、リュウコクに場所を移されたらしいの。 


 王家の別邸での、調印式にしたいらしいよ。 でね、そうなったら、グランリーブラ法務大官様も、法務官御一行様達と、随行されてなくてはならないからね。 すんごい、大行列だったって。 お外に出て無いから、見て無かったけど、逐一、ヴェルが報告してくれてた。




    あ~あ、ヴィヴィ妃殿下には、お逢いしたかったなぁ……




 まぁ、そんな、慌ただしい王城ドラゴンズリーチとは裏腹に、私は、学院のお部屋でのんびりさせて貰ってたよ。 うん、色々大変だったし、これから、もっと、大変になる筈だからね。 一通りの騒がしさが、収まって、静かになったから、お庭に出てる事にしたのよ。



 夏の日差しが、気持ちイイね。



 東屋で、お茶してたら、ヴェルが一通の招待状を持って来たの。


「 王太子主催の舞踏会 」 の招待状だったよ。 そう言えば、そんな事、先触れあったよね。 やっぱり、するんだ。 国庫金大丈夫か? 招待状を見てみようかぁ……




 ”招待状: ミハエル王太子殿下主催による、夏の大舞踏会を開催いたします。 上位貴族の方々が、御宸襟ごしんきんに触れられます事を願い、ここに、開催のお喜びを伝え申し上げます……”




 はぁ……もう、国王陛下気取りだ…… でだ、この書き方……上位貴族で、王都シンダイに残っている者は、全員、必ず、出席せよって事だね。 ハイハイ、判りましたよ。



 ん?



 でも、今までだったら、私の事、無視するよね…… なんだ、この違和感。 




「ヴェル……これは、誰から?」


「はい、侍従の方ですが」


「侍従長じゃ無いのね」


「はい。 左様で御座います」


「ふーん……そういう事か」


「なんで、御座いましょうか?」


「ヴェル、あいつら、仕掛けてきたよ」


「……左様で御座いますね。 下調べを……」


「絶対に、”手”は使わないでね。 ”耳” と、 ”目” だけよ」


「御意に」




 ヴェルの目に、剣呑な光が浮かんだよ。 うん、必ず、なんか、やらかすよね、コレ。 はぁ……何だろうね。 法務官、動かしても、芳しくないから、自分の手を下すって事かしらね。 多分、王太子令で、如何にかしようとしてるんだろうね…… もしくは、もう、国王陛下になったつもりで、勅命かな? 




 よくて、国外追放……悪かったら……




 うん、勝負どころだね。 マリーに王権を渡すのなら、本当に、此処が勝負どころだね。 引き延ばせば、引き延ばすほど、龍王国の民に要らない危険が、近寄って来る。 絶対に避けたいよね。 うん、判った。 全力で対処するよ。


 鷹の目になって、その招待状を見詰める私。 心配そうに、その姿をヴェルが、見詰めていたの。 視界の端に、そんな彼が居る。 護衛騎士として、護り切りますって、顔してる…… うん、ゴメン…… 先に、謝っとくね。




 **********




 翌日、早便で、お手紙が来たのよ。 差出人は、アレクサス御爺様。 あははは! さっそくかい!! ヴェルにお願いして、黒龍のお屋敷まで、馬車をお願いしたの。 時間が惜しいからね。 それに、これは、もう、私事ではないわ。 龍王国の命運がかかってるもの。


 パッカポッコ パッカポッコ 馬車は走るの。 何回も通った道。 良く晴れた、夏の日。 日差しが強くて、ロブソン開拓村を思い出してしまうね。 そう言えば、こんな日は、良く川で遊んだっけ…… なんか、懐かしいなぁ……


 黒龍のお屋敷に到着して、一直線に、アレクサス御爺様の執務室に行ったのよ。 僅かな使用人さん達しかいないから、先触れも、なにも無しでね。 私の少し先をヴェルが行くの。 執務室の扉の前で、ヴェルが声を掛ける。




「大旦那様。 クロエ様、御到着です」


「うむ、入れ」




 許可を貰って、部屋の中に入るの。 難しい顔をしているアレクサス御爺様が、どっかりと椅子に腰を下ろしてらした。




「クロエ……状況は、大変悪い。 しかし、お前が眼を引いて居てくれたお陰で、マリーとギルバートの婚約は恙なく終わった。 二人は、暫く、セラフィムの処に滞在する。 ” 計画 ” の事も、伝えるそうだ」


「きっと、驚かれるでしょうね」


「しかし、王家は未だ安泰だ。 フョードル陛下が、王位に居られる限り、変わりはせん。 時は、王太子が即位する時……」


「……アレクサス御爺様」


「なんだ」


「それでは、遅すぎます」


「なに?」


「ボディウス教皇猊下が、龍王国を蚕食します。 彼を止めるのならば、『 今 』しかありません」




 睨み付けるように、アレクサス御爺様が私を見たのよ。 怖い目をされて居るの。 でもね、私だって、鷹の目で見てるから……




「状況は知って居ろう……儂らからの、無茶な願いを良く聴いてくれた。 クロエ……逃げよ」


「ダメです。 最良の選択は、わたくしが、此処に残り、相まみえる事です」




 更にアレクサス御爺様の視線が強くなる。 どうやっても、逃がそうとしてくれて居るのね。 でも、それじゃ、沢山の龍王国の民に不幸が訪れるの。 目の前の危険に背を向け、龍王国の民を危険に晒すのは、私の ” 矜持 ” が、許さないの。





    ” 誇り高く、穢れなく ”





 爺様も、婆様も、父様も、母様も、……危険に背を向けたりはしなかった。 回避できるものなら、とうの昔にしていたわ……でも、私は、敢えて、この道を選んだの。 だって……



 一番、損害が小さい方法なのよ



 アレクサス御爺様が、一枚の精霊誓紙を差し出すの。 ずっと昔、マリオに渡した精霊誓紙。 勝手にどっかに行かないって、精霊様に誓った誓紙…… それをね、【 発火 】の魔法で、燃やしちゃったのよ、私の目の前で。




「逃げよ」


「嫌です」


「死ぬぞ」


「……覚悟は、ずっと昔に。 クロエは……一度、――― 死にます ―――」




 目を見張る、アレクサス御爺様。 私が、何をされようと、しているのか、御存じなのね。 そして、その結果、黒龍大公家に降りかかるであろう、災厄も。




「大丈夫です。 ご迷惑は、お掛けしません。 そして……私は、罠を喰い破ります」


「聞かせて貰おうか……」


「はい……」




 アレクサス御爺様に、私の考えている事を伝えた。 ハンダイ王家に、引導を渡し、王権を失ってもらう、最良の手段を。 そして、ボディウス教皇猊下の目論見を、完膚なきまでに、粉砕する、最良の一手を……




「クロエ……」


「私は、御爺様達の ” 計画 ” の中には、入っていない ” 人の子 ” です。 だから、存分に駒として扱ってもらって、結構です。 しかし、” 計画 ” が上手く行ったなら、わたくしの、「役割」は、駒としての「役割」は、終える事が出来ます。 ……御爺様、これは、わたくしの為でもあるのですよ」




 最後は、ニッコリと笑った。




     アレクサス御爺様




      ゴメンなさい。




       クロエの




        我儘を




      許してください。





ブックマーク、感想、評価、そして、なんと、また、レビューを頂き増したこと、たいへん、たいへん、ありがとく思っております。 とても、嬉しいです。 キャーの声です。(どこかの聖女のようです)

有難くて、涙が出ます。 本当に有難うございます。


物語は、山の頂が見えました。 


クロエの覚悟と、策略。 のるかそるかの一大博打。 丁と出るか、半と出るか。



また、明晩、お逢い致しましょう!!

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