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ヌーヴォー・アヴェニール   作者: 龍槍 椀
ヌーヴォー・アヴェニール 本編 物語の始まり
17/111

クロエ 婚約する





 閣下おじさまから、呼び出しが有った。





「お嬢様。 ウラミル様より御呼で御座います。 王室より親書が届きました後より、大変深刻なご様子で御座います」





【降龍祭】の一週間前だった。 めっちゃ嫌な予感した。 なんか、胃がキュってなってた。 朝、食べた「ごはん」が、口からでそう。 体調不良で、今使ってる、”お部屋”に戻っては……ダメだよね。


 マリオも少々不安がってると思う。 マジ理由が判らん。 ちゃんと、多段重装型猫鎧(最強の飼い猫)標準装備(いつも一緒)で、暮してたから、生活態度で叱られる事は無いと思いたい。


 メイドズの御養育子(はぐくみ)の件にしても黒龍大公翁おじいちゃんの了承で恙なく登録終わってるし、ソフィア王女の、”お部屋” の件は当日に黒龍大公翁おじいちゃんに了承を貰って明け渡したよ? 今は、一階の別の部屋にちゃんとオトナシク暮らしてる。


 周りは近衛龍騎士さんばっかりだし、変な事してないよ。 龍騎士の皆さんに、「愛想」振りまいて、エル、ラージェ、ミーナにちょっと「鍛錬」について教えたり、勉強だって、してたよ。


 だから、判らないのよ。 マリオも、それを知ってるから、心配してくれている。 すんごく胃が痛い。





「お嬢様は、大変、模範的に、お暮しになっております。 別の用件で御座いましょうな」


「別の……なにやら、胸騒ぎがいたします」


「……わたくしも、ですな」





 マリオとは、仲良くなってるよ。 ちゃんと『お嬢様』の皮を被ってる限りはね。 大公家の面子を護るんだよ、私は。 その役割ちゃんと理解してるし。 でも……理解できないのは、今回の呼び出しの理由。





 不安だ。





 ちょっと暗めの長い廊下を抜けて、閣下おじさまの執務室に到着した。 マリオが扉をノックする。





「クロエお嬢様、お連れ致しました」


「入ってくれ」





 相変わらず、渋い声ね。 父様の事、思い出す声なのよ。 いつも、クーちゃん、クーちゃんって呼んでくれた、父様のね。 扉を抜け、礼を捧げる。 一般礼法だね。 





「ウラミル閣下おじさま。 クロエ参じました」


「うむ……まぁ、座ってくれ」


「はい」





 椅子を勧められると云う事は……ちょっと、厄介な事だね。 立ってられない位の衝撃とか……アハハ、あり得る。 いつもと同じ優しい笑顔で目だけ笑ってない、標準装備な閣下おじさま。 さて、鬼が出るか、蛇が飛び出すか……





「【降龍祭】が一週間後にある」


「はい、存じております」


「クロエに参内の要請が来た。 国王様から、【降龍祭】に参加せよとの思し召しだ」


「……あの?」


「皆まで言うな。 【降龍祭】は、王家の秘儀、そこに、なぜ、君がと、思っているのだろう」


「はい」





 閣下おじさまは立ち上がり、私の側まで着て、目線を合わせるためにか、膝を付かれた。ジッと紺碧の瞳で私を見る閣下おじさま。 なんか怖いよ。 でも、しっかりと目を合わせる。 よし、覚悟きまった。





「降龍祭は王族、それも、国王、王妃で行われるのが慣例だ。 現在は、フョードル国王様、ナタリヤ妃殿下、アナスタシア王太后様、フランツ第一王子の御婚約者、エリーゼ=ナレクサ=ブランモルカーゴ白龍大公御令嬢が出席されている」


「はい」


「今年から、クロエの出席が決まった。 資格の問題は解消された。 王家の取った方法は、判るね」




【降龍祭】には、王家の核心人物と次代の御妃様が、出席する。 つまりは、私がその中の一人になると云う事だ。 閣下おじさまの言わんとする事は理解できる。 王家の、それも核心人物に、限りなく近くなるって事。 龍の御子は女性……つまりは……





「……婚約ですか……」


「そうだ。 相手はミハエル第二王子だ」


「……継承権者の婚約者の義務……」


「そうだ。 ……反対はした。 アナスタシア王太后様からの、”強い希望” だそうだ」


「……拒否は」


「出来ない」






「そうです、わ…ね。 ……承り…まし……た」





 目の前が暗くなったよ。 息がしづらい。 浅く、早く……ダメだ、空気が足りない。 頭の芯が冷たくなってきて、手足が熱い…… い、息しなくちゃ… あ、あれ? だから、燭台の光、消さないでよ!





*************





 気が付いたら、医療室に居た。 天井の形で判った。 さんざん見たしね。 ベッドの脇に、閣下おじさまと、マリオと、お爺ちゃん先生がいた。まだ、頭の芯がボーっとしてる。 夢だったらいいなぁ…… あんなにハッキリした夢……見ないよね。





「気が付いたか。 クロエが、衝撃を受ける事は判っていた。 すまない」


「いえ、急な……お話……だったので… クロエは、大丈夫です」


「……大丈夫なわけないだろ。 理解しているよ、君と王家の確執は。 ただね……」





 云いづらそうに閣下おじさまは口籠る。 うん、大体わかるよ。 天龍様の御意思なんだよね。 たしか、私に【降龍祭】に出席するよう、アナスタシア王太后様に強要されてたもんなぁ……でも、去年は呼ばれ無かったよ?





「昨年の【降龍祭】の二の舞はしたくないって所だ」





 はぁ? その意味は、解りません。 目を白黒させて、説明を求めてみた。 ただし、視線だけでね。





「去年の【降龍祭】、天龍様は現れなかった。 御声だけだったそうだ。 国王陛下より聞いている。 天龍様は、大層ご立腹で、願いも何も有ったもんじゃなかったそうだ。 天龍様の御怒りの感情だけが、ヒシヒシと伝わって、アナスタシア王太后様は奏上文を読み上げる事すら出来なかったとな、そうおっしゃった」


「御妃様と、エリーゼ様がいらっしゃったのに?」





 思わず、尋ねてしまった。





「……国王陛下はご存知なんだよ、お二人の龍印が薄い事に」





 黙ってしまった。 龍印が薄い御子に、天龍様はお声を掛けない。 悪い事に、お妃様は、⦅古代キリル語⦆が、物凄く下手。 その上、私は、天龍様自ら「愛し子」って呼ばれたなんて……言えないよね。 でもね、天龍様の気持ちも判る。 ずっと私が、天龍様に魔力を差し出しているのに、その差し出している「人の子」が居ないって……【降龍祭】の意味とか、天龍様の御意思とか、まるっと無視だもんね……そりゃ……怒るよね。 





「今年、クロエが来なかったら、【降臨の間】に御声すら無い……らしい。 直接クロエに語り掛けると、去年の【降龍祭】で、王太后様は、そう云われたそうだ」


「……」





絶句しちゃったよ。 ほんとに? 天龍様も大人げないなぁ……





「国王陛下は焦られた。 古の契約が失われれば、王家の面目は、存在意義が、王権が、消え去る。 国王陛下と、アナスタシア王太后様が話し合われて、今回の事態と相成った。 親書にそう書いてある。 ナタリヤ妃殿下は頑なに拒否されていたようだが、ハンダイ龍王国の存続の為に説得されたようだ」


「……」


「君の参内に関しては、白龍大公も懸念を示されている、王家の係累のほとんども良い顔をしていない。もし……エルグリッドが居たら、きっと、バッサリ切り捨て、君を救い出しているだろうな」


「……閣下おじさまは、狡いです……今、父様の名前を、お出しになるなんて……」


「婚約を受け入れれば、敵陣に単身で乗り込む事になる。 この先ずっと、命の危険すら考えられる」





 私は、息を吸い込んだ。 頭をガシガシ撫でて、深い色になった紺碧の瞳を私に向けた父様を思い出した。 覚悟を決めた人の顔…… そして、次にお逢いした時は、物言わぬ肉塊。 父様は最後まで……最後の最後まで、精一杯戦い抜かれた。 そう、私は、そんな父様の娘だ!





閣下おじさま……わたくしは、父様の最後を、覚えております。 この目に焼き付いております。……私は、エルグリッド=アーサー=シュバルツハントの娘です。 民の為ならば、……ご婚約の件、お受けいたします」





 きっと、こう言った時の私の目は、深く澄み切った紺碧の瞳だったと思う。父様によく似た目だと云われたしね。





「うむ、王家の為では無く、ハンダイ龍王国に住む人々の為に……ハンダイ龍王国、黒龍大公の私・・・・・・からも頼む」


「承りました。 不甲斐ない姿を、お見せして申し訳ございませんでした。 参内の日取りは?」


「【降龍祭】の日。 昼までに婚約式を済ませ、その後に、【降龍祭】に臨む」


「承りました」





 なんか、頭の中がすっきりした。 知らない内に、私はもう、其処まで追い詰められていたんだね。 しかたないね。 やるよ。 やっちゃるよ。 





 ―――――





 なんか、私の雰囲気が怖かったのか、【降龍祭】当日まで、あんまり、みんな喋ってくんなかった。 閣下おじさまも当日まで、この事は伏せるっておっしゃってたし…… まぁ、知らない方がいいよね。 


 王弟レオポルト様がそんな中、お屋敷に来た。私が頂いている、今のお部屋は、龍王国、近衛龍騎士様の屯所横。 ちょっと広めの、士官室みたいなところだった。 もうすぐ、学院の寮生活になるのだからと、黒龍大公翁おじいちゃんと決めた。 この部屋に、いらっしゃったんだ。 王弟様は、すんごく済まなさそうな顔をしていらっしゃる。





「クロエ…」





 悲しそうな目をしている、王弟様。 私の覚悟は、もう決まっております。だから、毅然と勇気をもって、言ってみた。





「王弟様、クロエは大丈夫です。 全部が全部、私に悪感情をお持ちで無い事は、王弟様がいらっしゃったことから判ります。 私は、エルグリッド=アーサー=シュバルツハントの娘であり、カール=グスタフ=シュバルツハントの孫娘ですので、最後まで民の為に生きます」





 一瞬、王弟レオポルト様が口籠った。 でも、流石は修羅場を潜り抜けて来た、実戦指揮官は直ぐに立ち直られた。





「……あまり、思いつめるな。 なんとか、回避しようとしたのだがな。 当日、クロエの護衛は私がする。 宮廷では私が側に着くから、安心するとよい」


「有難うございます。 でも、宜しいのですか?」


「リカルドからも、頼まれた」


「えっ……」


「どうも、雑音が酷いらしい」





 あれ? リカルドって誰だっけかな? なんか、もう、考える事すらめんどくさくなって来たよ。 でもまぁ、やるよ。 波風を立てないようにね。 穏やかな海の様に、凪いだ風の様に、心を静めてね。 うん、頑張る!!






************






 【降龍祭】当日、 今年も晴天だった。


 メイドズはとてもいい仕事をする。 鏡の前の私は、素敵な令嬢になってるよ。 戦装束はとても美しかった。 有難う、勇気百倍だ! 玄関ホールに行くと、心配そうなリヒター兄さまが居た。





「クロエ…父上からお話は聞いた」


「従兄様。 ちょっと、天龍様とお話してきます」


「……そうか。 ちゃんと、今度は、玄関から帰って来るんだぞ」


「はい、お約束いたしますわ」





 ニッコリ笑う。 つられて、リヒター様も微笑まれた。 うん、ちゃんと玄関から帰って来るよ。 逃げ出さないよ。 黒龍大公家の面目って奴、みせつけてやんよ! 其処に馬車が来た。 豪華なコーチ。 王弟レオポルト様がお迎えに来てくださった。 





「さて……出陣だな」


「王弟様……」


「判っている。 護り切るから、安心いたせ」


「宜しくお願い申し上げます」





 なんか、悲壮感凄いね。 ちょっと行って、ご挨拶して、天龍様と話して帰って来るだけ。 簡単なお仕事な、筈です。 出来るだけ、軽く考えるつもりだったけど、いつの間にか、”無”の表情になってたみたい。





「クロエ、顔が強張ってるぞ」


「……すみません。 慣れないもので」





 必死に笑え! 笑顔の仮面をかぶるんだクロエ! 





「そう、その笑顔の方がいい」





 レオポルト様も、”ニカ”って笑ってくださった。 うん、みんな笑って死地に向かうよね、本気で覚悟した人達は。 あの日の父様と、爺様みたいに。 とってもいい天気の中、王城ドラゴンズリーチへと馬車を進める。王城北門を通り抜けても、馬車は止まらない。 あれ? なんで?





「儂が乗ってるから、内外郭までは、馬車で行ける。 クロエも婚約が成立したら、同じになるよ」


「まぁ、贅沢ですわね」


「まったくな」





 内外郭の車寄せに着くと、衛兵が剣を捧げ、通してくれた。 レオポルト様への敬礼ね。 後に続いて、門をくぐり抜けて、奥へ進む。 此処から先は知らない場所だ。 レオポルト様の足取りは止まらない。もう一つ扉があった。 其処に赤龍大公閣下が立っていた。





「レオポルト王弟様、 やはり、わたくしも、護衛に付きます」


「おう、リカルド! やはり来たな」


「あの者達にクロエの守護者が誰か判ると良いのですが」


「その為の、装備だろ」





 ああ、リカルドって、赤龍大公閣下の事だったのね。 知らなかった。お二人の会話は、何の事か判らなかったけど、赤龍大公閣下は、緋色のクロークに龍の紋章の有る物を着用されていた。 たしか、緋色はハンダイ龍王国 総軍司令官の色……つまり軍権のトップの色だよね。 もし、白色のクロークに龍の紋章だったら、第一から、第五軍団の総指揮だけだもんね。 龍騎士団の指揮権は、その中には入らないって勉強した。


 勿論、全軍の指揮権は国王様にあるんだけど、その権限を赤龍大公家は委任されているんだったよね。 でも、普段は白色のクロークに龍の紋章だったよね。 あぁ、そうか、今、赤龍大公閣下は、全軍を指揮できるよって、示威行動中なんだ。 んで、私を護ろうってしてくれてんだ……申し訳ないね。


 なんか、凄い事に成ってるのね。 も、もしかて、宮廷内でなんかの権力争いでもあったの?


 その扉を抜け、暫く歩くと、謁見の間に着いた。 はぁ……遠かったよ。 前にレオポルト王弟殿下、後ろに赤龍大公閣下。 普通だったら、ビックリの、とんでも状態だね。 見方によったら、完全に国事犯の護送だよね、コレって。 私、生きて、王城ドラゴンズリーチから出られるのかな? なんか、不安になって来たよ。 謁見の間の衛兵さんが扉を大きく開いてくれた。 なにも言わずに中に入る。 


 王室ご一家が中でまってた。


 中央玉座に、鷹揚に、私を眺める、フョードル国王

 玉座右側に、私を睨みつけてる、 ナタリヤ妃殿下

 玉座左側に、微妙な表情で見詰めてる、アナスタシア王太后様

 更にその左側……知らない顔の、豪華なドレスを纏った、なんか、めっちゃ睨んで来る少女が立ってた。


 レオポルト殿下、横にズレて、私は、陛下の前に出る。 かなり緊張してきた。





「恐れ多くも賢くも、国王陛下に置かれましては、ご機嫌麗しゅう御座います。 お召しにより、クロエ=カタリナ=セシル=シュバルツハント参じまして御座います」


「うむ、よく来た。 子細は黒龍より聞いておるな」


「はい」





 黒龍大公家の養女になってたけど、あくまで大公家に所属した者だったから、閣下おじさまは、この場に来れない。 そう、父親で無いから。 だから、婚約式は私一人で来る事になっていたの……もうね、最初から、 ” お前は道具だ ” って言われてるみたいよね。 この国は……どこへ向かってるんだろう。 


 だからか、レオポルト王弟様と、リカルド赤龍大公様が、 ” 護衛 ” として、付いて下さったのね。 これも、きっと閣下おじさまが、お頼みしてくださったに違いないわね。 無事帰れたら、お礼言わなくちゃね。





「うむ、おい、ミハエルは?」


「まだ、此方には……」





 侍従長さんなんか汗かいてるよね。 あぁ……第二王子、この婚約、嫌なんだ。 何となくわかる。 誰だって利用される立場には立ちたくないもの。 でも、一言だけ言わせてほしいなぁ。





 ”貴様!それでも王族か!!” ってね。





 陛下、なんかイライラされてるわね。 小魚食べる? 落ち着くよ? 





「仕方のない奴だ。 時間も押し迫っておる。 書式を!」





 典雅官が、銀のトレイの紫色の布の上に置かれた婚約誓紙を持ってきた。 これに署名するんだ。 





「ミハエルの分は先に書かして置いた。 クロエ、お前の自署を横に並べろ」


「はい」





 有無を言わせないね、流石国王陛下。 この後の【降龍祭】の方がよほど重要なんだろうな。典雅官が私を促し、彼の持ってきた婚約誓紙に自分の名前を書いた。 うん、書いたよ。 真名じゃない、いつも呼ばれて、皆が認識してる私の名前。 エヘヘヘ・・ ちょっと不完全になるようにね。




【クロエ=カタリナ=セシル=シュバルツハント】 ってね。





 誓紙は真名で書くのが普通。でも、私の場合、書いたら、トンデモな事になる。 だって、クロエ=ハンダイだもん。 完全に王族名だよね。 「真名」だけだったら。 爺様も、父様も足がつかない様に、正式に婚姻の届出してないから、私は、 ” 私生児 ” 扱いなんだよ。 私生児は、母方の家名が付くんだよ。婆様の名前はセシル=ニーア=ハンダイ。 母様は、カタリナ=エバングリュー=ハンダイ。 




 だから、書かない、いや書けない。 




 知ってるのは精霊様達だけ。 それでいい。 あくまで、人の都合なんだもんね。 恙なく婚約式は終わった。 うん、大分異例だけどね。 第一、婚約者の姿が見えない。 別にいいけどね。 形だけだもんね。 全く、十二歳にして婚約者持ち、さらに、それが陛下の次男ときたもんだ。 なんか、もう、別世界に足を踏み入れたって感じだね。 あぁ……開拓村の生活が懐かしい……





何もかも、ぶん投げて帰っていい?



幼年期のお話

クロエは悪役令嬢の条件を揃えてしましました。

これから、彼女は重すぎる役割を背負いつつ、生きて行きます。


ざまぁ・・・書きたいなぁ・・・まだ、前々段階だもんなぁ・・・


因みに、本稿で、終了になる筈の幼年期。 もうちょっと続きます。


一話で15、000文字って、読みずらいったら、ありゃしませんしね。

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