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不審者現る!?
夏。
今日は、とにかく暑い。最高気温を更新する程だそうだ。だが、すぐに全身が冷えるような出来事が学校を包むことを、私達全校生徒は、まだ知らない。
「えー、であるからして___。」
授業中、私は暑さに耐えていた。
___暑すぎるだろここ、冷房位、設置しろよ__。
「じゃ、この問題を片切、解け。」
「はい。」
そう言って、めんどくさそうに、黒板へ向かっていると、
「てめぇら!動くな!!」
突然、不審者が入ってきた。
「「キャーーー!!」」
「なんだよ突然!」
皆、怖がっていた。
「切川 千秋を出しやがれ!さっさとしろや!!」
「し、知らないわよ!」
「そ、そうだ!まず、俺達の年齢なのかよ切川 千秋って!?」
「ごちゃごちゃうるせー!」
うっわー!マジで怖!しかも、私狙い!?
「てか、なんで狙いが、切川 千秋なわけ!?」
「あ?」
ヤッバ!本音が声に!
「俺は、アイツに!切川 千秋に、人生をめちゃくちゃにされたんだよ!」
「ん?それどういう意味?ねぇ、詳しく聞かせて!」
私は、聞いてみたかった、読者の声ってやつを、作者として__