朝崎 百夜
「えー。今から転校生を紹介します。理事長の娘さんで、今日から高校の1年生としてこの学校に入る___。」
「朝崎 百夜(ちょうざき びゃくや)です。職業は、マンガ家をしていて、部活は、文芸部に入部します。」
突然の登場と、しっかりとした挨拶に全校生徒が唖然としていた。しかも、文芸部に入るって言ったよね!?「思います。」とか、「しようと思ってます。」じゃなくて、「します」!?ヤバ!頭が回らないよ。
「よろしく。」
私の頭がパニックになってる間に、私の目の前に百夜さんが立っていた。
「へ?」
「あなた、文芸部の人よね?今日からよろしく。」
「あ、よ、よろしくお願いします。」
すごく冷静な人だなぁ、表情1つ変えないし、すごくかっこいい。
「あの〜、」
「何?」
「マンガ研究部じゃないんですか?」
マンガ家なのに、マンガ研究部じゃないなんて少し変だ。
「あぁ、あのゴミ溜めみたいなところ?いやよ。それなら、文芸ぶの方がマシよ。」
うわー、全校生徒が思っていることストレートによく言えるなー。それは、タブーなのに。
「少しいいかな?朝崎さん。君は、小説ばかり書いている文芸部に入部したいのかな?」
「はい。もう、入部届けかきましたし。」
「「もう!?」」
「えぇ、善は急げですから。」
この人、少し、いやすっごく不思議な人だ。突然こんな時期に転校してきて、初日から文芸部に入部!?
そんなこんなで、朝礼は終了した。
さあ!
出てきました!新キャラ!
百夜ちゃん!この子の所為で色々とこれから主人公へ、ストレスが増幅!?
次を楽しみにしててください!!