表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
19/22

卒業

川切先輩、目線です。

 『これより、桜崎高校卒業証書授与式を、開式いたします。』

静かに始まった、卒業式。私たちの最後の授業__、

 『___、では、卒業生からの、別れの言葉。卒業生代表、川切 咲夜。』

 「はい。」

 『まだ寒空の、残る日に、久しぶりに暖かさが戻った今日、私達、120名の生徒が、無事に、卒業式に出席でき、心よりお喜び申し上げます___。』

 『次に、贈る言葉、在校生代表。片切 千。』

 「はい。」

 『__、120名の先輩方、ご卒業おめでとうございます。私達、2年は、先輩たちの、背中を追い、一生懸命、今日まで、頑張ってきました。__っぅう。その、先輩方が…、今日この場所で、卒業されるのは…、とても、さみしいです…。』

涙声の、千は、目頭に涙をためて、我慢していた。相当辛いらしい、在校生からは、応援の声まで、聞こえている。

 『でも、私達、在校生は、先輩たちの意思を受け継ぎ精一杯頑張っていきます。たまには、遊びにも来てください。これを、贈る言葉とさせていただきます。』

読み終わると、会場には、温かい拍手が、鳴り響いていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ