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しるし2(詩集)

見えないものは見えないんだよ

作者: さゆみ

結局、臍の緒を切られたときから

僕は単体なんだ

もう誰とも繋がっていない

たとえ肉親でも同じ血が流れていようと

ただ赤くて黒くて生臭いってだけで

何か感じるものがあるのだとしたら

愛情とか遺伝子とか言葉に溺れるように

洗脳されているに過ぎない

君のことをいくら愛しても愛されても

引き寄せられない

見えないんだよ

見えない

抱きしめあってもキスしても

何も繋がっていなかったじゃないか

僕は結局、ひとり

ひとり、ひとり、ひとり

もう君は僕のことを思い出そうともしないだろう

さも繋がりがあるかのように見せかける

そんなトリックにどっぷり浸かって

楽しく遊ぶなんて僕はできないから

もしそんな糸が存在していたのなら

どうやって確かめる?

見えないものは見えないんだよ





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― 新着の感想 ―
[一言] 前向きに行こうよさゆみさん……
[一言] 拝見しました。 とても寂しく空しい詩ですね。 自嘲的というより排他的です。 厨二ではないのですが、どこか子どもっぽく独りよがりな気がします。 たぶんそういう心情を表現されたのでしょうね。 …
2014/01/28 22:55 退会済み
管理
[良い点] 結局、臍の緒を切られたときから 僕は単体なんだ という出だしがいいなあと思いました! つながってたい!と思う気持ちが見えなくさせてるのかな?なんて想像しました(^_^)
2014/01/26 17:04 退会済み
管理
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