FREEDOM
掲載日:2026/08/22
わりと俗っぽくなりました。
翼なんかなくたって
うすあかりの満月は星空をころがって
地平線に潜りこむだろ
駄々をこねても手には入らない不幸を
呪う歌だけで濡らした唇じゃ
バラを浮かべたカクテルの魔法も
射程圏外にはずれる
思い描いた世界とのずれに挟まった
身うごきひとつ これが精一杯
思い焦がれた痴情のもつれに絡まった
身じろぎひとつ それであとは知らん顔
なぜか縁があるもので
早あがりの週末に藪蛇を怖がって
市街戦にもつれこむけど
あざになるまで手をほどこさない不始末
苛まれるのも慣れてくこの頃じゃ
海に沈めた太陽のゆくえも
社内恋愛だなんてね
思いどおりの世界など爪で引き裂いた
身ぶるいひとつ そして急展開
思いあがった女豹を蹄で蹴りあげた
見おぼえひとつ これはあとが恐ろしや




