君と怪獣!
「現れました「巨大怪獣ボジラ」です!!」
街に突如として現れた「巨大怪獣ポジラ」
なんと通常兵器が効かないらしい。
「作戦を説明する!今作戦の柱はロミィの活躍にかかっている!」
「どんな生き物にも急所が存在する、奴は♂、狙う場所は金玉だ!」
「わたくし殿方の金玉を打たなくてはいけませんの?」
「ああ、打ってくれ」
シャリオットはイヤそうな顔をしていた。そりゃそうだろ。
「メーテ君は後方から援護射撃だ」
「今日はもうミサイル打ち尽くしちゃったよ」
「なんだって?!」
作戦指揮官がうろたえた
お昼ご飯の時にシャリオットがメーテの給食を食べてしまったのが原因だ
「残りエネルギーも少ないよ」
指揮官はさらにうろたえた
「そんな人類はヤツに蹂躙されるしか道はないのか・・・!」
「とにかくメーテ抜きでいくしかないですわね」
いやまあ、この作戦が追い込まれてるのお前が原因だけどな
「それでその、き・・・金玉はどのような形状をしてますの?」
大丈夫なのかこの作戦は色々と・・・。
「わたしの口からは言えない、恥ずかしいからだ!画像検索をしてくれ!!」
ああAIがろくでもないことに使われてる・・・・。
「嫌というほど目に焼き付けましたわ!!」
せめて睾丸っていってくれよ大人なんだしさ・・・。
シャリオットはポジラの死角から徐々に接近を開始する
「待ってくださいまし、通常兵器が効かないそうですわよね?」
「わたくしの打撃も通常攻撃の域を出ませんわよ?」
「安心したまえ、こんな時に緊急で制作された「ハイドリルアーム」がある!!」
「・・・・・本当に作戦の絵面が最悪ですわね、乙女にこんなことさせるなんて・・・。」
「なあに、この作戦が終わり次第多めにお金を握らせる!!」
「お金の問題ではありませんわ!!」
なんやかんやでシャリオットはポジラのきんた・・・睾丸にたどり着いた。
「今だ!!やるんだシャリオット君!!」
「はあああああああ!!!!!!!」
そのとき上空から声がした
「まて人類よ、その絵面は本当にマズイ」
指揮官が動揺した
「言葉を喋れるのか奴は!!!」
ポジラが続ける
「私はすこし散歩に来ただけだ、もう帰ることにする」
「散歩に来ただけで急所を狙われるのは割に合わない」
ポジラは海の中に消えていった
指揮官が叫ぶ
「勝った!!我々人類の勝利だ!!!」
話聞いてたのかよこのおっさんは・・・!!
「シャリオット君、この作戦は君活躍してないよね、だから金は渡さん!!」
「また金の話ですの?!」
「ああ、世の中金だ!」
こうして政府の懐とシャリオットの純潔は守られた
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あっメーテ!それだけはやめろ!