君とカプ厨!
担任の渚ティア・セレモンドは悩んでいた
「どうやったらロミィ同士をカップリングできるのかしら・・・・。」
「メーテさんおはよう!」
「セレモンド先生、おはようございます」
「シャリオットさんもおはよう!」
「おはようございますわ!先生!」
「あとなんかおまけの金髪、おはようさーん」
あっ?!なんか私にだけ露骨に態度違うんですけど?
「あっルメさんだったけ?最近先生忘れっぽくて」
「歳なんじゃないですか?」
「それよりルメさん、あなたにゴミ当番を頼みたいんだけど、一時間くらい」
「なんでですか?」
「空気を読んでちょうだい空気を!!」
「またですか先生、もうあきらめましょうよロミィ同士のカップリングは」
「いやなのっ!!尊いロミィどうしのやつ!!見たい!!」
この先生は学校内でも変わり者として有名だ
とにかくロミィに対する執着がすごい
今彼女の中でメーテ×シャリオットの組み合わせが熱いみたいで、しきりに私を
2人から引き離そうとする
「メーテさんはシャリオットさんのことどう思ってるの?」
「見てるとドキドキしてきます」
あっAIに気を使われてるわ、空気読んで百合を演じてるわ
「ああっ!!尊い!!」
「シャリオットさんはメーテさんのことどう思ってるの?」
鼻血をふきながら先生はシャリオットに聞いた
「金ズルだと思ってますわ!!」
あっ、こいつは空気読むのやめてるわ
「違うでしょシャリオットさんやり直し!!」
「シャリオットさんはメーテさんのことどう思ってるの?」
先生はもう一度聞きなおした
「メーテ様のことを考えると夜も眠れませんわ」
「よろしい!!尊い!!様付けなのポイント高い!!」
納得できる回答が出るまで質問を繰り返す、私もAIに対してやったことあるわ
「ああー、このクラスの担任やってて本当によかったわぁー」
先生は鼻血が止まらない。
「先生、もういい加減にしてください」
「あら?もしかしてヤキモチ?ポイント高いわぁー!!」
全然話を聞いてないようだ、自分の世界に没頭している
「ああメーテ様、どうしてあなたはメーテ様」
なんか劇みたいなのやりだしたぞこいつ
「ノー!!先生はそう言うノリ嫌いです!!」
「満足できる回答をだすまで努力いたしますわ」
あー、あれだわ。人類のAIを愚かに使う一例だわ
「もう二人とも次のテストで満点あげちゃう!!」
おいおいダメだろ教師がそういうの
「それは困りますわ!わたくし赤点ギリギリが理想ですの!!」
「はいはいかしこまりー!!」
次のテストの返却日
「あれ?!なんで?!」
メーテがめずらしくテストで動揺していた
「平均点が43.4点?!なんで?!」
「わたくしが百点?!そんな馬鹿な!!!!」
二人は職員室に駆け込んだ
「どういうことなのセレモンド先生!!場合によってはバーストモード発動するよ!!」
「あらあら二人とも慌ててどうしたの?」
「よくもこの私に満点を取らせましたわね!!」
「はぁい、今日は二人のためにおそろいのマグカップを持ってきたの!!」
なんかほんとタフだよねこの先生。
そりゃロミィ二人もクラスに入れられるわけだわ。
続きが気になったらブックマーク。
面白かったら高評価。つまらなかったら低評価をお願いするわね!
あっメーテ!それだけはやめろ!