君とLINE!
「今日も授業かー、かったるー」
私こと天野川ルメは大あくびした。まじだるい。
「そんなこと言ってるとテスト悪い点を取ってしまいますわよ?」
赤点クイーンにそんなこと言われたくないよと思った。
しばらくして担任の渚ティア・セレモンドが教室に入ってきた
「今日は転入生を紹介します」
「元テロリストの邪魔田です。ロミィは潰す」
「あっメーテのラリアット喰らったやつですわ!!」
おいおい元テロリストを学校に入れんなよ、頭おかしんじゃないのこの学校・・・。
休み時間、私たちは邪魔田の席を囲んで質問しまくってた
「顔のへこみは直った?邪魔田くん」
メーテはラリアットをかましたことに対して少し罪悪感があるみたいだ
「3針縫った」
「マシンガンに名前を付けるタイプと見ましたわ!!」
「暗黒マジシャン」
「元テロリストってことは今何歳なの?」
「23」
邪魔田は口を開いた
「この前は俺が負けた形になったが次はこうはいかねぇ」
「リベンジマッチというわけですの?」
シャリオットは拳法的な構えを展開した
「おまえらのブラのサイズはすでに把握している」
うわっ!!意味は分からないけれども迫力がすごい発言だ!!
「っていうかロミィはブラ付ける必要ありませんわよ?素体で生活してますし」
・・・・!おい!!実質私のブラが把握されてるだけじゃねーか!!
メーテが叫んだ
「マイケルマーク2!!」
半透明の屈強そうな男が空中に現れた
「今日のお昼ご飯は何?給食室見てきて?」
お前らロミィのメニューはいつも同じだよ!!
「そっちからこねーならこっちから行くぜ?」
邪魔田は小さめのチョコの箱を出した
「俺はきのこの山派だ」
なに?こいつ?さっきからまさか自己紹介してんの?
「ロミィはこの世からすべて消し去る・・・!!」
・・・違うみたいだ。
「俺ははっきり言ってしゃべるのが苦手だ、だからLINEをおしえろ」
なんか勢いが凄いからつい私はLINEを教えてしまった
LINE↓
「この前はマシンガンで教室に乱入しちゃってごめんね」
いや、ごめんじゃすまされねーんだが?
LINE↓
「彼氏はいるんですか?」
いないけど何?!
LINE↓
「お弁当作ってきたんだけど食べる?」
「食べますわ!!」
LINE↓
「LINEで喋ってない!ルール違反!!」
めんどくせーなコイツ!!
っていうかこいつLINEだとよくしゃべるな!!
LINE↓
「式は洋式がいい?和式がいい?」
私は邪魔田のLINEを拒否設定にした。
邪魔田は必死にスマホをいじりまくっているがそのうち泡を吹いて倒れた。
「なんか倒れましたわね・・・」
「保健係はメーテでしょ、行ってきてあげれば?」
「なんかみんな冷たいね」
保健室
「気がついた邪魔田くん」
「ロミィの助けなんていらねぇ」
マイケルマーク2が喋った
「こんなことを言っておりますぞ、とどめを刺すべきだと思われます」
「いや、でも邪魔田くん今日は何も悪いことしてないし」
「甘いですぞ!一度血の味を覚えた獣は二度と元には戻りませぬ!!」
「俺はタケノコの里派には屈しねぇ」
「大丈夫私はキノコの山派だよ?」
「そうか俺と同じ・・・か・・・。」
邪魔田は安心したのかすぅすぅと寝息を立てた。
「いまですぞ!!とどめを刺すのですお嬢様!!」
「だめだよマイケルマーク2!!」
「ええい、私にも肉体があればこのような輩!!」
「ウノですわ!」
「ちっまた負けかー」
メーテが保健室から戻ってきた
「遅いからメーテの分の給食は食べましたわ!!」
「バーストモード」
30発くらいのミサイルがシャリオット目掛けて飛んできた。
シャリオットはひらりとかわし
私に15発ほど被弾した
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あっメーテ!それだけはやめろ!