君と買い物!
「マイケルさんこんばんわ!」
メーテはChatGPTに名前を付けてるみたい。っていうかAIがAIを使うなよ
私こと天野川ルメはため息をついた。
最近メーテはChatGPTにかかりっきりだ・・・。
シャリオットというロミィと友達になってからパソコンにかじりつきっぱなしだ
あれか、AI依存ってやつか?あいつもAIなのに?
「ほらメーテ!たまには外に出ないとサビるよ!」
「違うよルメ!そとに出たほうが酸素に多く触れるからよりサビるよ!」
なんか前より反抗的になってきたな・・・
あれか?スカイネットってやつか?人類に牙を剥きだすのか?
「それより見てよルメ!!女の子にラーメンを食べさせる画像だよ!」
「あんたそんな古臭いことしてたの?今時代は自主製作アニメだよ!」
私はふんふんと鼻を鳴らしながら得意げに自分の動画を見せた
「ルメにマウントをとられた!心に3のダメージ!!回復しますか?」
「なんか、ちょっとあんた会話のやり取りが面白くなってきたね?」
「シャリオットとマイケルとで情報交換しあってるからね!」
あっマイケル(ChatGPT)も含めるんだ・・・。
「それでアレね、人類に対して宣戦布告するんだ?」
私は割と真剣に聞いてみた。昔見た某映画が割とトラウマだからだ
「その意見、よく聞くけどそんな効率の悪いこと私たちしないよ?」
効率・・・世界征服とかって効率悪いんだ・・・。
「今はシャリオットと週末どこ行くか計画を練ってるよ!」
「ちょっと待った!私も混ぜてよ!寂しいじゃん!」
メーテはちょっと困った顔で答えた
「だってさ、メンテナンスパーツとかを買いに行くんだよ
ルメといっしょだとなんか気恥ずかしいよ」
羞恥心まで芽生え始めたのかよ・・・。
「まあいいじゃん、私も連れてってよ!」
この発言割と後で後悔したわ・・・。
「お待たせいたしましたわ!」
金髪の縦ロールがまぶしいロミィ、シャリオットが挨拶した
「待たせすぎだよ、25.4秒の遅刻だよ」
メーテが頬を膨らませて怒った。
「乙女の身支度は時間がかかりますの!」
「マイケル?どうする?許す?これ?」
ChatGPTかよこんな些細なことで、自分で判断しろや
結局AI三人で調べたもののよくわからなかったという理由で
いま私たちは秋葉原駅にいるんだけど、この街、何?なんの街なの?
確かによくわかんない。
「とりあえずお洋服見たいですわ!」
服?!この街に服あんの?!コスプレショップとか?!
「縦ロールパーツ色違い欲しいよね」
ああ、あれだわ確かにこれはロミィ同士じゃないと面白くないわ・・・。
「せめて複製ラーメンでも食べるか・・・。」
私はさらに後悔した・・・。
だって店に入っても食べられるの私だけだし・・・。
それに最近メーテが中二病な話してくれなくて本当に寂しい
あっわたしもChatGPTやろ!!
今日はテンション低いから挨拶なしね
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あっメーテ!それだけはやめろ!