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君と栄養!











少女型ロミィが口を開いた


「博士!しっかりして!」


「儂はもう長くない、しっかり聞くんじゃ・・・」


「うん!」


「ルメの体に封印されし「ベノム アビス」は破壊と再生をもたらす」


「ベノム アビスだね!」


「封印の解き方はルメ自身が知っておる・・・。」


「博士?博士!!」




2050年日本 



AIの技術は急速に発展し、今や街中には人間と同じように


ロミィたちが生活していた






「べwノwムwwアwwビwスw」


私こと天野川ルメは大爆笑した。


「ちゃんと聞いてルメ!「ベノム アビス」は今不安定なの!!」


こいつの名前はメーテ。ロミィとの共同生活プロジェクトで一緒に暮らしているんだ


しかし相変わらず私のじいちゃん関係の話は面白い。


「封印の解き方はあなたが知ってるハズ」


「ベノム アビスさんをwww私がwwwww?!」


さすがにお腹を抱えて笑うわ


メーテは旧式のロミィでしかもじいちゃんのハンドメイド制だ


じいちゃんの影響でものすごい中二病になってるし。


「っていうかじいちゃん生きてるよね?なんで会っちゃいけないの?」


「この計画は極秘プロジェクトなの、下手に動けば私たちはマークされてしまう!」


「誰に?」


「金色の夜叉「ヘルハウンズ」にだよ!!」


「だははww色々統一しろしwwww」


ロミィといっても旧式なうえにポンコツだ、いつもトンチンカンなことを言う


まあ、ほとんどがじいちゃんの中二病のせいなんだけど・・・。


「私お腹すいたからおしゃべりはいったん終了ね」


「そうか!とうとう向き合うんだね!「ベノム アビス」に!」


「はいはいww向きあうことにしとくよwww」





私たちはお昼ご飯を食べにお店に向かった


「おっちゃんいつもの!」


「はいよ!ルメちゃん!」


ここ栄養屋ではさまざまな栄養が摂取できる。おすすめは女性コースBだ


なぜなら値段の割にボリュームが多いからだ。


私は現在高校1年生だ、いわゆる食べ盛りだ


「いっぱい食べて丈夫な子を産むんだよ!」


「おっちゃん!そのセリフはやばいよ!!」


半年後ぐらいにセクハラでこのおっちゃん訴えられるわけだけれども


この国にとって栄養屋はなくてはならない存在になってるから


また再雇用されるわけだけれども。





「はーお腹いっぱい」


さすが女性コースB、私はめっちゃ満足だ


メーテは店の充電ケーブルから電力を補給している


「あっルメ、博士が言ってたよ。私明日から学校に行けって」






「えっ」


いや珍しいことじゃないんだよねロミィが学校通うの


私のクラスにもいるし、癖が超強いけれども



「学校で「ヘルハウンズ」とか言わないでよ?」


「どうして?世界の真実なのに・・・」



学校に通う・・・こいつが・・・?!


すっげー不安なんですけど・・・。





ここまで読んでくれてありがとね!


ちゃんとご飯食べてる?








続きが気になったらブックマーク。

面白かったら高評価。つまらなかったら低評価をお願いするわね!


あっメーテ!それだけはやめろ!

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